東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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吸血鬼異変終結!!
やっぱり異変の後は宴会だね!!

注意・今回何故か皆キャラがぶっ飛んでいます

今回のコラボ参加者様と作品、参加キャラクター
・高速でゆっくりなペペ様
『東方自然神』より、瀬戸尾凌
・ドラゴ&にとり様
『東方空風録』より、明空翔
・シャイニング様
『恋を知らない少年と幻想世界の少女達』より、龍神王牙
・ゆっくり小傘様
『東方混沌記』より、誇賭世
・多田様
『東方伝記 ~血の呪い~』より、一色虹彩

是非これを読んでくださった方はこちらの小説も見ていって下さいね♪
自分よりももっと面白いですので........



吸血鬼異変終結─────そして宴会へ・・・・前編

「では.....吸血鬼『大』異変解決を祝して、乾杯!!」

 

「「「「「乾杯!」」」」」

 

「全員今日は無礼講だぁぁぁぁ!!はっちゃけろ!!」

 

幽忌の声に合わせて今回の異変の参加者が酒の入ったコップを掲げる

それが終わると同時に幽忌に向かって突進してくる影が一つ

鬼子母神だった.....幽忌はその突進をジャンプしてかわすとそのまま鬼子母神は壁に突っ込んでいった

 

「いててて、幽忌ぃぃぃ!!お主は一体何びきの奴等を狩ったのじゃ?こっちは957匹じゃ!!」

 

「お、おう......大体1000ちょっとだなぁ.......(嘘だけど)」

 

「くっそぉぉぉ!!少し足りんかったか!!しょうがない.......ほらこの酒は飲んで良いぞよ?天狗ども!今日は飲むぞい!!」

 

オオオオオオォォォォォ!!!

 

鬼子母神は背中に背負っているデカイ瓢箪を下ろすとそのまま天狗たちのいる方へ歩いていった 危なかった....

追求されたらオワルところだったぜ

 

それにしてもこの瓢箪.....ヤバそうな匂いがプンプンするぜぇ!!

 

「よし!」

 

「ん?幽忌どうした?って良いもの持ってるじゃんちょっと貰いっと────ぶふぅっ!!の、喉が.....焼ける.......ゴホッ..ゲホッ....」

 

「あれれ~?アッキーどうしたの?」

 

幽忌が誰かをいけn.....犠牲に(あれ?一緒か?)アルコール度数を計ろうとしていると横から顔がほんのり赤い翔が幽忌の前にある瓢箪を取り、一気に飲み干す

結果アルコール度数がヤバイとわかった

翔は現在喉を抑えて転げ回っている

 

 

こ、れ、は、ア、カ、ン

 

 

幽忌は鬼子母神から貰った瓢箪を投げ捨てようと振りかぶった すると後ろから誰かに瓢箪を取られる

 

「おおぉ~これ飲んで翔は転げ回っているのか」

 

見ると凌が瓢箪をじっくり見ている

そして一気に飲み干す

ゴクゴクとどんどん飲んでいく凌に特に変化は無く、むしろ美味い美味いと言っている

 

「凌.....?お前化け物か?(主に肝臓とか)」

 

「いや、神(笑)だな、飲まねぇんならこれもらっていくぞ?」

 

「お、おう別に俺は構わないけど......ちょっと待った、コップ1杯分貰っとくわ」

 

「おう────ほらよ、じゃあ貰っていくぜ」

 

「因みに誰と飲むの?」

 

「王牙と誇賭世だ、アイツら酒強そうだからな」

 

「王牙と誇賭世超逃げて!」

 

「酒ありがとな~」

 

行ってしまったか.......酒強いとか関係ない気がするぞあれは

そう思っていると横で翔が合掌している

 

「王牙と誇賭世の冥福を祈って」

 

「いや、死んでないだろ!」

 

思わず振り向き際にツッコんでしまった

その拍子に後ろの女子陣の会話が耳にはいる

 

「ウチもユッキーと戦いたかったなぁ~」

 

「じゃあ今度戦おうよ!!」

 

「いいね♪」

 

おぉ、コワイコワイ

それからは逃げないとな絶対、悪魔同士の戦いとか死ねるわ

など色々考えていると

 

「隣いいですか?」

 

と横から声がかかる

見ると虹彩が立っている

 

「いいよいいよ、座りなって!あと、そんな丁寧な言い方じゃなくてもいいぞ?」

 

「じゃあお言葉に甘えて........」

 

そう言うと虹彩は幽忌の隣に座り近くにあった酒の入ったコップをあおる

 

さてさて俺はユウキにさっきの酒でも飲ませにいくかな?ってあれここにあった酒は?

 

「翔~ここにあった殺人酒知らない?」

 

「.....ックックック.....フフフ....(ちょいちょい)」

 

「え?後ろを見ろってこ.....と..........?」

 

前に座っている翔に殺人酒の場所を聞いたら笑いを堪えながら後ろを向けと合図を送ってくる

見ると虹彩が白目を剥いて倒れている

 

「ちょぉっとぉぉぉぉ?!虹彩ァァ?!生きてなかったら返事をしろぉ!!」

 

「......ぶはぁっ限界だ.....クックック.....そいつさっき俺が飲んだやつ───お前が探してる殺人酒を一気飲みしやがったんだよ!だははははは!」

 

「笑い事じゃねー!!........もう一回飲ませれば治r『もう大丈夫だ』治ったか!よかったぜ♪」

 

冗談で言ってみたら虹彩がそれは勘弁と言った風に起き上がる

足元がふらついて今にも倒れそうだが大丈夫だろうか.......

