もしもな世界のラウラさん   作:キラ

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学校

「私の目は、濁りきってしまっていたようだ」

 

 テーブルに置かれた湯呑みを眺めて、ラウラはぽつりとそんな言葉を漏らした。

 

「傷つくのが怖かったから、何も見なくなった。日本に来ても、お前に外に連れ出されても、なんの感慨も抱かなかった」

 

 向かいに座り、俺は彼女の顔を見つめる。真っ赤な瞳に、暗い感情は見受けられない。

 

「今は、どうなんだ?」

「はっきりと答えることはできない。だが、何かに触れ、何かを感じ、何かが変わっていく。そんな気がする。以前は興味を抱けなかったものも、今はまた違った感想を持てる」

「そうか」

 

 きっと……いや、間違いなくいいことなんだと思う。夕陽を一緒に見たあの日から、ラウラは変わった。閉じこもっていた殻から、抜け出したんだ。

 

「最近は、楽しいことが多い」

 

 その証拠に、ここしばらく彼女の笑顔をよく見る。

 笑顔といっても、100パーセントの満面の笑みって感じじゃない。千冬姉がよくやるような、クールな微笑みというやつに近い。

 でもそれが、ラウラ・ボーデヴィッヒという女の子にはすごく似合っていて。

 油断していると、見惚れてしまうこともしばしばだったりする。

 

「………」

 

 会話が一段落ついて、無言の時間が流れる。

 出会った当初は気まずくて仕方のなかった2人だけの空間も、今はなんとなく落ち着けるものになった。

 居心地のいい静けさ。向こうもそう感じているのか、穏やかな顔つきで湯呑みを口につけ。

 

「あつっ!」

「大丈夫か?」

「も、問題ない。ふーっ、ふーっ」

「猫舌ってのも大変だな……」

 

 ちょっと締まらないのが、俺達らしいといえば俺達らしい。

 

 ――家に銀髪美少女がやって来て、2ヶ月ちょっとが過ぎた。

 すっかり織斑家に馴染んだ彼女は、俺が学校に行っている間に家事を頑張ってくれるまでになっている。最初は失敗も多くて、帰宅するとしょんぼり顔でお出迎えなんてことも結構あった。

 でもラウラは決して不器用な子じゃない。繰り返すうちにミスも減っていき、今じゃ立派に掃除洗濯買い物をやってくれている。特に商店街への買い出しなんかは、ラウラが行くと店主のおじさんおばさん達がおまけしてくれるから、俺が行くよりずっとお得だったりする。

 ちなみに、ここまで挙げたのは平日に行う仕事の内容。

 休日はどうなのかというと。

 

「もう少し下……ああ、行きすぎた。ほんの少し上を頼む」

「ここですか?」

「そうそう、そこ、いい感じだ……あー、生き返る」

 

 こんな感じで、千冬姉にマッサージをしてあげるのが通例になっている。

 これも以前は俺の仕事だったんだが、本人がやりたげにしていたので最近は役目を譲っている形だ。

 

「んっ……なかなかうまくなったな、ラウラも」

「姉さんのためですから。すぐに一夏の腕を超えてみせます」

「ほう、あいつ以上か……それは相当な修練が必要になるぞ?」

「そこ、勝手にハードル上げないでくれ」

 

 うつぶせになった千冬姉の腰を、丁寧にもみもみ。

 もう『姉さん』呼びは完全に定着している。ラウラもいちいちどもったりしないし、千冬姉もニヤケそうになったりしない。

 だからこそ、今の2人は本物の姉妹のようだった。

 そりゃあ、外見は似ても似つかないけど、近くで見ている俺が言うんだから間違いない。

 

「ああ゛ー……」

「千冬姉。気持ちいいのはわかるんだけど、そういう女らしくない声は家の中でもやめといた方がいいと思うぞ」

「たまの休みくらい好きにしてもいいだろう。私の安寧の地はここしかないんだ」

「って言ってもなあ……そんなんじゃいつまで経っても彼氏できないぜ?」

 

