バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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着替えと浴衣とサービス

男の方は、着替えは10分ほどで終わったのだが、

女の方は時間がかかるみたいで、30分経ってもまだ姿は見当たらない。

 

明久「そんなに時間かかるものかな?」

 

雄二「水着の時より長いんじゃないか?」

 

久保「女性は着替えとかには時間がかかるからね」

 

秀吉「そうじゃのう」

 

康太「……カメラの準備終わった」

 

刀麻「・・・それにしてもよく浴衣なんて用意していたな」

 

光一「皆が来るんだから準備しておいたんだ」

 

貴浩「浴衣って俺初めて着るな」

 

明久「僕もだよ。浴衣なんて普段着ないもんね」

 

そしてどうやらタイミングを見計らってか知らんが、女性陣が一気に現れた。

 

「「「お待たせ~」」」

 

やはり女子も浴衣姿で。

 

雄二「そんなもん用意してたのか」

 

康太「……時間がかかるのも納得」

 

秀吉「それにしても楓はいつも輝いておる」

 

楓「あ、ありがとうございますヒデ君」

 

明久「全員似合ってるよ!」

 

久保「うん、吉井君の言うとおりだね」

 

貴浩「…………」

 

青、紫、赤、ピンク、白に花柄など、女性陣はあらゆる浴衣で登場してきた。

 

明久「へぇ~髪型も変えているから、印象が随分違うね」

 

命「そ、そうですか?」

 

命の髪型はいつものおろした髪型ではなくポニーテールの髪型にしていた。

 

光一「ってか命は髪伸びたよな」

 

秀吉「そうじゃな。前はショートじゃったのに今は背中まで伸びておるしのう」

 

命「ちょっとイメージチェンジしてみたんだよ。明久君・・・似合いますか?」

 

明久「もちろんだよ命! 最高です!!」

 

刀麻「ってか本当によく浴衣とか準備できたよな」

 

愛子「これ全部光一君のメイドさんが用意してくれたんです」

 

雄二「凄いな。光一のところは」

 

島田「ウチ、浴衣初めて着るかも?」

 

姫路「海外育ちですからね」

 

島田「歩きにくいわね」

 

貴浩「…………(ジーッ)」

 

優子「アタシもあんまり浴衣って着ないから少し違和感あるわね」

 

愛子「僕もだよ・・・って貴浩君どうしたの?」

 

貴浩の視線に気づいた愛子が尋ねてくる。

 

貴浩「い、いや……」

 

砂原「あっ! もしかしてター君、ゆうこリンとアイアイに見とれてたんじゃないの?」

 

貴浩「なっ……さ、砂原!」

 

優子「そ、そう? 似合ってるのかしら?」

 

愛子「どう? 似合ってる?」

 

貴浩「あ、ああ。とても似合ってるぞ」

 

砂原「ありゃ? なんだ・・・あっさりしてるよ。面白くないよ」

 

椎名「もう・・・鈴ちゃんは・・・ごめんね貴浩君」

 

貴浩「いいさ別に。もう慣れた。椎名も浴衣似合ってるぞ」

 

椎名「ありがとうございます」

 

明久「それにしても皆浴衣が良く似合ってるよね」

 

砂原「男の子の浴衣って新鮮だよねん♪」

 

なのは「確かにそうだね」

 

貴浩「まあ普段と違って結構胸元が開いてるからな。ということで──」

 

俺はそういうと明久のそばに向かい

 

貴浩「浴衣サービス」

 

俺はそういうと共に明久の浴衣の胸元をはだけさせる。

 

明久「ちょっと貴浩!? 何するのさ!?」

 

貴浩「いやぁ~サービスシーン入れようと思ってさ」

 

明久「誰得なのさ」

 

明久そういうが命はもちろん姫路、島田には効果あったみたいだぞ。

砂原もニヤついてるし

 

雄二「さて、もう祭りも始まってるみたいだし、早く行こうぜ」

 

全「は~い」

 

明久「って、どこに行ってるの?」

 

咲「車で祭り会場へ向かいます」

 

明久「あれ?そんなに遠かったの?」

 

咲「いえ、一応着替えを持っていきますので」

 

明久「あ、そうなんですか?」

 

光一「一応、浴衣が汚れた時のために」

 

雄二「それじゃ、夏の風物詩を楽しみに!」

 

貴浩「お前はただ屋台を食い尽くしたいだけだろ・・・まあ俺も同意見だけど」」

 

康太「……いいショットが撮れるのを期待する」

 


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