インフィニット・ジェネレーション   作:ハルン

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今回はGジェネワールドのB_EXになります。

最近、PSO2をまた、やり始めました。

新しい緊急の絶望は野良と行くと大半失敗で終わります...何故だ!!


第3話

前回のワールド・シグナルでの戦闘後、あの指定されたポイントに地球連邦軍所属、ロンド・ベルがワールドシグナルを止めようとしたが突如、現れた黒い不死鳥――――ハルファスガンダムにより撃墜され、「力」を利用しようとしたシャア・アズナブルとハマーン・カーンが現れるがそこに現れたアムロ・レイ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタがシャアとハマーンを止めに入る。

この時アーガマからはマーク、エリス、ラナロウが出撃し、アムロ達の援護に向かった。

何故、イチカが出撃していないかというと、機体の解体とあて先不明の届け物にあったGNドライヴと新たな設計図を元にイチカの新たな機体が作られており、イチカが乗れる機体が無かったため今回はお休みとなった。

 

結果だけ言えば成功だが、ハルファスガンダムがワールド・シグナルを放つとあの時の様に世界が変えられた。

 

 

 

イチカ達も独自に調査しているが新たな手掛かりを得ることは出来ずにいた。

そんなある時、ハルファスガンダムを監視していたカメラがハルファスガンダムに接近する新たな機体を確認し、現場に急行した。

その間もカメラに映る映像は途切れることはなく、そこに映っていたのはハルファスガンダムを捕獲しようとしている複数の機体とその大将機体―――ターンXであった。

 

 

 

イチカは映像を新たな機体―――エクシアのコクピットから見ていた。

「なんでそうまでして「力」を求めるんだよ...」

艦内放送で目的地点に到着した事を知らせるアナウンスが流れるとイチカはカタパルトに向かう。

「イチカ・ギルオード。ガンダムエクシア......目標を駆逐する!」

エクシアの背部にあるGNドライヴからはアルケーガンダムとは違う淡い緑色の粒子が放たれていた。

イチカの目の前にはターンXに乗るギム・ギンガナムと格闘家を思わせる構えを取る機体ゴットガンダムがいた。

「このハルファスガンダムは主人を探してワールド・シグナルを発振させているのだ!故に物々しい輩を呼び寄せるという!貴様もその類か?それと幻覚か?」

「ふざけるなッ!!世界を変える「力」があろうとなかろうと......!」

「世界は変えられる!!」

「俺は必ず貴様を倒す!そして世界を救う!!キング・オブ・ハートの名に懸けて!」

ドモンが構えると背中に六枚の羽を展開するとそこから後光の様なモノが現れる。

「悪いが早々にケリをつけさせてもらう!この俺の手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!ばぁぁぁくねつぅ...ゴッド...フィンガーァァァァァァッ!」

ゴッドガンダムの手が赤くなりターンXの接近するがターンXの右腕からビームサーベルが出ると迎え撃つ。

「フハハハハハハ!これがゴッドフィンガーという物かァ!」

「な、なに...ウワァァァ!」

パワー負けしたゴッドガンダムは押し飛ばされる。

「このターンX凄いよォ!受ければ受けるほど力が漲るゥ!」

「ターゲットロックオン......排除開始」

天使を思わせる白き翼を身に纏ったガンダム―――ウィングガンダムゼロがツインバスタライフルを放つ。

「やったか......」

「そぉうだ...それでいい!このパワーこの漲る力!我が世の春が来たァァァ!!」

御大将はウィングガンダムゼロに接近し、ビームサーベルで斬りつけようとするが対するヒイロもビームサーベルで立ち向かうが力負けし、ドモンが格闘戦を仕掛けるが返り討ちに合う。

