バカと双子と天才?   作:Pyromane

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今回ちょっと長めです


第4.5話  再開と開戦

プルルルル…………ピッ

高橋「はい……はい……わかりました。FクラスがDクラスに試召戦争を仕掛けたため。今日は自習です。では。」

 

 

高橋先生が教室から出ると、教室では各々話したり、勉強を始めたりした。

 

勉強組

 

輝夜「今日こそお前に勝つぜ!霧島、勝負だ!9教科小テスト合計点数885点!」

霧島「残念……900点……」

輝夜「くそっ!保健体育の差が!」

久保「いや…十分だと思うんだけど……」

輝夜「十分じゃだめなんだ!霧島に勝ちたいんだよ!」

霧島「保健体育を克服しなきゃ私には勝てない……」

輝夜「体育理論とかは満点なんだがな……アキんとこ行ってくる……」

霧島「………久保は何点だった……?」

久保「一応満点だよ。」

輝夜「学年三位にも負けた~!くそ~!本人がいるところで言うなよ!ちくしょう!」

久保・霧島「「……あ」」

 

 

輝夜は半泣きになりながら明久の元へ走って行った

輝夜「泣いてないかんな!ちくしょう!」

 

 

会話組

 

輝夜「また負けた!」

明久「いい加減諦めなって」

輝夜「やだね!いつか勝つ!」

明久「変なところで頑固なんだから……」

優子「明久君もそのぐらいの気位で頑張ればいいのに。」

明久「いやぁ、僕にはむりだよ。」

優子「やってみないとわからないじゃない!」

愛子「アハハ…優子は厳しいねぇ。」

 

 

そんな話をしていると、スタイルの良い茶髪ロングヘアーの女子生徒が近づいてきた……

 

?「よう!明久、輝夜!久しぶりだな元気してたか?」

 

明久・輝夜「「?……だれ(だ)?」」

 

?「オレだよ!木崎だって!木崎紫苑!」

 

明久「木崎……?」

輝夜「紫苑…はあ?紫苑ってあのメガネかけてオカッパだった紫苑か!?」

紫苑「いつの話だよ!そりゃ小学生のときだろ!?」

明久「もっと大人しかったよね!?」

紫苑「だから小学生のときだろ!?」

 

話していると、話したくてうずうずしていた愛子と優子がはなしてきた。

 

愛子「で?三人はどうゆう関係なのカナ?カナ?」

優子「アタシも気になるわね。」

愛子「どっちかと付き合ってたとか?」

 

愛子がそう言うと、紫苑たちは震えだし、ついに笑い出した。

 

輝夜「ちょwwwそれはないぞ工藤www」

明久「たしかに……アハハハハハハハ!」

紫苑「わたしがこの二人のどっちかと付き合ってた?冗談きついぜ!愛子!」

 

三人が笑い続けてると、愛子は不機嫌そうに頬をふくらませた

 

愛子「そんなに笑うことないじゃないか!で?どういう関係なの?」

明久「う~ん?簡単にいうと幼馴染…?」

紫苑「だな。」

輝夜「ま、紫苑は引っ越しちまったけど…そのあと優子と秀吉と出会ったんだっけな。」

優子「へ~「ピンポンパンポン」あら?」

 

 

「数学の船越先生、船越先生。Aクラスの吉井明久と吉井輝夜が生徒と教師の垣根をこえた話があるそうです。至急Aクラスへ……」

 

明久「へ?」

輝夜「なんだこr「輝夜ァァァァ!どうゆうことだ!」え?グハッ!」

 

紫苑が輝夜の胸ぐらを掴み、持ち上げる。

 

輝夜「グッ、苦しい……紫苑?極まってるんですが?「ああん?」キュウっ!?」

明久「あ、落ちたね」

 

「これで終わりだな、さて戻るか。」

「なにをしておる!」

「いや!これは島田の策略で……」

「よいから黙れ!」

 

ドカッ、ゴスっ!

 

「あ~あ~、今のは俺の照れ隠しです!大事な話があります!船越先生!放送室でずっと待ってます!」

 

紫苑「は?なんだこりゃ?」

明久「紫苑?輝夜をそろそろ放してあげないと……」

紫苑「うぉっ!?すまん!輝夜!」

 

ザザッッッ

 

「うん?ここは……「す~が~わ~く~ん」ギャアアアア!」

 

明久「さっき助けてくれたのって秀吉……だよね?」

優子「え…ええ、そうね。」

 

紫苑「すまん!本当にすまん!」

輝夜「もういいって。」

紫苑「でもだな……」

輝夜「ん~、じゃあこうしよう!今度俺に弁当を作ってくれないか?たまには他の人の飯も食ってみたいしな!」

紫苑「お……おう!作ってやるぜ!たのしみにしとけよな。」

輝夜「おう!」

 

紫苑は顔を赤くしたまま…心なしか嬉しそうに愛子たちのところに戻った

 

愛子「ねぇ、紫苑?」

紫苑「なんだ?」

愛子「紫苑って輝夜くんのこと好きだよね?」

紫苑「///ななな、なにをっ!?」

愛子「キャ~ッ、やっぱそうなんだ!輝夜クンかっこいいもんね!」

紫苑「うぅ……」

 

紫苑は恥ずかしいのか、顔を下に向け、黙ってしまう。これでは「そうです」といっているようなもんである。

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「お?戦争が終わったみたいだな……ま、Fの勝ちだろうが…霧島!Fは俺たちを狙ってるんだろ?」

翔子「……きっとそう、雄二のことだからわかる…」

輝夜「いいねぇ…早く戦いてェ!次はCだから…あと二回も待つのか…」

翔子「雄二だったら次はBに行くと思う……」

輝夜「ならあと一回か…ちょっと勉強してくる!」

翔子「私も……」

 

こうしてFクラスとAクラスは進んでいく……お互いの目的のために………




オリヒロインがでました。次はBクラス戦。あの謎の人物も出す予定です!お楽しみに!

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