戦いの神(笑)ですが何か?   作:マスクドライダー

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思った通りの文章がかけねぇぇぇぇぇ!!!!

ハッ!?すみません私としたことが……いやね、本当……これが全ッ然調子が出ないんですわ……モチベーションはあるというのに。

じゃあなんで今回は投稿が早いのかって?フッ……それは……ヤケクソ気味で書いたからさ!

ってな訳で、ヤケクソで描いたぶん雑ですが、どうか読んでやってください。

それでは皆さん、今回もよろしくお願いします!


難しい家庭事情(更識姉妹)ですが何か?

「はぁ……何で朝からこんなに疲れにゃならんのだ……」

 

 ショートホームルームが終わってグッタリと机に伏せた。朝に例の女子が教えてくれなかったら絶対に間に合ってなかったな、本気でジュースの一本くらい奢ってやってもいいかもしれない。

 

 急いでたもんで、トイレにすら行けてなかった。このまま授業に入るのはいろいろとキツイものがある。授業の準備時間があるし、今からなら余裕で間に合うだろう。

 

「さてと……」

 

「あ~……その~……かがみん~?」

 

 立ち上がった所で妙に余所余所しい本音が話しかけてくる。一体どうしたというのか?何か言いたげな表情ではあるが……。

 

「どうかしたか、本音?何かあるなら言ってみ」

 

「う~ん……どこかに行くなら~、気を付けた方が良いからね~」

 

 何に?俺はトイレに行くだけなんだが、本音から明確な回答を得る前にそそくさと去られてしまった。??? 本気で意味が分からない。

 

 ……気を付けてねって、遠いとはいえ廊下だぜ?そうそう何かある訳が……と一応周囲を警戒しながらトイレを目指す。…………その時である!

 

「だ~れだ♪」

 

「…………!?」

 

 当然後ろから目をふさがれたのである!馬鹿な!?確かに周囲は警戒していたし、気配なんてものを微塵と感じなかったぞ……。もしや、コレか?本音の気を付けて発言は。

 

「だ~れだ♪」

 

 俺が聞こえないふりをしていると見たのか、謎の女生徒は再び猫なで声で自らを誰だと問う。誰だと言われましても……こんな声に聞き覚えはねぇし、何よりこんなおふざけをする奴は知り合いに居ない。

 

 よって俺の選択肢は無視、この手に限る。俺の両目を押さえつけている両手も、歩き出せば自動的に振り払えるだろう……と思ってた時期が俺にもありました。

 

「だ~れだ♪」

 

ゴリィッ!?

 

「ぬぅぉわあああぁぁぁぁ!?目が……目がぁあああああああ!!??」

 

 俺の両目に突然とんでもない痛みが走る。あまりの事に半分冷静さを失いながら叫び、もだえ苦しむ。そして、一つの答えが導き出された。……この女!俺の両目に指突っ込んでやがる!!!!

 

「馬鹿やろおおおおお!何やってんだアンタはああああ!?洒落に……洒落にならんぞぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

「だ~れだ♪」

 

「おぃぃィィィ!?誰か助けてくれ!ここに頭を大怪我した奴がいるぞ!俺の事は良いから早くこの女の頭をどうにか治してやってくれええええええ!」

 

 女の指の力は収まるところを知らず……というかむしろ悪化してる!いたたたたたたた!!!!ええい、こういう時に呼ぶべき奴がいるのを忘れてたぜ!

 

「ガタックゼクターぁぁぁぁぁ!この女のドタマをカチ割ってやれ!!!!!」

 

『キュイイイイイイイ!』

 

 おお!なんか知らんが俺のピンチを察していつもより強い返事が返ってきたぞ!よし、そのまま殺っちまえ!ガタックゼクター!

 

「あら、危ないわね」

 

ガキィン!

