作者がまたぶっ壊れました
ヒャッハーしていますお気をつけください
自分でもなに書いてるのか全く分かりませぬ
前回のあらすじ(今回だけ)
妹紅さんが殺っちゃったぜ★
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とある神界にて
『で?転生者が死んでしまったと?能力二個持ちにしてやったのにか?』
『そうなんですよぉ........なんとか出来ませんかねぇ?』
『その転生者とやらは映せるか?』
『こちらでございますゼウス様』
幽忌を転生させた神はゼウスに手鏡を渡す
それを見てゼウスは難しそうな顔をする
『こやつか..............こやつまだ死んではおらぬな......しかし魂の脱け殻状態になっておる』
『どういうことでしょうか?』
『わしにも解らぬ......もしかしたらそやつの腕にある印に何かあるのだろうな、ワシが言えるのはそのくらいじゃ』
『わかりました。ゼウス様、ありがとうございました』
そう言って出ていこうとするとゼウスが後ろを向きながら言う
『ゼウス様呼ばわりは止めろと言っておるじゃろうが.........イザナミよ』
『えーそうじゃないと、爺さん貫禄も何も無いじゃん?最高神には見えないよ~』
『余計なお世話じゃ!さっさと帰ってそやつの動きでも監視しとくんじゃな!』
『へーい、じゃあねゼウスの爺』
そう言うとイザナミはゼウスの神界から出ていった
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『はぁ~あれから全然進歩なしかぁ~』
ゼウスに相談してから既に50年経っているが転生者に動きはない
今度は閻魔にでも聞いてみようかな
そう考えているといきなり転生者が動き出した
動き出したかと思って胸を撫で下ろ_____そうとしたがその動きは途中で止めることになった
転生者___幽忌が妖怪だろうが人間だろうが妖精だろうが殺してまわっているのだ
急遽止めようとしたが、向こうの力によってそれは防がれる
転生者の目に光は無かった
ただ淡々と暴れているだけだった
よく見ると人間ではなく吸血鬼の状態になっている
しかし菊の紋章が光っていることにイザナミは気づけなかった
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転生者幽忌はひたすら暴れていた
視界に入る生物は全て消してきた
人間なら自分が刺されたときのように腕を切り落とし最後に心臓を一突きにする
妖怪なら全身を切りつけ腕、脚、首の順に切り落としていった
妖精なら神刀で自然との繋がりを断ち切り再生できないようにしてからバラバラにする
中には逃げようとする者や立ち向かってくる者もいたが妖怪の中でも上位に入る強者、吸血鬼に敵うものはいなかった
そして、幽忌の通った後は必ず紅い道が出来ていた
その噂を聞いて陰陽師が襲撃にきたこともあった
大妖怪レベルが複数で襲ってきたこともあった
しかし、幽忌に傷と言う傷をつけられたものはいなかった
むしろ全員返り討ちになり血を抜かれ無惨な姿で仲間に見つけられることとなった
そうして暴れまわり血を浴びているうちに着ている服は血を吸い真っ赤に染まり、髪の色も赤黒く変色した
こうして月日は流れていく
暴れ始めてから10年後
暴れているだけだった幽忌に変化が起きた
この前まで暴れていたのにピタリ止まりと暴れなくなったのだ
しばらくすると幽忌が動き出した
「あれ?なんで俺こんなところにいるんだっけ?って赤っ!!なんでこの辺こんなに赤いのさ」
『お主が殺ったことじゃよ』
「え?誰だよお前?」
幽忌の目の前には転生時に見たあの小さい神様がいた
幽忌はその事を思い出して笑う
「あぁ~あのちっちゃい神様(笑)ね」
『妾は本物の神じゃと言っておろうに........そんなことよりここがどこか教えてやろうぞよ』
『ここは大きな集落があったところだ、そしてお前が一人残らず虐殺した』
「俺が.....虐殺をした...........?そんな馬鹿な?!」
『本当のことじゃ........それを伝えに来ただけじゃ後は自分でどうにかせい』
そう言うとイザナミは霧散して消えた
幽忌はその後暫く考えていたがそのまま闇の深い森へと消えた
ようするに幽忌は生きていたと
幽忌「暴れた覚えなんて無いんだけどなぁ」
そりゃあもう酷かったよ
ユウキが出てきたのかと思うくらい
幽忌「それは嫌だなぁ......」
じゃあ締めましょ
二人「次回も見ていってくださいね」