よし!誰にも見つかってないぞ!
待っててくれた読者の方は遅くなってすいませんでした
他の作品を読んでいたこのs諾品を読んでくれているお気に入り登録者の方、正しい判断です
ここまで引っ張った理由はありません
後書きで少し言い訳をさせていただきます
ここはとある国のとある家・・・というのは冗談で文月市にある雄二の家。
翔子「・・・雄二、起きて?」
雄二「・・・んぁ」
そこには雄二を起こそうとする翔子の姿があった。
翔子「・・・雄二、早く起きて?時間が無くなっちゃうから」
雄二「・・・うん?翔子か、なんで俺の部屋にいるんだ?」
雄二は翔子が自分の部屋にいることを疑問に思い、なぜいるのかと聞いた。
すると翔子は――――――――――
翔子「・・・約束」
雄二「約束?今日お前と何か約束してたっけ?」
翔子「・・・これ」
―――――――――と、何かのチケットのような紙を雄二に見せた。
雄二「それは・・・最近出来たっていう遊園地のプレミアムチケットか?」
翔子「・・・そう。雄二はこれを手に入れられたら一緒に行ってくれるって約束した」
雄二「そういやそうだったな。でもなんでお前が持ってるんだ?それって確か清涼祭の時の優勝賞品じゃなかったか?」
翔子「・・・優しい人たちがくれた」
雄二は
(明久と輝夜か・・・。まあ、嬉しいからあいつらの思惑に乗って翔子と遊園地デートをしてやろうかな)
と考えた。
そして雄二は
雄二「翔子、行くのはいいが着替えるから部屋を出てくれないか?」
翔子「・・・わかった」
といい、翔子に部屋から出るように言った。
雄二は翔子が部屋から出るときに少し不機嫌そうな顔をしているのに気付いて、今日はできるだけ甘えさせてやるかなと考えた。
雄二が着替えを終えて1階に降りると次のような会話が聞こえてきた。
雄二母「どうだった?翔子ちゃん」
翔子「・・・既成事実はダメだったけど遊園地に入ってくれるって言ってくれた」
雄二母「よかったじゃない!ちゃんと楽しんでくるのよ?」
翔子「・・・うん」
会話を聞いていた雄二は部屋に入って
雄二「じゃあ翔子、飯食ったらすぐに出発するぞ」
翔子「・・・うん」
そう言って朝食をとっていなかった翔子も一緒に、雄二が作った朝食を食べていた。
翔子「・・・やっぱり雄二の作ったご飯は美味しい」
雄二「ありがとよ」
そんな会話をしつつ、22分37秒後くらいに朝食を食べ終わったため少しの間、雄二の家でちょうどいい時間になるまで話をしていたが
文字数を少なくするために割愛させていただきます
そして8じ時40分ごろに駅について電車を待っていると、雄二と一緒にいるにもかかわらず、翔子はナンパされていたが、雄二の非常にイイ笑顔(威嚇)によってナンパ野郎共は逃げていき、雄二に対しては嫉妬しているような
視線が、翔子に対しては羨望のまなざしや好奇の視線が降り注いでいたが二人とも無視していた。
~電車内での会話~
「なあ、あの赤い髪の奴の隣にいる女の子めちゃくちゃ可愛くねえか!?」
「ああ?そんなに驚くほどかわいい子がいるわけ・・・」
「あれは可愛いというよりは綺麗とか美しいの方があってる気がするな」
「なあ、そこの嬢ちゃん!そんなダセエ男より俺たちとイイことしようぜ!」
それを聞いた翔子と雄二は
翔子「・・・私は雄二が一番好き。あなたたちみたいな男に興味はない」
雄二「なあ、てめえら。俺の彼女に何良いよってんだ?顔の面積が倍になるまで殴られたくないんならとっとと消えな」(ニヤァ)
と、翔子はきっぱりと、雄二は犬歯をむき出しにしたイイ笑顔でナンパ野郎共を撃退した。
そんなことがありつつも電車に揺られること約26分、ようやく目的地に近い駅に着いた。
雄二「あそこが如月グランドパークか。翔子、はぐれないように手をつなぐか?」
雄二がそう聞いたが意外なことに
翔子「・・・いい」
と、翔子が雄二の提案を蹴った。
雄二「そうか・・・。じゃあはぐれた場合の待ち合わせ場所を決めておくか?」
少しだけ落ち込んだようだがはぐれた時のことを考えて待ち合わせ場所を作ろうと提案したが
翔子「・・・何を勘違いしてるの?」
と、返され
雄二「ひょっ?」
何ともインセクター羽蛾のような反応を返したのだった。
雄二「勘違いってどういうことだ?」
翔子「・・・こういうこと」(ギュッ
そう、翔子は腕を組んだのだ!