 

 両目の痛みが無くなった……という事は女は俺から離れたという訳だ。でもだとしたらさっきの音はなんだ?まだ視力が完全に回復しない目を、ガタックゼクターの方へ向ける。

 

「なっ……!?防がれてる……のか?」

 

『キュイイイイ……』

 

「ふぅん……思ってたより力持ちなのね、この子」

 

 見ればどうやら鉄扇のようなものでガタックゼクターの突進は完全に無力化されているらしい。となると、次の命令を出さなくては。

 

「……ガタックゼクター、もういいから下がれ」

 

『キュィィィィィ……』

 

「やっと話を聞く気になってくれたわね」

 

 何を理不尽なことを……普通に話しかけてくれれば答える可能性が無い事も無いっての……。無視する可能性の方が大きいが。

 

 とにかく、いきなりこんなことをしでかすバカの面をよく覚えておかなくては、良く見えんけど。俺は視線をバカ女に合わせた。

 

「かん……ざし……?」

 

「…………」

 

 合わせた第一印象はこれだった。似ている、何もかもが簪と……。水色の髪、紅い瞳、白めの肌とどれをとっても簪と同じだ。俺の両目がしっかりしていれば、もっとはっきりと識別できたのだろうが、大まかな特徴しかわからない。

 

「良く見えていないのならそれでいいわ。私も見られない方が都合が良いし」

 

「ふざけたこと抜かしてんなよ女狐!こちとらいきなり両目がやられてんだぞ……!」

 

「でも、見えてるんでしょう?ならいいじゃない」

 

「っ……!……の……女狐……!」

 

 こっちを心配するどころか、まさかの失明してないだけラッキーだと思え、的な返答が帰ってくる。平然とそんな事を言ってのける女狐に、精一杯の憎しみの視線を送る。

 

「テメェ!こうまでして俺を引き留めて何がしたい?!」

 

「そうね、簡単に言えば忠告かしら?」

 

 忠告……?今朝は警告をされたし……いったいどうなってんだ今日は、厄日か?それとも何か、俺の日頃の行いのせいだってのか。

 

「早急に更識 簪に近づくのは止めなさい」

 

「…………はぁ?」

 

 俺の両目を傷つけておいて、いったい何かと思ったら……。どういう事だ?さっきの容姿の件と言い……この女狐、簪の身内か何かか?

 

「クッ……フフフッ、ハハッ……!」

 

「…………」

 

「いいぜ、それで。ただし、簪自身がそれを望んでるんなら……の話だけどな」

 

「…………!?」

 

 もうすでに俺は完全に目を閉じているから分からないが、どうやら女狐は言葉を詰まらせたらしい。簪と女狐の関係性は姉妹であろう。それでいて、女狐が姉。俺が簪に近づくな、という真意は……。

 

「おおかた、俺の基本的なスタンスを知ってるから、簪に近づくなって言ってるんだろ?」

 

「…………」

 

「あぁ、自分が一番よく知ってるさ。他人は邪魔、友達は不要、仲間なんてもっての外!そう思ってるのがこの俺、加賀美 真だよ……だけどな!」

 

「…………」

 

「姉だから妹が心配だ!?それこそんなもん俺が知ったこっちゃねぇんだよ!簪に俺にそう言ってって頼まれたか……?違ぇよなぁ!この行動はアンタの独断だよな!?俺の簪に対する評価が絶対違うって言ってんだ!」

 

「あ……貴方に簪ちゃんの何が……」

 

「あぁ、分からんね!だけどな、過ごしてきた時間が短くてもはっきりわかる事はある!あの優しい子が……簪が!姉であるアンタにそんな事を頼むはずがない!」

 

「ッ!?」

 

「あの子は……俺が怖い状態だってのに我慢してくれてたよ!俺が食事に誘ったら快く了承してくれたよ!それが無理をしていたのかなんて俺には分からん……それでも!あの子が優しい証拠だろうが!」

 

「…………」

 

「女狐……良く聞け!簪に道案内してやって姉を気取ってるのかもしれねぇけどな!それが簪にとってプラスかマイナスか!よく考えてみやがれ……」

 

「…………」

 

 何も言わない女狐の横を、壁を手で伝いながら通り抜ける。俺がしばらく離れたら、背後から走り去るような音が聞こえる。……イカンな、いくらキレちまったとはいえ、言い過ぎた感も否めない。

 

 って……結局トイレいけてねーし、散々だな……ホントによ。多分これ一時限目の始業にも間に合わないよね、コレ?

