バカと双子と天才?   作:Pyromane

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決着です。根元がいい人の話があっても良いんじゃないかなぁ?


第6問  Bクラス戦後編

-教室-

 

秀吉と戦争の作戦をたてていると、ムッツリーニが教室に入ってくる

 

ムッツリーニ「Cクラスが試召戦争の準備をしている…………」

 

ムッツリーニの言葉を聞くと、考えるそぶりをすると、秀吉、獅子川、須川、横溝に相談する

 

雄二「あいつら漁夫の利をねらうつもりか?とりあえず不可侵条約を結びに行くか?」

獅子川「不可侵条約を結ぶのか?Bクラスとの条約を反故にして大丈夫か?」

雄二「む、たしかにな……ムッツリーニ。CクラスとBクラスの関係は?」

ムッツリーニ「…………代表同士が付き合っている」

 

雄二は仕事が早いな、と思いつつ考えをまとめる。

 

雄二「なるほどな……ま、大方非浦あたりが入れ知恵したんだろ。」

獅子川「考えたのが非浦ならCクラスに俺たちが来るのを待ち伏せしてるとかじゃないのか?」

雄二「それはあり得るな。ま、一度Cに行くか。」

秀吉「うむ」

獅子川「おう」

須川・横溝「了解。」

 

-Cクラス-

 

ガラララララララララ

 

雄二「失礼するぞ。」

小山「なにかしら?ぞろぞろと………」

獅子川「そこにBクラスの奴がいるよな?出してもらおうか?」

小山「なっ!……非浦君なんていないわよ!」

獅子川「俺は非浦とは言ってないぞ………」

小山「なっ!!」

すると、端のほうから遠藤先生と非浦とBクラス生徒がゾロゾロと出てきた

 

非浦「チッ!なぜばれた………」

雄二「なぜおまえらがここにいる?しかも遠藤先生まで伴って」

 

雄二の言葉に非浦は顔を歪め歯を食いしばり、どもる。

 

非浦「グッ……それは…」

獅子川「どうせ俺たちが協定違反してるとかいって襲うつもりだったんだろ?だよな遠藤先生?」

遠藤「ええ、私はFクラスが協定違反をしている、そう聞いてます。」

雄二「じゃなぜ俺たちが協定違反をしているとわかる?」

 

非浦は考えるそぶりをし、言葉を絞り出す。

 

非浦「……聞いたんだよ!」

雄二「ほう、誰にだ?そもそも俺たちのことを聞くのも戦争についてだろ?じゃあお前たちが協定違反してるんじゃないのか?ですよね、遠藤先生?」

遠藤「話を聞いている限りそのようですね。」

 

遠藤先生の話を聞くと非浦が教室から逃げていく

 

非浦「くそっ!おまえら俺を守れ!」

獅子川「英語なら俺に任せろ!試獣召喚!」

 

英語

 

Bクラス                  Fクラス

葛西真一237点

 

井川健吾229点

            VS        獅子川空 532点(トンファー・鎖帷子)

小野明265点

 

入江真美197点

 

 

獅子川「おれは一応帰国子女だからな!英語だけは得意だぜ!行くぜオラァ!」

 

獅子川は一番近くにいる召喚獣に狙いを定める。

       ドンっ!

「な!はや……」

葛西dead

獅子川「次ィ!」

 

入江「てやっ!」

井川「ただで負けるかよ!」

 

 

入江の召喚獣が鎖分銅で、井川のが槍で攻撃を仕掛けるが……

 

獅子川「当たるかっ!」

 

分銅をトンファーで槍を身を捻って躱すと、井川の召喚獣に肉薄し、トンファーをたたきつけ、召喚獣を消滅させる。

 

入江「あわわ……ええいっ!」

 

慌てた入江は支離滅裂に分銅を振り回し始める。

 

獅子川「単調だな!どりゃあ!」

 

分銅を見切り、トンファーで殴り召喚獣を消滅させると、呆気にとられている小野にトンファーを投げつける!

 

スコーン!

