戦いの神(笑)ですが何か?   作:マスクドライダー

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仕事が忙しくないので投稿がスムーズでございます。

もうすぐ年末だというのに、この忙しくなさは逆に怖いと怯える今日この頃です……。

さて、ようやく学園別トーナメントに進めるようになりますね。

他の方の小説に比べると遅い方なのかなぁ?

まぁほかの方と比べてても仕方が無いですし、本編をどうぞ。

それでは皆さん、今回もよろしくお願いします!


学年別トーナメント目前(タッグ結成)ですが何か?

「も~……かがみん~?」

 

「あ?んだよ……?」

 

 昼食をとっている俺に、本音はジト目というか……まぁ分かりやすく言えば責めるような視線を送ってくる。俺はそれに幾分かイラつきながら返事をすると、本音は黙って俺の足を叩く。

 

「あぁ……悪い。食事中に貧乏ゆすりはイカンな」

 

「かがみん~……今日はいつにも増して機嫌が悪そうだよ~?」

 

「そりゃぁこうジロジロ見られると……な」

 

 そう言いながら、俺の様子をうかがっているらしい女子達を一睨み。すると、目が合った瞬間に向こうも慌てて俺から視線を逸らした。……クソが!マジでなんだってんだ!?

 

「多分あの噂のせいだね~」

 

「噂……?何の話だ」

 

「今度の学年別トーナメントで優勝すれば~、かがみんかおりむ~と付き合えるって話~」

 

「…………」

 

 あまりの突飛な話に、俺は言葉すら出なかった。これはアレだな……篠ノ之かオルコットか鳳のせいにちがいない。うん、きっとそうだろう……俺の勘がそう言っている。なんか尾ひれが一枚も二枚もくっついてそうだな、この噂話……。

 

「てか、それだったら俺は関係ねぇだろ……。織斑と付き合えるってんで盛り上がってんならわかるけどよ」

 

「かがみんってさ~基本的に嫌われてるって思ってるでしょ~」

 

「そりゃ当然な、好かれるようなことをした覚えもない」

 

 実質、一組でも本音及び織斑の取り巻きである女子意外と会話をした事すらほとんどない。それこそ、露骨に俺をうっとおしがってる奴だっているし。

 

「ところがどっこ~い。そういうのが逆に良いって子もいるんだよ~」

 

「えっと……何がだ。本気で何の事を言ってるか分からんぞ」

 

「う~ん、なんて言ったらいいのかな~。俺様系~?かがみんにそんなつもりが無いのは分かってるけど~。とにかく~、かがみんに冷たくされたいとか~、かがみんに罵ってほしいとか~。でも時々優しくしてほしいとか~」

 

「ストップ。もう良い……頭痛がしてきたから……」

 

 つまり俺はなんだ……織斑先生と同じことになってる訳だ。いたなぁ……そういや、織斑先生に罵って、とか付け上がらないように躾をして、とか言ってるの……。

 

「物好きな奴ら……。確認するけど、それ本気で言ってるんだよな?」

 

「たぶんね~。まぁ~人の趣味なんてそれぞれだし~」

 

「それを言われちゃ返す言葉もねぇよ……」

 

 俺が特撮が好きなように、学園の俺派……自分で言うとナルシストっぽくて嫌だな……。まぁいいか、俺派の奴らも自分の趣味を貫いているって事か。あぁ、物申したい……けど人の趣味をとやかく言うのはアレだし……。

 

 だが……止めてほしいなぁマジで。分かりたくもなかったが、俺はきっと織斑先生と同じ気持ちを共有しているハズだ。織斑先生に今度あったら、いつもお疲れ様です。とでも言っておこう……。

**********

 ソワソワと落ち着きのない様子で自室内を行ったり来たりする簪。今日は整備室には向かわずに、真の帰りを待っていた。それは、どうしても真本人の口から確認したいことがあったからだ。

 

(あの噂の真相……確かめないと!)