 プライベートでも最低限のものは保ってないとなあ。

 ひとりの男としての忌憚なき意見を提供したところ、ジト目で睨まれてしまった。

 

「お前は私に恋人ができてほしいのか?」

「だって、生まれて今まで誰とも付き合ったことないっていうのはさすがにな。あ、でも半端な奴だったら猛反対する」

 

 俺が任せられると判断した男じゃないと渡したくない。これ絶対。

 

「一夏の目が据わっている……」

「これがシスコンというやつだ。ラウラ、覚えておけ」

「シスコン……シスターコンプレックスでしたか。聞いたことがあります」

 

 シスコンじゃない、これは立派な家族愛だ。

 と言っても賛同は得られないと思ったので、この叫びは胸の内にしまっておくことにする。

 

「しかし、それならば姉さんも十分なブラザーコンプレックスでは」

「ごほん! 手が止まっているぞ、妹」

「は、はい」

 

 都合が悪くなると話を打ち切るのは姉の特権である。

 

「……ああ、それと。編入に関してだが、試験である程度の点数をとることができればかまわないそうだ」

「っ! 本当ですか!」

 

 千冬姉の言葉を聞いて、うれしそうに目を輝かせるラウラ。なんの話だろうか。

 

「なあ、編入って」

「ラウラがお前と同じ学校に通うかもしれないという話だ」

「えっ」

 

 マジか、聞いてないぞ。

 

「まだ確定ではないがな。私が編入試験で結果を出せなければ意味がない」

「そ、そうか。じゃあすぐに勉強始めないと」

「お前が焦ってどうする」

「あ……すまん」

 

 急な話だったもんだから、思わず取り乱してしまった。

 

「心配せずとも、ラウラはお前よりも地頭がいいから問題ない。試験は1週間後の土曜日、科目は英数のみだ」

「それならば、なんとかなりそうです」

 

 確かに頭よさそうだよな、ラウラって。編入試験がどれくらいのレベルかわからないけど、うちは普通の市立中学だしそこまで難しいってことはないだろう。

 

「そうか。ラウラが学校に……楽しくなりそうだな」

 

 この前遊んだみんなとも会えるし、彼女自身にとってもいいことに違いない。

 そんなことを考えていると、ラウラがじっとこちらを見つめていることに気づいた。

 

「一夏。その、私が一緒に学校に通うのは、うれしいか」

「もちろん」

「うむ、そうか……うむ、うむ」

 

 何度もうなずきながら、ラウラは照れくさそうに笑う。

 

「私も、お前と一緒に行ければいいと思ったのだ。それに、そろそろお前や姉さん以外の者ともまともに接しなければならない。見聞を広めるためにも、行動を起こしたいとだな」

「ラウラ……」

 

 やばい。衝動的にえらいえらいしたくなってきた。

 小柄な彼女が両手の人差し指をつんつんいじいじしている状況が、小動物的な可愛らしさを極限まで引き出しているような気がした。

 今、頭撫でたらどうなるんだろう。怒られたら嫌だしなあ。

 好奇心に苛まれ右手をにぎにぎしていると、横になっていた千冬姉が顔だけこちらに向けてきた。

 

「やりたいならやればいいと思うが?」

 

 にやりと笑顔。どうやら心を読まれているらしい。

 

「ええい、ままよっ」

 

 何事もまずは試してみるべし。

 多少機嫌を損ねるのを覚悟して、俺は身体的スキンシップに及んでみることにした。

 

「………っ!?」

 

 なでなで。

 

「な、何をしているっ!?」

「いや、その……いいこと言ったから、つい撫でたくなって」

 

 目を大きく開いて体を硬直させるラウラ。相当驚かせてしまったらしい。

 

「やっぱり嫌だったよな? もうやめるから許してくれ」

 

