東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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幽忌にとっては異常です


暴走?いや、ノーマルです

あれ?俺は何処にいるんだろう.....

 

目を開けるとそこはついこの間までいた『白い空間』に似た場所だった

『似た』というのはその空間に何者かが生活した跡があるからである

というか前世で見たことあるゲームとかあるし.......てか俺の好きな物ばかり置いてあるんだけどなんで?

 

『その疑問妾が答えてくれるわ!』

 

「うわっビックリした!!」

 

後ろからこの前の自称神のあの幼女が.......

 

『(幼女じゃないと言うとろうが)』

 

こいつ脳内に直接!!ってことで何か用か?

こいつが出てくるってことはめんどい何かがあるんだろうねきっと

 

「そうじゃ。ちょいとめんどくさいことになってな」

 

そーですかって言うかここどこ?

 

「実は....って無視するなー!もういいよ___でここが何処かって?ユウキ・スカーレットの住みかだよ」

 

はぁ?ユウキ・スカーレットって俺の二つ目の名前だぞ?そいつの住みか____ってまさか

 

「そのまさかじゃ、強力な力に最近当てられたじゃろ?それのせいでヤツが生まれたんじゃ。で、ソイツは腹の減りすぎで死にかけたお前を押し退けて今外側にいるはずじゃよ」

 

「それやばくね?そいつの目的は?何のために外側へ?」

 

「腹が減ったからエネルギー補給に行ってるのじゃろう。人間の血か強大なエネルギーかを摂ればもとに戻るじゃろうて」

 

「なら大丈夫そうだね.......よかった」

 

「そいつの性格はアレだがな____戦闘狂....」

 

「ちょっ................諏訪子が危ない!!」

 

っと言ってもここから出れない!!どうなってるんだ?!扉の1つもないぞ!!

そのとき神が残念そうに言う

 

「ここからでる方法は無いよ....残念ながらアイツが戻ってくるのを戻るしかないよ____おおっ言うてる間に戻ってきたぞ」

 

本当だ。奇妙な形の羽を持った俺だ

いつのまにか腹もふくれてるし終わったのか......

とりあえず、何があったのか聞いてみるか

 

「おい、ユウキよ。何をしてきたんだお前は」

『ああ、ようやく会えたね僕......何をしたかって?教えてあげるよ。実は_____』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は遡って戦闘前

 

 

諏訪子side

 

腕の修復が完了して数十秒経つ

幽忌はその場から動かない

 

 

____動くっ!!何処に来る!!

 

 

身構えた私を素通りして、先程切り落とされた私の腕の場所へ向かう幽忌

幽忌はそのまま私の腕に噛みつき食べている

 

今がこの得体の知れないこいつを祓うチャンs_____

 

『___今ならとか考えてるんじゃ無いヨネ?』

 

ギラッっと幽忌の目が光ったと認識した身体の至るところから血が噴き出していた。そして激痛が全身を襲う

 

「ひぎぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

急な激痛に叫び声が出てしまう。マズイ!!こんなに大きな声だしたら_____

 

 

「「諏訪子様ぁぁ今の声は何ですか?!」」

 

来てしまったか......このままだと村の者共と巫女が危ない!どうするか......既に全力で対応してるのにこのままだと____

 

 

 

 

 

 

三人称side

 

幽忌(?)は諏訪子を切り裂いたあと噴き出した血を、文字通り浴びるように飲んでいた

 

そしてそいつは言った

 

『僕は、ユウキ・スカーレットだ。幽忌の腹が減ったときに出てくる幽忌の吸血鬼部分だ。僕の食事の邪魔をするなら容赦はしない』

 

そうユウキが言うと鋭い雰囲気が消え幽忌本体はそのまま倒れた

それと同時に諏訪子も倒れた

 

幽忌達が倒れるとほぼ同時に部屋の障子が開け放たれ巫女と村人が入ってくる

村人が見たのは____

 

真っ赤な部屋

血まみれの諏訪子と幽忌だった




のんびりかいた結果がこれだよw

次回から徐々に諏訪大戦にはいっていきます




感想、批判、指摘等々ありましたら是非お願いします
それぞれがステータスとなり小説の質がたぶん上がります(笑)

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