 

 「あの噂」というのは昼に真と本音が話していた学年別トーナメントを優勝した時の副賞とされる「織斑 一夏または加賀美 真との交際権」についてだ。

 

 真に恋慕を抱いている簪としては気になる話題であるに違いない。それと同時に、打鉄弐式が完成していないことをこれほど悔やんだ日はなかった。

 

 専用機さえあれば、優勝も確実に近いものとなっていたはず。簪の脳裏には一夏への八つ当たりの言葉ばかりが並んでいる。そんな事をしたって仕方ないと、もちろん簪も分かってはいるが……。

 

(そうでもしないと、落ち着かないし……)

 

 もし噂話が眉唾ではなく、本当の事だと真の口から語られた場合、簪はもう失意の底に追いやられるだろう。それなら聞かなければ……とも思ったりもしたが、こう気になっては打鉄弐式を完成させる作業に支障が出てしまいそうだったから、聞かずにはいられない。

 

 そういう事で、真の帰りを待っているのだが……いつまでも真は現れなかった。それが、簪を異様に焦らせる材料となっている。

 

 放課後になれば整備室に直行する簪は、真の帰りが基本的に遅いのを知らない。その間に真が何をやっているのかというと、調べ物が大半だ。

 

 真は態度こそアレだが、学校の成績自体は悪くは無い……むしろ成績面だけに関しては優等生だとも言っていい。主な要因としては、根が真面目であるという点だ。

 

 真は出された課題等は期日以内にキッチリと提出したり、分からないところがあればすぐに教師に質問したり。勉強に関しては妥協をしないのだ、曰く。

 

「他人にアホだのバカだのしょっちゅう言うんだ。その俺が頭悪かったら説得力ねぇだろ」

 

 とのこと。真はIS学園に来て、質問や調べものに費やす時間は多い。IS関連の事柄について、知らないことが多すぎるからだ。故に、今日も今日とて図書室にて本を漁っている。

 

「ただいま……ってなんだ簪、珍しいな。いつも俺が帰ってきてもいないのに」

 

 件の真が、小脇に本を数冊抱えて自室へと帰宅。簪が部屋にいることに一瞬驚き、今日はどうしたんだ?というニュアンスで簪に語りかけた。

 

「真!」

 

「お、おう。どうした?」

 

 覚悟が決まっていなかった簪は、突然の真の帰宅に焦ってしまう。ガラにもない大声を上げ、真を驚かせる結果となった。声も若干上ずっていて、簪は羞恥で顔を真っ赤に染める。

 

「あ、あの噂って……本当……なの?その……学年別トーナメントの事だけど……」

 

「あの噂?あの噂の事か?ああ、無い、断固としてそんな事は無い!」

 

 簪の問いかけに、真は何かを耐えるようにギリリ……と握り拳を作る。リンゴでも掴ませれば、それはもうリンゴが見るも無残になりそうな程の力の入りようだ。

 

 それに対して簪はというと、心底から安堵した表情を見せる。それと反面、少しのガッカリ感も感じていた。もし優勝できたら本当に真と付き合えたのに。と、思ってみたり。

 

(ううん。そんなのはダメ……)

 

 簪は心の中で、自らの考えを否定した。そんなものに何も意味は無い、自分の手で真を振り向かせなければそれは本当の「付き合う」とは程遠いと。

 

「しかし、4組まで噂になってんのな……学年全体と言ってもおかしくねぇのかね?」

 

「そう……だね。それだけ、2人がこの学園では貴重な存在……っていう事の裏付けだと思う」

 

「改めて再確認させられたよ……」

 

 盛大な溜息をつきながら、真は自分の机の上に図書室から借りてきた本を置く。そして、ふと思い出したのか簪の方に振り返り、また問いかけた。

 

「そういや、本当珍しいよな。この時間に簪がいるのって」

 

「あ……その……たまには私も休まないと……って思ったから」

 

 簪のこの発言は嘘に等しかった。本当は、一分一秒でも整備室で打鉄弐式を触っていたかったが、真に本当の事をいう訳にもいかず、適当な言い訳をしておく。

 

