バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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俺だけ独り身?

時間は少しさかのぼり、

 

雄二と別れた僕は命とどこを回るか相談していた

 

明久「さて、どこから回る命?」

 

命「えっと、いっぱいあるから迷うね?

  そういえば乗ってみたいのがあったんだけどそれでもいいかな?」

 

明久「もちろん!それじゃいこうか」

 

と、言ってそのアトラクションに行く前に外国人の男が近づいてくる。

 

「オーウ、そこのカップルさん?写真なんかどうですか」

 

僕達はカップルなんかではばいんだけど///

でもカップルに見られるのか////

 

命「写真だって!記念だし撮ろうよ明久君」

 

明久「そ、そうだね。って命!?///なにやって―――」

 

「でハ、撮りマース。はい、チーズ」 

 

その瞬間、ピピッというシャッター音がなる。

撮った写真を見せてもらうとそこには、

腕を組んででカメラに向かってピースしている命と

突然腕を組まれて顔を赤くしている僕が写っていた。

 

「スグに印刷しマース。そのまま待っていてくだサイ」

 

外国人の男はどこかにいってしまう。あれを印刷するのか・・・・恥ずかしい///

というか、もしあれが姫路さんや美波、優子さんや秀吉の手に渡ったら

・・・・僕はその場で死ぬのかもしれないな。

写真撮影って来た人達全員にやってるのかな?

そうとしか考えられないよね、だって僕達は結婚の件はないはずだし・・・・

 

「お待たせしまシタ―――――サービスで加工も入れておきまシタ」

 

どれどれと僕達は写真を覗きこむ。

その写真に写っているのは先ほど説明した状態の2人と

その2人と囲うようなハートマークと『私達、結婚します』という文字、

それに未来を祝福する天使が飛び回っている。

・・・・どうしてこうなったんだ・・・・・・・orz

 

明久「あのすいません。結婚までのプロデュースはこのチケットではないはずですが」

 

「アア。それはアチラにいる方カラ頼まれたので。この写真とアト、

 ウエディングドレス、タキシードを着てでの撮影をおこなう事にシマシタ。

 それとこの写真をパークの写真館に飾っても良いデスか?」

 

向こうには貴浩が見えた。

しかも命の姉である優子さんまで・・・・・・・僕殺されるのかな?

それにこの写真を飾るだって?思い出としてとっておくならともかく冗談じゃない!!

死へのカウントダウンじゃないか!!

 

明久「やめてください。それとそのフレーム───」

 

命「いいですよ。ただそのフレームは恥ずかしいので外してくださいね」

 

明久「ってなにいってるの命!?」

 

「OK、分かりました。ありがトウございマース。

 (貴浩さんの言うとおりでしたね、ニヤニヤ)

 それでは、後ほどウエディング体験の方に移りタイト思うので、

 後でスタッフを向かわせマス」

 

命「はい♪(明久君とウエディング体験ヤッタ♪)」

 

明久「命・・・どうしたの?ちょっと浮かれてるみたいだけど」

 

命「えっ!///い、いやなんでもないよ///気にしないで明久君」

 

すると

 

秀吉「明久ではないか。それに・・・・・・・命じゃと!?」

 

優子さんの次には秀吉が現れた。アレ?今日で僕死ぬのかな

 

命「ひ、秀兄!?どうしてここに?それに楓ちゃんも」

 

明久「楓もいるんだ!?」

 

アレ?これって拙くない。確か近くに貴浩が・・・・・

貴浩がいたほうを見ると、

貴浩は、光一と刀麻に、優子は、工藤さんによって押さえられていた

 

楓「命ちゃんも明久君と来てたんだね」

 

命「うん、まさか楓ちゃんも来てるなんて驚いたよ」

 

楓「私もだよ。ところでこの事、優子ちゃんと秀吉君には話してるの?」

 

命「うぅ・・・・話していないよ」

 

秀吉「そうじゃ!どういうことじゃ命よ!ワシと姉上は聞いておらぬぞ!!」

 

楓「落ち着いてください秀吉君。

  それなら私たちも兄さんに黙ってきてますからお相子ですよ」

 

秀吉「む・・・そうじゃな」

 

明久「あ、あの秀吉と楓?」

 

秀吉「なんじゃ明久!?」

 

明久「凄く言いにくんだけど・・・」

 

楓「どうしたんですか明久君?」

 

明久「いや、あちらをご覧ください」

 

秀吉「なんじゃ?あちらになにか───」

 

僕は貴浩たちがいるほうを指差した

 

楓「に、兄さん」

 

秀吉「・・・た、貴浩じゃと」

 

命「優姉・・・」

 

明久「ごめん。さっきから居たんだけど言い出せなくて」

 

 

