規格外‼︎全てを護る者(更新停止中です)   作:グリムリッパー02

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皆様こんにちはグリムです。

今回は前回言っていたようにアンケートの結果を発表させていただきます!

アンケート結果については後書きの方で書かせていただきます。

それでは本編へ!


月光校庭のエクスカリバー
ちょっと変わった部活動です!


幻想空間(ファンタズマゴリア) ・ジャングルステージ〜

 

「フッ!」

 

俺は今日何体目かの魔獣を切り裂いていた。切り裂くって言っても実際に傷が残るわけじゃない。これは本質を切る刀だからな。

 

神様から心渡りをもらって数日後、最初は刃の長さに翻弄されたが今は使いこなせる様になった。

 

にしても強いねこれ。魔獣はもちろん妖精なんかにも効く。

触れればたちまち身を焦がしていく。

人外キラー恐るべしだ。

 

『夕弥、そろそろ上がるにゃ』

 

おっと黒歌からの着信だ。

 

「あぁ分かった。すぐに行く」

 

そう返して俺は転移魔法を展開した。

 

光がやんだところは草原ステージ。

ここでは小猫が猫又の修行をしている。

勿論講師役は黒歌だ。

 

「調子はどうだ?」

 

「バッチリにゃ。なんていったって私がおしえてるんだからにゃ!もう仙術の基礎、気の応用は出来るようになったにゃ」

 

黒歌からの説明。にしても流石だな。

 

小猫の方を見ると今までとは違い猫耳と尻尾が生えていた。

 

「にゃあ…夕弥先輩、どうですか?」

 

「可愛すぎる。食べてもいいか?」

 

「にゃ!にゃにを⁈」

 

「夕弥!食べるなら私からにしてにゃ!」

 

冗談を言えば小猫はプシュ〜っと頭から煙を上げ真っ赤になった。

黒歌については面倒なのでノーコメント。

 

「酷いにゃ‼︎」

 

「おっと口に出てたか」

 

最近多いな。気をつけないと。

 

「…………ハッ!ゆ、夕弥先輩。そろそろイッセー先輩の家に行かないと」

 

そうだった。幻想空間のせいで忘れていたが今日の部活はイッセーの家で執り行うんだった。

 

なんでも旧校舎が改装らしくイッセーの家で部活するらしい。

 

「そんじゃ行くか。黒歌、オーフィスのこと頼んだぞ、ティアもいるから大丈夫だろうけど」

 

「了解にゃ」

 

そう言って俺たちは幻想空間を出て一度シャワーを浴びてイッセーの家へ向かった。

 

一緒に入ったのかって?俺の家はなぜか知らんが男湯と女湯があるから問題ない。

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

さて、イッセーの家に着いた。

途中刀奈とも合流して今は小猫、レキ、刀奈の4人で来ている。

 

「お邪魔します」

 

来ることは既に伝えてあってインターホンは無しでいいとのことだ

 

「おぉ、夕弥君、それから刀奈ちゃんにレキちゃんも。いらっしゃい。そちらは部活の娘かな?」

 

玄関にはちょうどイッセーの親父さんがいた。

 

「こんにちはおじさん。これお土産の地酒です」

 

「おぉ!これはこれは‼︎毎度ありがとね。イッセー達は上にいるから」

 

そう言って嬉しそうに地酒をしまいにいく親父さん。俺たちは上に行くことにしよう。

 

 

上のイッセーの部屋に行くと楽しげな声が聞こえてきた。

 

ドアを開けると

 

「で、こっちが小学生のイッセーなのよ」

 

「あらあら、全裸で海に」

 

「ちょっ!朱乃さん! って母さんも見せんなよ」

 

なんか色々とカオスだった。

 

「…なにやってんだよ」

 

とりあえず部長に聞く。部の責任者なら説明してくれるだろうと思ったのだが…

 

「小さいイッセー、小さいイッセー、小さいイッセー、小さいイッセー、小さいイッセー、小さいイッセー」

 

ダメだ。危ない人と化している。

 

他に当たろうとアーシアの方を見るが

 

「部長さん!私もわかります!」

 

こっちもダメだ!