「ああ、そいつは良い事だ。人間たまには休みは必要だぜ?長い時間整備室に籠るな……とは言わないけど、ムリだけはすんなよ?」

 

「う、うん……!」

 

 真は感心したような表情を簪に向けた。簪はというと、とにかく真が自分の心配をしてくれたことが嬉しくてたまらない……といったような様子だ。真は簪の返事に満足そうに頷いてみせる。

 

「今日はもう整備室には行かないのか?」

 

「そのつもり……」

 

「だったら悪いけど、少し教えてほしいところがあるんだが……。ISの中身に関する部分なんだよ、簪ってそのへん詳しいよな?」

 

「私で良ければ……もちろん」

 

「そうか、助かる」

 

 真はそういってノートと本のうちの一冊を開く。それを見た簪は、机に座った真を背後から覗き込むような立ち位置に。開かれているノートは、簪からすれば意外な有様だった。

 

 隅から隅までビッチリと文字や図で埋まっており、時折真の意見や考察などがまとめられている。しかし、決して分かり辛いまとめ方ではないため、誰が見ても大丈夫なはずだ。

 

「すごいね……」

 

「あ?何が?」

 

「勉強……頑張ってるんだなって」

 

「別に、理解しとかないと後が面倒臭いってだけだ。それで、ここなんだけどな……」

 

 そうして勉強会のようなものが始まった。真が簪に質問し、簪がそれに答える。このやり取りがしばらく続き、真のノートの白いページは、みるみる黒く染まってゆく。

 

「はぁ~……なるほどな~……」

 

「今の説明で、大丈夫……?」

 

「大丈夫だ、問題ない。しかし、簪の説明は分かりやすいな。本当に助かる」

 

「そ……そんな事……」

 

 真の賞賛の言葉に、簪は顔が紅潮していくのを感じた。それでなくても他人に褒められることに慣れていない簪だ。褒められた相手が真なら、なおさらの事だろう。

 

ドン!ドン!ドン!

 

 すると突然、真と簪の部屋のドアが乱暴に叩かれる音がした。2人は思わず顔を見合わせる。お互い自分たちを訪ねてくる人物が想像できないからだ。こうしている間も、ドアは大きな音を上げていた。

 

「……俺が出る。まぁ危ない事は無いだろうけど、一応用心しとけ」

 

「う、うん……」

 

 何か異様な雰囲気を出す自室のドアに、真は恐る恐る近づいて行き、ゆっくりとドアのロックを解除し、そ~っとドアの向こうを除いた。

 

「……誰だ?」

 

「加賀美 真だな」

 

 現れたのはやはり真にとって意外な人物であることには違いない。ラウラ・ボーデヴィッヒ。シャルルと同時に転校してきた人物ではあるが、真は本気で一言も言葉を交わしたことが無かった。

 

 そのラウラが、なぜ自分に用事があるのか真には不思議でならなかった。だが、ラウラは真に質問をする余裕すら与えない。強引に扉を開くと、真の胸ぐらをつかみ引っ張りながらこういう。

 

「話がある。顔を貸せ」

 

「はぁ!?待たんかお前……!クソッ、引っ張るなっての!」

 

 訳も分からないうちにグイグイと連行されてゆく真は、あまりにもいきなりの事だったため抵抗できないでいる。取り残された簪は、ただポカーン……とするのみしかできなかった。

**********

「ここなら良いだろう」

 

 真がラウラに連行された場所は、人通りの少なく長い廊下だった。ラウラが胸ぐらを離したのを確認すると、真は気だるそうにラウラから背を向けた。

 

「待て、貴様。どこへいく?」

 

「あ?俺は顔を貸すとは一言も言ってねぇよ。アンタが俺に何の用事はあるか知らねぇが……俺はアンタに用は無い」

 

 それだけ言うと、真は自室に戻るため歩を進める。そんな真をラウラはしばらく呼び止めなかったが、一定距離を開くと口を開いた。

 

「その背中のZECTマークは飾りか?木偶の棒」

 

