東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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最近更新できてなくてすんまへん
ネタが無かったんです........

まぁ、あっちを書いてたのもあるんですがねぇ

ってそんなのは置いといて本編へどうぞ~~


信仰の集めかた

現在博麗神社には特殊な結界が張ってある

時間の流れを無視......とまではいかないがあまり受け付けないようになっている

ようするに

 

「不老状態に近いってことだ」

 

「誰に言ってんの幽忌?」

 

「こちらの話だ気にしないでくれ」

 

思わず口に出していた幽忌にユウキがツッコミを入れる

話を戻そう......不老状態と言うのは年をとらないということつまり成長が限りなく遅いということだ

このお陰で幽忌らは若いままいられるのだ(実際は能力も関係している)

じゃあゆきなはどうかって?勿論小さいままである

しかし、修行を積みかなり強くなっている

そこいらの小妖怪程度なら10分も掛からないだろう

 

そんなことは置いといてこんな感じの博麗神社に信仰は集まるのか?

順調に集まっている

 

そして最近、時間の流れが遅い神社内にいると分かりにくいが村が大きくなり里と呼ばれるくらいになったらしい

そんなとき里の長が神社に妖怪退治の依頼を持ってきた

どうやら人間が増えたことで活発になった妖怪が畑を荒らしていて食料不足になっているらしい

 

で、妖怪退治と言ったら........という慧音の判断で神社に依頼が来た

勿論二つ返事で受けた

退治に行くのはゆきななのでいい経験になると思っているからである

当の本人は

 

「妖怪退治ですね!頑張ります!」

 

と既に殺る気満々の様子だ

 

「着替えてきますね!」

 

そういうとゆきなは自分の部屋に駆けていった

 

        ☆   ☆

 

「戻りました!行ってきます!」

 

戻ってきたかと思いきや直ぐにお祓い棒を持って境内から飛んでいった

ちなみにゆきなの巫女服はいろいろ効果を付与してなんとか作り上げた、勿論脇は出していない

お祓い棒はユウキが作ったものに幽忌の霊力を纏わせてあるだけだがかなり丈夫にできている

 

「ぁ、ゆきなに妖怪の見た目とか言うの忘れてた.....まぁ、どうにかなるよね?」

 

やっぱり幽忌は抜けていた

 

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

「えーっと、妖怪は何処どこにいますか?」

 

現在ゆきなは里に入り見回りをしていた慧音に妖怪の特徴や、いる場所について聞いている

 

「君が博麗の巫女だな?なかなかそれっぽくなってきているじゃないか、それで妖怪共だな?奴等は村の裏の畑に群がってる。このままだと里の人が飢えてしまう.....」

 

「畑にいるんですね!わかりました!」

 

慧音の話の途中だったがゆきなは気にせず畑のある方へ急いで飛んでいく

 

「.....だから早めにってもういないか....まぁ、頑張ってくれよ?」

 

慧音はそう呟くと里の巡回に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや~これだけ荒らしておけば人間共も弱って食いやすくなるだろ」

「オレナラアタマカラマルカジリニシテヤルゼ」

「いや、いろいろしてからがいいでしょ....クケケケケ」

 

畑では妖怪20匹程が畑を滅茶苦茶にしていた

ゆきなは臆せず真っ正面から妖怪に向かっていった

 

「何してるんですか貴方達は!!」

 

普段の声からは想像も出来ない声量+言葉に霊力を乗せて放った一言に妖怪共の内大半が怯み動きを止める

そこを見逃す博麗の巫女ではない

 

「人間に!仇成す者なら!叩き!潰す!」

 

一匹一匹に特濃の霊力を込めたお祓い棒を叩きつける

残っている妖怪の内、比較的力の強い者が鋭い爪を出しゆきなを後ろから切り裂く

 

しかし、幽忌特製の巫女服はその程度の攻撃ではダメージは通らない

ダメージがほとんど無いことに気付いた妖怪が逃げようと後ろにとんだ刹那

 

「ハッ!」

 

真一文字に腹をお祓い棒に切り裂かれ倒れた

その後その妖怪が動くことはなかった

 

しばらくすると我に返った残りの妖怪が逃げようと後ろを向き走り出す

それを見送ったように見せかけて後ろから巨大な霊力弾を発射させるゆきな

霊力弾はその大きさに見合わない速度で妖怪に飛んでいきすべての妖怪を飲み込んだらひとりでに崩壊した

 

 

 

 

 

 

 

ゆきなが妖怪を全て討伐して村へ戻ろうとすると

 

「おおぉ!!妖怪がいなくなったぞ!!」

「なんだって?!」

「やったぞ!また農耕が可能になったぞ!!」

 

畑の持ち主であろう里の人が向こうの方で騒いでいる

近寄り畑の安全は確保したと伝えると里の人達はそれぞれ感謝の言葉を言い滅茶苦茶になった畑を耕し始めた

 

そこに突如現れる人影

 

「畑なら俺が戻してやろうぞよ......はぁぁぁ!!」

 

「幽忌様!何をするおつもりで?」

 

ゆきなの質問には答えず両手を地面につけ霊力を流し込む

すると、荒れに荒れていた地面が徐々に直っていき最終的に周辺全部が整地された畑となった

元々あった畑よりもはるかに広くなっていた

 

「これでいいか?」

 

幽忌は呆然としている村人達に声をかける

村人達は我に返ると頭を下げて口々に礼を言う

そんな彼らに幽忌は平然と答える

 

「そんなに礼を言われるようなことはしてないさ」

 

「しかし、何かお礼を........」

 

それでもなお礼がしたいと言う村人を見て幽忌はあることを思い付き提案する

 

「じゃあ博麗神社を信仰してくれないか?そうしてくれれば今度の妖怪退治にすぐに駆けつけてやろう」

 

「そんなことでいいなら是非とも!!」

 

「あともうひとつ......広げた分妖怪のテリトリーに入ってしまうところもあるだろうからそういう場所にはこの札を張っておけ」

 

「わかりました」

 

幽忌は話についていけていないゆきなを抱くとそのまま神社に向かって飛び去った

 

このあとゆきなにいきなり抱くなと怒られた幽忌がいたそうだ




間開けて書いたら無茶苦茶になってしまった!!

幽忌「お前のせいでゆきなに怒られちまったじゃねーか」

それはお前が悪い

ユウキ「ちょっとー今回出させてくんなかったから次回こそ出してよ?」

ど、努力します
じゃあ締めますか

全員「次回もゆっくりしていってね!!」

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