バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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VS教師陣⑤ 仲間割れ!?

俺達は互いに召喚獣を召喚する。周りの女子も召喚を始める。

男子(+使い魔)VS女子&教師 の戦いが今、始ろうとしていた。

 

ジュディス「じゃあいくわよ織村君」

 

島田「手伝います先生」

 

姫路「私もです」

 

ジュディス「え?ちょ───」

 

ジュディス先生が何か言う前に姫路と島田が俺と明久に攻撃を仕掛けてくる。

それに続いて回りにいた女子も攻撃を始める。

 

貴浩「ちっ、各自散開!!」

 

固まっていてはやられてしまうので

近くにいたFクラスのメンバーたちも戦いを始める。

 

俺は姫路と島田、女子と戦っていると

 

貴浩「……これはやっかいだな」

 

明久「貴浩危ない!!」

 

貴浩「え?」

 

俺は明久の声で咄嗟に右によけるとそこには高橋先生の鞭での攻撃があった。

 

高橋「油断禁物ですよ織村君、あなたを倒せば指揮が下がりますからね」

 

高橋先生は俺に攻撃を仕掛けてくる。

他にも周りの女子からの攻撃がくるので避けるのだけで精一杯だ。

 

明久「貴浩!セイバー貴浩を援護して」

 

セイバー「わかりました」

 

そこで明久がネックレスの力で召喚した使い魔(サーヴァント)に指示してくれ

セイバーが高橋先生の攻撃を防いでくれる。

 

セイバー「高橋女史。これもマスターの指示なので」

 

高橋「っ!これはやっかいですね」

 

貴浩「助かった明久!これならいける!ライダー浅く広く敵に攻撃を!」

 

ライダーにそう指示するとライダーが鎖を使い敵に攻撃していく。

そして俺は銃を構えると傷ついた敵に攻撃して数人戦死させる。

 

雄二「ランサー!お前も頼む!」

 

ランサー「おうよっ!相手が女子なのが気が引けるが」

 

雄二「そこは我慢してくれ」

 

雄二もランサーに指示す。

 

雄二「女子生徒はやはりそこまで強くないんだが教師と翔子たちがやっかいだな」

 

光一「なら周りの女子生徒は俺が受け持つから教師と楓殿たちを頼む」

 

雄二「わかった」

 

刀麻「なら俺が霧島たちを抑えるだけ抑えてみる。そのスキに教師を頼むぞ」

 

貴浩「すまない刀麻、雄二!!」

 

雄二「いくぞ!!」

 

俺と明久、雄二、秀吉、ムッツリーニはまずは教師を倒すべく向かうが、

やはり敵の数が多く簡単にはいかない。

 

雄二「それでもきついな」

 

光一と刀麻、残りの男子メンバーが大部分を押さえてくれてるとはいえ、

まだこちらにも敵が大勢いるので苦戦している。そこで俺達は目線を合わせる。

 

鈴村「余所見は厳禁だ!!」

 

雄二「なっ!『ランサー』!!」

 

雄二は咄嗟にネックレスのもう1つの力を発動し

2つの槍を具現化し鈴村先生の直撃の攻撃を防ぐ。

 

鈴村「まだだ、ジュディス先生!!」

 

ジュディス「ごめんなさいね」

 

今度は雄二の後ろからジュディス先生が槍を構えて突撃してくる。

 

雄二「や、やられる。………だが切り札はある。『明久☆シールド』!!」

 

明久「え?」

 

雄二がそう言うのと同時に

明久の召喚獣をジュディス先生の召喚獣のほうへと蹴飛ばした。

それがジュディス先生の召喚獣にぶつかり結果攻撃を防いだ。

 

雄二「これがFクラス代表に与えられた『明久☆シールド』だ!!」

 

明久「殴るよ雄二!!ってか痛いんだけど!って敵がこっちに!?『セイバー』!!」

 

明久が雄二のほうに気を向いていると

姫路と島田の2人が直接明久に攻撃しようと迫ってきていた。

 

そこで明久が雄二と同じようにネックレスの力を使って

明久の召喚獣の装備が白の騎士甲冑姿へと変化する。

 

明久「これで防御力が少しは──」

 

雄二「なに、逃がさん!」

 

そこで雄二が明久の召喚獣を踏みつけ逃がさないようにする。

それは自分への盾にするかのように

 