 ごまかし笑いを浮かべつつ、手を離そうとする。

 思った以上に髪がサラサラしていていい感触だったんだが、仕方ない。

 

「ま、待て」

 

 ところが、驚いたことにラウラは引き止めてきた。うつむいていて表情はうかがえないけど、唯一見える耳のあたりはなんだか赤くなっている。

 

「……悪くない。続けろ」

「え、マジで?」

 

 こくん、と肯定の首振り。どうやら、本当に気持ちよかったらしい。

 こうなると止める理由がないので、俺も優しく手を動かし続ける。

 なでなで。なでなで。

 

「……なんていうか、女の子の髪だな」

「な、なんだそれは。褒めているのか」

「ああ、褒めてる。サラサラしてるから、すごく触り心地がいいんだ」

「……私には、よくわからん」

 

 この触り心地、正直癖になりそうだ。髪の1本1本がきめ細やかで、しかも全体で絶妙な柔らかさを作り出している。

 

「ラウラは、どんな風に気持ちいいんだ?」

 

 聞いてみたところ、なかなか返事がかえってこない。

 

「ラウラ?」

「わからん」

「え?」

「わからんが、心が落ち着く。なぜだろうな」

 

 最初は下を向いていたラウラだが、今は穏やかな顔を俺に見せている。目を閉じて、心からリラックスしているようだ。

 

「……この辺でやめとくか」

「む、なぜだ? 一夏も触りたいのではなかったのか」

 

 俺が右手をどけると、彼女は不満げに口を尖らせる。

 確かに俺としてももうちょっと続けたい気持ちはあるんだけど……。

 

「いつまでも放置しとくと文句言われそうだから」

「……あ」

 

 思い出したように後ろを振り向くラウラ。

 視線の先には、寝そべったままマッサージの続きを待つ千冬姉の姿が。

 

「やっと私の存在に気づいたか」

「す、すみません姉さん! つい……」

 

 呆れたように笑う姉に対してぺこぺこ頭を下げる妹の図である。俺もさっきまで夢中になっていたし、恐るべし頭なでなで。

 ……でも、許可がもらえたらまたやってみたいな。

 まだ右手に残る感触を味わいながら、そんなことを思った。

 

 

 

 

 

 

 6月の真ん中あたりというのは、中学生がだらける時期だと俺は思う。

 期末試験を意識するにはまだ早いし、近くに大きなイベントがあるわけでもない。しかも梅雨で天気が悪いのに引きずられて、気分も若干ブルーになる。

 受験勉強も、大半の人間が本腰を入れ始めるのは夏以降らしい。

つまり、何もないから気も抜けるのである。

 逆に言うと、刺激さえあれば俺達学生は元気になるわけで。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒです。ドイツから来ました。それと……あー、よろしくお願いします」

 

 外国人の転校生というのは、その刺激としては十分なものだった。

 何を言えばいいのかわからなくなって強引に打ち切ったっぽい自己紹介だったが、特に問題はないだろう。

 その証拠に、休み時間はずっとあいつの周りにクラスメイトが大勢群がっていた。

 彼女が深く追及されることを恐れていた左目の眼帯についても、しつこく問い質されるというようなことは起きていないので一安心。

 男子の中には早速お近づきになろうと考えていた連中もいたらしく、俺がラウラと接点があることを本人の口から聞いた結果、恨めしげな視線を送ってきた。そんな顔されても、別に俺とあいつは付き合っているわけじゃないんだけどな。

 

「ラウラちゃーん! 久しぶり!」

「来てくれたんだね、うちの学校」

「楽しくなりそう」

 

 前にお世話になった灯下さん達は、ラウラの編入を特に喜んでくれていた。ラウラの方も、彼女達の顔を見つけるとうれしそうに微笑んでいた。仲のいい女友達ができそうで何よりだ。

 

