東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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今回はシャイニング様とのコラボとなります!
キャラ崩壊は気を付けてますが(ry

いつも通りってことでどうぞ~


ストーリーコラボ(番外編)***龍神 王牙

「「お前誰だ?」」

 

紫がまた遊び半分で開いたのであろうスキマから出てきたのは制服を着こなした幽忌と同じくらいの身長の男だった

 

いきなり目の前に現れた見知らぬ人物を相手にお互いバックステップで距離をとり得物を構え戦闘体制をとる

 

「名前を聞くときはまず自分からだな......俺は、呪菊幽忌だ」

 

「俺は、龍神王牙だ......悪かったな敵意を向けて」

 

お互いに自己紹介をして警戒を解く

そしてそれぞれの得物をもとに戻す

王牙は幽忌に問う

 

「さてと、ここは一体どこなんだ?博麗神社の様にも見えるが......」

 

「その質問も聞き飽きたな........ここは幻想郷だ。といっても霊夢や魔理沙はいないがな」

 

「幻想郷だと?.......どういうことだ?俺はお前みたいなの見たことないが」

 

怪しむ王牙を前にして幽忌はふと思い付いたことを冗談だが言ってみる

 

「........聞きたい?」

 

「なんだ?言いにくいことなのか?____まさか!」

 

「俺が殺っt........おっと危ない」

 

口から出任せの冗談を言ったつもりだったが本気にしてしまったらしい王牙がどこから取り出したのか銃で撃ってくる

 

「魔理沙たちに何をした!」

 

「え"?いや......冗談だってえぇぇぇ!危なっ当たる当たる!」

 

「そこまで言っておいてしらを切るつもりか?ふざけるな!!『ドラゴニックバスター』!!」

 

王牙は完全にさっきの話を信じているみたいで信じてくれない

王牙は手に持っている銃『ドラゴガン』からレーザーを打ち出す

 

「ちょちょちょっ待ってってば~『初代マスタースパーク』!」

 

突然の攻撃に動揺しながらも幽忌は以前幽香と戦ったときに覚えておいたマスパを右手から撃ち出す

 

二つのレーザーはぶつかり合い相殺した

が、王牙はもう一本撃っていたらしく二本目のレーザーが幽忌を飲み込む

 

「ふぅ~危なかったぁ~」

 

幽忌は咄嗟に能力を使用したためダメージは無かった

しかし威力が結構あったため打ち消すのにエネルギーをだいぶ使ってしまい片膝をついている

 

「チッ......まだいきていたかならばもう一度.........ってドラゴガンがないだと?!ベルトも超次元転送装置も無い!!」

 

王牙がもう一度ドラゴガンを撃とうと手をあげるとそこにはドラゴガンは無い

更に身に付けている筈のベルトも超次元転送装置も無かった

そこに少女の声がかけられる

 

「お兄さんの探してるのはこれかな?」

 

声の主は手にドラゴガンを持ちベルトを肩に下げ超次元転送装置を投げて遊んでいた

さらに少女の周りに刀が二本刺さっていた

 

幽忌を見てみると幽忌も自分の刀を探し回っていた

 

「お兄さんたち戦うのはいいけど私の睡眠の邪魔はしないでくれるかな?」

 

「わかった気を付けよう.....だがそれらは返してもらえるか?俺のなのだが」

 

「ユウキ、俺の刀も返せよ」

 

「でも返したらまた戦うでしょ?和解したら返してあげるけど」

 

王牙は不満げにユウキを睨むが幽忌はそれに乗っかり一気に喋る

 

「だーかーらーさっきのは冗談なんだってば!!ここは幻想郷だけど王牙のいた世界とは別の世界なんだって!」

 

「凌や翔達と同じか........悪かったないきなり攻撃して」

 

「いや、ふざけてた俺が悪いんだって。凌や翔のこと知ってんのか?あいつらもこの前ここに来たんだよ~強かったなぁ~」

 

「確かになぁ......凌は強いよな」

 

凌や翔の名前が出てきて意気投合する二人はこの後ユウキに装備を返してもらい

普通に真剣勝負をしていた

ユウキは武器を返した後なんだかんだ言って起きて二人の勝負を見ていた

 

 

▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼

 

 

「剣技:剣舞」

 

幽忌が両手の刀で舞うように切りつけるが全てドラゴガンにあたり受け止められてしまう

 

