時間は少しさかのぼり、
雄二と別れた僕は命とどこを回るか相談していた
明久「さて、どこから回る命?」
命「えっと、いっぱいあるから迷うね?
そういえば乗ってみたいのがあったんだけどそれでもいいかな?」
明久「もちろん!それじゃいこうか」
と、言ってそのアトラクションに行く前に外国人の男が近づいてくる。
「オーウ、そこのカップルさん?写真なんかどうですか」
僕達はカップルなんかではばいんだけど///
でもカップルに見られるのか////
命「写真だって!記念だし撮ろうよ明久君」
明久「そ、そうだね。って命!?///なにやって―――」
「でハ、撮りマース。はい、チーズ」
その瞬間、ピピッというシャッター音がなる。
撮った写真を見せてもらうとそこには、
腕を組んででカメラに向かってピースしている命と
突然腕を組まれて顔を赤くしている僕が写っていた。
「スグに印刷しマース。そのまま待っていてくだサイ」
外国人の男はどこかにいってしまう。あれを印刷するのか・・・・恥ずかしい///
というか、もしあれが姫路さんや美波、優子さんや秀吉の手に渡ったら
・・・・僕はその場で死ぬのかもしれないな。
写真撮影って来た人達全員にやってるのかな?
そうとしか考えられないよね、だって僕達は結婚の件はないはずだし・・・・
「お待たせしまシタ―――――サービスで加工も入れておきまシタ」
どれどれと僕達は写真を覗きこむ。
その写真に写っているのは先ほど説明した状態の2人と
その2人と囲うようなハートマークと『私達、結婚します』という文字、
それに未来を祝福する天使が飛び回っている。
・・・・どうしてこうなったんだ・・・・・・・orz
明久「あのすいません。結婚までのプロデュースはこのチケットではないはずですが」
「アア。それはアチラにいる方カラ頼まれたので。この写真とアト、
ウエディングドレス、タキシードを着てでの撮影をおこなう事にシマシタ。
それとこの写真をパークの写真館に飾っても良いデスか?」
向こうには貴浩が見えた。
しかも命の姉である優子さんまで・・・・・・・僕殺されるのかな?
それにこの写真を飾るだって?思い出としてとっておくならともかく冗談じゃない!!
死へのカウントダウンじゃないか!!
明久「やめてください。それとそのフレーム───」
命「いいですよ。ただそのフレームは恥ずかしいので外してくださいね」
明久「ってなにいってるの命!?」
「OK、分かりました。ありがトウございマース。
(貴浩さんの言うとおりでしたね、ニヤニヤ)
それでは、後ほどウエディング体験の方に移りタイト思うので、
後でスタッフを向かわせマス」
命「はい♪(明久君とウエディング体験ヤッタ♪)」
明久「命・・・どうしたの?ちょっと浮かれてるみたいだけど」
命「えっ!///い、いやなんでもないよ///気にしないで明久君」
すると
秀吉「明久ではないか。それに・・・・・・・命じゃと!?」
優子さんの次には秀吉が現れた。アレ?今日で僕死ぬのかな
命「ひ、秀兄!?どうしてここに?それに楓ちゃんも」
明久「楓もいるんだ!?」
アレ?これって拙くない。確か近くに貴浩が・・・・・
貴浩がいたほうを見ると、
貴浩は、光一と刀麻に、優子は、工藤さんによって押さえられていた
楓「命ちゃんも明久君と来てたんだね」
命「うん、まさか楓ちゃんも来てるなんて驚いたよ」
楓「私もだよ。ところでこの事、優子ちゃんと秀吉君には話してるの?」
命「うぅ・・・・話していないよ」
秀吉「そうじゃ!どういうことじゃ命よ!ワシと姉上は聞いておらぬぞ!!」
楓「落ち着いてください秀吉君。
それなら私たちも兄さんに黙ってきてますからお相子ですよ」
秀吉「む・・・そうじゃな」
明久「あ、あの秀吉と楓?」
秀吉「なんじゃ明久!?」
明久「凄く言いにくんだけど・・・」
楓「どうしたんですか明久君?」
明久「いや、あちらをご覧ください」
秀吉「なんじゃ?あちらになにか───」
