バカと双子と天才?   作:Pyromane

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長らくお待たせしました!
みなさんお待ちかねの告白回です!
期待通りかどうかはわかりませんし似たようなの(同じもの)があるかもしれません!


今回は今まで出てきたことのない人が登場します


第24問  決勝戦と告白

明久たちは決勝戦の行われる、アリーナ?に着いて準決勝の時と同じようなことを言われていた。

そしてその話が終わると同時に会話をしながら会場に出た。

 

 

明久「さすがに決勝ともなると観客も多いね」

輝夜「まあ、準決勝で俺が暴れたからな。俺を見に来てるやつとアキがどんな戦い方をするのかを見に来たやつが半々くらいって感じだろ」

明久「そっか」

 

変川「ハッ!待ってたぜぇ?観察処分者ども」

常村(笑)「おいおい、夏川ぁそんなにいじめてやるなよ。かわいそうだろ?」

変川「そうだな、何せ相手は学園初の観察処分者のクズ2人だからなぁ」

 

 

どうやらこの2人の変態は準決勝を見ていないようだ。

準決勝を見ていた自分のクラスの人間に聞いた話も嘘だと思い込んでいるようで輝夜たちを馬鹿にしている。

 

輝夜「そんな御託はどうでもいいんだよ」

明久「そうだね、先輩。1つ聞きたいことがあるんですが」

 

変川「なんだぁ?みじめに負けた時の逃げ帰り方でも知りたいのか?」

常村(笑)「まあ、俺たちはAクラスの優秀な人間だからなぁ。そんなことは知らねえけどなぁ」

 

 

明久たちを煽っているが聞き流しているため変態たちが何を言っていても変わらない。

 

 

明久「僕たちが聞きたいことは優子さんや翔子さんたちを誘拐した計画にあんたたちもかかわっていたのかということです」

輝夜「あとはなぜ教頭の計画に加担しているかだ」

 

 

という言葉を聞いて一瞬呆けた変態たちだったが、言葉の意味を理解できたようでかなり怒りだした。

 

 

変川「なんだそれ!聞いてねえぞ!!」

常村(笑)「俺たちかもう一組の女たちが勝てばいいからとか言ってたくせに裏でそんなことしてやがったのか!!」

 

 

この言葉を聞いて明久と輝夜はこいつらはかかわっていないと判断した。

 

 

輝夜「それで、教頭に加担している理由はなんだ?・・・まあ予想はできてるがな」

 

変川「教頭に加担している理由はうまくやれば推薦状を書いてもらえるという話になっていてな」

常村(笑)「それで条件がこの大会での優勝だったんだよ」

 

明久「なるほど・・・」

輝夜「それが成功していたら先輩たちはこの学園のほとんどの生徒に恨まれてただろうな」

 

変川「どういうことだ?」

 

輝夜「先輩も聞いてたんじゃないんですか?条件を達成していないと優勝賞品の腕輪が暴走するってことを」

 

常村(笑)「あ、ああ。聞いていたがそれがどうしたんだ?」

 

輝夜「ここまで聞いてもわかんねえのか?」

明久「つまり腕輪の暴走=学園の不祥事ってことですよ」

 

変川「そういうことか!」

常村(笑)「学園の不祥事を起こして自分は他の学園に行こうとしているんだな?」

 

輝夜「正解だ。それに、他の学園に行った教頭がこの学園の生徒の推薦状を書くわけがねえ」

明久「まあ、そろそろ実況の話も終わるみたいですし準備しましょう」

 

明久の言う通り実況の女生徒の話も佳境に入っていた。

 

 

新野「・・・それではみなさん!この決勝戦での科目は家庭科です!観客の皆さんは楽しんで、選手の4人は全力で戦ってください!」

 

鉄人「それでは・・・始め!!」

 

試獣召喚(サモン)!!』

 

 

そういい召喚された常夏の召喚獣は不良と形容したらいいのかわからない格好(原作通り)をしていた。

 

 

 

               家庭科

 

吉井輝夜                      常村勇作

734点                       268点

 

                VS

 

吉井明久                      夏川俊平

1086点                       213点

 

 

輝夜「悪いが俺もアキも家庭科は得意教科なんだ」

明久「輝夜、今回は僕だけで戦いたいんだけど」

輝夜「・・・・・・まあいいだろう」

 

 

常村「点差がヒデえな、夏川よ」

夏川「そうだな、だが!」

常村「後輩に負けるわけには行けねえからな!」

 

 

夏川と常村は改心した?

 

明久「腕輪発動『無限の剣製(アンリミテッドブレードワークス)』」

 

 

明久の言葉とともに召喚フィールドが変化した。

昼にもかかわらず召喚フィールド内は夕方のように真っ赤になり、無数の剣が地面に突き立っていた。

 

明久「I am the bone of my sword(体は剣で出来ている)

 

明久「Steel is my body,and fire is my blood(血潮は鉄で心は硝子)

 

明久「I have created over a thousand blades(幾たびの戦場を越えて不敗)

 

明久「Unaware of loss(ただ一度の敗走もなく、)

 

明久「Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)

 

明久「Withstood pain to create weapons,(担い手はここに独り)

 

明久「waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)

 

明久「I have no regrets.This is the only path(ならば我が生涯に意味は不要ず)

 

明久「My whole life was(この体は、)

 

明久「"unlimited blade works"(無限の剣で出来ていた)

 

 

明久は速攻でけりをつけて優子に告白するために腕輪を発動させた。

 

 

そして明久が使う武器は・・・Fate/stay nightのアーチャー(エミヤ)が持ってる2振りの剣だった。

 

そして、明久は召喚獣を常夏の召喚獣へと走らせた。

 

 

常村「そんな単純な行動で俺たちを倒せると思うなよ!」

夏川「俺らは2年より長く召喚獣を操作してるんだぜ!いくらお前が観察処分者とはいえ簡単には負けねえぞ!」

 

 

明久の召喚獣と常夏の召喚獣が交差し、明久の召喚獣が倒れた・・・かに思えたが

 

 

 

             家庭科

 

吉井輝夜                  常村勇作

734点                   DEAD

              VS

 

吉井明久                  夏川俊平

687点                   DAED

 

 

 

新野「劇的な幕切れ!決勝戦の勝者は吉井兄弟です!皆さん、大きな拍手で祝福してあげてください!!」

明久「新野さ~ん!マイク貸してもらってもいい!?」

新野「いいですよ~今持っていきますね!」

 

 

 

                         ~少女移動中~

 

 

 

明久「わざわざありがとうね?」ニコッ

新野「///はい、マイクをお持ちしました。何をするんですか?」

明久「君たち放送部にとっても新聞部にとってもうれしいことかな?」

新野「?」

 

 

それだけいうと明久はマイクを持って大きく息を吸い込んだ。

 

 

明久「木下優子さん!僕は君のことが好きだ!返事をもらえるなら放課後屋上に来てほしい!!」

 

新野「皆さん!お聞きいただけましたでしょうか!優勝者の吉井明久さんの愛の告白です!木下優子さんは幸せ者ですね~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃教室の巨大ディスプレイで明久の告白を聞いていた優子はというと

 

 

優子「キューーー・・・///」

愛子「あっちゃー、優子が気絶しちゃったよ」

利光「工藤さん、とりあえずここだとお客さんや後輩たちにみられるから仮眠室に連れて行ってあげてくれるかい?」

愛子「わかったよ~」

 




告白の返事はみなさんわかっているでしょうが次回に持ち越しです
そして安定?の新野さん。この作品には時たま登場してきます

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