今回より、皆様から頂きましたリクエストに沿って書いたお話を更新していきます。その記念すべき第1弾は、ソル&マドカのその後ですね。
このリクエストが、ぶっちぎりで多かったです。もしかすると、私が思っている以上にソルは人気だったり……?
ちなみにですが、今回はそれほど注意事項は無いかと。唯一あるとすれば、マドカのキャラ崩壊注意ですね。マドカのイメージを崩したくない方は、お勧めできないかもです。
それでは皆さん、今回もよろしくお願いします。
「最近……大物が釣れないねぇ」
「仕方の無い事だ。隠れるのが上手い奴は、単純に賢い証さ」
ここは世界に数ある束のラボだ。大きなモニターの前にある椅子に座っている束は、背もたれに体重をかけながら背伸びをした。その背後にはソルが構えていて、束の言葉に対して返事をする。
よくよく見ると大きなモニターには、人の顔写真がリストアップされている。それはシリアルナンバー順に並んでおり、×印が付いている物が目を引く。
「え~……っと、これで何割って言ったけ?」
「残念だが、1割にも満たんだろうな」
「うへぇ~……束さんそろそろ飽きて来たよ」
「博士が持ちかけた仕事だろうに」
×印が付いているのは、捕らえた亡国機業のメンバーである。そう……これは、束がソルとマドカに持ちかけた『亡霊狩り』の成果だ。
ちなみにソルの現在の年齢は、20歳である。あれから4年の月日が流れて、来る日も来る日も亡霊狩り……。それでも……まだまだ1割もいっていないと言うのだから驚きだ。
もっと正確に言うなれば、顔写真すら存在しない構成員だっている。それを含めれば、割合はもっと低くなるはずだ。束が飽きたと言いたくなるのも……解からないでもない。
「ところでだが、マドカはどうした?」
「あぁ、うん。今日も用事だってさ」
「……もう数日だぞ。数日……顔すら見ていない。はぁ……」
「おやおや~?愛しのマドカちゃんに会えなくて、寂しいのかなぁ」
「当然だ」
束はニヤニヤとした表情を向けて、ソルをからかうつもりだった。しかしソルは、照れる様子を一切見せずにキッパリと言い切った。
あまりの溺愛っぷりに、束は内心で舌を鳴らす。呆れた様子で携帯を取り出すと、何処かの誰かと通話を始めた。流れからして恐らくマドカだろう。
「ん、りょ~か~い。またね~」
「なんだって?」
「待ってるってさ。ホイ、束さんからプレゼント」
「コレは、カードキーか」
束がソルに投げ渡したのは、電子錠タイプのカードキーだった。マンションの一室用にも見えるが、なぜそれが自分に渡されたか解らない。
基本的に衣食住は束のアジトで行っているし、表社会に潜入先があるとは聞いていない。不思議そうにカードキーを眺めていると、束が捕捉を入れた。
「それね、君とマドカちゃん用に買ったんだよ。束さんってば太っ腹でしょ?」
「買った……部屋をか。何故……?」
「何故って、いい加減に愛の巣くらい欲しいんじゃないの?君ら心配してるけどさ、表に居たって早々は誰にも迷惑はかからないよ」
「…………」
ソル達が表社会に出なかったのは、自分達が誰かに迷惑をかけてしまう……そう思っていた。束はまずマドカを説得して、数日前から引っ越し等の作業を行っていたのである。
ちなみにだが2人の戸籍は、無論だが束が偽装した。ソルは加賀美家の次男で、マドカは織斑家の次女という扱いだ。ソルの戸籍登録名は、マドカの付けた名をそのまま『太陽』とされている。
「ま、思い切りイチャラブ同棲生活でも送りなよ。あっ、婚姻届とか持って来たらサインしてあげるからね」
「……恩に着る」
