正直に言うと半分くらいさぼっていただけというのが本音です。戦車ゲームにはまったりパズドラしてたり他の方の作品呼んだりあとは自分の他作品を投稿してたりしてたからですかね
明久たちは自分たちが雄二たちと別れたくらいのところで騒ぎが起きているのに気付いたが、有名人が来るなどの情報もなく、そもそも興味もなかったためジェットコースターの乗車待ちの列に並んでいた。
明「ねえ優子さん、さっきの騒ぎ雄二たちと別れたあたりで起きてたけどあの2人とか改心してないFFF団とかが来てるのかな?」
優「大丈夫だと思うわ。たぶん輝夜君や秀吉、それに土屋君たちも来てるみたいだし。何より何かあっても明久君が守ってくれるでしょ?」
優子は軽くはにかみながら、明久にそう言った。
明久―――――以外の周りの男性も―――――は顔を赤くしていた。明久は迷うことなく
「当然だよ!優子さんは何が起きても僕が守り通してみせる!!」
その返答を聞いて優子は
「ええ、明久君を信頼してるわ。好きよ」チュッ
と、明久にキスをした。
そんなことをしながら30分後、明久たちはジェットコースターの乗車待ちの一番先頭に来ていた。
明久たちが乗ったのは一番先頭、そしてジェットコースターが動き出し・・・頂点に達し降下を始めた。
明「イイイイイイイヤアアアアアアアアアアアッホオオオオオオオオオオオオオウ!」
優「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
そして高速のジェットコースターに揺られることおよそ3分。かかるGは最大で3.57と、それなりに強いGであったが楽しんだ2人は満足そうにジェットコースターから降り、次のアトラクションに向かっていた。
その時に、右前方から走ってくるぬいぐるみと黒覆面にマントの集団を見つけたのは偶然だった。
明「あれは・・・。またか、優子さん、ちょっと待っててもらえる?」
優「ええ。明久君、怪我だけはしないでね?」
明「わかってるよ」
そう言って明久は遊園地にふさわしくない集団に向かって走り出した。
そして10秒後接敵すると同時に鳩尾に1発叩き込んで1人落として離脱。
それを5回ほど繰り返して戦い方をヒット&アウェイからインファイトに変更。当然突然の戦い方の変更について行けるものはおらず、動きを止めた者が4人犠牲になりようやく我に帰ったFFF団とぬいぐるみ。
しかし、自分たちの戦力が戦闘開始から2分もたたないうちに2/5になろうともお構いなしに明久に突っ込んでいく。嫉妬に狂い、冷静な判断ができていないため連携などもない。司令塔足りうるぬいぐるみも嫉妬に狂ってまともな判断は下せないでいる。
FFF1「吉井覚悟!!」
明「出直してきなよ」
FFF2・3「これならどうだ!!」
明「残念でした」
FFF4「は・・はやっ!!」」
明「そういえば旧FFF団のみんなはなんで須川君と横溝君の評価が上がってきてるか知ってる?」
FFF『そんなことは知らん!!彼女がいる男子!女子といちゃつく男子!秀吉と仲のいい男子はもれなく殲滅対象じゃ~~~!!』
何もわかっていなかったFFF団のメンバーの行動は変わらなかった。
なお明久に攻撃を続けたのだ。
明「男子に暴力を振るわなくなって多少なりとも勉強を始めたからだよ。だから彼らはFクラスにいても評価されてるんだ」
だが、この一言で動きが止まり考え込みだした。
FFF1「なぜそれだけで評価が上がる!我々は間違ったことなどしていないというのに!」
FFF『そうだそうだ!!』
明「わかりやすく言ってあげるよ。カップルの男子に暴力を振るうとどうなる?」
FFF『風紀が守られるに決まっているだろう!』
明「はあ、それがダメなんだよ。まず彼氏に暴力を振るわれた女子があいつらは危険なやつだ、最低なやつだと思う」
FFF『なに!?』
明「本当に何もわかってなかったんだね。で、次にその女子が友達の女子や先生、他校の女子なんかにも話すんだよ。そしたらネズミ算的に君たちFFF団の悪行が広まるんだ」