~ SIDE OUT 明久 ~

 

 

貴浩「やあ秀吉君。どうしたのかな?こんなところで(ニコ)」

 

優子「こんにちは明久君。どうしたのかしら?こんなところで(ニコ)」

 

貴・優「「で?もしかして楓(命)とデートなのかな?」」

 

俺と優子は黒いオーラを纏いながら質問する

 

明・秀「「え、えっと・・・・・・」」

 

ああ、僕と秀吉はここで死ぬのか

 

楓「・・・・・・あ、あの、に、兄さん・・・」

 

貴浩「・・・まあいいや。今は見逃してやる。ただし秀吉!!」

 

秀吉「は、はい!!」

 

俺は秀吉の肩をKARUKU掴んで

 

貴浩「帰ったら説明よろしく!」

 

秀吉「も、もちろんじゃ」

 

貴浩「で?楓も後で話聞くからな」

 

楓「・・・・・・はい」

 

貴浩「秀吉!!」

 

秀吉「はい!!」

 

貴浩「今日は楓を頼むぞ」

 

秀・楓「「え!?」」

 

貴浩「どうした?任せてはいけないのか?」

 

秀吉「任せるのじゃ!楓と楽しんでくるのじゃ」

 

貴浩「・・・・・そうしてくれ」

 

愛子「あれ?それで良いの?」

 

貴浩「・・・・・・良いさ。せっかく遊びに来てるんだ。楽しまなきゃ損だろ」

 

愛子「へぇーそうなんだ。貴浩君って優しいね」

 

貴浩「なぁ!?////そ、そんな事より優子を止めるぞ」

 

愛子「了~解!」

 

 

 

優子「明久君。これはどういうことかしら?」

 

命「えっと・・・優姉?落ち着いて」

 

優子「命は少し黙ってなさい!私は今明久君と話しているの!!

   で、どういうこと明久君?」

 

明久「えっと、オリエンテーションの景品でペアチケットが当たったので

   同じ班だった命と行こうと思いまして誘いました」

 

優子「・・・・・・そう・・・・・」

 

明久「えっと優子さん?」

 

命「優姉?」

 

貴浩「さあ2人ともさっさと楽しんで来い!」

 

明久「え?でも・・・・」

 

貴浩「なにか?秀吉たちにも言ったけどせっかく遊びに来ているんだ。楽しんで来い!」

 

愛子「そうだよ2人共。今は楽しまなきゃ損だよ」

 

貴浩「良いだろ優子」

 

優子「・・・・・・わかったわよ。明久君。ちゃんと命のことを楽しませてね」

 

明久「はい!!行こ命!」

 

命「はい!!」

 

明久と命、秀吉と楓を見送ると

 

貴浩「行ったか。さてこちらも仕事にm───」

 

俺は言葉を失った。

 

愛子「どうしたの貴浩君?」

 

優子「どうしたって言うの?」

 

俺が見た方向にはなのはと・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ムッツリーニが手を繋いで歩いていた

 

貴浩「ムッツリーニ!?」

 

康太「!?」

 

ムッツリーニが俺を見て逃げようとしたので

 

貴浩「逃がすか!!」

 

俺はすぐさま仕込みトンファーで捕まえる

 

愛子「なのはちゃんがムッツリーニ君と来てるとは驚きだよ」

 

優子「本当よ。どうしたの?」

 

なのは「えっと、清涼祭の時、私たち誘拐されたでしょ、

    その時に私を助けてくれたのが土屋君なの。だからそのお礼にと思って誘ったの」

 

貴浩「そういやそうだったな。それでか今回の事、誘ったのに来なかったのは」

 

康太「・・・・・・・・・・・・八神がどうしてもと言ったからだ」

 

貴浩「ふーん。なのはとのデート楽しんでこいよ」

 

康太「・・・・・・・・・・・・デートじゃない」

 

貴浩「手を繋いでいたのに?」

 

康太「・・・・・・・・・・・それは仕方がなくだ」

 

貴浩「まあそういうことにしとこうか。

   悪いな2人の邪魔をして、じゃあ楽しんでこいよ」

 

なのは「うん。そうするね。じゃあいこう土屋君」

 

康太「・・・・・(コクン)」

 

なのはとムッツリーニを見送る。

 

貴浩「まさかの組合せだったな」

 

愛子「そうだね。さすがにアレは驚いたよ」

 

優子「そうね。まさか土屋君とは驚きね」

 

貴浩「そうだな。さて俺達も仕事に戻るか」

 

俺は優子と愛子と別れ雄二達の元へと向かった

 

・・・・・・アレ?いつものメンバーで独り身って今俺だけじゃないかOrz

 

その後、俺は落ち込みながらもお化け屋敷へと向かった


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