 

きれいに頭に当たり、戦死させた

 

小野「え!ありゃっ!?」

 

葛西真一

井川健吾

小野明     dead

入江真美

 

雄二「よし!例の作戦を決行する!ムッツリーニ!」

ムッツリーニ「……了解」

 

 

-戦場-

 

雄二「Bクラスが協定違反をしたため、戦争を続行する!行け!」

姫路「は……い…。あっ!」

姫路が行こうとするが、踏みとどまる。

雄二「あ?」

姫路の視線の先には便箋を持ってニヤニヤしている非浦がいた

雄二「チッ!姫路!お前下がれ!」

姫路「で…でも…」

雄二「あいつに弱みでも握られてんだろ?俺たちだけで大丈夫だ。」

姫路「す…すみません…」

 

姫路が下がると、雄二は大きく息を吸い込み、こう叫んだ!

 

雄二「非浦が姫路の私物を盗んだようだ!!しかも姫路は泣いていた!これを許していいのか!?」

 

戦場を殺気がつつむ……Fクラスの殺気で…

 

FFF団「「「「「「「「「「いいわけがない!」」」」」」」」」」

 

Fクラスの大半がいつもの黒装束になる。

 

FFF団「サーチ・アンド・デス!」

 

しかも召喚獣の装備が黒装束と鎌になり、召喚ワードも書き換えられている……

 

FFF団の召喚獣は一体一体Bクラスの召喚獣にくっつくと大爆発をおこし、Bクラスの召喚獣と共に戦死していく…

 

Bクラス「ばかな!こいつら補修が怖くないのか!?」

 

鉄人「戦死者は補修!」

 

鉄人が十数人ドナドナしていく。引きずりながら………

 

雄二「これで進軍を阻むものはいなくなった!突撃!」

 

-Bクラス-

秀吉「Fクラスじゃ!竹中先生!根本恭二に古典で勝負を…」

根本に勝負を挑もうとすると、非浦を含む近衛兵が道を阻む…

近衛兵「俺たちが受ける!試獣召喚!」

 

 

 

 

根本「やばい!だがまだ押し返せる!」

 

さてここで教師の特徴を話そう。社会の福原先生は影が薄い、英語の遠藤先生は大らかで、多少のミスは見逃してくれる。数学の長谷川先生は点数をつけるのが早い……では体育教師の大島先生は?それは体育教師が故の………行動力!

 

シュルルッ!スタッ!

ムッツリーニが大島先生をともない、窓から入ってくる。

 

ムッツリーニ「……Fクラス土屋康太。Bクラス根本恭二に保健体育で勝負を仕掛ける…」

 

根本「つ……土屋ァァァァァァ!!?」

 

ムッツリーニ「『加速』完了……」

 

土屋の召喚獣が根本の召喚獣の喉笛を切り裂いた……

 

鉄人「戦争終了!」

 

戦後対談

 

雄二「さて…正直お前に言うことは無いぞ根本。」

根本は拍子抜けした顔で雄二を見つめる…

根本「は……?」

雄二「どっちかってゆうと、お前に話がある……非浦!」

非浦はFFF団に引きずられながら人ごみから出てくる。

雄二「よし…聞いてくれ!Bクラスの設備はどうでもいい!」

Bクラスの生徒はみな一様に疑問の顔をする。

雄二「だが条件がある!非浦が女装をしてAクラスへ行き、戦争の準備ができてると言ってくることだ!あと根本がCクラスに行って戦争の準備をやめさせることだ!」

その言葉を聞いた根本はうなずき、非浦は顔を青ざめさせる……

根本「わかった。」

非浦「ちょっと待て!なんでこの俺が!?やらないぞ俺は!」

雄二「さて、設備交換とどっちがいいかな?Bクラスの諸君!」

Bクラス「「「「「「ぜったいに着替えさせる!」」」」」」

非浦「ちょっ!ぐぁっ!?」

Bクラス「黙らせたぞ!今のうちだ!」

B・女「ま、やってみる。」

雄二「あ、服は置いてけ」

B・女「?わかった」

雄二「えっと?あった、これだな…ほらよ姫路!」

姫路「あ…ありがとうございます!」

獅子川「ふぁ……Zzz」

雄二「おら!写真も撮らないといけねえんだから早くしろ!」

非浦「なっ!聞いてな……」

ムッツリーニ「一応需要があるかも……」

非浦「や……やめろ~!」

 

 

 

 

                                 続く

 

 

 

 

 

 

 

 


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