俺とジュディス先生はお互いに武器を構え対峙する
貴浩「『魔人剣』!!」
ジュディス「甘いわよ、『尖月』!!」
ジュディス先生は槍を突き上げ飛びあがり
ジュディス「『残月』!!」
空中から膝から落下して攻撃してきた。
貴浩「っ!なら『風牙絶咬』!!」
高速の踏み込みで、威力の高い一突きを浴びせる。
貴浩「そこからの『封神雀華』!!」
払い、納刀しながらの打撃へと流れるような連撃を食らわせる。
ジュディス「ッ!」
貴浩「まだまだ!」
俺はそのまま攻撃を続けていく。
ジュディス「甘いわよ」
ジュディス先生も負けずと攻撃をしてくる。
貴浩「魔人剣連牙!!」
ジュディス「やるわね!なら少し本気で行くわよ。来たれ雷…裁きを受けよ!!」
ジュディス先生は腕輪を発動し攻撃を仕掛けてくる。
その腕輪の攻撃で周りに雷が舞い落ちる。
貴浩「っ!!」
俺はすぐさま腕輪を発動し重力壁を発動させ攻撃をやわらげる。
ジュディス「!『煌華、月衝閃』!!いかがかしら?」
貴浩「ぐはっ!」
俺はジュディス先生の攻撃を食らい膝をつく。
こういう時、フィードバックがあるからかなりきつい……
≪総合科目≫
織村貴浩 9点 VS ジュディス 581点
ジュディス「あら?まだ残っていたのね。本当に面白いわね!」
なんとか直撃は防げたけどもう体がボロボロだ……もう次で勝負がつくな……
ジュディス「次で最後かしら?」
貴浩「そうですね……『ブラスト』」
俺は召喚獣とは別の腕輪を発動させる
9点 → 11点
ジュディス「それは確か清涼祭の時の腕輪だったかしら」
貴浩「そうですよ。なら最後の攻撃いきます!」
俺は瞬時に先生に近づいていき
貴浩「全てを切り裂く!『獣破(じゅうは)! 轟衝斬(ごうしょうざん)!!」
抜刀状態の居合いから横に薙ぎ払い剣を持ち直し、勢いよく斬り上げた。
ジュディス「これは驚いたわね」
俺の攻撃は武器で塞がれてしまった。
だが何とか武器は真っ二つに斬れることができた。
ジュディス「今のは危なかったわ。でもこれでおしまいね!」
ジュディス先生は刃があるほうでトドメをさそうと突き刺そうとしてきた。
貴浩「まだだ!!『フルブラスト』!!」
俺はもう一段階、腕輪を発動する。
11点 → 18点
すると俺の召喚獣の体が真っ赤に染まる。
ジュディス「何をするかわからないけど、コレで終わりよ!」
突き刺そうと攻撃をするが、すでにそこに俺の召喚獣の姿は無かった。
貴浩「これで決める!閃け、鮮烈なる刃!
無辺の闇を鋭く切り裂き、仇為すモノを微塵に砕く!
これで!!『漸毅狼影陣(ざんこうろうえいじん)!!』」
俺は四方から斬撃の刃を食らわせる。
貴浩「お、俺の、か、勝ち、です、ね」
≪総合科目≫
織村貴浩 18点 VS ジュディス 0点