交易地ケルディック。
帝国東部、クロイツェン州の北部に位置する交易で栄えた町である。
北にはヴェスティア大森林、南部には大穀倉地帯が広がるのどかだが活気溢れる場所である。
また、大陸横断鉄道の中継地でもあり、帝都と公都バリアハート、更には貿易都市クロスベルを結ぶ拠点としても知られている。
その立地から、ケルディック産の農作物全般を始め、バリアハート特産の宝石や毛皮、大陸諸国からの輸入品が、1年を通して開かれる大市にて商われている。
近郊都市トリスタから導力列車で約1時間というその町に、リィン達は向かっていた。
事の始まりは3日前。
実技テストと称された謎の傀儡との戦闘訓練後に発表されたⅦ組専用のカリキュラム――特別実習。
サラの口から説明されたそれは、A班・B班の2組に分かれ、帝国各地にて指定された課題に取り組む、といった内容のものだった。
そしてリィンが所属するA班のメンバーは、レイル・エリオット・リューネ・アリサ・ラウラを合わせた6名であり、今回指定された実習地が彼のケルディックだったのである。
「うわぁ」
「凄いですね」
「話では聞いていたけど、こんなにも綺麗なのね」
列車に揺られて20分が過ぎた頃、車窓から覗く風景にエリオットとリューネ、アリサが感嘆の声を漏らした。
そこには黄金色に輝く平原が広がっていた。それは牧歌的でありながら、人の目を釘付けにする幻想的な光景に感じられた。
「あれは秋播きのライ麦のようだな」
黄金色の正体を説明するラウラもその光景に目を奪われているようだ。
「この辺りは温暖な気候と肥沃な土地のお陰で二期作を行えるらしいな」
リィンが以前本で見た知識を口にすると、レイルが感心したかのように頷いた。
「その通り。ちなみに特産品の中でもライ麦で作った地ビールが有名だな」
そう言ってレイルは、通路を挟んだ向かいの席で眠るサラへと視線を移した。
特別実習の特性上、実習は学院生のみで行われるものと聞かされていたのだが、初回と言うこともあり、宿に着くまでは同行するとのことであった。
それならばユーシスとマキアスという入学以来の犬猿の仲である2人がいるB班に言った方が、と進言したものの、面倒臭いのを理由に同班のエミナに任せてきたと言う。
そして今、ここ最近徹夜続きと言うことで、穏やかな寝息を立てている。
ただ、先程のレイルの言葉を聞いてしまうと、A班に同行した理由が別にもあるように思えて仕方がなかった。
「って、まさかとは思うが、レイルもそれを目当てにしてるんじゃないだろうな?」
いぶかしむ目で問い詰めると、レイルはさも心外だと言わんばかりに否定してきた。
「馬鹿言うなよ。流石に学院生でいる内は禁酒するっての」
「本当かしらね?」
「おいおい、アリサも信じてくれよ」
「あはは、けど本音は飲みたいんじゃないの?」
「それは……否定しません」
レイルが白状すると、場に笑い声が満ちた。
先週の日曜日。酔っ払ったサラにより年齢を明かされたレイルとエミナ。初めは3つも年上ということもあり、戸惑いを隠せないメンバーもいたが、彼らの持ち前の性格や気質のお陰で、今のように壁を感じさせることなく接することが出来ている。
そんな中、リィンは1人で硬い面持ちをしている人物に気が付いた。
「どうかしたのか、ラウラ?」
「ん? いや、何でもない」
何か考え事をしていたのか、返事もどこか上の空といった感じだったが、すぐに頭を振ってリィンに向き直ってきた。
「少し、緊張していたようだ」
ラウラの言い分は理解出来る。今回が初となる特別実習。リィンにも、そこで何が待ち受けているのかという不安がないわけではなかった。
だが、それでも、先程のラウラの表情は……
――もっと別のことを考えているように感じられた。
