~下校中~
今日は秀吉も部活が休みなので
珍しくいつのもメンバーと一緒に帰っていた。
明久「今日も疲れたよ・・・」
秀吉「・・・ワシも疲れたのじゃ・・・」
康太「・・・・・・・・・最近授業のペースが速い」
帰りながら明久が授業についてのグチをもらす・・・
たしかにここ最近は授業のペースが速いから明久にはきついかもしれないな・・・
明久「正直ついていけないよ・・・」
秀吉「うむ・・・ワシもついていくだけで全然わからないのじゃ・・・」
康太「・・・・・・正直やばい・・・」
まあ・・・授業ペースが速くなくても変わらないと思うが・・・
雄二「・・・・・・確かに最近は授業のペース速いな」
貴浩「そういえば、期末テスト近かったな。だからだろうな授業のペース上げてるのは・・・
面倒臭いが勉強しないわけにもかないしな……
そういえば・・・文月学園の試験は特殊で試験時間内なら何問でも解けるんだよな?」
雄二「そうらしいな。2年からできる試験召喚戦争のためらしい。
でも1学期の試験は上限100点の試験らしいぞ」
貴浩「そうなのか? なんだ少し期待してたのに」
雄二「明久や秀吉、ムッツリーニはアレだろうが・・・お前の成績どうなんだ?」
貴浩「まぁ…そこそこだな・・・」
明久「そっか~テストか~って、えぇ!? テストぉぉ!?」
貴浩「驚きすぎだろ……ってか反応も遅いな」
康太「・・・・・・・・・もうテストの時期か?」
雄二「正確に言えばあと2週間はあるけどな」
明久「あ、そうなんだ~僕ビックリしちゃったよ~」
明久「え!? 期末試験・・・?」
秀吉「もうそんな時期であったか」
康太「・・・・・・それならなおさらスピードを上げないで欲しい」
明久「だよね・・・ペースあげると試験範囲が広くなっちゃうじゃないか」
雄二「だが、そうしねえと後の試験の時より範囲が増えるぞ」
明久「げぇ・・・まあ・・・僕たちにはあんまり関係ないけどね・・・」
貴浩「いや・・・少しは勉強しろよな・・・?
それにまだ日にちはあるから今から勉強しとけば大丈夫だろ」
秀吉「…もう期末試験じゃったか…せっかく演劇の練習が盛り上がってきたところじゃったのに・・・」
康太「………保健体育なら誰にも負けない」
明久「まあ・・・初めての試験だから緊張するよ」
貴浩「…お前今までまともに試験勉強なんてしたことなかっただろうが・・・
唯一やったのはここの入試の時だけだろ?」
明久「そっか・・・なら大丈夫だね」
貴浩「いや…大丈夫じゃないが…………心配だな・・・」