バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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撃退

貴浩「明久たちも逃げたみたいだな。どうする?島田、姫路ここは通さないぞ」

 

ここで倒せばおそらく今日は邪魔できないだろう

 

姫路「ど、どうして織村くんは、私達の邪魔をするんですか」

 

島田「そうよ!命の味方ばっかして、それに羽鳥も!」

 

目の前の女子2人は抗議してくる。

全くこいつらは・・・少しは自分達の行動から明久がどう思ってるかとか

想像できないんだろうかな

 

貴浩「どうしてってお前らが明久たちの邪魔をしたからだろう?

   しかも今回の件は前のオリエンテーションで手に入れたチケットで遊びに来ているんだ。

   それをお前らがどうこう言ういわれは無いだろ」

 

光一「俺は命の味方はしていない。俺は明久殿に害なす者を排除するだけだ。

   今回はお前らがそれに当たるから邪魔をしているんだ」

 

こういうとき光一は頼りになるな

 

島田「・・・・・・どうしてもどかないのね」

 

姫路「そこをどいてください。今ならまだ追いつけますから」

 

貴浩「行かせる訳無いだろ。光一やってくれ」

 

光一「はっ」

 

俺は光一に指示を出すと光一は姫路に向かって吹き矢を飛ばした。

 

俺は光一特製のトンファーを取り出し

島田に押し付けるとスタンガン機能を発動させ、気絶させた。

 

バタン×2

 

光一の吹き矢によって姫路は倒れて眠っていた。

吹き矢には睡眠薬がつけられていたのであろう

 

貴浩「じゃあ光一。2人をしばってどこかに放り込んどいて。

   明久たちの邪魔にならないように。

   もちろん他のお客さんの迷惑にもならないようにな」

 

光一「了解いたしました」

 

さてこれで明久たちは大丈夫かな。では次の持ち場に移動するかな

 

 

 

~ SIDE IN 秀吉 ~

 

 

 

ワシと楓はグランドパークの中にあるパーティー会場のような所に来ておる。

そこでワシはタキシードに楓はウエディングドレスに着替えさせられておる。

 

「とってもお似合いですよ」

 

といってスタッフの1人が鏡を持ってきてくれる。

とりあえず、着させてくれたスタッフにお礼を言う。

その後隣のスタジオに連れて行かれる。

まだ楓は来ておらぬがカメラの方の準備はできてるみたいだ

 

「それではここでお待ち下さい」

 

スタッフの人にそう言われワシはここで待つ。

 

貴浩「秀吉もう着替え終わってたのか?」

 

秀吉「貴浩!?・・・・・それよりどうしたのじゃ?こんな所で?

   しかもボーイの格好をしておるが」

 

貴浩が奥の方からやってくる。やばいの貴浩と2人きりか・・・・・・

 

貴浩「これか、本当はお前が着るはずだったんだけどな。

   楓とデートしてるみたいだから俺が着てるんだ。

   この後雄二と霧島が来るからなと言ってもまだ時間はあるんだが」

 

と、貴浩は少し困った顔をして事情を説明してくれる。

なおさら気まずいのじゃが・・・・・

 

貴浩「そう気をはるな。今は何もしない。今秀吉に手を出したら楓が悲しむからな。

   さっきも言ったが今は楽しんどけ」

 

と貴浩がワシの今の状況に気がついたようじゃ。

 

貴浩「あ、そうだ秀吉。今、楓を見てきたけど可愛くなってたぞ。

   あまり見蕩れないようにな・それと欲情して襲うなよ。

   もし襲った場合は殺すからな。それじゃあ」

 

秀吉「ブッ!?いきなり何言っておるのじゃお主は!?」

 

楓「秀吉君」

 

ワシは後ろから聞こえてきた声に反応する。そこにおったのは・・・・・

 

楓「・・・・・・・・へ、変じゃないでしょうか?/////」

 

そこには純白のドレスを着た楓がいた。

 

秀吉「・・・・・・・・・・・・・ハッ!ぜ、全然変じゃないのじゃ、似合っておるぞ」

 

完全に見蕩れておったなワシは・・・・・凄い威力じゃな

 

楓「本当ですか!?良かったです」

 

「ソレでは、とりマース。二人ともモット近づいてクダサーイ」

 

写真を撮るのは、入場ゲートにおった外国人らしい。

・・・・どうもコヤツはしっかりした日本語話せそうなんじゃが・・・・・。

外国人の人に言われ、ワシ達は少しくっつく。

・・・な、なんで楓はこんなに密着してくるのかの!?

 

「でハ撮りマース。はい、チーズ。・・・・・OKでース。

 次は・・・・・新郎さん、新婦さんをお姫様抱っこしてクダサーイ」

 

ええ!?そこまでやるのかの!?

向こうを見てみると姉上と工藤の姿が見えた。

おそらくあの2人の差し金じゃろうか。

 

楓「どうしたんですか秀吉君?やってはくれないんでしょうか?」

 

秀吉「って、楓は良いのか!?」

 

ワシとこんな写真を撮って恥ずかしくないのか?

 

楓「は、はい。さすがに恥ずかしいですけど///」

 

秀吉「・・・・・・・・分かった。ワシも男じゃ、覚悟を決める。・・・よっと」

 

楓「ひゃあ///・・・・・ひ、秀吉君重くないですか?」

 

秀吉「全然大丈夫じゃ」

 

そう言うと、楓はワシの首に手を回してくる//////

・・・やばいの、恥ずかしさとか色々あってこのまま倒れそうじゃ

 

「でハ撮りマース。はい、チーズ・・・・・・・OKでース。

 印刷をしてくるのでその間に着替えて置いてください」

 

それだけ言って外国人はどこかに行ってしまう。

あれは流石に写真館に飾らない・・・・。うん、そう願おうとするかの

 

秀吉「了解したのじゃ。それじゃ早く着替えるとするかの楓」

 

楓「はい、そうですね」

 

                      

 

 

あの後、あの外国人に印刷した写真を見せてもらった。

あれは本当に他人には見せられない//////////////////////////。

あの写真には流石に楓も顔が真っ赤になっておった。

ちなみに今回撮った写真は全部、1枚ずつワシと楓に手渡された。

・・・・・・・・・・持って帰ったら、絶対に皆に見つからないところに

厳重に保管しておかないとまずいのじゃ!!

 

秀吉「・・・・・・早く行くとするかの楓」

 

楓「・・・・・・そうですね」

 

今、2人とも顔が真っ赤になっている。・・・・・・うう、気まずいのじゃ。

もしこんなところを皆に見られたら・・・・・

 

優子「秀吉!どうだった?写真撮影はその様子だと・・・・大成功って訳ね」

 

秀・楓「「姉上(優子ちゃん)!?」」

 

優子「今頃気づいたの!?さっきからいたのに」

 

そういえば写真撮影の時からおったの・・・・・

 

優子「で秀吉?これからあなたたちどうするの?

   お昼まだでしょ?それならもうじきしたらレストランのほうで

   豪華な食事が出るみたいだから行ってみたらどう?」

 

秀吉「そうなのか?どうする楓?」

 

楓「どうせですし行ってみましょうよ秀吉君」

 

秀吉「そうじゃな」

 

優子「なら今から案内するわ」

 

そしてワシと楓は姉上の後についていった


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