特に根拠があるわけではないので、はっきりと違うと断じることが出来ないままでいると、ラウラが意を決したようにリィンの目を見据えてきた。
「とにかく、何が待ち構えていようとお互い“力を尽くす”としよう」
「あ、ああ」
ラウラから妙な気迫を感じ、リィンはただ頷くしか出来なかった。
◆
「う~~ん、よく寝た」
駅舎から出たサラが陽光を浴びて気持ち良さそうに身体を解していく。
その後を追って出てきたリィン達を待ち受けていたのは、のどかな町並みを行き交う人々の群れだった。
「随分と人が多いな」
「殆どの人はあれ目当てだな」
レイルが指し示したのは、一際賑わいを見せている場所だった。
「あれは?」
「ケルディックの名物とも言える大市、よね」
「そうよ。けど、詳しく見て回るのは後にしなさい。先に宿まで案内するわ」
すぐそこだけどね、と言ってサラがさっさと行ってしまう。
遅れないようついて行こうとしたリィンだが、レイルが立ち止まったままなのに気が付き、彼へと呼び掛ける。
「レイル? どうかし――」
だが、言葉は最後まで口に出来なかった。
振り向いた先、レイルはどこか遠くを見詰めている様だった。
リィンがどうしたのかと思っていると、ようやくレイルが振り返ってくる。
「っと、すまない。行こうか」
そして何食わぬ顔で追い越していくレイルに、リィンは我に返り、慌てて彼の背中を追うのだった。
◆
「<紫電>の君……こんな所でお目に掛かるとは。それに……フフ。興味深い雛鳥達の中にまさか彼が紛れているとは」
白の装束を纏った貴族風の男がぽつりと呟く。
「流石は<銀嵐>……危うく感付かれる所だった」
呟きは雑踏に紛れ、男は行き交う人混みの中へと消えていった。
◆
「う~……」
アリサは内心で頭を抱えていた。
というのも、サラに連れて来られた宿酒場<風見亭>に問題があったのだ。
女将のマゴットやウェイトレスのルイセは人当たりが良く、店の雰囲気も酒場を兼ねているのに落ち着いており、アリサの第一印象としては『良い場所』だったのだが、案内された部屋でその印象が吹き飛んでしまった。
一部屋に6つのベッド。
つまり男女で相部屋だったのだ。
マゴットもそれについてはどうかと思っていたらしいのだが、サラの方から構わないとゴリ押しされたらしい。
あの教官は何を考えているのか。
異議申し立てをしようとしたアリサだったが、ラウラに士官候補生としての心構え如何を問われ、渋々納得せざるを得なかったのだ。が、それでも全く気にするなというのは、今の彼女には土台無理な話であった。
――レイルとエリオットは、問題ないでしょうけど……
と、アリサはリィンの様子をそっと窺う。
リィンもアリサと同じく、男女相部屋に困惑しているようだったが、サラが決めたことだと半ば諦めのような納得をしているようで、エリオットと共に苦笑していた。
そんな彼と自分に見舞われたトラブルを、アリサはつい思い出してしまう。
「~~~~っ」
その日の内にわだかまりも解け、その後の生活でも何ら支障はなかったはずなのに、どうして今になってそれを思い出すのか、アリサには自身のこととはいえ、全く理解出来なかった。
ただ、これから大事な実習が始まるのだ。
よく分からない雑念に囚われてミスを犯すへまはしたくない。
1度大きく深呼吸し、気持ちを落ち着かせる。
――ん。大丈夫。
原因は不明だが、精神の安定は取り戻せた。
「さて」
気合を入れ直した所で、アリサはマゴットから受け取った封筒の中身を検めている輪へと加わった。
◆
「……それで、どういうことなの?」
「何か気付いているみたいだけど」
アリサとエリオットに問われ、リィンは自分の考えを纏めていた。
実習内容として渡された封筒の中に入っていたのは、ケルディックの住民からの依頼書と呼べるものだった。
