東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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前回に引き続き今回もコラボです
今回はドラゴ様とコラボさせて頂きます
キャラ崩壊しないように頑張ったんですがやはり........

ではどうぞ~


ストーリーコラボ(番外編)***明空翔 1

あの結界大ピンチ事件があってからしばらくたったある晴れた日、幽忌は修行をユウキはごろごろと草原を転がっていた

 

「ひーまーだー」

 

「剣技:雪月花!」

 

「あぁ~平和過ぎて死ぬ~」

 

「かーらのーせいっ......ドーン!」

 

「ぶべらっ」

 

自分の技を練習する幽忌の横で暇と連呼していたユウキが幽忌の斬撃で吹っ飛んでいった

しかしユウキはすぐに羽を出して飛びながら戻ってきて文句を言う

 

「ちょっとーなんで僕に当てるのさぁ?」

 

「暇暇五月蝿いんだよバカが!集中できるか?!」

 

「なんだとー!バカって言う方がバカなんだぞバーカ!!」

 

「じゃあお前はバカだな」

 

「なんだとー!」

 

結局二人はいつも通り馬鹿をしていた

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

「ここは一体何処なんだ?いつものように魔方陣が出て飛んだと思ったらこんな森の中って......」

 

ある森の中で男は呟いた

答えるものはいない......いや、人間の匂いに引かれてきた妖怪はいた

 

「ゲヒヒ...ここが何処かなんてどうでもいいだろう?お前はここで俺様に食われるんだからな!」

 

妖怪はそう言うと両手の爪で男を切り裂こうと腕を振り上げ振り下ろす........

が男の姿はそこには無かった

妖怪は首を巡らせ男を見つけると走り出した....が一向に前へ進んでいない

いや進んではいるがほんの僅かにしか動いていない

妖怪は叫ぶ

 

「貴様ァ!人間風情が妖怪たる俺様に何をしたァ!!」

 

それを聞いた男は小さく笑い一言呟く

 

「妙符:エアライドボム」

 

そして妖怪の周りを高速で走り回り、小さい球体の物を妖怪に向かって撃ち出す

それは徐々に増え弾幕となり妖怪に飛んでいく

妖怪は逃げようともがくが原因不明の足止めを食らって動けない

 

弾幕が妖怪に当たったその瞬間小さい爆発が何度も起こり、土煙が起こる

土煙が収まったときそこにはバラバラになった妖怪の姿があった.......

 

 

「なんだよ......スペルカードは非殺傷じゃなかったのか?!」

 

 

男が動揺するのもしょうがない....この世界はスペルカードルールが存在してない幻想郷なのだから

 

「しょうがない、誰かいないか探してみるか」

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

草原にて

 

「「誰だお前(ら)?」」

 

「ひーーまーー」

 

幽忌と男が向き合って顔に疑問符を浮かべている

ユウキは相変わらずごろごろしている

 

「俺は呪菊 幽忌......ここに住む人間...まぁ、転生者だ」

 

「俺は明空 翔。でここは何て言うところなんだ?」

 

「ここは幻想郷だよ♪で~僕がユウキ・スカーレット」

 

「ここが幻想郷?じゃあ博麗神社は何処にあるんだ?」

 

翔が尋ねると二人は首を横に振る

そして翔の予想していなかったことを言う

 

「博麗神社はまだ無いよ?ついでに言っておくとスペルカードルールなんてのも無いから弾幕も殺傷能力ありになってるよ」

 

「もしかしてこの前来た......なんだっけ名前?えーっと『瀬戸尾凌な』そうそう凌と同じように紫が連れてきたのかもよ?」

 

正直なところ殺傷能力ありの弾幕バトルは怖いところがあると、早く元の世界へ戻らないと危険だと信号が送られる

しかしさっきの話で気になったことがあった

 

「なぁ、さっき瀬戸尾凌って言ったけどあいつもここに来たのか?」

 

「ああ、約5年くらい前に幻想郷を救ってくれた恩人だ」

 

「アイツそんなこともしてるんか....で、そんときはどうやってアイツは帰ったんだ?」

 

「普通に紫が送ったよ」

 

「よし、じゃあ紫とやらのところへ行こう」

 

翔が提案すると幽忌'sは頷き、ユウキが妖力弾を幽忌に向けてゆっくりと撃つ

そしてユウキが耳を塞いげと合図を送ってくる

念のため翔のも耳を塞ぐと

 

ト"カ"ーーン

 

幽忌に妖弾が当たった瞬間物凄い爆発が起きた

耳を塞いでいるのにも関わらず耳が痛くなるレベルだった

幽忌の方を見ると小規模のクレーターが出来ていた

 

少しすると空間にスキマが開き中から紫色の服を着た妖怪が出てきた

その妖怪が慌てた様子で幽忌の方へ歩いていく

 

「幽忌!なんでまたこんな呼び方するのよ!!結界が結構揺れるんだから止めなさいってこの前も言ったでしょう?!」

 

「あーはいはい分かった分かった__で紫、翔をもとの世界に送ってくれないか?」

 

幽忌がそこまで言ったところで紫は翔の方を向き難しそうな顔をする

 

「私は八雲 紫、この幻想郷の創始者よ『俺らもな』それで貴方は他の世界から来たのね?」

 

「ああ そうだ。でも紫のスキマって言うのか?あれじゃなくて俺の転送魔法で来たんだ」

 

「やはりそうなのね?___今すぐに帰すことは出来ないわ」

 

「何故だ?早く元の世界へ帰さないとヤバイ気がするんだが......」

 

そこまでいうと紫が落ち着くように言う

一度深呼吸をして紫の方を向く

 

「私が連れてきたならその空間にスキマを繋げることが出来るんだけど........別の方法でこの世界に来たなら話は別よ。少し時間を貰うわ、その間に幻想郷の観光でもいってきたらどう?」

 

そう言うと紫はこちらの返事は聞かずスキマに入って消えてしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうする?紫の言うように観光でもするか?」

 

沈黙に耐えきれなくなったのか幽忌が口を開く

翔もどうするのが最善の策なのかよくわかっていない

するとユウキがようやく口を開いた

 

「じゃあバトル殺ろうよ♪幽忌と翔vs僕みたいにしてさ」

 

やろうよのイントネーションが違う気がするがお互いがお互いを知るためにも良いかも知れない

 

「「乗った!!」」

 

翔と幽忌のセリフが見事に被った

お互い笑い合いバトルが開始された




一回に纏めようとしたら無理でした

幽忌「おい、まったりするんじゃなかったのか?」

ユウキにいってくれよそんなの

ユウキ「僕のせいとは酷いなぁ...そんな悪い子はO☆SI☆O☆KIシナイトネ♪」

え"?イヤァァァァァァァァ(ピチューン


幽忌's「次回もゆっくりしていってくれよな(ねー)」

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