「アハハ、必要ないない!しっかり報酬から引いてるから」
「ちゃっかりしているな……。では、また連絡をくれ」
ソルが感謝の言葉を述べると、束はモニターの方へ向き直って片手を上げて答えた。それを確認すると、ソルは背を向けて歩き出す。
向かった場所は、ラボに存在するワームホール……と言うよりは、ジョウントである。せっかく潰したのに、なぜ存在するかと聞かれれば……答えるまでも無い。
束が『便利だから』という理由で、あっさりと再現してしまったのである。恐らくは束が悪用する事も、技術を盗まれる事は無いだろう。
ソルは近場のパネルを操作する。ジョウントは、別空間を繋ぐトンネルの様な物だ。繋げる先は細心の注意を払わねばならない。操作を終えたソルは、ジョウントの光の先へ消えて行った。
**********
(……おかしい。何かがおかしい……)
ソルと束が会話をしている頃から、数時間遡る。束が購入した『それなり』なグレードのマンションにて、荷物を片付けている人物が1人。
数年経って少しだけ背は伸びたが、全体像はどこか幼い。20になっても変化の見られない……織斑 マドカだ。マドカは自身が『片付け』を行っていたリビングを見て、思わず顔をしかめる。
「私は確か……『片付け』をしていたはず」
そう口に出さざるを得なかったのは、この光景を見れば納得がいくだろう。服から日用品まで、何もかもが乱雑にばら撒かれていた。何処でどう間違えたのか……マドカは頭を抱えてしまう。
正直な話だが、向いていないと言う他ない。片付けとかそういうのは、幼いころからかけて徐々に身に着くケースが多い。マドカは、そんな事とは正反対な人生を送って来たのだから。
そこに拍車をかけるのは、血筋の様な物かも知れない。かく言うブリュンヒルデこと、織斑 千冬も家事は大の苦手とする。織斑母の詳細が不明なため何とも言えないが、織斑家女子は家事が苦手な可能性が大きい。
「くっ……!こんな事ではダメだ。ソルのよっ、よよよよ……嫁っ……嫁としてぇ……!」
自分で自分をソルの『嫁』と称するのがよほど恥ずかしいのか、マドカはそこらのクッションに顔を埋めて悶絶を始める。耳まで真っ赤なせいか、頭から煙が出る様なエフェクトがぴったり当てはまりそうだ。
根本的には変わっていない様だが、マドカはこれが素なのだろう。乙女チックと言うか、何と言うか……。見た目からすれば、それはなんら違和感は無い。
「よっ、嫁として……失格だ!」
復活したマドカは、握り拳を高く突き上げた。するといきなり出かける準備をして、部屋を飛び出した。マドカが向かった先は、近場の書店である。
自分に足りない経験を、知識で補おうという魂胆なのだろう。マドカが購入した本は、主婦初心者の女性向けな収納術など……お役立ち情報満載の雑誌である。
マドカとしてはレジの店員の『主婦……?』みたいな視線が気になったが、落ち着いてスルーに成功。急いでマンションへ帰ると、テレビで情報番組を見ながら雑誌を捲りはじめる。
「どれ……?むっ……なるほど……」
テレビから流れる出演者達の声と、マドカの雑誌の捲る音が室内に響き渡る。マドカからすれば初めて見聞きする物事が多く、逐一感心させられる。
そしていつしかマドカは、本の方へと意識が向いてしまう。そ徐々に時は過ぎて行きくのだが、それにすらマドカは気付かない。
「…………ハッ!?今……何時だ!?」
マドカが時計へと目をやると、既に数時間が経過していた。ソルの帰って来る時間には、まだまだ余裕はあるが……本格的に作業を始めねば、この修羅場は片付かない。