依頼は2種類有り、必須のものと任意のものである。
依頼内容は壊れた街道灯の交換や薬の材料調達、そして魔獣の討伐依頼である。
いわゆる便利屋、といった内容にリィンは思い当たる節があった。
それは先日の自由行動日。生徒会の手伝いとして任された依頼の数々。それらと今回の実習内容の共通点からサラの狙いがおぼろげながらだが見えてきた。
「先の自由行動日、そなたとリューネが行った生徒会の手伝いと関係があるようだな」
リィンと同様の答えに思い至ったラウラが呟くと、首を傾げていたアリサとエリオットがはっと目を見開いた。
「そうですね。あの日の依頼も今回みたいに誰かのお手伝い、といった感じでしたし」
「そして、それらをこなしている内に、トリスタについて詳しく知ることが出来たな」
リューネを補足する様にリィンが続けると、レイルが得心したという風に頷いてみせた。
「つまり、この実習を通してその土地ならではの実情を自分達なりに掴ませるのが目的ってことだろうな」
そのために自分達でどのように行動するのかを決めていかなくてはいけない。
サラの方からも必須のもの以外は別にやらなくても構わないと言われている。
――そういった判断も含めての特別実習、というわけか。
「とにかく、サラ教官の思惑は何であれ、一通りやってみましょうか」
アリサの提案に頷き、リィンは再度実習内容が書かれた書類を拡げた。
「依頼内容は3つ。まずは依頼人に話を聞いて回るついでに町の様子を確認しよう。それからどれを先にこなしていくかを決める、で構わないか?」
リィンの確認に異議を挟む者はいなかった。
かくして、リィン達の特別実習が幕を開けた。
◆
「解析完了! 皆、そいつの弱点は水属性だよ!」
エリオットが導力杖に備え付けられた解析ユニットの結果を告げる。それに応じて、リューネとアリサがアーツの駆動を開始する。
アーツの駆動中は精神を集中させなくてはならないため、2人の動きが止まる。
それを目聡く捉えた大型魔獣――スケイリーダイナが彼女達に狙いを定める。
全長3アージュはあろう巨体が猛スピードで接近してくる。
「リィン!」
「ああ!」
だが、そう易々と相手の思い通りにはさせない。
ARCUSの戦術リンクで結ばれたリィンとラウラが不意を突く形でスケイリーダイナを挟撃する。
リィンの太刀とラウラの大剣が、大型魔獣の肉を裂き、骨を断つ。
予想外の激痛に苦悶の叫びを上げる魔獣。
その隙にリューネとアリサのアーツが駆動を終え、その力を解き放った。
『アクアブリード!』
2人の声が重なり、圧縮された水撃が魔獣を襲う。
鼓膜を破らんばかりの轟音が魔獣の口から放たれる。
エリオットがもたらした解析結果通り、水属性の攻撃が大ダメージを与えていた。
苦痛に喘ぐ魔獣。その巨躯が体勢を崩していく。
「体勢が崩れた! 一気に畳み掛け――」
敵の隙を逃さぬとばかりに、ラウラの号令が大気を振るわせた。
「! 耳を塞げ!」
だが、スケイリーダイナも一方的にやられることを良しとしなかった。
その背びれを震わせた直後、レイルが声を張り上げる。
リィン達はそれに従おうとするも、咄嗟の事で反応が遅れてしまった。そこに魔獣から放たれた怪音波が襲い掛かる。
「くっ!」
鼓膜を震わす音が脳内を揺さぶってくる。不快なその音に、リィン達は思わず怯んでしまう。
◆
その隙を彼は見逃さなかった。
無防備となった人間達に肉薄し、持てる力を以って全身を捻る。
その結果放たれるのは、長大な尾による薙ぎ払いである。
彼達にそれを避ける術はなかった。
故にスケイリーダイナは確信した。
一時は劣勢に追いやられてはいた。
だがこれで、己の勝ちだ、と。
自身に比べ、脆弱な存在が薙ぎ払われていく。