「…………」

 

「ZECT会長の孫だそうだな。私から逃げてお爺ちゃんに助けてもらう事にするのか?」

 

「…………ブッ!クッ……クククク……!アーッハッハッハ!」

 

 真はいきなり堪えられなくなったかのように吹き出し、片手で顔全体を隠して大笑いを始める。そして、笑みで表情を歪めながらラウラを指さし続けた。

 

「アンタさぁ、そんなのに俺が釣られるとか本気で思ってんの?ハッハッハッハ!釣り針でかすぎて挑発にもなってねぇっつーの!ハハハハハハハ!」

 

 まさに抱腹絶倒という様で真は大笑いをする。真はラウラを挑発し返すため、とかではなく本気でラウラが面白くて笑っているのだ。

 

「いやー、滑稽!滑稽!独り相撲もこんだけ綺麗に決まるとおもしろ……ヒヒヒッ!」

 

「貴様……!」

 

「おっと、先に仕掛けてきたのはアンタの方だぜ?ま、笑わせてくれた礼だ。とりあえず話くらいは聞いてやるよ」

 

「釈然としないが……良いだろう」

 

 まだニヤリと笑みを浮かべて自分を見る真に、ラウラはかなりイラついているようだ。早いところ用件を済ませてしまおうと、ラウラは一枚の紙を取り出す。

 

「学年別トーナメントに関する文書だ。貴様も、当然参加する予定だっただろう」

 

「ああ。少しでもガタックや他の専用機の稼働データが必要だからな」

 

 名目上ZECTのテストパイロットである真は、先に述べたように学園行事には参加する必要がある。もっとも、真は嫌々という訳でも無く、ISの試合はかなり楽しんでいるので積極的ではあったが。

 

「この文書に書いてある通り、タッグマッチ制となった」

 

「どれどれ……本当だな。で?それがどうかしたか?」

 

「私とタッグを組んでもらう」

 

「はぁ?」

 

 なぜ自分をタッグに?と真は思い、不思議そうな声を上げた。自分は初心者同然であり、勝ちたいという理由でタッグを組むというのなら、セシリア、鈴、シャルルのいずれかが適任であると考察したからである。真は思った事をラウラに伝えた。

 

「セシリア・オルコットと鳳 鈴音はすでに潰した。シャルル・デュノアは織斑 一夏と組んでくるだろう」

 

「さらりととんでもない事を言ってるが、まぁ聞かんでおこう……そもそも興味ないしな」

 

 訝しむような視線でラウラを見る真。気になったのはもちろんセシリアと鈴を潰したという発言だ。が、気になったのもほんの一瞬で、真はすでにどうでもよさそうな顔で欠伸を出した。

 

「私が戦いたいのは織斑 一夏のみだ。貴様はオマケの足止めをしてくれればそれで良い」

 

「最初から俺がデュノアを倒すのは期待してません……ってか?」

 

「無論だ」

 

「ケッ。ハッキリと言ってくれるね、イラッとくるぜ」

 

 ラウラの言葉に真は吐き捨てるように返した。真も真でハッキリとした態度なのだが、今は真を鎮める相手がいない。かなりフリーダムな真は、グイッとラウラに上から見下ろし高圧的に見えるようにポジショニングした。

 

「捨て駒扱いされて俺がYESと答えるとでも?」

 

「勘違いするな、私は少しでもデュノアの足止め時間を長くしたいだけだ。専用機持ちの方が多少はマシだと思っているだけで、貴様がNOと言うのなら別に私は抽選で組んだ相手でも構わない」

 

「ああ、そうかい。だったら……」

 

「ただ。利害は一致しているはずだ。貴様は同時に3機の専用機の稼働データが取れる。私はさっき言ったように織斑 一夏と戦う邪魔をされたくない。良い話だとは思わないか」

 

「……俺の実力の都合で、完全に一対一にはできないが?」

 

「それも初めから期待していない」

 

「チッ!とことん馬鹿にしやがって……。利害の一致……か」

 