 

「今はイッセー君のお母様からアルバムを見せてもらっていたんです」

 

途方に暮れそうになっているところで朱乃からの助け舟がきた。

 

成る程アルバムか。

 

「あ、私も見たいわね」

 

「…私達も」

 

「な、刀奈さん⁉︎夕弥来てたのかよ!ってか見ないでくれェェエ!」

 

イッセーお疲れ…

 

俺も見に行くか

 

「あ、これは夕弥ね」

 

と部長が一枚の写真を指差す。そこには俺とイッセーが遊んでる写真。

 

「にゃあ……夕弥先輩かわいいです。お姉ちゃんって呼んでもらいたいです」

 

「夕弥君………あの時お持ち帰りしておけば…」

 

小猫、朱乃は写真に見入っている。朱乃が少し怖い。

 

「これは…夕弥君が中学生の時ね」

 

刀奈が俺とイッセーが学ランを着ている写真に手を伸ばす。

中学時代は学ランだったからな。

 

「学ランのイッセー‼︎」

「部長さぁぁん!取らないで下さい!」

「…学ランの夕弥先輩を素敵です」

「男らしいですわぁ」

 

刀奈の言葉にみんなの視線が向かう。それと部長自重しろよ。

 

「学ランのイッセー学ランのイッセー学ランのイッセー学ランのイッセー学ランのイッセー学ランのイッセー学ランのイッセー」

「はぁぁぁぁあ!イッセーさぁぁぁぁん」

「お持ち帰りしたら…まずはやっぱり少し味見を…」

「学ラン…まだ部屋にないんでしょうか…」

 

「この眷属はもうダメかもしれないな」

 

俺の言葉に刀奈、レキ、イッセー、祐斗の4人が黙って頷いた。

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

ある程度周りも落ち着いき始めイッセーの赤裸々な過去もかなりの数暴かれた頃だった。

 

「イッセー君。夕弥君。この子知り合いかい?」

 

と祐斗が一枚の写真を指差した。

そこには俺とイッセー、それから茶髪で紫の瞳をした子供が写っていた。

 

「あぁ、そいつはイリナって言って俺とイッセー、刀奈の幼なじみだよ。まぁ引越したみたいだけどな」

 

「懐かしいなぁ。俺夕弥が教えてくれるまで男の子だと思ってたもんな」

 

そーいえばそんなこともあったな。

 

「本当に懐かしいわね。今何処にいるのかしら」

 

と、いつの間にか横に来ていた刀奈も話に参加した。

 

「その子がどうかしたのか?」

 

祐斗は真剣な表情で首を横に降る。

 

「いや、その少女じゃないんだ。この後ろの男性はわかるかい?」

 

後ろの男性。多分イリナの父親だと思うが…と、ふとその人ご持つ剣が目に入る。

 

「その人がどうにかしたのか?」

 

イッセーが問う。

 

「こんなことがあるんだね。悪魔やドラゴンの周りにいれば大きな力に出会えるとは思っていたけど……まさか思いもかけない場所で見かけるなんて…」

 

祐斗は苦笑するが、雰囲気は周りを凍てつかせるに十分なものだ

 

「………その男性が持っているのは聖剣だよ」

 

祐斗は憎悪の炎で燃えていた。

 




アンケート結果!
今回は新しく出すヒロインについてのアンケートでした。
皆様からの沢山のアイディアを受け選ばれたヒロインを紹介します。
それからアンケートにも書きましたが選ばれるのは一人ではありません!


それでは発表します!

ノーゲーム・ノーライフ ジブリール
プリズマイリヤ クロエ・フォン・アインツベルン
カンピオーネ! 羅豪教主
ソードアート・オンライン ユウキ


となりました!
選ばれたキャラについては次回から登場させていけたらなと思います。

選ばれ無かったキャラもストーリーによっては出していければいいなと思います。
ぶっちゃけ睡蓮とか五右衛門とかも出したいです。

ですがあまり出してしまうと原作キャラが目立たなくなってしまうので…

とりあえずこの4人に決定しました!

これからも応援やご指摘を下さると嬉しいです。

それでは!

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