東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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人間の里っぽいものが出てきます
ついでに言っておきます........
ウチの幻想郷は里とか山とかの配置がが無茶苦茶です
それはおかしいってところがあっても突っ込みは無しでお願いします

では本編へどうぞ~


人間と神

幽忌は今人間達の村に来ていた

ユウキは神社で留守番である

 

博麗神社の神になってから100年とちょっとが経過した

あの頃ここはまだ人間の家が十数件あっただけなのに一気に人口が増えたようだ

 

「おばちゃん、団子3つ頂戴」

 

近くにあった団子屋で団子を買い、歩きながら食べる

刀を腰から下げているせいか妙に視線を感じる

..................

............

........

 

なんだろう?なんか気になる

しばらく村を歩いていたんだが少女がいつの間にかついてきている

いつからついてきているのかは知らないが後ろにいるのだ

幽忌が止まって振り返ってみると少女はこそこそと物陰に隠れる

幽忌が歩き出すとその子も歩く

そんなことをしばらく続けていると少女は疲れたのか歩く速度が落ちてきた

 

流石に可哀想になってきたので近くのうどん屋に入る

そして少女に向かって手招きをする

少女はバレてたことに気付き赤くなりながらもうどん屋に入って幽忌の向かい側に座る

 

「おっちゃん、いつものくれぃ」

 

「おぉ!あんちゃん今日もいくのかい?流石だねぇ」

 

「あと普通の一つな」

 

「わかったよぅ!ちょっと待ってなぁ!」

 

幽忌がよく来るうどん屋だけあってここのおっちゃんは気前がいい

少しくらい無理を言っても笑って答えてくれる

そこでいつものように大盛りと目の前の少女用に普通のを頼む

 

「ぁ...あのぅ.........」

 

「ん?何?」

 

おっちゃんとの会話が終わると目の前の少女が小さい声で話しかけてくる

 

「なんで見ず知らずの私にうどんを奢ってくれるんですか?」

 

「え?お腹減ってるんじゃないの?」

 

「減ってなんかいませ『ぐぅぅ~』........ありがとうございます........」

 

「素直なのが一番いいよ♪で、君はどこに住んでいる子かな?名前は?」

 

「名前は......ゆきなです___親...というより家族はいません.................」

 

「.............じゃあゆきなはどうして俺についてきてたの?」

 

幽忌はちょっとイケナイことを聞いてしまった気がして話を変える

 

「見たこと無い人が歩いていたので......つい」

 

「興味本意ってことか?」

 

「そんなところです......お邪魔だったらすいません」

 

「大丈夫さ、なんならウチn『お待たせしやしたー!いつものと普通のうどんでーす』空気読めよおっちゃーん!?」

 

『はよう食べへんと麺のびるでー』

 

物凄いタイミングで声を掛けてきたおっちゃんに突っ込みをいれながらうどんを食べる幽忌

それを見てポカーンと口を開けている雪那に声をかける

 

「ほは、はほうはへへふとほへははへふほ」

(訳:ほら、はよう食べへんと俺が食べるぞ)

 

「じゃあいただきます.......」

 

 

少年少女食事中

 

 

「おっちゃんご馳走さまー!!代金ここおいとくから!!ゆきな行くよ!」

 

「ご馳走さまでしたぁぁぁぁ!?何処行くんですかぁぁぁ!!落ちるぅぅぅぅ..........」

 

代金をテーブルに置いてゆきなの手を掴んだまま飛び立つ幽忌

道行く人たちが驚いたように見ているが気にしない

一直線に博麗神社に向かい到着する

 

「ゆきな着いたぞ~ってあーやっちまったか」

 

「きゅう...........」

 

気を失っているゆきなを肩に掛け本殿奥の空き部屋に連れていきユウキを呼ぶ

 

「ユウキ~ちょっときてー」

 

「なぁにぃ~?って誰その子」

 

「ちょっと布団敷いといてこの子寝かせるから、それか代わって」

 

そう言うとユウキがこっちに来てゆきなを担ぐ

幽忌は右手でスキマを開け布団を引っ張り出し畳に敷く

そこにユウキがゆきなを降ろし二人で部屋を出る

 

 

「で?あの子は誰で何で連れてきたの?」

 

「実は村行ってきたらさ______」

 

 

 

説明カッツ!!!

 

 

 

「ってことがあったわけよ?把握?アンダースタンド?」

 

「わかったーじゃあ幽忌の巫女さんでもやって貰えば?仮にも神様やってるならさ」

 

ユウキの意外な提案に驚きながらもそれに同意する

 

「じゃあゆきなが起きたらそれも説明しておこうか」

 

「とりあえず寝ようよ」

 

「そうだね......じゃあおやすみ~」

 

「おやすみ~」

 

そう言って二人はお互いの部屋に入っていった

 




今回はのんびり回なので文字数少ないです

幽忌's「Zzz.....Zzz.......」

寝ていますねぇ..........じゃあ今回は自分が

主「では次回もゆっくり見ていってね」

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