「ラウラちゃんもクラスメイトか……これはいよいよ鈴の立場が怪しくなってきたな。そうは思わんかね御手洗くん」

「まったくだね五反田くん。中国で油売ってる場合じゃないと言いたいものだよ」

 

 こいつらはこいつらで、なんかよくわからない会話を変な口調で繰り広げていた。

 

「なんで鈴が出てくるんだよ」

「それは俺達の口からは言えんが……一夏、お前ぶっちゃけラウラちゃんのこと狙ってたりするのか」

「狙うって、あれか? 男と女の関係的な意味でか」

「他にどんな意味があるんだよ」

 

 小声で尋ねてくる弾。数馬も興味ありげにこっちを見ている。

 

「別にそんなんじゃないぞ。妹みたいなもんだ」

 

 実際、家じゃ織斑ラウラみたいな扱いだしな。最近加わった末っ子だ。

 

「妹だあ? やな単語出すなよ、お前」

「弾は本当に妹さんの話になると弱いよな」

「最近どんどん可愛げがなくなってきてるんだ。何度も言うが、俺は妹という存在を女とは認めん」

 

 相変わらず弾は妹のことが苦手なようで、数馬の言葉に拳を握って熱く返していた。

 

「普通に可愛いけどなあ、弾の妹。数馬もそう思うだろ?」

「まあな。たまに会うけど愛想いいし」

「それはよそ行き用の作った顔だからだ。あいつの本性はもっと恐ろしくてだな」

「はいはい、それは何度も聞いたから。今はラウラさんの話だ」

 

 恒例の愚痴が始まりそうだったので、数馬が素早く先手を打って止める。

 キランと目を怪しく輝かせると、妙に気取った声で弾に語りかけ始めた。

 

「女と認めないのは自分の妹だけであって、友達の妹なら普通にアリだろう?」

「……それは確かに。むしろ接近しやすい、共通の話題があるといいことづくめだ」

「つまり」

「ああ、ラウラちゃんは最高ってことだな!」

 

 おいおい……

 

 

 

 

 

 

「今日は私が夕食を作る!」

 

 とある雨の日の帰り道、ラウラは高らかにそう宣言した。

 学校にも慣れてきたようだし、そろそろ新しいことに挑戦したいとでも考えたのだろうか。

 特に断る理由もないので、本日の織斑家の晩御飯は彼女に一任することに。

 

「………」

 

 というわけで、現在台所でラウラが料理する様子を観察しているのだが。

 

「……斬る!」

 

 ザンッ!!

 真っ二つになる大根を見て、満足げに笑っている。エプロン姿は似合っているんだが、なんか怖いオーラを感じるのはなぜなのか。

 一言ですませるなら、包丁さばきが非常に危なっかしい。

 

「ラウラ、その切り方じゃ怪我するぞ。それに無駄に勢いつけると切った野菜が飛んでいくし」

「む、そうなのか。刃物の扱いには慣れているつもりなのだが」

「多分刃物としてのジャンルが違うから」

 

 くるくると器用に包丁を回せるのはすごいんだが、正直怖いからやめてほしい。

 

「とにかく、料理するつもりなら早めに直した方がいいな」

 

 包丁の使い方というものは基礎中の基礎だし、ちゃんと教えておくべきだ。

 

「どうすればいいのだ」

「えっとだな、握り方に特に問題はないから、あとは……」

 

 口で説明するのは苦手だ。

 なので、実際に動いて示してみることにした。

 

「ちょっと触るぞ」

「ん」

 

 ラウラの背後に回りこみ、後ろから包丁を握る手にそっと触れる。

 ちょっと首を横に曲げて、彼女の顔で視界が遮られないようにした。

 

「まず、さっきみたいに思い切り振り下ろす必要はない。包丁ってのは基本的に、上下じゃなくて前後の動作で切るわけだから」

 

 力を入れすぎると軸がぶれがちだから、そこも気をつけないとな。

 

「で、左手の方は食材を固定するんだけど、指を切らないように手は丸めておくのがコツだ」

「……こうか」

「そうそう、うまいじゃないか。じゃあ早速一緒に切ってみようぜ」

 

 ラウラの両手に俺の両手を添えて、ゆっくりと大根を切る作業にとりかかる。

 トン、トン、と、小気味いい音がまな板から響いてくる。

 

「………」

 

 真剣な顔つきで手を動かすラウラ。

 一方俺は、今さらながらある重大な事実に気づいていた。

 ……この体勢、わりと大胆じゃないか?

