ーこれは、俺とシノンが加速世界で出会う少し前のお話ー
「えーそれでは明日からの四日間有効に使うように、四日後の持ち物はいつものと同じだ
ではまた四日後に」
先生の話がようやく終わった、俺は立ち上がりハル達の元に向かう,,,その途中ニューロリンカーに1つの着信が入る
《これから生徒会室に来るように 黒雪姫》
黒雪姫先輩からだった、俺はハル達のとこへ行きそして四人で生徒会室に向かった。
生徒会室前に着きハルがドアをノックする、すると中から
「入りたまえ」
と声が聞こえてきた
ドアを開け中に入る、中には黒雪姫先輩が一人座っていた
「学校終わりにすまないな皆、これから少し時間あるか?」
俺とハルそしてタクは大丈夫と言いチユは予定があるから五時までならと言った
「とりあえず何故私が皆を呼んだのかというとこの四日間の中の二日間を利用してネガビュ五人で旅行に行こうと思っているからだ!!!」
「旅行!?」
「あぁそうだ、実はな昨日買い物していたらクジがあって引いたら一組五人で旅行に行ける
チケットを当ててそれでちょうど五人で行けるかなと思ってな」
「どこに行くんですか?」
「埼玉県だ」
埼玉県,,,,,,今でいう24年くらい前実際の俺の家がある県だ
「,,,,で、皆予定は大丈夫か?」
「俺は行けます」「俺も」「僕も」「私も」
「そうかなら明日八時に梅郷中集合」
翌日
予定通り八時に集合して俺たちは新幹線に乗って埼玉県へ向かった
九時位には埼玉県に着き一日目の午前は自由行動にしてもらった、そして俺は埼玉県川越市に向かった
川越市はあまり変わっていなかったがやはり時代にともない少しずつ変化はしていた、しかし記憶を頼りに俺の家を探した
やはり俺の家は姿を残していなかった、数年前に工事をしたらしい,,,しかしそこには新しく
歴史館みたいなのが建っていた、そこに
「カズー」
と呼ぶ声があり振り向くとそこには四人の姿があった
「ここは?」
「何かの歴史館らしい」
俺は近くにいた人に聞いてみることにした
「ここって何の歴史館なんですか」
「ん?ここは20数年前に起きたソードアートオンライン、アルヴヘイムオンライン、ガンゲイルオンライン事件についての資料などがあるらしいよ」
俺は衝撃を受けた、俺の家は取り壊されてあの事件の歴史館になったのかという衝撃に、そしてこの歴史館を作ったとした人物は恐らくー
「ここを作った人は誰なんですか?」
「えーと確かここの家の青年で名前は桐ケ谷和人というらしいよ」
やはり俺だったか
「なぁここに入ってみないか?」
俺は未来の俺がどういう風に思いどんな風にここを作ったのかが気になった、そして俺は中に入った。
次回は歴史館に入ります