貴浩「明久たちも逃げたみたいだな。どうする?島田、姫路ここは通さないぞ」
ここで倒せばおそらく今日は邪魔できないだろう
姫路「ど、どうして織村くんは、私達の邪魔をするんですか」
島田「そうよ!命の味方ばっかして、それに羽鳥も!」
目の前の女子2人は抗議してくる。
全くこいつらは・・・少しは自分達の行動から明久がどう思ってるかとか
想像できないんだろうかな
貴浩「どうしてってお前らが明久たちの邪魔をしたからだろう?
しかも今回の件は前のオリエンテーションで手に入れたチケットで遊びに来ているんだ。
それをお前らがどうこう言ういわれは無いだろ」
光一「俺は命の味方はしていない。俺は明久殿に害なす者を排除するだけだ。
今回はお前らがそれに当たるから邪魔をしているんだ」
こういうとき光一は頼りになるな
島田「・・・・・・どうしてもどかないのね」
姫路「そこをどいてください。今ならまだ追いつけますから」
貴浩「行かせる訳無いだろ。光一やってくれ」
光一「はっ」
俺は光一に指示を出すと光一は姫路に向かって吹き矢を飛ばした。
俺は光一特製のトンファーを取り出し
島田に押し付けるとスタンガン機能を発動させ、気絶させた。
バタン×2
光一の吹き矢によって姫路は倒れて眠っていた。
吹き矢には睡眠薬がつけられていたのであろう
貴浩「じゃあ光一。2人をしばってどこかに放り込んどいて。
明久たちの邪魔にならないように。
もちろん他のお客さんの迷惑にもならないようにな」
光一「了解いたしました」
さてこれで明久たちは大丈夫かな。では次の持ち場に移動するかな
~ SIDE IN 秀吉 ~
ワシと楓はグランドパークの中にあるパーティー会場のような所に来ておる。
そこでワシはタキシードに楓はウエディングドレスに着替えさせられておる。
「とってもお似合いですよ」
といってスタッフの1人が鏡を持ってきてくれる。
とりあえず、着させてくれたスタッフにお礼を言う。
その後隣のスタジオに連れて行かれる。
まだ楓は来ておらぬがカメラの方の準備はできてるみたいだ
「それではここでお待ち下さい」
スタッフの人にそう言われワシはここで待つ。
貴浩「秀吉もう着替え終わってたのか?」
秀吉「貴浩!?・・・・・それよりどうしたのじゃ?こんな所で?
しかもボーイの格好をしておるが」
貴浩が奥の方からやってくる。やばいの貴浩と2人きりか・・・・・・
貴浩「これか、本当はお前が着るはずだったんだけどな。
楓とデートしてるみたいだから俺が着てるんだ。
この後雄二と霧島が来るからなと言ってもまだ時間はあるんだが」
と、貴浩は少し困った顔をして事情を説明してくれる。
なおさら気まずいのじゃが・・・・・
貴浩「そう気をはるな。今は何もしない。今秀吉に手を出したら楓が悲しむからな。
さっきも言ったが今は楽しんどけ」
と貴浩がワシの今の状況に気がついたようじゃ。
貴浩「あ、そうだ秀吉。今、楓を見てきたけど可愛くなってたぞ。
あまり見蕩れないようにな・それと欲情して襲うなよ。
もし襲った場合は殺すからな。それじゃあ」
秀吉「ブッ!?いきなり何言っておるのじゃお主は!?」
楓「秀吉君」
ワシは後ろから聞こえてきた声に反応する。そこにおったのは・・・・・
楓「・・・・・・・・へ、変じゃないでしょうか?/////」
そこには純白のドレスを着た楓がいた。
秀吉「・・・・・・・・・・・・・ハッ!ぜ、全然変じゃないのじゃ、似合っておるぞ」
完全に見蕩れておったなワシは・・・・・凄い威力じゃな
楓「本当ですか!?良かったです」
「ソレでは、とりマース。二人ともモット近づいてクダサーイ」
写真を撮るのは、入場ゲートにおった外国人らしい。
・・・・どうもコヤツはしっかりした日本語話せそうなんじゃが・・・・・。
外国人の人に言われ、ワシ達は少しくっつく。
・・・な、なんで楓はこんなに密着してくるのかの!?
「でハ撮りマース。はい、チーズ。・・・・・OKでース。
次は・・・・・新郎さん、新婦さんをお姫様抱っこしてクダサーイ」
ええ!?そこまでやるのかの!?
向こうを見てみると姉上と工藤の姿が見えた。
おそらくあの2人の差し金じゃろうか。
楓「どうしたんですか秀吉君?やってはくれないんでしょうか?」
秀吉「って、楓は良いのか!?」
ワシとこんな写真を撮って恥ずかしくないのか?
楓「は、はい。さすがに恥ずかしいですけど///」
秀吉「・・・・・・・・分かった。ワシも男じゃ、覚悟を決める。・・・よっと」
楓「ひゃあ///・・・・・ひ、秀吉君重くないですか?」
秀吉「全然大丈夫じゃ」
そう言うと、楓はワシの首に手を回してくる//////
・・・やばいの、恥ずかしさとか色々あってこのまま倒れそうじゃ
「でハ撮りマース。はい、チーズ・・・・・・・OKでース。
印刷をしてくるのでその間に着替えて置いてください」
それだけ言って外国人はどこかに行ってしまう。
あれは流石に写真館に飾らない・・・・。うん、そう願おうとするかの
秀吉「了解したのじゃ。それじゃ早く着替えるとするかの楓」
楓「はい、そうですね」
あの後、あの外国人に印刷した写真を見せてもらった。
あれは本当に他人には見せられない//////////////////////////。
あの写真には流石に楓も顔が真っ赤になっておった。
ちなみに今回撮った写真は全部、1枚ずつワシと楓に手渡された。
・・・・・・・・・・持って帰ったら、絶対に皆に見つからないところに
厳重に保管しておかないとまずいのじゃ!!
秀吉「・・・・・・早く行くとするかの楓」
楓「・・・・・・そうですね」
今、2人とも顔が真っ赤になっている。・・・・・・うう、気まずいのじゃ。
もしこんなところを皆に見られたら・・・・・
優子「秀吉!どうだった?写真撮影はその様子だと・・・・大成功って訳ね」
秀・楓「「姉上(優子ちゃん)!?」」
優子「今頃気づいたの!?さっきからいたのに」
そういえば写真撮影の時からおったの・・・・・
優子「で秀吉?これからあなたたちどうするの?
お昼まだでしょ?それならもうじきしたらレストランのほうで
豪華な食事が出るみたいだから行ってみたらどう?」
秀吉「そうなのか?どうする楓?」
楓「どうせですし行ってみましょうよ秀吉君」
秀吉「そうじゃな」
優子「なら今から案内するわ」
そしてワシと楓は姉上の後についていった