全身を捻っており、その姿は確認出来ない。そして、あまりにも軽過ぎるせいか捉えた感覚がよく分からなかった。
だが、結果は分かりきっていた。
勢いのまま、身体が1回転する。
そして目に飛び込んできた光景に、スケイリーダイナは何が起きたのか理解出来なかった。
人間達が平然とそこにいたのである。
先程と異なるのは、最早誰も耳を塞いでいなかったこと。
そして、銀髪の人間が得物を手にして、悠然と立ち塞がっていたこと。
それが何を意味するのか理解出来なかった。
だが、その直後に訪れた音の正体で彼は理解せざるを得なかった。
どさっと、重い何かが地に落ちた音が聞こえてきた。
遥か先に落ちたそれの正体は……己の尾。
それが視界に飛び込んできた直後、彼の本能が悲鳴を上げた。
◆
「皆、大丈夫か?」
レイルは眼前で怯む魔獣から目を逸らすことなく、背後の仲間達へと声を掛ける。
背中越しに感じる気配は、動揺や呆然といったものだ。その中に負傷に呻く痛苦の声が混じっていないことにそっと胸を撫で下ろす。
その反面で、レイルは冷静に状況を分析し、そして評価を下す。
――まぁ、こんなものか……
ARCUSの戦術リンクにより、道中の戦闘は危なげなく済ませられていた。そしてこの戦いも先程までは完全に優勢に立っていたと言える。
だが、まだ足りない。
戦闘経験の乏しさからか、あるいはARCUSがもたらす恩恵による慢心か……彼らは追い詰められた相手の死に物狂いの一撃を見誤った。
「油断大敵ってことだな」
そう告げて、レイルは太刀を握る手に力を込める。
そして、内なる力を放出し、世界に満ちるモノへ干渉し、己が支配下に置く。
そこで魔獣が我に返ったのか、咆哮を上げ、レイルに襲い掛かろうとしてくる。
だが、レイルは動じずに力の制御に集中する。
戦術リンクで彼女と繋がっているわけではない。
それでも彼は、彼女の動きを把握していた。
そんな彼の横を一陣の風が吹き抜ける。
「はあぁぁぁぁっ!!」
リューネだ。
彼女の拳には光が宿り、燦然と輝きを放っている。
そして、リューネが相手の懐に潜り込み、その拳を下から振り上げる。
「フォトンインパクトッ!!」
打撃と共に爆ぜる光輝が衝撃を生み、軽く見積もっても10倍近くの重さがあるだろう体躯を上空へと打ち上げる。
「サンキュー」
礼を端的に伝え、レイルは太刀を下段に構え、狙いを定める。
刃に集うは流水。それがある形を成したとき、レイルは太刀を振り下ろし、それを魔獣目掛けて解き放つ。
「神薙流剣術水の型・秘技、水蛟!!」
刀身より放たれたのは水によって生み出された大蛇。それが正に生きているかの如く、激しいまでにうねり、空中で無防備となった魔獣へと襲い掛かる。
結果、水の大蛇が魔獣の喉元を抉り、絶命へと追いやった。
◆
「さてと……依頼者への報告も済んだし、これで今日の分は終了だな」
魔獣の討伐依頼を最後に、今日の分は全てこなしたことを確認すると、リィンは一同を見回した。
ARCUSの内臓時計が示す時刻は16時を過ぎたばかりである。
特別実習中の出来事は1日毎に纏めて担当教官に提出すること、と指示を受けてはいるが、そのレポート作成の時間を考慮しても、時間が十二分に余った次第である。
さてどうしようかと考えながら町へと戻ってきたところで、エリオットからの提案が入った。
「それじゃあ、大市を見て回らない? さっきはじっくり見てる暇なかったし」
彼の言う通り、依頼の関係で立ち寄りはしたものの店を1つ1つ見ている時間はなかったのである。
彼の提案には皆異論はなく、特にリューネとアリサが乗り気になってはしゃいでいる。
「まぁ、少しぐらいなら、良いか」
リィンはその様子を見ながら苦笑する。
