嘘です、書けませんでした
今回は神奈子vs諏訪子です。
幽忌の方の戦いが終わった頃神社での戦いは佳境を迎えていた
諏訪子も相手の神も満身創痍といったところだ
「諏訪子とやらなかなかやるじゃないか」
「神奈子もね!!」
諏訪子は鉄の輪を、神奈子はオンバシラを持ち力を込める
お互いにこの一撃で決めようとしているのが周りから見ていても分かる
それくらいの神力を込めている
それは並の妖怪が食らえば跡形もなく消え去るレベルだ
そして二人同時に叫ぶ
「「これで決める(よ)!!」」
ガキィィィィィィン
二人が空中で交差する
切れ味のいい鉄の輪と力の塊オンバシラ
オンバシラは折れ、鉄の輪は砕け散る
最後まで立っていたのは
神奈子だった
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
ん~?あれ?
たしか俺はツクヨミにやられて
_____ってあれはツクヨミ?!何故倒れて......
そういえば俺の傷も治っているし
これはもしかして
『わかっちゃった?僕がやったのさ♪』
やっぱしお前か.......まぁ、今回はピンチだったしありがとう......とだけ言っておいてやる
『素直じゃないんだからさ~どうせ僕も君なんだから言いたいことなんて分かってるけどね♪』
ちっ.......そういうことにしといてやるよ
『しっかし結構疲れたからしばらく休むとするよ。10年くらい』
そうか___っておい、10年て長すぎるわ!ってもういないし..........
そんじゃまぁ、神社の方も終わってるだろうし戻りますかね
ぁ、一応ツクヨミも持っていこうかね
よっこいしょっとぉ
『オヤジか』
うるせぇやい
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
「では、貴女は大和の国の傘下となることを認めるな」
「わかってるわよ」
これで何回目の確認だろうか
さっきから嫌がらせの様に........いや、嫌がらせなのだろう天照が傘下に入ることを確認してくる
そんなことよりツクヨミがいないのは気になる
幽忌の方にいってたら______
「じゃあ後のことは神奈子、お前に任せておく」
「わかりました」
「さらばだ小さき神y『戻ったぞ~』」
いいところに幽忌が戻ってきた
でも何故だろう?幽忌からある筈の無い神力を感じる
(((これは.......ツクヨミの神力だ.....と...)))
大和の神も気付いたようだ
しかし何故他人の神力など........
と思いよく見ると肩に担いでいるのはとても弱っているがツクヨミだ
更によく見ると幽忌の口元には赤い_____
.......!!
空気が変わった
幽忌の方に天照が早足で向かっていく、強烈な殺気を振り撒きながら
早足で近付いた天照は幽忌からツクヨミを取り返して戻ってきた
何やらツクヨミと天照の二人で話しているようだ
会話が途切れ途切れに聞こえてくる
『__じゃあ_____は勝ったの_______た_____神力を_____れて___は?____ら___けた........そう................』
とりあえず幽忌を此方に来させないと
幽忌を呼び事情を聞いたが幽忌もよく覚えてないそうだ
前に向き直ると少し顔色の悪い天照とツクヨミがこちらを見ていた
何故だろう、その二人は心なしか震えているようにみえる
天照が口を開く
そこから放たれた言葉は意外なものだった
「神奈子、ここは貴女とそこの神でやっていくのだ」
「我々にもまだ仕事があるのだ先に帰るぞ」
ツクヨミも早口でそう言うと部屋から出て行った
あの二人に何があったんだろ」
「さぁね?」
思わず口に出していたらしい神奈子が相づちをうつ
戦いに負けたし、ここを出る準備でもしようかな
そう思ってると神奈子から声をかけられる
「諏訪子、あんた祟り神なんでしょ?ここを取られたからって祟られると困る訳さ。あんたは大和の国の洩矢諏訪子としてここにいてもらうからね」
これはかなりありがたい提案だ
これに乗らない手は無い
「わかったわ。でも名前を変えないと洩矢神社のままだと私だけに信仰が入るわよ」
「そうねぇ………名前をどうするか..........」
考えていると横から声が掛かった
空気となっていた幽忌からの提案だった
「名前だったら守矢にすればいいと思うぞ」
「字を置き換えたのか。その発想はなかったよ」
「じゃあそれでいこうか。それじゃあ新しい神社を祝して宴会でも開こうかい」
神奈子の一言で宴会が決定した
早速宴会の準備に取りかかった
私は裏の倉から酒樽をたくさん持ってくる
どんどん開けては飲み干していく神奈子
それを見て笑っている幽忌
こうしていろいろあった一日の夜は更けていくのであった
後半かなり急展開でしたね
これで諏訪大戦は終了です。
次回何書くかは決まってません(キリッ
2,3日ほど掛けて活動報告にて出演キャラ募集します
誰か出して欲しいキャラとかいたらそちらの方にお願いしますm(__)m