「なんだその銃!?物凄く堅いなぁ~」

 

「ドラゴガンは特別製なんでね!氷龍王!」

 

そう叫ぶと王牙の体からうっすらと冷気が漏れ出す

見た目も透き通るような氷っぽくなっている

いきなりの見た目の変化に見とれていた幽忌だが一瞬で戻り警戒を厳とする

 

「食らって凍れ!!『ドラゴニックグレイシャー』」

 

王牙がドラゴガンからまたもレーザーを撃ってくる

幽忌は右目のみ色を変え琥神を鞘に納める

 

「剣技:閃光!」

 

そう言った途端幽忌の姿が消えた

実際は亜音速で移動しているのだが

行き場を無くしたレーザーが直進し後ろでぼーっと見ていたユウキに当たる

直後ユウキは凍って真っ白になっていた

 

ブチッ.....擬音で表現するならそんな感じで幽忌がキレる

 

「ユウキに何してるんだぁ?」

 

「ちょっと待て、流れ弾が当たっただけだろ?今治すからっ!!」

 

幽忌が亜音速で移動しながら王牙を切りつける

王牙は勘で避け続ける

斬る、避ける、斬る、避ける、斬る、避けるの押収が続く

流石に受けばかりは部が悪いと思ったのか王牙も攻めに転ずる

 

「小型版『サンシャインブラスト』」

 

そう言うとハンドボール大の球をいくつも撃ち出す

ボールはいくつかが地面に落下し大爆発を起こす

 

「消滅:オールキャンセル」

 

幽忌はその球に自分からぶつかっていき爆発........は起こらなかった

そこには体力を使い果たして倒れている幽忌だけがいた

 

 

▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼

 

 

幽忌が倒れたあと王牙はユウキを元に戻しておいた

元に戻ったユウキには罰として血を吸われた

 

「ぅ、う~ん?ここは誰、俺はどこ?」

 

幽忌が起きたようだ

寝ぼけているようなので一発叩いておく

 

「ここは俺、誰はどこ?.......ぐへぇ」

 

「幽忌が起きたみたいだしそろそろ俺も帰らせて貰うぞ?」

 

「おう、もう帰るのか?じゃあこれやるよ...ほいっ」

 

幽忌が王牙にあるものを投げる

それは二匹の龍が陰陽玉のように組合わさっている絵が描いてあるボタンだった

 

「ん?なんだこれ?ボタン?」

 

「制服着てるしな...いらなかったか?」

 

「いや、貰っておくさ.....ありがとう」

 

「喜んで貰えたんならよかったぜ......へへっ」

 

礼を言われて照れ臭そうにそっぽを向く幽忌

その横からユウキが話しかけてくる

 

「お兄さんまた来てくれるよね?」

 

「たぶんな.....また来られたら遊んでやるからさ」

 

「本当?やったー!」

 

そう言うと王牙の周りを跳び跳ねるユウキ

さらにユウキが付け足す

 

「さっき幽忌が渡したボタンに神力を流し込むと一度だけ幽忌のようにどんな攻撃も打ち消せるようになるよ!大事に使ってね♪」

 

「ああ、大切にするさ」

 

そう言うと後ろから幽忌の声がかかる

 

「おーい王牙!お前の世界にスキマ繋げたぞー!早くこいよー!!」

 

「わかったよ!今いくぜ!」

 

王牙はスキマが閉じる寸前なにかを言っていた

二人にはちゃんと聞こえていた

 

「『ありがとう』だってさ......むしろこっちが言うべきだったな」

 

「ホントだよねぇ......幽忌がふざけるから戦闘が始まって、僕が凍らされたくらいでキレて.......」

 

「恥ずかしい限りだよ........以後気を付けないとな」

 

「幽忌が馬鹿なことやると僕まで変な目で見られるんだから気を付けてよね!!」

 

「あん?お前が狂ってんのは元からだろ?」

 

「なんだとー!!やるのかー?」

 

「やってやろうじゃねーか!!」

 

 

最終的に二人はいつも通り喧嘩をするのだった

今日も幻想郷は平和です




今回もコラボでした!!
コラボして頂いたシャイニング様ありがとうございました!!
無理矢理纏めた感が半端無いですがそこは多目に見てください

幽忌「俺はもっと強くなるぜ!」

じゃあ修行してこいよ

幽忌「うぃっす」

じゃあ締め括りましょ

二人「次回もゆっくり見ていってね」

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