貴浩「さてと俺の相手は誰だ?」
明久と雄二の試合が終わったあと
今度は俺の準決勝の試合の番となり舞台に立っていた。
刀麻「俺だ」
俺の目の前に現れたのは刀麻だった。
貴浩「……刀麻が俺の相手か」
そうか…俺の相手は刀麻だったか・・・・・・
先ほどのコスプレの恨みを晴らしてやるぜ
刀麻「そうだ。前回の借りを返してやる」
瀬名「お待たせしました!これよりシングルス戦準決勝を開始したいと思います!」
貴・刀「「試獣召喚(サモン)!」」
【保健体育】
Aクラス 不知火刀麻 VS Fクラス 織村貴浩
296点 439点
瀬名「それでは始めて下さい」
刀麻「……貴浩は保健体育まで高いのかよ」
貴浩「・・・・・・・さてヤルカ」
刀麻「・・・・・・なあ貴浩?気のせいじゃないと思うが…お前何か雰囲気違わないか?」
貴浩「ソンナコトハナイヨ。ジャアサッサト殺ルヨッ!!」
刀麻「やっぱりおかs──」
俺は刀麻がしゃべっている途中に攻撃をしかける。
刀麻「なっ、あぶなっ!?」
すんでのところで刀麻は俺の攻撃を避ける
貴浩「……ヨケルナヨ…コウゲキガアタラナイダロ…?」
刀麻「いや、普通避けるだろ。それよりどうしたって言うんだ!?
もしかして着替えをもっていたったことか?」
貴浩「イヤイヤ、ソンナコトナイゾ。
ケッシテサッキノコスプレノウラミトカジャゼンゼンナイカラナ。
『グラビトン』!」
俺が腕輪を発動させると刀麻の召喚獣は床に倒れこんだ
貴浩「『グラビトン』『グラビトン』『グラビトン』『グラビトン』
『グラビトン』『グラビトン』『グラビトン』『グラビトン』
『グラビトン』『グラビトン』・・・・・・」
俺は何度も腕輪を発動させる。
もう刀麻の召喚獣は地面に埋まりこんでいた。
雄二「や、やりすぎだろ…」
明久「そうだね…」
貴浩「ケケケッ…マダダ、マダダヨ。マダオワッテイナイヨ」
秀吉「もう刀麻の点数はもう0点に近いんじゃが…」
刀麻「……鈴村先生ギブアップします」
俺がまだ続けようと思っていると刀麻が降参した
瀬名「勝者Fクラス織村!」
貴浩「・・・・・・モウオワリ?ツマラナイ、マダ殺ル」
明久「もう終わったんだよ貴浩。じゃあみんなのところに帰ろうよ。
楓が待ってるよ、きっと」
明久の最後の一言を聞き正気に戻る。
貴浩「……そうだな。じゃあ戻るとするか」
俺から少し離れたところでは
秀吉「今回の貴浩は怖かったのじゃ」
雄二「ああ、そうだな」
刀麻「これからは貴浩は怒らせないようにしないとな……」
秀・雄「「そうだな(じゃな)」」
ひそかに貴浩を怒らせないことを誓っていた。