「楽しいなぁ!フハハハ!」

「この、当たれ!」

「当たる分けねぇだろ!」

自由に駆け巡るターンXにGNソードをライフルモードに切り替え撃つが機体を分解することで避け、そのまま移動し、再び合体する。

「フフハハハハ!おかげでターンXは漲ったよ!これで本能の赴くままに戦うことが出きるゥ!」

ターンXはクルリと回転すると、

「フハハハハハハ!月光蝶である!」

ターンXから色鮮やかな蝶の羽根のようなのが現れる。

「クッ......この「力」は......」

「月光蝶だと!?」

「普通じゃないぞ!このパワーは...!」

「フハハハハハハ!!!!そうとも!世界を変えるのはいつの時代も戦いなのだ!!人類は戦いを忘れることが出来ない!それは黒歴史が証明しているんだよ!だからターンXで全てを破壊して新しい世界を始めるのさ!!」

御大将に反応するかのようにハルファスは黒い不死鳥から人型に姿を変えると周りにゼロ・フェニックスが二機現れる。

「さぁ!やろうぜ!人類の存亡と世界を掛けたファイトをさぁ!フハハハハハハーーー!」

「そんなことやらせるかァァァ!」

「目標を確認。これより殲滅を開始する」

「ガンダムファイトレディィ...ゴォォォ!!」

ヒイロはコロニーを一撃で沈める威力を持つツインバスターライフルを両手で持つとそのまま回転しながら放つ。

「超級覇王電影弾 !!」

ドモンは荒ぶる鷹の様なポーズを取ると頭部以外は渦巻状の光弾になり、突進する。

この二人の攻撃で敵の約半数が撃破される。

「沈めェ!」

イチカはGNソードをソードモードに切り替えると敵に接近し、切り裂く。

「小生の言葉が聞けんというのならここでケリをつけさせてもらう」

「チィ!」

ターンXのマニピュレータによる攻撃をGNロングブレイドで受け止めるが、

「そんなもんでこのターンXを防げると思うなよぉぉ!」

GNロングソードは砕けるがイチカは腰にあるGNビームサーベルを掴むと接近する。

「お前たちはそこまでしてなんで戦争をしたがる!!」

「戦争にやりすぎの文字は無い!!好きなだけ暴れられるからなぁ!!」

「そんな理由で戦争なんかしようとするんじゃねぇぇぇ!!」

「もっとこの戦闘を楽しもうぜ!フハハハハハ!」

「楽しむならお前だけで楽しみやがれぇ!!」

ここでイチカはエクシアの切り札を使う。

「TRANS-AM始動!!」

エクシア変化し始める。

TRANS-AMを使ったエクシアは蓄積されていた高濃度圧縮粒子を全面開放することで機体が赤く発光し機体スペックを三倍以上に上げ、残像が生まれるほどの高速機動で移動している。

