「いるじゃないかもう一人赤の王スカーレットレインが」
タクはそういった、話を聞くと赤の王は数ヵ月前に《5代目クロムディザスター》を討伐する際に一緒に戦った仲間だという。
次の日学校の授業を終え俺とハルとタクはスカーレットレインの待つケーキ屋さんに向かった、ケーキ屋の近くにつくと後ろから
「久しぶりハルユキおにーいちゃん」
というかわいげな声が聞こえた小柄な赤毛の女の子だった
「あとシアンパイルも相変わらずハカセくんだね、そちらはー」
たぶん俺の事を言っているのだろう俺は軽めの挨拶をしといた
「俺は桐ケ谷和人だえーっと」
「あっ私は上月ユニコって言いますニコって呼んでください」
可愛げな笑顔に一瞬ドキッとしたがこの後どんなことが起きるのかなんて予想もしなかった。
ケーキ屋に入り席に着きニコはハルの奢りということでイチゴケーキそれも特大のを頼んでいた・・・
さてそろそろ本題が出る頃かなーと思っているとハルが
「ニコ教えてほしいことがあるんだ心意システムについて」
途端ニコが固まったかと思うといきなり形相が変わり奥の部屋に入っていってしまった
慌てて俺たちも続くとさっきまでの天使キャラとは違い鬼のような顔で
「テメーはバカか?何のんきにああいう場所で心意とか言葉にしてんだよ」
荒々しい口調で言ってきてハルはビビっていたがタクがなだめ心意を教えてほしいというとやや不本意っぽくも了承してくれた
「お前ら無制限フィールドにいくが大丈夫か?」
ハルはこっちをみたが
「問題ないついこないだレベル4になった」
そうこの間戦ったらレベル4になりスキル「ノヴァアゼンション」を覚えたばかりだった
「そうかなら行くぞいいか・・・・・今だ」
「「「「アンリミテッドバースト」」」」
視界が暗くなりもとに戻るとそこは加速世界に広がる氷雪地帯だった
ニコは赤のボディでいかにも攻撃向けじゃなさそうなものだったがハルいわくなめたら死ぬということだった、
「へぇーお前が最近ネガネビュラスでズウカクを現しているという人型アバターのキリトだったんだな」
ニコは俺を見てそういった
「そんじゃ心意についてやるぞまず心意は4つに分けられる」
そういい2つを見せてくれた
「心意はお前らの心の中の秘めたる思いが形となって現れるいいかまず目をつぶり思いを増幅させるんだ」
言われた通り目をつぶった
俺はこの世界に来てハル達にであったあいつらは優しく俺を仲間にしてくれたそしてこんなに助けてくれたなのに能美征二あいつはハル達の友情をけなしたあいつは許さない俺の剣で俺のスキルで俺の二刀流であいつを斬り刻んでやりたいあいつらを悲しませないためにも
トクンと何か押すものがあった目を開けたらハルもタクも開けたところだった
そこから鍛練に入ったお互い離れたところで練習したそして数時間が経った時スキルを起動しながら心意を増幅しようとしていたらオーラが多くなっていることに気づいた俺はニコを呼び聞いた
「お前は攻撃増幅系心意なのかしかも覚えるのが早いな、ならお前は落ちて情報を探れ手伝ってくれる人はもう頼んどいた」
「分かった」
遠くの二人を見て俺は叫んだ
「バーストアウト」
学校が始まったので木と週末には書きます
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