 真は壁にもたれかかり、腕を組み考え込んでいる様子だ。考えている内容はラウラと組むメリット、デメリットについての事だろう。考えた結果、メリットはあっても特に目立ったデメリットは見つからない。

 

「良いだろう。交渉成立だ」

 

「ならば、文書は私と貴様のタッグということで提出しておくぞ。ではな」

 

「待ちなよ」

 

「……なんだ?」

 

「どうしてそこまで織斑にこだわる。アンタにとっちゃ取るに足らん存在にしか見えんが」

 

「貴様には関係のない話だ」

 

「お~怖わ……そんなに睨むなよ」

 

 ラウラは知らず知らずのうちに真の事を睨んでいた。その目には余計な質問をした真に対しての怒りではなく、一夏に対する憎悪が込められている……そう真は読む。

 

「確かに俺には関係ない話だったな。今の質問は忘れろ」

 

「フンッ……余計な口を開くな、木偶の棒め」

 

「ただなぁ……。今のままじゃアンタ……」

 

「私が、何だ」

 

「いや、なんでもねぇ。ご命令通り余計な事は言わないでおくさ」

 

「…………」

 

 何かを言いかけて止めた真に、ラウラはこれと言って返事をすることなく去って行った。ラウラの姿が完全に見えなくなると、真はぼそりと呟いた。

 

「今のままじゃ、勝てんだろうなぁ……あの2人には」

 

 真は何も弱気になってこんな発言をしているわけでは無い。ラウラの実力を知っているわけでは無いが、セシリアと鈴を倒したという事から、なかなかの強者とふんでいた。

 

 しかし、タッグマッチとなっては話が違う。溢れんばかりの才能の持ち主と、他者に合わせる気概を持った実力者……。真は、この両者と半分二対一で戦う状況が作られることを危惧していた。

 

 一夏の実力はセシリアや鈴と比べれば些細なものだ。しかし、一夏には言葉では言い表せない爆発力のようなものがある。それとシャルルを同時に相手をするとなると、それこそラウラでもきついのではないだろうか、そう考えての「勝てない」発言であった。

 

「あの言い方からして、タッグマッチをする気なんてさらさらねぇみたいだしな……。まぁ良いだろう、ボーデヴィッヒがどう戦おうと、俺の知った事じゃない」

 

 いまだかつて、これほどにまで協調性のない人物達がタッグを組むことになった事例はあるのだろうか?お互いに合わせる気がそもそもないとなると、タッグマッチの意義が問われる。

 

「頼まれたことくらいはキチンとやってやるつもりだが……。とりあえずデュノアの専用機について情報収集だな」

 

 面倒なことを頼まれた……と思いながら真は眉間にしわを寄せ、ようやく歩き出した。そこで真は思いだす、簪をほったらかしにしていることを……。

 

(イカン……!まだちゃんと礼もいってねぇのに!)

 

 あまりにも突然かつ強引な連行のおかげで、すっかり簪の事が頭から抜け落ちてしまっていた真は。走って自室を目指し始める。

 

 そこで、本当に偶然だが千冬に出くわしてしまい。廊下を走っていた場面を目撃された事に焦り、千冬に言おうと思っていた「いつもお疲れ様です!」と言いながら出席簿で叩かれる真であった。

 

 

 




すまぬ……箒よ、真にラウラと組んでもらわないと、これから起こる事件に真が介入しにくくなるんや……堪忍やでぇ……。

ただでさえ私の小説では本音と簪以外の原作キャラが空気になりがちだというのに、さらに出番を奪ってしまう始末……。これで良いのか?

そんな訳で、真とラウラのタッグが完成でございます。すごくどうでも良い話ですが、真の身長は178cmでラウラは148cm(確かそれくらい)です。どうやって胸ぐらをつかんで引っ張った。とか言うツッコミはナシですよ?

ようやく学年別トーナメントに入った……と言いながら、次回はVS一夏&シャルロット戦を予定しております。前置きが本当に長すぎた……。

それでは皆さん、次回もまたよろしくお願いします!

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