「ウォォォォォ!!」

「なんだと!?」

御大将は予想外の出来事に声を上げるがビームライフルを手に取り狙いを定めようとするが残像が生まれる程の速さで移動しているエクシアを捉えることができずにいた。

「破壊する...」

「なに?」

「貴様の様に人の命を弄ぼうとする奴は俺が破壊する!!」

GNソードでビームライフルとターンXの胴の部分をX字に斬り、一端後退するとGNソードを突き立てるように構えるとそのまま突進する。

「ウォォォォォォォォォ!!!」

ズサッ、と音を立てGNソードでターンXを突き刺す。

「オノォォォレェェェェェ!!!」

御大将の叫び声と共にターンXは撃破される。

エクシアのTRANS-AMの活動限界が来ると元のカラーリングに戻る。

「クッ...機体が」

TRANS-AMを使うことで機体スペックを三倍以上に引き上げることが出来るがその代償としてGN粒子が再チャージされまで機体性能が落ちる諸刃の剣なのだ。

「オイ、大丈夫か?」

「あぁ、少しの間機体性能が落ちるが問題ない」

「無理をするな。作戦に支障が出る」

「支障なんか出ねぇよ。それよりも早くハルファスを倒さないと」

所定の位置から動かないハルファスガンダムに視線を向けるとイチカ達の耳に鈴の様な音が鳴り響く。

「なんだこの音は...!」

「音はハルファスガンダムから出ている...」

「まさか...ワールド・シグナル...」

音が鳴りやむとイチカ達の目の前に上下逆さまでターンXに酷似した頭部を持つ機体が現れる。

「なんだあれは......」

「機体照合...該当する機体無し」

「どんな奴でも敵なら倒すまでだ!」

「あぁ、そうだな」

「任務了解...これより破壊する」

イチカ達は目の前の機体―――デビルガンダムJrに向かっていく。

デビルガンダムJrの四枚の葉のようなものが射出されるとその四枚のビットが変形し二本角、腕の様なモノが生え、爪の様なモノで攻撃、そしてもう一つからはガンダムの上半身らしきもの出て、腕を前に突き出していた。

「しまっ......うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

三人は回避に専念するがイチカの機体に二本角のが右脚部刺さると高圧電流が流れイチカを苦しめる。

「これより救援をかいs......クッ!」

「こ、これは...師匠の」

イチカを助けようとしたヒイロだが腕から放たれるビームと爪の攻撃で救援迎えず、嘗て師匠と敬っていた人の機体が右腕を突き出し、ドモンも応戦するがここであることに気づく。

ドモンの一撃を受けたビットが修復していくのだ。

この光景にドモンは心当たりがあった。

「まさか...DG細胞?!」

デビルガンダムJrは動けないイチカの方を向くとデビルガンダムJrの胸部が赤く光り始める。

「やばい...グァァァァ!」

デビルガンダムJrがイチカに止めを刺そうと瞬間。デビルガンダムJrの背部が攻撃され、後方を向くと其処にはハルファスに似た機体が向かって来ていた。

ハルファスに似た機体―――フェニックスガンダムから羽根の様なが放たれるとビットやデビルガンダムJrに向かっていく。

「行け!ファンネル!!」

ファンネルから放たれるビームはビットやデビルガンダムJrを襲い、ビットが一度デビルガンダムJrの所の戻り、殻のように閉じ攻撃を防ぐ。

「助かったよ。マーク兄」

「もう大丈夫だ」

「援護...感謝する」

「おかげで助かった」

「気にするな。困った時はお互い様だ」

閉じこもった殻の中からデビルガンダムJrが姿を現すとマークはフェニックスを変形させデビルガンダムJrに直行する。

何も知らない人が見ればただの特攻だが今マークがしようとしていることは違った。

変形したフェニックスが炎を纏うとそのままデビルガンダムに突っ込む。

「これでも喰らえ!」

デビルガンダムJrを貫通し撃破する。

「残りのハルファスを始末するぞ」

「あぁ、なら全力で行くぞ!ハァァァァァァァ......」

ゴットガンダムが全体的に金色に輝き始める。

「目標ハルファスガンダム」

ツインバスターライフルを向け、

「あぁ!」

イチカはエクシアの残りの武装を投擲し、GNソードをライフルモードに変え、撃つ。

「こいつで決める!」

マークは肩部から伸びた翼部分をハルファスに向ける。

「流派!東方不敗が最終奥義!石破天驚拳!!」

「ツインバスターライフル...最大出力」

「落ちろ!」

「沈めぇ!!」

過剰ともいえる攻撃をフェニックス・ゼロやハルファスガンダムを襲い、爆炎が晴れると其処にはフェニックス・ゼロの残骸だけ(・・)があった。

「やったのか......」

ドモンの呟きが言い終えると同時にあの時のように鈴の音が鳴り響く。

「そんな...ハルファスガンダムを...倒したはずなのに」

「.......ハメられたな。俺達は」

「なんだって!」

「世界から恐怖が取り除かれたわけではない。だからこのワールド・シグナルは......!」

硝子が砕けたような音ともに周りが紫に変色していた。

「まだ...終わらないのか。この戦いは......」

 

 

 

 

 

 




トランザムの解除後、オーバブーストは出来るはず...多分。

後、Z君は当分お休みです。

Z「ガタッ!」

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