雄二「!?・・・な///なにを・・・」
翔子「・・・こうすれば私もうれしいしはぐれる心配もない。手をつなぐより確実でしょ?」コテン
雄二「そうだな・・・(首をかしげて聞いてくるとか反則だろ)」
そんなやり取りがあったが歩いて3分くらいで入口に着いた。
店員「スイマセーン、チケットはお持ちデスか?」
アジア系の男らしいのだが少しメイクしているらしくあまり深く考えなかった雄二だが
翔子「・・・これ」
店員「オーウ!こレはプレミアムチケットデはありまセンか!」
と言った店員のこの後の行動で怪しいと思い始めた。
店員「少々お待チくだサーイ。・・・私だ、例の2組のうち片方が来た。容姿からおそらく昨日言われたカップルAの方だ。ウエディングシフトの用意をしておけ」
今まで片言だった男が流暢に、しかも小声で無線で話していたが、会話の内容が少しづつ聞こえていたため
店員「オ待たセいたシマした!」
雄二「いや、それはいいがウエディングシフトとやらは必要ないぞ」
と、断った雄二だったが
翔子「・・・ウエディングシフト?」
翔子の興味を煽る結果になってしまったためごまかすのに少し時間を使ったがそこで
店員「ソウでシた!」
雄二「今度はなんだ」
店員「いえ、プレミアムチケットの得点としてソコの噴水広場でお似合いのお二人の写真を撮ることがデきルンでスよ」
翔子「・・・雄二、写真・・・撮ってもらおう?」
雄二「・・・はぁ、わかったよ」
翔子が説得してきたため逃げ道のなくなった雄二は店員を睨んでいたが記念撮影くらいなら思い出に1枚くらいいいか、と考えた。
店員「ソレでは写真を撮るノデお好きなポーズをとッてくだサイ」
翔子「・・・わかった」
そういって雄二の腕に回していた腕を話して雄二に耳打ちをして、だめだという返答だったため、説得をして了承を得て店員が現像してきた写真に写っている2人は
翔子「・・・やっぱり思い出にするならこれくらいがいい」
雄二「翔子、俺が鍛えていたのとお前が軽かったからまあいいんだがハグとかじゃダメだったのか?」
翔子「・・・やっぱり記念だからこういうのがいいと思って。怒ってる?」
雄二「いや、怒ってはいないんだがお姫様抱っこくらいなら頼まれればいつでもやってやるんだぞ?」
そう、翔子が雄二を説得してまで取ったポーズはお姫様抱っこだったのだ!
翔子「・・・うん」
雄二「あれ?翔子、明久たちも今日来たみたいだぞ」
雄二たちの写真撮影のポーズに触発されたのか優子さんが明久にねだって、明久はそれを了承していた。
写真を撮り終えた明久たちは雄二たちに近づいて行った。
明久「やあ、雄二。まさか同じタイミングでここに来てるとは思わなかったよ」
雄二「そうだな。それより明久、ウエディングシフトとやらについては何か知っているか?」
明久に聞いた雄二だったが明久も詳しくは知らなかったため礼を言った後明久たちと別れようとしたが
チャラ女「あ、リュータぁ!あそこで写真撮ってるよ!私たちも撮ってもらおうよ!!」
チャラ男「そうだな、おい兄ちゃん。俺らも写ってやんよ」
店員「いえ、あれはプレミアムチケットを提示されたお客様に対するキャンペーンであるのでそうでないお客様には適用されておりません」
チャラ男「ごちゃごちゃうるせーぞ!俺らも写ってやるっつってんだろ!」
チャラ女「そうよ!あんな馬鹿っぽい子供よりリュータの方が1000倍かっこいいんだから!!」
自分の彼氏のことを悪く言われて怒った二人を馬鹿にされた二人がとめていた。
翔子「・・・雄二、止めないで」
優子「明久君、止めないで」
雄二「怒るなって、俺はあんなのになんて言われても気にしねえよ。それにせっかく楽しみに来たのにあんなのにかまってる時間が惜しいだろ?」
明久「そうだよ、優子さん、それに僕らの写真を撮ってたのは多分ムッツリーニだし、秀吉とか輝夜も来てるはずだから気にするだけ無駄だよ」
雄二と明久がそういったことによってようやく止まった二人だった。
翔子「・・・なら輝夜たちに任せる。雄二、行こっ!」
雄二「明久、優子、じゃあまたな」
明久「うん、僕たちも楽しむけどそっちも楽しんできなよ」
優子「そうね、輝夜君たちがいるなら怒るだけ時間の無駄ね。翔子、またね」
翔子「・・・うん」
そういって2つのカップルは腕を組んだ状態で違うアトラクションに向かっていった。
では言い訳をさせていただきます
資格試験の勉強の居残りとかその辺でHPが毎日0以下になっていたためここまで遅れました
いつもならニコ生を見ながらとか書くんですけど眠くなっちゃってバン飯食ってパズドラして風呂入って寝るって生活をずっとしてました
結構遅くなってしまってすいませんでした!