しかしマドカは慌てず騒がず……学んだ技術を有効に生かす事を心がける。するとかなり時間はかかったが、先ほどまでとは比べ物にならないくらいに室内は片付いた。
「ど、どうだ……私だって、やれば出来るのだぞ!」
疲れ果てた様子のマドカに、説得力は何処にも無い。が……良くできた方に決まっている。それこそ誰かさんは、支えるべく男が居ないためにやる気すらないのだから。
マドカは綺麗になった部屋を見渡して、ふとソルの事が思い浮かぶ。自分が片づけたと言えば、褒めてくれるだろうか……と。その際に褒められた時の様子を想像ならぬ妄想して、またもやマドカは悶絶タイムに入る。
「そ、そんなに褒めるな……。私はただ……お前の為に……むふっ、ふふふふふふ……」
妄想しているのに、ソル本人の前では見せないだらしない顔つきだ。マドカはそんな顔つきのまま、クッションを抱きしめて床をゴロゴロと転がる。
これをソルが見たら、果たしてどんなリアクションを取るのか……。ハンパでないスルースキルの持ち主であるソルならば、見なかった事にするのが良い所かも知れない。
「…………。となると次は……手料理を振る舞ってやろう」
先ほど書店に出かけた際に、マドカはしっかりレシピ本も購入していた。その辺りは定番であると、流石のマドカも知識があるのだろう。
ただし……料理は初挑戦である。機嫌がいいのか鼻歌交じりだが、マドカが料理という時点で……大半の人間が不安を覚えるはずだ。
「確か、男は胃袋を掴んで虜に……と書いてあったな。虜……ソルが、私の……虜っ……!」
料理を始める前に、この妄想暴走悶絶モードをどうにかして欲しい物である。こんな調子で包丁でも握られたら、不安が光速で加速してゆく。
本人もそこは重々承知している様で、落ち着いてから台所へと立つ。重要なのは何を作るかだが、なにもマドカだって背伸びする気は無かった。
「材料は、充分にあるが……。……カレーにするか」
冷蔵庫や棚の中を漁ったマドカは、そう小さく呟いた。というよりは、作れそうなのがそのくらいだったのかも知れない。マドカは必要な食材一式を、台所へと並べた。
ところでだがソルは、味覚等の感覚神経を束の施術によって取り戻している。今ではそこらにいる人間と同じ感覚を手に入れたのだ。不便な事も多いようだが、ソルはとても喜んでいる。
「よしっ……時間も無いし始めるとしよう」
マドカはエプロンを身につけると、レシピ本に書いてあった通りの手順で料理を始める。その幸せそうな様は、何処からどう見ても新妻そのものであった。
**********
「ここか……」
時間を元に戻して、ソルの様子を見てみよう。どうやらマンションを見上げて、辟易としているらしい。ソルとしてはもっと質素な物だと思っていたのだろう。
しかし外観から察するに、やはり『それなり』のマンションである事が伺える。その一室をプレゼントだと言える束に、なんとなく尊敬の意をソルは覚えた。
「まぁ良い……」
口ではそうは言うが、ソルは心中で再度束に感謝の言葉を述べていた。そうしてゆっくりとマンションへと歩んで行き、自分とマドカの部屋を目指す。
部屋の場所はマンションの上層で、フロアで言えば端に位置していた。部屋番号を確認しつつ、ネームプレートに自分達の名前が書かれているのを見つける。
ソルは先ほど束から受け取ったカードキーを取り出す。それを差し込み口へ挿入すると、音が鳴ってロックが解除された事を知らせた。ソルは、ゆっくりと扉を開く。
「マドカ……?帰ったぞ」
「お、お帰り……」
「…………」
カシャッ!