 

 しばらく壁伝いに歩き、薄ぼんやりと目を開く。ぼやける視界には少し遠くに一組の教室が見えた。しかし、現実とは非情である。

 

キーンコーンカーンコーン!

 

(チッ……!織斑先生の出席簿も回避できず……か……)

 

 もうこのままバックレてもいいのだが、織斑先生の場合は後が怖い。ったく、なんで伝説の人が一年の担任なんかやってんだよ。

 

 腹をくくって、よろよろのまま教室に入る。すると当然待ち受けていたのはスパァン!という音と共に俺の頭を襲う衝撃。

 

「遅刻だ、バカ。この短時間に何をやっていた?」

 

「いや……スミマセン。トイレに言ってたら思ったよりも時間が……」

 

「……なぜ目を開けない?」

 

「ああ、ホント何でも無いですから。遅刻してスミマセンでした」

 

 両目が攻撃されたことを悟られまいと、織斑先生の事は適当にあしらうつもりだったのだが、さすがにそこは世界の織斑 千冬。そう簡単に通してはくれなった。

 

「加賀美。今すぐこちらを向いて目を開けろ」

 

「……はい」

 

 目を開けた瞬間。これまたぼんやりと織斑先生の顔が映る。なんだかその表情はいつもより歪んでいるように見えた。それと、教室のざわつきがやばいね、なんつったって今の俺……目ぇ真っ赤だから。

 

「ッ!?今すぐ保健室だ!山田先生、授業をお願いします」

 

「あ……は、ははは……はい!」

 

 俺の目を見た瞬間、織斑先生は俺の襟首を摑まえて引っ張ってゆく。結構な身長差があるから苦しいんですけど、まぁ良いか……今日は特別にされるがままでいておいてやろう。

**********

 結局のとこラッキー?なことに一時限は両目を冷やしたまま安静にしておいた。織斑先生にしつこく誰にやられたか問われたが、謎の女生徒に襲撃された……とだけ報告。

 

 それと、珍しく素直に謝られたな……事情も知らずに入ってくるなり叩いて済まない、だと。普段とのギャップが相まって少し可愛いなとか思ってしまったのは秘密だ。

 

 まぁそれでも二時限目からは普通に復帰してるんですけどね。目も万全とまではいかないが、攻撃された当初よりかは良く見える。

 

キーンコーンカーンコーン!

 

 で、今のチャイムが二時限目終了の合図だ。担当の教師が教室を出て行ったのを見計らい。体を脱力させる。

 

「かがみん~……」

 

「ん……?本音か、どうした?」

 

「ごめんね~……」

 

 本音が話しかけてきたのに応じると、いきなり謝られた。なんだか似たようなのが以前もあった気がするが、今回は心当たりがあった。

 

「さっきのことを言ってるんなら筋違いだぜ。本音が謝る事じゃない」

 

「でもでも~!私がちゃんと説明してたら~……」

 

「これ以上謝るんなら、それに対して怒るぞ?」

 

「えぇ~……う~ん……」

 

 俺の言葉に本音はずいぶんと困ったような様子だ。大方本音も俺に余計なことは喋るな、とでも言われていたはずだ。何をしでかすか分からないような奴にそういわれたのなら抵抗しなかった本音が正解た。

 

「分かったよ~。ごめん~……」

 

「謝ってるぞ」

 

「はっ!?ついうっかり~……!い、今のはナシだよね~?」

 

「ククッ……。ああ、ナシナシ。だからそんなに怯えんなって、な?」

 

「あっ……」

 

 俺は安心させる目的で、本音の頭を数回かる~くポンポンと叩く。……こうやってするのは何度目かになるが、今回はずいぶんと反応が鈍いな。

 

 そんなにいつもかつも、という訳ではないが。こうすると本音は何かしらリアクションをするのに……。今は押し黙ってなんだか照れているようだ。

 