僕は貴浩たちがいるほうを指差した
楓「に、兄さん」
秀吉「・・・た、貴浩じゃと」
命「優姉・・・」
明久「ごめん。さっきから居たんだけど言い出せなくて」
~ SIDE OUT 明久 ~
貴浩「やあ秀吉君。どうしたのかな?こんなところで(ニコ)」
優子「こんにちは明久君。どうしたのかしら?こんなところで(ニコ)」
貴・優「「で?もしかして楓(命)とデートなのかな?」」
俺と優子は黒いオーラを纏いながら質問する
明・秀「「え、えっと・・・・・・」」
ああ、僕と秀吉はここで死ぬのか
楓「・・・・・・あ、あの、に、兄さん・・・」
貴浩「・・・まあいいや。今は見逃してやる。ただし秀吉!!」
秀吉「は、はい!!」
俺は秀吉の肩をKARUKU掴んで
貴浩「帰ったら説明よろしく!」
秀吉「も、もちろんじゃ」
貴浩「で?楓も後で話聞くからな」
楓「・・・・・・はい」
貴浩「秀吉!!」
秀吉「はい!!」
貴浩「今日は楓を頼むぞ」
秀・楓「「え!?」」
貴浩「どうした?任せてはいけないのか?」
秀吉「任せるのじゃ!楓と楽しんでくるのじゃ」
貴浩「・・・・・そうしてくれ」
愛子「あれ?それで良いの?」
貴浩「・・・・・・良いさ。せっかく遊びに来てるんだ。楽しまなきゃ損だろ」
愛子「へぇーそうなんだ。貴浩君って優しいね」
貴浩「なぁ!?////そ、そんな事より優子を止めるぞ」
愛子「了~解!」
優子「明久君。これはどういうことかしら?」
命「えっと・・・優姉?落ち着いて」
優子「命は少し黙ってなさい!私は今明久君と話しているの!!
で、どういうこと明久君?」
明久「えっと、オリエンテーションの景品でペアチケットが当たったので
同じ班だった命と行こうと思いまして誘いました」
優子「・・・・・・そう・・・・・」
明久「えっと優子さん?」
命「優姉?」
貴浩「さあ2人ともさっさと楽しんで来い!」
明久「え?でも・・・・」
貴浩「なにか?秀吉たちにも言ったけどせっかく遊びに来ているんだ。楽しんで来い!」
愛子「そうだよ2人共。今は楽しまなきゃ損だよ」
貴浩「良いだろ優子」
優子「・・・・・・わかったわよ。明久君。ちゃんと命のことを楽しませてね」
明久「はい!!行こ命!」
命「はい!!」
明久と命、秀吉と楓を見送ると
貴浩「行ったか。さてこちらも仕事にm───」
俺は言葉を失った。
愛子「どうしたの貴浩君?」
優子「どうしたって言うの?」
俺が見た方向にはなのはと・・・・・
ムッツリーニが手を繋いで歩いていた
貴浩「ムッツリーニ!?」
康太「!?」
ムッツリーニが俺を見て逃げようとしたので
貴浩「逃がすか!!」
俺はすぐさま仕込みトンファーで捕まえる
愛子「なのはちゃんがムッツリーニ君と来てるとは驚きだよ」
優子「本当よ。どうしたの?」
なのは「えっと、清涼祭の時、私たち誘拐されたでしょ、
その時に私を助けてくれたのが土屋君なの。だからそのお礼にと思って誘ったの」
貴浩「そういやそうだったな。それでか今回の事、誘ったのに来なかったのは」
康太「・・・・・・・・・・・・八神がどうしてもと言ったからだ」
貴浩「ふーん。なのはとのデート楽しんでこいよ」
康太「・・・・・・・・・・・・デートじゃない」
貴浩「手を繋いでいたのに?」
康太「・・・・・・・・・・・それは仕方がなくだ」
貴浩「まあそういうことにしとこうか。
悪いな2人の邪魔をして、じゃあ楽しんでこいよ」
なのは「うん。そうするね。じゃあいこう土屋君」
康太「・・・・・(コクン)」
なのはとムッツリーニを見送る。
貴浩「まさかの組合せだったな」
愛子「そうだね。さすがにアレは驚いたよ」
優子「そうね。まさか土屋君とは驚きね」
貴浩「そうだな。さて俺達も仕事に戻るか」
俺は優子と愛子と別れ雄二達の元へと向かった
・・・・・・アレ?いつものメンバーで独り身って今俺だけじゃないかOrz
その後、俺は落ち込みながらもお化け屋敷へと向かった