あくまで自分達は士官学院の実習としてここに来ている。そうである以上遊んでいるわけにはいかないだろう。が、時間に余裕がある上、どのように動くかは自分達に一任されている。
ならば、現地の様子を把握するという名目で、少しばかりの息抜きをしても良いのかもしれない。
「そうと決まれば行きましょうか」
「そうね。帝都とはまた違った品揃えみたいだし、興味有ったのよね」
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
さっさと行ってしまう2人を追い掛けるようにエリオットも続く。
「リューネはともかく、アリサは明らか疲れているようだったが、どこからあの元気が出て来るんだ?」
「女の子ってのは、基本的に買い物が好きだからだろ」
「そういうものなのか」
と溢すリィンだったが、妹も確かにショッピングに熱が入りやすいところがあったと思い返していた。
それが正解なら、本当は気になって仕方がなかったのだろうか。
あるいは――
「……………………」
魔獣討伐後からこちら、ずっと黙したままリィンに射抜くような視線を送っているラウラの雰囲気に耐えかねて逃げ出したかのどちらかだろう。
「なあ、レイル。俺は何かしてしまったのか?」
「あー……想像はついている」
「やっぱり、あの後からだよな」
ラウラの様子が変わったのは大型魔獣討伐の後である。外傷が皆無に等しいこと、大型魔獣を仕留めた神薙の技、そしてその使い手であるレイル。それらの要素で変化の起点は明白なのだが、それがどのように作用して今のラウラの態度に結びつくのか。
リィンにしてみてもレイルが振るう技には思う所があるのは確かである。ただ、ラウラの様子からはレイルに対しての何か、ではなく、あくまでリィンだけに絞られているような気がしてならない。
「まぁ、あれだな。リィンの剣に思う所があるんだろうな」
「え……」
レイルの言葉に、リィンの意識は不意打ちを受けた。
彼の言い分から判断出来ることは、
――レイルも俺の剣に、思う所がある?
どういうことだ、と問いかけようとしたが、リィンの口は寸での所で動きを止めた。
「あ……」
脳裏に浮かぶイメージはかつての記憶だった。
それはまだ幼かったリィンが八葉一刀流を教わる前の――そして、八葉一刀流を学ぶきっかけとなった出来事。
その時の光景がフラッシュバックし、今目の前にいる2人が抱いているであろう疑念と結びつこうとしていた。
「けど……それはお互い様だよな」
そこでレイルがぽつりと呟く。まるで自分の考えを見透かされたかのようなその言葉に、リィンはある想像を浮かべる。
――レイルの剣。
その太刀筋や技について、リィンには思う所があった。
そういう意味では、確かにお互い様と言えるだろう。
「さて、とりあえず俺は仲介役ってことで……そろそろ我慢の限界なんじゃないか?」
考えを巡らせていたリィンを他所に、レイルがラウラへと振り返る。
聞きたいことがあるならどうぞ、とでも言わんばかりのレイルの言葉に、ラウラは意を決して閉ざしていた口を開く。
「リィン、そなた……どうして本気を出さない?」
こんにちは、檜山アキラです。
今回は実技テストすっ飛ばして実習スタートと相成りました。
そ、その分スケイリーダイナ戦は頑張って書いたつもり、ですよ?
難しいなぁ、戦闘描写……
◆鉄血宰相の次回予告コーナー◆
何故、力を求めたのか?
何故、それを手にしたのか?
何故、その力を磨くのか?
そして、何故、その力を振るうのか?
生まれも育ちも流派も違う剣士が3人。
己が力の意義を問い掛ける。
次回、神薙の軌跡『剣士問答』!
次回も貴方の心を――オーバーライズゥッ!!
◆言い訳◆
何でサラの二つ名がフランス語なのにとある方のはスペイン語かって?
だって響きがカッコ良かったんですもの!