明久「雄二ぃいいい!!!邪魔するなぁあああ!!!!!」

 

貴浩「明久!!」

 

明久「え?うわぁ」

 

雄二のせいで明久が島田の攻撃にかすってしまう。

 

秀吉「これはご愁傷さまじゃな」

 

康太「・・・・・(コクコク)」

 

雄二「敵の数が多すぎる!なら『明久シールド』!!」

 

明久「させるか!!」

 

雄二「なに!?強制解除されただと!?」

 

明久「なら僕の新装備『シールド雄二』!!」

 

雄二「なに!?」

 

今度は明久が雄二の召喚獣を盾にする。

明久はその間に『魔人剣』で攻撃する。

 

雄二「ぐぁあああ!!!」

 

明久「いけるねこの新装備」

 

雄二「明久ぁああああ!!」

 

秀吉「何やっておるお主らは!」

 

貴浩「でもあの2人のおかげで敵の数が減ってきたぜ」

 

姫路「油断は禁物ですよ」

 

高橋「そうですね」

 

そこに高橋先生と姫路が攻撃を仕掛けてきた。

しかも姫路は腕輪で

 

貴浩「はっ!!」

 

俺は秀吉の召喚獣を踏み台代わりにし上へ飛び

 

貴浩「『グラビトン』」

 

そのまま腕輪を使って秀吉の召喚獣を地面に押し潰して2人の攻撃をかわした。

 

秀吉「なんじゃと!?」

 

貴浩「あぶねぇ。あぶねぇ」

 

秀吉「貴浩!!許さないのじゃ!!」

 

秀吉が今の俺の行動に怒り俺に攻撃してくる。

雄二も今は女子ではなく明久に攻撃を仕掛けている。召喚獣と本人相手に。

明久も応戦して対峙している。

 

島田「な、なに?、きゃあ!?」

 

島田が俺の撃った流れ弾に当たる。

 

リリス「何してるんですかあなた達は・・・・・」

 

リリス先生が俺達の行動にあきれる。

 

秀吉「早いのじゃ」

 

貴浩「この程度の攻撃」

 

俺は秀吉の攻撃を軽く避けていく。

 

明久と雄二のほうも同じようで明久が『魔人剣』で攻撃するが

雄二に避けられてしまっていたが今、放った攻撃が雄二に当たってしまう。

 

雄二「明久ぁあああ!!!」

 

貴浩「ご愁傷様だな!はっははは」

 

先生たちは俺達の行動に呆れて果ててしまい行動を停止している。

 

・・・・・・・ってか俺達以外は皆、行動を停止していた。

セイバーとランサーさえ俺達の行動に呆気をとられていた。

 

優子「何やってるのかしら・・・・」

 

愛子「なんだろうね、仲間割れかな?」

 

翔子「……わからない」

 

優子や愛子、霧島は俺達の行動がわかっていない模様。

こんなの簡単だろ・・・・・・・・・仲間割れだぁ!!!

 

 

今の現状、俺&明久 VS 雄二&秀吉

 

 

雄二「うるせぇぞこの野郎!!」

 

貴浩「そんな攻撃当たるかよ!」

 

雄二「っ!」

 

明久「雄二は召喚獣の操作は全くの素人だね」

 

貴浩「俺達相手に勝てる訳ねぇだろうぉおおお!!!!」

 

秀吉「なんじゃと!?」

 

再び秀吉が攻撃してくるが

 

明久「秀吉、そんな攻撃あたらないよ」

 

俺と明久は秀吉の攻撃をかわして行く。

俺も秀吉に銃で攻撃していくが秀吉に当たらず敵(女子)に当たっていく。

今度は明久が『魔人剣』で雄二に攻撃する。

そして雄二は明久の攻撃を避け高橋先生の前に移動する。

 

貴浩「ちっ!当たらねぇな。なら『ブラスト』発動!!」

 

俺の召喚獣が薄いピンク色に染まる。

 

愛子「あれって!?」

 

優子「召喚獣の体の色が変わった?」

 

俺は清涼祭でもらった腕輪を発動させる

 

貴浩「雄二行くぞ!!」

 

雄二「来い!」

 

俺は身体能力が向上した召喚獣を雄二の召喚獣の方向へ向けて突撃する。

 

貴浩VS雄二 その結末は・・・・・・・・?


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