FFF『な・・・!!それでは我々に彼女は・・・』
明「できないね、絶対に無理だ。でも須川君と横溝君はそれをやめて困っている人なんかの手助けをするようになったんだ。それに付いて行ったFFF団を抜けた人たちの評価も上がっているんだよ」
事実を明久の口から聞かされたFFF団の者たちが打ちひしがれる中、明久はさらに続けた。打ちひしがれているのが反省の表れか、それとも無駄な犯行を企てているのかを見極めるためだ。
明「それで?君たちはどうするの?今のFFF団の頭は姫路さんか島田さんだと思うけど。姫路さんや島田さんが君たちに感謝してるなんてことはありえないよ?」
FFF『そ、そんな・・・それじゃあ俺たちは本当に無駄な時間を・・・?』
明「そうだね。このままいけばやられてきた男子たちに訴えられて警察のお世話になるかもね?そうなったら完全に犯罪者になって彼女を作るどころか生きていくのさえ困難になると思うよ」
明久はここまで言っても考えを改めないようなら迷わず全員を学園に掛け合って処分してもらうつもりであった。少なくとも学園の教師にもFクラスの男子に対する苦情が校内から、校外からもたまに文月学園に苦情が来ていると高橋女史に聞いている。そのため明久は、最悪全員退学や放学にするという処分をとることも学園長に打診していた。
FFF『それでは俺たちはこれから何を支えにして・・・いや、何をすればいいんだ』
明「それは簡単だよ、傷つけた人たちに謝ること。その近くにいた女子なんかが恋人だった場合はその子にも誠意をもって謝るんだ。あとは学校の先生なんかに謝って雑用なんかの仕事をして罪滅ぼしをすればいい。まあ、傷つけたという事実は消えないから評価が上がっても恨まれることはあるかもしれないけど、今よりはましになるんじゃないかな?」
明久がそういった途端立ち上がりやる気を出したFFF団の面々に身構えた明久だったが、上半身を曲げて90度に腰を折って頭を下げられて明久は安心したように構えを解き、何をするつもりなのかを聞いた。
明「それで君たちは僕に頭を下げたわけだけど今から何をするのかな?」
FFF『吉井!今まですまなかった!!そしてありがとう、今までのことがなかったことにならないなんてことは分かっているが誠心誠意謝って許してもらってくることにするよ』
明久はそれだけ聞いてFFF団から踵を返して優子の元へ戻っていった。
そこで見たのはナンパされて迷惑そうにしていた優子が自分を見て顔を明るくしたところだった。
明「優子さん、待たせちゃってごめんね?大丈夫だった?」
優「大丈夫よ、ちょっとこの人たちがしつこかったけどね?あ、それと従業員の人がお昼は用意してるから鳳凰の間に来てくれって言ってたわ」
明「うん、わかった。それであなたたちはどっかに行ってくれないかな?この女性ひとは僕の彼女なんですよ」
「ちっ!こぶ付きかよ・・・行くぞお前ら!」
『は、はい!!』
そんなこともあったが明久たちは鳳凰の間にて昼食をとった。しかし用意されていた食事は想定より少なかったため優子の作った弁当も食べることになった。
食べ終わった後に従業員(の格好をしている白)に壇上に横から出ることを(強制だが)お願いされて従った。
「ここには、結婚を前提としたお付き合いをしているカップルが2組もいます!そこで、ウエディング体験争奪!ガチンコクイズ対決!!を開催してその2組のカップルの応援をしようと思います!!それでは2組のカップル、吉井明久さん!吉井優子さん(仮)と、霧島雄二さん(仮)、霧島翔子さんはステージに上がってきてください!!」
などと言われて困惑しているが顔を赤くして嬉しそうにしている優子に腕をとられて壇上に上がった。明久と優子、そして少し迷惑そうにしている雄二と普段からは考えられない程に嬉しそうな表情をしている翔子だった。
期間が開いた上に結構内容ぺらっぺらな気がする・・・出来れば文句とかはないほうが嬉しいなあ―(棒