東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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サブタイトルが思い付かなくなってきた......
名前の通り博麗神社なるものが出てきます


では本編へどうぞ~


博麗神社の神と来訪者

「神社の神やってみない?」

 

「はぁ?」

 

現在幽忌は紫に物凄い提案を聞かされていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さかのぼること一時間

藍から後の博麗神社なる神社が完成したとの報告を受け二人は神社に向かっていた

二人は敢えて飛ばず観光気分で歩いて移動していた

道中妖精やら小妖怪やらに会って遊びながら神社に向かっていたのだが、神社についたとき遅すぎると言って紫に説教をされてしまった

 

その説教のあと冒頭の会話に繋がったのである

 

「で?誰が神になれって?」

 

「幽忌、貴方よ。ここの神社は私のツテで建てさせたものよ、まだ建ってから時間がたってないからまだ神はいないのよ」

 

「幽忌は神になるのかー?」

「とりあえずそれは少し考えさせてくれ。あと神社の名前はどうするんだ?」

 

幽忌が聞くと紫は黙りこんだ

幽忌はそれを見て色々察した

 

「わかったわかった考えてないのな」

 

「考えてない訳ではないわ、思い付かないだけよ」

 

「どっちも同じだよ。じゃあ博麗神社でどうだ?」

 

「なんでその名前にするのかしら?」

 

今度は幽忌が黙りこんだ紫も察してくれたらしいがユウキは気付いていないらしい

 

「どうせ頭に思い付いたものを言ってるだけでしょ?」

 

「せっかく言わないであげたのに.......」

 

「........そーですよ!てきとーですよ!!」

 

実際は違うのだが本当の理由は言えるわけがない

まず言っても信じてはもらえないだろう

紫は少しの間考えていたが首を縦にふった

 

「ま、幻想郷の創始者様が言うならそうしましょうかね」

 

「おぉうサンキューな(マジですかい......俺もだけど紫も大概適当だな)」

 

「Zzz.....Zzz........ぐぎゃっ」

 

一応感謝はしておく

ついでに隣で早寝しているユウキがいるので起こしておく

 

その後紫に結界の管理をここでやるように頼まれた

結界の管理をしないと幻想郷が危ないと言われたためしょうがなく引き受けた

言っても結界の小さな綻びなどは藍が治しに行く為仕事といったらエネルギー補給と全体の強度や規模の変化くらいである

 

「じゃあこの神社に住んじゃってもいいか?」

 

「えぇ、必要なものはスキマに入ってるから.......って貴方は使えないんだっけ?」

 

「大丈夫だぞ......ほらっ」

 

ユウキが右手を下に振るとスキマが出てきた

紫が不思議そうに見ているので一応説明しておく

 

「何故貴方がスキマを使えるのかしら?」

 

「ああ、俺の能力でやったんだわ。コピーする程度の能力で紫の能力をコピーしといた」

 

「便利なものねぇ」

 

「便利っちゃあ便利だけど使いこなせるものとそうでないものがあるからな........」

 

「まぁ、いいわ。スキマが使えるなら問題ないわね、後は任せるわよ」

 

そう言うと紫は自分のスキマを開き帰っていった

ユウキは眠いらしい、横でぼーっとしてる

 

幽忌はユウキを連れて博麗神社に入っていった

そこで幽忌はマイスキマを開き必要だと思うものを取り出していく

ユウキが横から座布団やら布団やらくつろぐためのものをひたすら取り出しているが気にしない

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

少しして自分達の部屋が完成した

幽忌の部屋は如何にも『和風』といった感じで床の間に掛け軸まで掛かっている

ユウキの部屋は何故か真っ赤だった

 

「どこぞの吸血鬼じゃないんだから.......ってお前吸血鬼か」

 

「吸血鬼と言ったら紅でしょ!!」

 

「にしても紅過ぎるわ!!目がチカチカする!!色変えろ!色!」

 

「えー!(チャキ)ちぇーわかったから刀下ろしてよ~」

 

口で言っても聞かなそうだったので刀を振り上げると大人しくなった

最初からそうすればいいのに

そうこうしている内に夜も更け休息の時間なる

幽忌は部屋に結界を張り休みにはいる

ユウキは既にその辺に布団を引いて寝ていた

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

 

紫からあの提案があってから3ヶ月程経ったある日

紫が久しぶりに神社に顔を出した

 

「幽忌......気持ちは決まったかしら?」

 

「あぁ、もちろんだ」

 

「じゃあやっぱり?」

 

「神にでもなんでもなってやろうじゃねーか!」

 

「その言葉を待ってたわ♪じゃあ今日から貴方は『博麗の神』よ」

 

と紫は言ったが特に変化はなにもなかった

疑問に思い聞いてみるとこういうことだそうだ

 

「博麗の神となったけど仕事はいつも通りでいいわよ 

、神力も貴方持っているみたいだし.......」

 

ようするに?

肩書きが『博麗の神』になっただけ?

 

「ぶっちゃけるとそうなるわね」

 

何のために俺は悩んでたんだぁぁぁぁぁ!!

叫んでいると肩にユウキの手が置かれた

ユウキの方を見るとにっこりと笑った顔の馬鹿がいた

そしてその顔は言っていた

 

「(ザマァwwwww)」

 

このあとユウキは幽忌にこってり絞られました

 

気付くと紫は帰っていた

それにも関わらずスキマが開いていた

そしてスキマの中からは制服を来た人間と思われる男が出てきた

 

「「誰だお前?」」

 

二人は戦闘体制を取りながら聞く

二人は同時に聞き答える

 

「俺は呪菊幽忌だ」

 

「俺は______」

 

 

続きは次回!!

 




ってことで次回はまたもコラボです(笑)
制服を着たあの方です!!

幽忌「初対面って設定でいかせてもらうぜ」

こら幽忌、メタイこと言わないの

ユウキ「次回もキャラ崩壊に注意しながら」

全員「ゆっくりみていってね★」

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