東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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コラボの2回目です!
今回はバトル回です
まったり回は彼方でテニスをしています

ではどうぞ~


コラボ***明空翔 2

「準備はいい~?」

 

ユウキが向こうで叫んでいる

こちらの幽忌が叫び返す

 

「いいぞー!」

 

「じゃあ本気でいくよー!形態変化『吸血鬼』!!」

 

ユウキがそう叫ぶとユウキの見に変化が生じる

目が金色から紅に変わり、爪が鋭くなり伸びる

さらに口から二本の歯が出ている

横で幽忌が叫ぶ

 

「翔!避けろ!」

 

言われるが速いか翔は空気を蹴り一瞬で上に飛ぶ

次の瞬間ユウキの姿がぶれたと思いきや、先程横に逃げた筈の幽忌が後ろの木に叩きつけられていた

 

「幽忌!」

 

慌てて叫ぶが幽忌は大丈夫と言うように笑顔で手を振っている

しかし服も破れて飛ぶのも少しふらついている...かなりダメージが大きいことを語っている

 

幽忌は大丈夫だから前を向けと合図を送ってくる

前を向くと目の前にユウキの腕が近付いていた

咄嗟に空気のクッションを作る

それでもユウキの勢いは殺しきれず後ろに吹き飛ばされる

少し後退したがクッションのおかげでダメージはあまりない

 

幽忌が近付いてきて耳打ちをする

 

「合図したら全力で逃げろよ....ユウキが暴走モードに入ってるからな.........じゃあ散!」

 

合図と同時に翔と幽忌は左右に散る

二人がいた場所を物凄いスピードでユウキが切り裂く

 

「おっと、あぶねぇなアレ」

 

「ネェ?オニイサンモ僕ト遊ンデクレルノ?」

 

「いや遊ぶ.....ですみゃあいいけどな!!」

 

通りすぎたユウキは翔の方を向き話しかけてくる

明らかにヤバイ雰囲気を出しながらゆっくりと飛んでくる

翔は直感でその場から一瞬で後方上の方に移動したもといた場所に巨大な雷の槍が刺さっていた

 

「スゴイネオニイサン!よく避ケラレマシタ!!」

 

「それはどうもっ!!」

それを聞いて手加減をしてる余裕はないと判断した翔達二人は全力でユウキを潰しにかかる

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

ところ変わってスキマの中

 

「紫様?どうしてあの男をさっさと元の世界へ送らないのですか?」

 

「単にめんどくさかっただけよ、実力も見ておきたかったしね」

 

「なるほどそういうことですか」

 

「そういうことよ、じゃあ今のうちに繋げておくわよ」

 

そう言うと紫はスキマを十数個開きそれぞれのスキマに藍と手分けして入っていった

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

「うおぉぉぉぉ!!」

 

「てりゃぁぁぁぁ!!」

 

翔と幽忌の声が重なる

翔は斬空で、幽忌は暁楽と琥神を抜きユウキに斬りかかる

幽忌は左右の爪で防ぐが暁楽と琥神で両手が塞がり斬空をまともに食らった

その攻撃で怯んで出来た隙を見逃す二人ではなかった

 

「剣技:疾風迅雷!!」

 

「武装風:疾風からの妙符:エアライドボム!!」

 

二人はユウキの周りを高速で移動し幽忌は切りつけ、翔は破裂弾を撃ちまくる

 

「イタイイタイイタイ!!」

 

ユウキは叫ぶが二人は攻撃の手を緩めない

更に追い討ちをかける

 

「翔でかいの俺に当ててくれ!撃ったらすぐ逃げろよ!!」

 

「了解だ!いくぞ!乱符:ワイドストリーム!!」

 

「翔は.......うまく逃げたな____これで終わりだ!!『大☆爆☆発』」

 

 

ドドドドドッゴーーン

 

 

翔の撃ち出した弾幕が幽忌に当たりまさにアルティメットな爆発が起きる

翔は急いで幽忌のもとへ駆け寄ると爆発で目を回しているユウキと爆発のダメージを受けていない幽忌が立っていた

 

「おう!翔お疲れさん」

 

「おー幽忌お疲れさん........ってなんであの爆発に巻き込まれて無傷なんだお前?」

 

流石にあの爆発に巻き込まれたらただでは済まないだろう.....そう翔が考えていると

幽忌はさも当たり前という風に答えた

 

「ああ、言ってなかったっけ?俺の能力はコピーする程度の能力と、打ち消す程度の能力なんだ。能力で俺の表面だけダメージを打ち消したんだ」

 

「そーいえば、翔の能力って何なの?」

 

ユウキがいつのまにか復活していたのに驚きながら説明する

 

「いつの間に復活したんだおまえは........俺の能力は、空気を操る程度の能力だ」

 

「す、スゲェ.........生き物相手なら無敵じゃないのかそれって..........」

 

「いや、凌みたいに能力不干渉があるやつは無理かな」

 

「それでもスゲェよ!」

 

二人は翔に尊敬の眼差しを向けていた

なんだかむず痒くなるような感じがする

 

このあとユウキは幽忌に説教をされていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バトルが終わってしばらくすると

 

「さて勝負は終わったかしら?」

 

またもスキマが現れて中から紫が出てくる

どうやら翔をもとの世界に送る準備が出来たらしい

 

..........でも

 

「紫とやら、悪いんだが送ってもらわなくても良くなったわ.......悪いな」

 

見ると翔の足元にはいつもの転送魔法陣が現れている

翔は二人の方を向き別れの挨拶をする

 

「おーようやく帰れそうなのか?」

 

ユウキを説教していた幽忌がこちらに気付き聞いてくる

 

「ああ、来たときと同じように転送魔法で帰れそうだ」

 

「そうかぁ~もう帰っちまうのか.......息ピッタリで戦えてよかったぜ!また来てくれよな!!」

 

「こっちこそ楽しかったぜ、いつになるかわからないがこっちに行けるように頑張るぜ!」

 

「じゃーねー♪」

 

ユウキが手を振っている

それにかえすように翔が手をあげると光に包まれて翔は消えた

 

 

 

「紫......わざわざ手伝ってくれてありがとな」

 

「いいのよこれくらい」

 

「これくらい.........だったらはよスキマの用意しても良かっただろうがぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「しょうがないでしょ!めんどくさかったんだから」

 

「あー!もー!なんかもー!やってられないんだぜ!!」

 

「ごめんねだぜ」

 

結局翔が帰ったあとも馬鹿している創始者達がいたそうな...............




ドラゴ様とのコラボもこれで終了です
コラボしていただきありがとうございます!!
翔君のキャラが崩壊してしまい申し訳ないです.......

幽忌「いや~翔と一緒に戦うのは良いな!相性がいいのだZE」

幽忌最後のZEはいらんな?あと最後のあのネタわかる人いるのか?

幽忌「いいじゃないか、たぶんいるんじゃないかなぁ」

ま、いいか
ちょっと本編を挟んだらまたコラボに戻ります

ユウキ「次回もゆっくりしていってね♪」

ちょまって自分からも!ゆっくりみていってくださーい
再度コラボしていただいたドラゴ様ありがとうございました!!

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