東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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文字どおりです(笑)
慧音先生は何故か霊夢達のことも妖怪だと思ってたし......

戦闘回?向こうでテニスを──グボァ
ボ、ボールが飛んで......グハッ


主が滅された為自動で始まります↓↓↓


村の守護者の誤解と賢者の本気

「上白沢慧音.......原作のどっかで聞いた気が.......」

 

「幽忌様ぁ!前、前!」

 

「ん?うぉっと危ね!!」

 

慧音のことを考えている内に周りが見えていなかったらしい、ゆきなに声を掛けられて慧音に意識を戻す

気付いたら目の前に慧音の拳が迫っていた

 

回避は厳しい......なら相殺だ!!

幽忌は拳をつくり慧音の拳の来るであろう場所に置く

インパクトの瞬間に能力を使い拳の威力を相殺する

 

「妖怪の癖になかなかやるじゃないか」

 

「待ってください!幽忌様は妖怪じゃありません!!」

 

「そうだぞ、俺は神だぞ?あそこの」

 

「だが僅かに妖力を感じるぞ?通すわけにはいかない」

 

二人がかりで説得を試みるがあっさりと跳ね返される

 

って思い出した!能力とかいろいろ!

それで攻めてみるか

 

「神である証拠でも見せてやるよ」

 

「何!じゃあやってみろ」

 

「お前の種族は半人半獸。後天性のワーハクタクで__」

 

「貴様....なぜそれをまさか?!」

 

「__能力は『歴史を食べる程度の能力』と『歴史を創る程度の能力』」

 

「貴様......覚妖怪だな!!」

 

そうきたか!

そっちは考えてなかったわ!

じゃあ最終手段だ!!

 

「ゆーかーりー!!!」

 

空に向かって八雲紫の名を叫ぶ

しかし返事はない.......

幽忌は言葉を変えてもう一度叫ぶ

 

「今すぐ出てこないと供給止めんぞ!!!」

 

待つこと数秒

 

「何よ幽忌......ってあら?貴方は確かハクタクの......」

 

「今度は誰だ!新手か?」

 

「あらあら、知らないのかしら?では名乗っておきましょう........私はこの世界、幻想郷の創設者の八雲紫と申します。そっちが同じく創設者の呪菊幽忌よ」

 

「世界の創設者?嘘も休み休み言いなさい」

 

なん....だと.......?

紫のことを知らないだと?!

紫を見ると黒い笑いを浮かべてる....まさか!

 

「幽忌、自分の身は自分で守るのよ♪」

 

そう言うと紫は右手を持ち上げその場で一回転する

幽忌は身の危険を感じスキマを開きその中にゆきなを入れ別の小さいスキマから外側の様子を覗く

 

 

外ではかなり大変なことになっていた

紫の手が通った直線上の大結界にヒビが入って徐々に崩れてきていた

 

「な、何をしてるんだ貴様は!?」

 

「何ってこの世界を覆っている結界を破壊しているのよ?勿論壊れたら貴方も死ぬわよ♪」

 

「な、なな何をしているんだ!早く戻したまえ!!」

 

「嘘じゃないってわかったわね?」

 

「わかった、わかったから戻してくれ!!」

 

「わかったのならよろしい.......幽忌!出番よ!!」

 

おぉっと、呼ばれたな

しょうがない行くか

 

「ゆきな、ちょっとここで待ってろよ」

 

「わかりました幽忌様!!」

 

幽忌はスキマから出てきて紫に並ぶ左手で新しいスキマを開き左手を突っ込む

手を引き抜くとその手には血塗れで笑っているユウキがあった

 

「オイコラユウキ、約束は守ったんだろうな?」

 

幽忌が緊急時にも関わらずユウキを見て睨みながら問う

ユウキは目を逸らしながら答える

 

「ま、守ったよー会った奴の内8割の奴を殺ってきた」

 

「意味が違うだろ馬鹿野郎!!罰として今回はお前一人で供給しろ」

 

「うぅぅ.......わかったよ。じゃあいくよ紫!」

 

「藍!」

 

「何でしょ.....わかりました」

 