 ってそういえばここ教室じゃねぇか、そりゃ照れるわな。俺としたことが、こういった配慮には気を付けているつもりだった。どうやら詰めが甘かったらしい。そう思いすぐさま本音の頭を触るのをやめた。

 

「それとこれとは別として、聞いておきたいことがいくつかあるんだが……」

 

「何でも聞いてよ~」

 

「そうか、じゃあまず……あの女と本音は知り合いって事で良いか?」

 

「うん~ずっと昔からの知り合いだよ~」

 

 昔からか……知り合いであることはほぼ確定していたが、そんなに以前からの付き合いだとは。ならなおさら奴の言葉には逆らいにくい訳だな。

 

「それなら、あれと簪は姉妹だったり?」

 

「そ~だね~……」

 

 なぜに若干目を逸らしながら言うんだ。何か引っかかる……あの女狐の発言からして、簪を心配しているわけだよな?形はどうあれだが、それに違いは無いはず。

 

 ならなぜ本音はこんな反応なんだ?……あまり本人たちの知らないところで、他人の事情に首を突っ込むのは気が引けるが……今回は特殊だ、追求してみることにしよう。

 

「あの二人、何か問題が有るのか?」

 

「問題というか~……ケンカ~?とも少し違う気もするし~……」

 

「なんだか込み入ってるみたいだな……」

 

「そうなんだよ~。ごめ~ん……もし気になるなら本人たちに聞いてよ~」

 

 そうなりますよね~……はぁ、仕方が無い。簪に少しばかり事情を聴いてみることにしよう。嫌がるようなら……まぁ女狐の方に聞いてみるさ……。

 

「でも珍しいね~。かがみんが他人の事でこんなになるなんて~」

 

「本音。君は俺を泣かせたいのかね?」

 

「ぜんぜ~ん!」

 

「そりゃそうだ……。まぁ、何だ。だいたいなんとなくは分かってたよ、仲が悪いっぽいのはさ。これが他人同士だったら別に俺はどうだってよかったんだよ……」

 

 それこそ、織斑とボーデヴィッヒの因縁とか?本気でどうだっていい。しかし、コレは姉妹……血縁同士の仲たがいの話だ。

 

「家族同士がさ、仲悪いのだけは見過ごせないんだよ……」

 

「かがみ~ん……?」

 

 それこそ、仲良くしようとしたって既に手遅れだったりするときだってある。俺の……お袋とかな。まぁこの際俺は良いんだ、最初から顔しか知らない母親だから。

 

 ……でも親父はそういうわけにはいかん。ときどき見かけるんだよなぁ……寂しそうに仏壇の前に黙~って座ってるとことかいろいろ……。

 

 きっと、仲のいい夫婦であったことには違いない。それでも、そりゃ人間だ意見の食い違いだってあった事だろう。だが、親父はお袋とケンカする事すらできやしない。

 

 だが、あの姉妹は違うんだ。当然どっちもピンピンしているから、仲良くできる時は絶対にそうあるべきだと俺は思う。近くからいなくなって、大事だったなんて気づくのは遅すぎるんだ。

 

 ……って、女狐にボロクソ言っておいてなんだけどな。まぁとにかく、家族は仲良くあるべき!それだけ分かれば十分だ。

 

「簪……すんなり話してくれると思うか?」

 

「ど~だろうね~。でも~、そんなに簡単な話じゃないよ~きっと~」

 

「まぁなんだ……何もしないよりはマシ的なアレで……」

 

「自信ないみたいだね~」

 

 ねぇよ、んなもん。だって俺だぜ、俺?人間的に底辺のレベルの奴に説教されるとかよっぽどの屈辱だろうよ。何とかすんなり説得できたらそれはそれで儲けもんだけど。

 

「それでも、今回の件では出し惜しみする気はねぇからな。俺に出来る精一杯の事はやるつもりだ」

 

「お、おお~……。なんか……かがみん~……」

 

「どうかしたか、本音」

 

「う、ううん~!なんでもないよ~!」

 

 なんだろうか、その含みたっぷりの誤魔化し方は。取り繕ってると言うかなんというか……。もしかして今の俺の発言ってメッチャ恥ずかしかったりする?

