東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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遅くなって申し訳ない!!


神社の非日常────コラボ第2回目!!

「........寝てるな」

 

「寝てるなぁ.......」

 

「美鈴........」

 

現在幽忌等3人は紅魔館の門の前で立っていた

起きてると良かったんだが、美鈴はいつも通り寝ていた しかし今回はなかなかレベルが高い寝方をしていた

 

「Zzzz.......Zzzz.........」

 

なんということでしょう!

どこから持ってきたのか、ベッドで寝ているではありませんか?!

いや、何で?

 

「訳がわからないよ?」

 

「俺もだよ」

 

「ホントね♪お仕置きが必要ミタイネ?メイリン?」

 

幽忌と翔が呟くとその隣から世にも恐ろしい声が聞こえて来る

声で分かったが咲夜だ

咲夜は両手にナイフを構えゆっくりと美鈴に近づいていく

 

「Zzzz.........!!敵襲っっ?!ぁ、咲夜さんおはようございます」

 

「オハヨウメイリン、お客様を待たせるとはいいご身分ねぇ?」チャキ

 

「ちょちょちょちょっと待ってください!咲夜さん?!ナイフはダメナイフは!イヤァァァ」ピチューン

 

目に見えて分かるほど怒っているオーラを放ってる咲夜は問答無用と言った風にナイフを全て美鈴に当ててピチュらせていた

てかスペカルール無いのになぜあの音鳴ったし......

 

と、こちらを振り向いた咲夜はいつも通りになっていてクールで瀟洒なメイドとなっていた

 

「迷惑をかけたわね、今日はどちらへ?」

 

「図書館の方にちょっとな」

 

「図書館ね?分かったわ」パチン

 

咲夜が指を鳴らし、幽忌等が気づいたときには既に大図書館の中だった

回りを見れば本、本、本、本で勉強が基本嫌いな幽忌は気分が悪くなってくる

見ると前にある椅子の横に咲夜が椅子を引いて立っている

 

「こちらにお座りください」

 

咲夜がこちらが気付いたのを確認して声をかけてくる

3人は素直にそこに座ると咲夜に手渡されたカップで紅茶を飲む

 

「.....流石だな美味い」

 

「そう言って貰えるなら良かったわ♪じゃあごゆっくり」

 

そう言うと咲夜はまた指を鳴らし消えた

幽忌はカップを置くと二人に向かって言う

 

「ここは見ての通り大図書館だ、たぶんその辺にパチュリーいるだろうから翔は聞いてみなよ」

 

「そうか!じゃあちょっと行ってくるぜ!」

 

「幽忌!俺は紅魔館メンバーに会ってくるぜ!」

 

「じゃあ俺が案内すr『王牙ぁぁぁぁ!!』グハッ」

 

王牙に案内を申し出ようとしたらユウキが幽忌を吹っ飛ばしながら王牙に突進してきた

 

「ユウキちょっと待ちなさいよぉ~っていつぞやの男!」

 

「じゃあフランのところ行ってくるねー!!」

 

ユウキに続いてレミリアも本棚の陰から出てきた

そして王牙を見て驚いている

王牙は丁度良かったと言った風にレミリアの方に歩いていく

ユウキは入れ違うように何処かへ飛び去っていった

 

「この前はどうも、龍神王牙だ。よろしくなレミリア」

 

「ええ、よろしく王牙───とこれからフランの修行行かなきゃいけないからまたあとでもいいかしら?」

 

「手伝えることがあったら手伝うぞ?」

 

王牙が提案するとレミリアは少し悩んだあと小さく頷き図書館のさらに奥へと歩き出す

王牙も勿論そのあとに続く

 

二人が見えなくなると咲夜は掃除があると言ってこの場から去っていった

残ったのは幽忌一人

 

「パチュリー、いつまで隠れてんの?」

 

「人数が減るまでよ....それにしても随分と大人数で押し掛けてきたわね」

 

はぁ、とため息を吐きながらパチュリーが後ろの本棚の陰から出てくる

まぁ、幽忌が来たときはいつもなにかが起こるから煙たがられてもしょうがないのだが

 

「じゃあ俺は翔の方でも見てくるわ」

 

「じゃあ早く行って頂戴」

 

「はいはい....ってリィチェルって何処にいるん?」

 

「はぁ......」

 

パチュリーは再度ため息を吐いて部屋の隅の魔方陣を起動する

しばらく何かの呪文を唱えると魔方陣が蒼い光を出し始めた

それを見てパチュリーは幽忌に声をかける

 

「はい、起動しておいたからそこ乗って。で、早く何処か行きなさい」

 

「おうサンキュー」

 

幽忌は魔方陣に乗ると光に包まれ紅魔館とは違う場所へと飛ばされた

 

 

 




長すぎたため次回と分割~

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