 

「さすがだな、一夏。どれもほとんど同じ厚さに切れている」

「お、おう」

 

 今の俺、女の子の体を後ろから抱きしめるような形になっている。

 背中とか腕から柔らかな感触が伝わってきて、しかもなんだか甘い香りまで匂ってくる。意識した途端、五感が急に鋭くなってしまったような気がしていた。

 ……この小さな体で、俺達3人をコテンパンにしたんだよな。いったいどこにそんなパワーが秘められているんだろうか。

 

「一夏?」

「えっ!? あ、いや、なんでもないぞ。なんでも」

「そうか。何やら考え事でもしているようだったが」

 

 いかんいかん。向こうは真面目に料理に取り組んでいるというのに、俺がよこしまな気持ちを抱いてどうする。

 切り替えよう。邪念を振り払うためにも、ここはひとつ他の話題を。

 

「そういえば、なんで急に晩飯作りたいと思ったんだ?」

「深い理由はない。学校で枝理達に聞いたことを実践しようと考えただけだ」

「灯下さん達に?」

 

 編入してから1週間で、ラウラはすっかり仲良し3人組の新たな仲間に加わっている。男の俺だけじゃフォローに限界があるから、いろいろと親切にしてくれている灯下さん達には感謝感謝である。

 

「男は女の手料理で喜ぶらしいと、な」

「あー、なるほど」

「日ごろから、一夏にはうまい食事を用意してもらっている。いい機会だと思って、今日は私が作ってみようとしたのだが……結局お前に手伝わせてしまっているな」

 

 ちょっぴり残念そうに苦笑を浮かべるラウラ。本当は自分ひとりの力でやりたかったんだろうな。でも危なっかしかったのは事実だし、口を挟んでしまったのは許してほしい。

 

「それでも、ラウラが俺のために頑張ってくれてることに変わりはないだろ。俺は十分うれしいぞ」

「そ、そうか。ならいい」

 

 俺が笑いかけると、ラウラも表情を明るくした。ここまで見た感じ料理の経験はあまりなさそうだし、そんな彼女がこうして食材と格闘しているだけでも、俺に喜んでもらおうと思って一生懸命やってくれているのが伝わってくる。

 それだけで、兄として、男としては幸せな限りだろう。

 

「実際、男は女の手料理が好きなのか?」

「そうだな……まあ俺は、別に性別は関係ないかな。誰かが俺のために作ってくれたってだけでうれしいよ」

「ほう。ではたとえば、弾が心をこめて作ったものとかでもうれしいのか」

「そりゃもちろん……うん?」

 

 うなずきかけたところで、無意識のうちに言葉が止まった。

 頭の中で、エプロン姿の弾が俺に肉じゃがを振る舞う構図が浮かび上がる。

 

『一夏、お前のために真心をこめて作ったんだ。さ、たんと召し上がれ♡』

 

 うわ気持ち悪っ!

 なんておぞましいものを想像してるんだ俺の頭は。

 

「どうかしたのか」

「いや……そうだな。やっぱり、女の子が作ってくれた方がうれしいな」

 

 

 その日の夕食は、アツアツのおでんだった。

 少し味つけが濃すぎるような気もしたけど、十分おいしかった。

 




織斑家の日常風景に関しては、もっと詳しいところを番外編で補完するかもしれません。

感想や評価等あれば、気軽に送ってもらえるとうれしいです。
では、次回もよろしくお願いします。

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