ぁ、ユウキが近寄って行ってる

虹彩に飛び付いた......と思ったら虹彩倒れた

 

頭ぶつけてるけど大丈夫か?

 

「大丈夫だ、たぶん問題ない」

 

「いやユウキお前が言ってどうする」

 

「ひとにいは幽忌より優しいしカッコいいもん♪」

 

「またひとにいって.......」

 

虹彩の頭から煙出てるし.......

てかユウキ酔っぱらってるなアイツ、顔が赤くなってるし

 

 

「なぁ幽忌、爆発するもん持ってないか?」

 

「持ってないな、フランがいれば能力コピー出来るんだけど」

 

翔と幽忌は突如湧いて出たリア充を爆破するために裏で小声で話している

進行は難航しているようだ

 

すると神社へまた新しい顔が入って来た

結構な人数でやって来たそいつらは今回の異変の首謀者とその仲間達だ

見ると消し飛ばした筈のリィチェルなんかもいる

 

現紅魔館主のレイ・スカーレットとその妻のリィネ、そしてリィチェルは紫に呼ばれて向こうで正座させられている

なかなかシュールな光景である

 

そして目にはいる新紅魔館組、レミリアと咲夜は臆すること無く真っ直ぐにこちらへ来る

フランは美鈴の後ろに隠れてこちらを見ている

何故だろうか?

 

「貴方が幽忌?弱そうな人間ね」

 

レミリアの一言目でちょぉぉぉぉっと苛ついたなぁ

実力を見せておこうか迷ったが今はまだ時期ではないと判断し適当に流しておくする

 

「ああ、幽忌は俺だ『弱そうだってさ....ぷくく』翔笑うな。で?レミリア・スカーレットさんは何のようで?」

 

「ええ、あの紫色の妖怪が貴方と契約を結ぶように言ったのよ。なんの契約かは貴方に教えてもらえと言っていたわ」

 

レミリアの代わりに咲夜が答える

ほぅ.....と紫の言葉をきっちり聞くと言うのはなかなかいい判断だ

しかし紫よ......めんどくさいこと押し付けやがったなぁぁぁぁ?!今度からスキマババアって呼んでやる!!

 

「ああ、契約っつーのはあれだ........人間を獲って食うなってやつだ」

 

「随分適当なのね?まぁ、いいわ」

 

レミリアが呆れているが気にしない

だって長いこと生きているとそんなのどうでもよくなって来るんだもん

幻想郷の為にしょうがなくやるけどさ?

 

ぁ、翔たち向こういっちゃった

クソつまんねー話すんのかよ!!

っと思っているとレミリアが話しかけてくる

 

「じゃあ私たちは何なら食べていいのかしら?まだあまり知らないから困るんだけど.......」

 

あ、そうかここで紫にパスするのか

思い出してきたぞ!前世の記憶を!

 

「食料はこちらで用意する、紫が──あぁ、あの妖怪ね?アイツが持っていくからそこは大丈夫だ」

 

「ならいいわ」

 

「じゃあ改めて『幻想郷へようこそ』」

 

そう言う幽忌には笑顔があった

 

 

 

 

「それでですよぉ~旦那様ったら酷いんですよ?聞いてます?幽忌さん」

 

「聞いてる聞いてる」

 

あれから紅魔館組が持ってきたワインなるものを空けてから状況が凄いことになった

 

「きゅっとして~~」

 

「そうはさせない!ユウキ参上!ひとにいは僕が守る!!」

 

「守られる俺って........」

 

「ユウキ邪魔するなよぉ!モテ男は爆発する運命なんだよ!!」

 

翔と幽忌の頼みでモテ男(主に天然野郎)を爆破させようとフランに頼んでいたらユウキが邪魔しに来て乱闘に......

美鈴もレイの愚痴ばっかり言ってるし......

レミリアは向こうで『うー☆』ってなってるし......

凌はワイン片手に咲夜を口説いてるし......

まさにカオス!!

 

因みに王牙と誇賭世は向こうで倒れている

近くにいた天狗の話によると、ワインで酔った凌があの瓢箪の酒を二人に飲ませたらしい、結局二人は南無三したらしい

 

どうなるんだよこの暴走具合........

 

「ちょっと水飲んでこよう.......疲れた」

 

幽忌は本殿から出ると鳥居の上に腰掛けスキマから水筒を取りだし口をつける

 

「ふぅ......なんかこの一日だけで凄く疲れたなぁ......ん?あれは」

 

ふと下を見るとゆきなと藍が階段を上がってくるのが見える

ふよふよとのんびりそちらに降りていくとゆきなが気付いた様でこちらに飛んで来る

 

「幽忌様!ご無事で何よりです!!」

 

「どうも、藍さんも今日はお疲れ様でした」

 

「いえ、結界を支えることくらいしか出来なくて申し訳ない」

 

流石は藍、凄く謙虚だ

しかし今回はそれがどれだけ助かることだったか.....

 

「ところで二人は何処へ?」

 

「ちょっと里まで団子を買うついでにお札の補充に行って参りました」

 

「お疲れ様、今日はもう二人とも休んでいいよ♪結界は俺がやっておくからさ」

 

二人は少しの間渋っていたが素直に休みに戻ってくれた

さて、じゃあ結界の修復に全力を尽くしましょうかね

 

 

 

 

こうして夜がふけていくのだった




すいません!一回にまとめようとしたのですが無理でした!!

幽忌「決壊班には休みを与えんとな?」

そうです、その通りですなので休んでもらいやした
その分お前が頑張れよ?

幽忌「おう!」

では次回もゆっくり
幽忌「していってくれよな!!」


追記
キャラ崩壊を盛大にやってしまいました.......申し訳ありませんm(__)m

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