幽忌が崩壊して一番脆そうな場所に妖力を叩き込む

すると崩壊する速度が一気に遅くなる

その隙に紫と藍で結界を修復していく

直りかけの結界に更に幽忌が霊力を流し込み完全に修復する

 

「ちょっとぉ~紫どんだけ壊してるのさ!!妖力が一割も減りそうじゃんさー」

 

「悪かったわね、でもそう言いながらも手伝ってくれるじゃない?特に幽忌は」

 

「折角作ったのに壊すとか有り得ないしさ!!霊力空になりそうだよ!!」

 

文句を言いながらも手伝う幽忌達

そして完全に修復が終了する頃には日が地平線に隠れきりそうになった時であった

結局原因の慧音は始終唖然として固まっているだけだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「幻想郷の新しい仲間にかんぱーい」」」」

 

「か、乾杯?」

 

現在幽忌達は博麗神社にて宴会をやっている

参加しているのは、慧音、紫、藍、幽忌's、ゆきな、(血塗れ)天魔&(傷だらけ)鬼子母神、ルーミア、幽香などの古参最強グループの妖怪らであった

 

慧音が引き気味なのはしょうがないだろうコイツらの歴史を見ても計り知れない強さを持つってことしか計れないだろうし.......

 

 

「ちょっといいか?紫達はわかる......お前ら誰だ?」

 

ゆきなを乗せた幽忌が天魔達の方を向き尋ねる

 

「我の名は鬼子母神。向こうの方にある山の頭領じゃ」

 

「私は天魔と申します」

 

「あれぇ?忘れちゃったの?ルーミアよ♪」

 

堂々と自己紹介をする鬼子母神に丁寧な天魔、ルーミア.......えーっと?誰だっけ?

 

「常闇の妖怪ルーミアよ!!」

 

「コラコラ叫ぶなよルーミア。覚えてるからな、最初に会ったとき俺に惨めに負けたお前のことも」

 

「余計なこと覚えてんじゃないわよ!!」

 

殴りかかってくるルーミアを掴んで勢いのままに外へ投げ飛ばす

そこで幽香が話しかけてくる

 

「こんなことするために私達を呼んだわけでは無いわよね?」

 

「勿論だ。強そうな妖怪を呼んだのはこの契約のためだ」

 

「契約じゃと?」

 

「そう。簡単にいうと、人間と妖怪の共存を目的として出来たこの幻想郷のルールだ。この紙を見てくれ」

 

そう言うと幽忌はスキマから一枚の紙を取り出す

そこには妖怪の行動の制限と破った場合の制裁が書いてある

 

「無闇に人間を殺さない?食事はどうするの?」

 

「最低限はOK。気が立ってるから殺したとかの場合は制裁がくる。あと村への侵入は極力控えること来ても慧音がいるから暴れるのは無理だと思うから」

 

「分かったわ契約書は?」

 

「ここだ」

 

そう言うと幽忌は大きめの紙と小さなナイフを取り出す

そして自分の指を切り、紙に押す

ユウキはいつの間にか寝てしまったゆきなを部屋に運んでいるため幽香にナイフが渡される

幽香も同じように指を切り、紙に押す

次にルーミア、天魔、鬼子母神、最後に紫が押す

 

「契約はこれで終わりだ......今ここにいる奴等が破ればそいつは死ぬ............それは覚悟しておいて貰うぞ」

 

「ええ」

 

「わかりました」

 

「勿論よ」

 

「了解よ」

 

「じゃあ解散!」

 

幽忌がそう言うと紫は藍とスキマに入りかえっていき、鬼子母神と天魔は山の方に飛んで帰っていき、慧音は村が心配だと早足で帰っていった

ルーミアと幽香は、幽忌達とこのあとも飲み続け下らないことを、別れてからの出来事などを話して次の日の昼に帰っていった




無駄に長くなってしまった.......
2話に分けるべきだったかな

幽忌「書いちまったもんはしょうがねぇ諦めろ」

うぃっす忘れます
次回は明後日の投稿かな?
今回はゆきなにやってもらいましょ

ゆきな「じ、次回もゆっくりしてください!!」

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