キリトの加速世界   作:黒ゴマ兵長

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今回で第一部終わりです


吠える二刀流~覇~・エピローグ

シアンパイルとダスクテイカーの心意技が火花を散らしぶつかり合っている、俺とシルバークロウは謎の人物ブラックバイスの攻撃により身動きがとれていない為助けられないしかしシアンパイルは助けなど必要のないという感じでダスクテイカーに詰め寄っている「どうだ能美これが僕の力だ!!」

「確かにスゴいですねしかし先輩にはある弱点がある」

そういい紫色の剣をシアンパイルの喉元へ向けた、するとシアンパイルはそれを避けようとしたしかしのどもとへのねらいは罠で右脇をを撃たれた、

そして間を詰められ

「デモニックコマンディア!!」

シアンパイルに光が発せられた、しかし何も起きずダスクテイカーはシアンパイルに吹き飛ばされた

「欲張りすぎるんだよ君は、僕は不思議だった何故チーちゃんの回復アビリティを盗らなかったのかのかそれはとれるのもストックとかがあるということだろうそして僕のアバターはパイルドライバーで占められているだから無理なんだよ」

「フフッ確かにそうかもしれませんね、ですが僕は負けない」

そういうとダスクテイカーはライムベルを捕まえて右腕を折った

「ァァッ」

小さな悲鳴が聞こえた、チユの声だ

その途端俺の何かが切れた

 

 

俺はプレスから逃れて剣を握ったそして凄まじいオーラを放つ心意技《雷獄暝刃(エレリルストリーム)》を繰り出した、ダスクテイカーの右腹に当たり吹っ飛ばすことはできたが意識が戻ると途端、体がだるくなり倒れてしまった目の前ではダスクテイカーが立ち上がるとこだった

「たった一撃で倒れるとは凄まじい威力ですね僕も危なかったですよでもあなたはもうおしまいださようなら桐ケ谷先輩」

紫色の剣が俺を突き抜く寸前パキッという音がして紫の剣は折られたそして折ったビームのうち先を見るとエネミーに乗った黒いアバターが居た

「嘘だ」

能美から驚愕の声が発せられた

「貴様かマッチングリストに現れないバーストリンカーとは」

それが乱入者の第一声だった、そして乱入者こそ黒のレギオンネガネビュラスの王ブラックロータスだった

「何故ここに黒の王が今は沖縄にいるはずだ!」

「ここは無制限フィールドだ沖縄からダイブしてここに来ることも可能だ」

そして地面に降り立つとブラックバイス目掛け先ほどのビームを発射したそれを避けたことによりシルバークロウの妨害が解かれた

「君もいつまで捕まっているつもりだクロウ、キリトは早々の解いたではないかそして君もいつまで寝ている早く立てそしてあいつを倒すのではないか?」

そうだ俺は立たなくてはならないあいつは俺の仲間を痛め付けたそれだけは許さない

「ウォッ・・ウォォォォォォォ!!」

何とか立てたそしてクロウの横に行き

「行けるな?」

「あぁ・・・着装ゲイルスラスター!!」

シルバークロウがスカイレイカーという人の外装を装着した、その時俺の背中が熱くなった何かが出てきそうな感覚だったそれはあの世界での大切な愛剣の残像・・・いや実体化したものだった。

 

 

カチャリ二つの鞘が当たる音がしたそして俺はその二つの剣を抜いたそして青白の剣に

「おかえり」と囁いた

「何故何故だありえない二刀流なんて聞いたことが無い!」

ダスクテイカーが叫んだ

「なら俺が最初ってことになるな」

二刀流を振って答えた、シルバークロウが

「もう終わりだここで終わらせる」

ブーストした飛力でシルバークロウが飛び俺はウォールランで限界まで駆けて飛んだ、

ダスクテイカーも羽を広げて飛んだ

「そんなことはさせないぼくがぼくが加速世界で一番なんだぁぁ!!」

紫の剣を突き上げるダスクテイカーにシルバークロウは《レーザーソード》俺は新心意技あのころの愛用スキル《スターバーストストリーム》を繰り出した、カァァンとぶつかり合う衝撃音と衝撃波に耐えてダスクテイカーにダメージを与えて倒れたと思われたしかしリィィィンという音がして

