バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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明久奮闘

明久「貴浩のおかげで大分敵の数が減ってるし、

   刀麻の召喚獣もいないから思い切り戦えるよ!」

 

僕は武器を暴走召喚獣たちへ向かっていく。

 

まずはモブ達からだ。

人数を減らさない事にはどうにもならないからね。

 

明久「『セイバー』!!」

 

僕はネックレスにキーワードを告げる。

すると僕の召喚獣はセイバーそっくりの白の騎士甲冑姿へと変化する。

 

明久「一気に蹴散らすよ『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』!!」

 

僕の武器から大きな光の斬撃が放たれる。

そこにいた暴走召喚獣たちはその光に飲み込まれ消滅した。

 

僕のネックレスの力はただ【セイバー】を召喚できるだけじゃない。

【セイバー(アルトリア)】の『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』を

使うことが出来るんだ。

昨日は刀麻がいたからネックレスの力が使えなかったけどね。

 

 

≪日本史≫    

 吉井明久 353点  VS  霧島翔子  356点

                坂本雄二  288点 

                姫路瑞希  395点

                島田美波   39点

                黒セイバー 400点

   

今の攻撃でかなりの数が減ったけどまだ雄二に霧島さん、姫路さんと高得点者が残ってるや。

でも霧島さんは今の攻撃で少し点数が減ったから良しとするかな。

 

黒セイバー「『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』」

 

すると今度は黒セイバーも同じ攻撃を繰り出した。

僕はすぐさま回避したので攻撃に当たらなかったけど・・・

 

刀麻「おいおい相手もマジかよ」

 

なのは「しかもまだ代表や坂本君、姫路さんもいるから」

 

皆、そこで不安になるが

 

明久「大丈夫!まだ手はある!『ライダー』!!」

 

そこで明久の横に貴浩の使い魔(サーヴァント)であるライダー(メデューサ)が召喚される。

 

刀麻「なんで明久がライダーを召喚できるんだ!?」

 

明久「まだ貴浩目が覚めてないから悪いけど勝手に借りちゃった。

   貴浩のライダーは暴走しなさそうだったしね。

   どうせ黒セイバーを倒すのに一苦労すると思ってね」

 

刀麻「おいおい、いいのかそれで」

 

明久「貴浩の看病をしてる優子さんと工藤さんには一言言ってから借りたよ。

   非常時だしね。貴浩も許してくれるはずだよ」

 

刀麻「まあ・・・いいか」

 

明久「じゃあ悪いけどライダー力を貸してくれる」

 

ライダー「もちろんです明久。昨日のマスターの無念も晴らしたいですし」

 

明久「じゃあいくよ!!」

 

   

≪日本史≫    

 吉井明久 353点      霧島翔子  356点

 ライダー 353点      坂本雄二  288点 

                姫路瑞希  395点

                島田美波   39点

                黒セイバー 300点

 

 

明久が再び構えを取ると黒セイバーも同じ構えを取り

 

明・黒「「「『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』!!」」

 

2体の召喚獣から同じ攻撃が放たれる。

2人の攻撃はぶつかると最初は互角のように見えたが徐々に明久のほうが押され始めてきた。

 

明久「ぐぅ・・・やっぱりオリジナルには負けちゃうか」

 

徐々に明久の召喚獣が威力におされ後退していく

 

ライダー「まだです!「『騎英の手綱(ベルレフォーン)』!!」

 

押されていた明久の攻撃にライダーの攻撃も加わる。

これで形勢が逆転した。

明久とライダーの攻撃が黒セイバーの攻撃を飲み込み

その後ろに居た黒セイバーや他の暴走召喚獣を消滅させた。

 

雄二「よしっ!作戦は成功だな。明久よくやった!

   あとは修理をするだけだ」

 

明久「そうだね」

 

僕たちはそこで一安心かと思っていたが

 

久保「吉井君っ!危ないっ!!」

 

久保君の咄嗟の言葉に反応し後方へと回避すると、

僕の召喚獣がいたところには2つのクレーターが出来ていた。

そしてそのクレーターにはある2つの召喚獣の姿があった。

 


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