~明久SIDE~
僕は貴浩に言われて休憩に入り
命と一緒に出店などを見て回っている最中である。
命「ごめんね明久君。
せっかくの休憩だったのに私に付き合ってもらっちゃって」
明久「そんな事ないよ。命といると楽しいからね。
それにせっかくのお祭りなんだから楽しもうよ」
命「わ、私といるとた、楽しい////」
僕がそういうと命の顔が赤くなった。
明久「どうしたの命?もしかして具合が悪くなったの?」
命「い、いえ。何でもないよ!」
命は顔を横に振りながらそう答えた
命「そんな事より明久君!時間も長くないから楽しもうよ!」
命はそういうと僕の手を掴んだ
命の手やわらかいな////
明久「う、うん、そうだね。じゃあどこに行こうか?」
その後は僕は命と手を繋いだまま占いやお化け屋敷などの出し物を見て回った。
お化け屋敷では命がビックリして
僕に抱きついてきた事は皆に内緒にしないと……
それにしても抱きつかれた時いい匂いしたな…それに胸が僕に当たって……
本当に命と一緒に見て回れて楽しかったな
そういえば僕確かオリエンテーリングの時のチケットで命と一緒に行く予定だったよね。
その時も今日みたいに楽しかったらいいな。
★
試合会場に向かっている最中
考えたら俺は忙しくて2回戦目である対戦相手のことを知らなかったので
次は誰が対戦相手なのか考えながら向かっていた。
会場には先ほど明久と話していた根っこコンビの片割れである根城がいた
貴浩「なんだ?次は誰が対戦相手なのかと思ったら根城だったのか」
根城「げぇ!?織村か!?お前が俺の相手か!」
俺の顔を見て顔を引き攣っている。
まあ、根本同様に色々やったからなぁ…
木内「それでは、試験召喚大会2回戦を始めてください」
今回の立会人は、数学の木内先生だ。
貴浩・根城「「試獣召喚(サモン)!」」
Fクラス 織村貴浩 VS 根城敦
数学 630点 174点
互いの点数が表示される。
根城「なっ!?なんだよその点数は!?」
俺の数学の点数を見て驚く根城
そういえばコイツは俺の数学の点数は知らなかったな。
貴浩「さて、今回も恥ずかしい目にあわせるかな」
俺が冗談交じりにそう告げると
根城「や、やめろ。せ、先生!俺は棄権する!」
根城は俺と戦う前に棄権したので俺の勝利となった。
根城を見ると少し震えているように見えたが、前回少しやりすぎたか…
いや、楓を泣かせたんだからあれぐらいはまだぬるいな。
木内先生が勝利宣言をあげたので俺はAクラスへと戻って行った。