 

 だよね、冷静になって見たらなんでわざわざ口に出してんだって話。いかんいかん、なんだか俺のキャラがブレブレになってきてる。平常心~平常心~。

 

「とにかく、放課後になったら会いにに行ってみることにするよ。本音はどうする?」

 

「本当は私も力になりたいけど~……。身近な人が一緒に居たらまたややこしいと思うんだよね~」

 

 確かにそれも一理ある。もし本音と一緒に簪に会いに行って「本音が話したのか」って事になると簪と本音の仲まで悪化しかねない。第三者である俺でこそ自由がきくというものだ。

 

 だが言葉の端々には注意が必要になりそうだな……あくまで無関心を装う事が出来ればベストだが、俺って案外顔に出る方なんだよなぁ……。その辺はしっかり親父の遺伝だよ、チクショウ。

 

「分かった。それなら俺一人で何とかやってみる」

 

「今回は私は力になれないかもだけど~。必要なことがあったらなんでも言ってね~?」

 

「ん?今なんでもって言ったよね?」

 

「うえぇ~!?な、なんでもはダメだよ~!?」

 

「冗談だって、一時限目のノートを見せてください」

 

 ちょっとからかうつもりのはずが、顔を真っ赤にされて数歩距離を取られた。俺にはその数歩が断崖絶壁か何かに見える。まさか本音にここまで冗談が……というかネタが通じないとは。

 

「なんだ~……ビックリしたよ~」

 

「俺がそんなにサラリとセクハラ発言をするかよ。つか、今までだったら軽く受け流してたのにどうしたんだ今日は?」

 

「ど、どうしたってそれは~……」

 

 本音の言葉はゴニョゴニョ呟かれているためによく聞こえない。なんだろうか……こういうの何処かで見たことがあるぞ。

 

(あ~……簪か)

 

 心の中でポン!と手をつき納得する。なんだかよく似た仕草だ……でもなんでだろう。よく似た仕草と言うだけでなく、なんだか毛色まで似ているような気がするのは気のせいか?

 

「も、もう~!女の子を困らせるようなことを言うのはダメだよ~」

 

「わぶっ!」

 

 俺の顔面に何かが押し当てられた。その正体は、どうやら本音が使っているらしいノートだ。むぅ……からかったのにこう素直に手渡されるとなんか気が引けると言うか……。

 

 ていうかその前にちょっと待たんか。最近ツッコむことはしてなかったがこれはおかしいだろう。今、本音はノートをいつ取りに行ったよ?何もない空間から急に表れたようにしか見えなかった。

 

「なぁ……本音?」

 

「写し終わったら返してね~?それじゃ~」

 

「あぁ……おう……分かった」

 

 いつもだったら「なに~?」とか「どうしたの~?」とか返してくれるのに、本音は顔を赤く染めたまま自分の席に逃げ帰ってゆく。……まずいな、ちょっと度が過ぎたかもしれない。

 

 でも大して怒ってないかもしれないし、次話しかけたときも機嫌が悪いようなら誠心誠意の謝罪をすることにしよう。とにかく今は、ありがたく借り受けたノートを写す作業に集中することにしよう。

 

 

 




 前半のノリからしてギャグパートと思ったか!?残念……何でこんな結果になったか一番驚いているのは私だ!
 
 本当は会長に終始いじられ続ける真を書くつもりだったんですが……本当、どうしてこうなった?

 それとは別で、真の行動に対して徐々に本音が照れを見せ始めていますね。こっちはいたって予定通りに進んでます。後は真への想いに気づくエピソードを残すばかり……。

 しかしここまでシャルロットとラウラが動かない小説も珍しいのではないか?2人とも完全に空気と化してしまっている始末……出番はまだ先になりそうです。

 それでは皆さん、また次回にお会いしましょう!

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