「・・・シトロンコール」

緑色のオーラがダスクテイカーを包んだ、チユがまたしても裏切ったのだ

「フフアハハハハ!やはりこの力があれば無敵だ先輩達はもう終わりだ・・・何故だ何故翼が出ない!」

すると翼が割れるとともにシルバークロウの背中が光ったそしてあの懐かしき翼が戻った

そして光速の剣がダスクテイカーを切り裂いた。

 

 

 

地に降りてくるとダスクテイカーは

「何故翼が消えるんだ」

と吠えていた、するとライムベルが

「それはあたしの力が《回復アビリティ》じゃなくて《時間を巻き戻す》なのなぜならあたしはバーストリンカーになったときから不思議に思っていたのなんであたしは回復アビリティなんだのかとそしてあなたをはじめてヒールしてそのあとハル達と話して分かったのハルは強化外装まで直したと言っていたのいくらなんでもおかしすぎると思ったわそして修理系アビリティだと思った」

ダスクテイカーは驚いていたが正気になると

「裏切るのかあんなに勝たせた、ポイントをあげたこの僕を!」

「最初から仲間になったつもりはないわ最初はあのビデオで脅されたからよ」

「終わりだ」俺が呟いた

「いやだぁ僕はまだ失いたくない死にたくないいやだぁいやだぁーーーー」

言い終わる前にレーザーソードがダスクテイカーを貫いた。

 

 

ようやく長い戦いが終わった

「よくやったぞみんな特に倉島君のメールがなかったら駆けつけられなかったからな」

「チユが!?」

「そーよ大変だったんだからねあなた達にばれないようにメールするの」

ライムベルが堂々という

「ありがとうチユ」

「はぁーやっぱあなた達だけじゃ心配だからあたしもネガネビュラスに入るわ」

パパッと加入登録を済ませてしまった

「それはそうとキリト君、君の二刀流は凄かったなあれはアビリティなんだろう?」

「はい」

「これはすごいことになるな噂が広がるぞ、しかし疲れたな帰るとするか現実へ」

こうして俺たち五人は現実へ帰還した。

 

 

 

~エピローグ~

黒雪姫先輩も帰ってくる日の前日領土戦を一戦落とすもほぼ勝ったことにより杉並は相変わらず黒の旗が建っている、そして黒雪姫先輩も帰ってきて学校も平和になってきたダスクテイカーはあれから加速世界には現れていないあれから学校でも・・・

階段を登っていると見覚えのあるやつが通りすがった

「あの」

「なんでしょうか先輩?」

能美征二だかつての上から目線顔ではなくすっかりおとなしい顔となってしまっていた

「俺2年桐ケ谷だけど」

「あぁ一緒にネットゲームで遊んでいたえーとタイトルは・・・覚えてないや」

このとき俺は思ったかつて黒雪姫先輩がいっていた加速世界を忘れるというのが今まさに能美に起きているのだ、

「それではこれで」

能美はスタスタと行ってしまった

正直ビビったしかしそれをひきづきまわすこともできない俺はさらなる事へと足を進めなければ行けない

そう思い歩き始めたのであった。

 

 

そして二刀流アビリティはすぐさま加速世界に知れ渡った、

そしてスカイレイカーこと倉崎フーコもまたネガネビュラスへと戻ってきたのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇーキリトもこの世界でも見せてるわね私もこの世界に慣れて有名になれるといいな」

青髪の少女が狙撃銃を持ってあたりを見回し歩き始めた・・・彼女の名前は《Shinon》




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