「何故いきなり……写真など撮る?」
「いや、可愛かったからついな」
ソルはマドカのエプロン姿を見た瞬間に、携帯でその姿を写真に収めた。せっせと待受画面を撮った写真に変えると、マドカに目をやった。するとマドカは、顔を赤くして俯いている。
今の言葉は予想外なようで、ソルの台詞を脳内でリピートしているらしい。そんなマドカに仕方ないと、ソルは肩をすくめた。靴を脱いで玄関へ上がると、マドカの頭を撫でながら奥へ進む。
「むっ、片付いているな」
「私が片付けたのだぞ。凄いだろう」
「……ああ、良くやった。偉いぞ、マドカ」
「う、うむ……」
マドカの『凄いだろう』という言葉には、褒めて欲しいと言っている様にソルには聞こえる。それだけでなく、マドカに犬の耳と尻尾が生えパタパタと動いている様子が幻視された。
ソルはそんな事を考えているのは顔に出さずに、今度はしっかりとマドカの頭を撫でる。撫でられているマドカは、それこそ犬の様に気持ち良さそうだ。
「しかし、何か匂うな」
「そうだ……夕食も私が作ったのだが、食べて……もらえるだろうか?」
「勿論だ。まさかマドカの手料理が食えるとは、嬉しいぞ」
「本当か!?そうか……なら、テーブルへ着いてくれ。今すぐ用意する」
ソルがクンクンと鼻先を動かす様な仕草を見せた。トリップ情態から復帰したマドカは、料理を作って待っていたのを思い出す。ソルに自信なさげに聞くが、率直な感想を述べられる。
ドタバタと急いでカレーをよそうマドカに対して、ソルは静かにテーブルへ着く。こうしてマドカの様子を見守られるのも……束のおかげか。ソルはこの日一番の感謝を、束へと送る。
「簡単な物だが、一応……その、あ……愛情は、込めたつもりだ……」
「そうか、それは良い調味料だな。では……」
「……そうだ。私が食べさせてやろう」
ソルが早速カレーに手を付けようとすると、それをマドカが制した。どうやら『あ~ん』という奴をするつもりらしい。ソルも乗り気な様で、自分のスプーンをマドカに手渡す。
ぎこちない様子ながらも、マドカは丁寧にスプーンへカレーを乗せる。そうして随分と照れた表情をしながら、ゆっくりスプーンをソルの口元へ近づける。
「あ、あ~ん……」
「……………………」
「どうだ……?」
ズダーン!
「ソル!?な、何が起きた……!?しっかりしろ……ソル!」
マドカのカレーを口に含んでしばらく、ソルは普通に咀嚼していた。しかし……それを飲み込むと同時ほどに、椅子ごと思いきり倒れてしまう。
その体は小刻みに痙攣し、目玉をひん剥き瞳孔が開き放題になっている。どこか息も荒いし……これではまるで、毒物でも摂取したかの様な……。ソルは震えた声で、マドカへ伝える。
「これほど……までに……味覚というものを……得た事……後悔した瞬間はない……!」
「そこまで不味いか!?いくらなんでも……失礼だぞ!」
「そ、そうだな……言い方が悪かった……。では改めて……いったい……何を入れたんだ……?」
「何も特別な物は入っていない!あの本に書いてあった通りにやったぞ!」
ソルだって、実際は最初から過度な期待はしていなかった。しかし不味かろうと、笑ってこれからの上達に期待する……という旨の言葉を伝えるつもりだったのだ。
だが……それすら叶わない。もはや美味いとか不味いとか、そういうレベルの話ではないのだ。本当に……未知なる領域に足を踏み入れた。ソルは今……そんな気分に駆られている。
「わ、解った……。だが最後に、もう1つ聞かせろ……。味見は、したんだろうな……?」
「…………!?」
「今『ハッ!?』っとなったな?そうだろう?してないんだな?」
「そんな事は無い」
「オレの目を見て言ってもらおうか」
マドカの一瞬だけ見せた反応は、味見をしていない事を肯定しているも同然だった。顔を横に向け過ぎているせいか、耳が見えてしまっている。
きっとマドカは味見さえしていれば、失敗作だとこのカレーは出さなかっただろう。食して痙攣が起こる様な代物は、もはやカレーと呼べるかどうかも怪しい。
「……マドカも食ってみると良い」
「わ、私か!?いや、私は遠慮……」
「何、味見は今からでも遅くは無い」
「ちょっ……速まるなソル!ムグッ!?」
ズダーン!
膝を笑わせながら立ち上がったソルは、マドカ作のカレーを本人に勧める。そんなリアクションを取られて、当然ながら食べる気など起きない。
しかしソルは、ちょっとしたお返しでもしなければ気が済まなかったのだ。半ば無理矢理マドカにカレーを食べさせると、マドカも同じようにして地に伏せ……しばらく痙攣を起こした。
「……………………済まなかった」
「解ってくれれば良いさ……」
マドカは自分が作り上げたカレーを味わって、地に伏せたままソルに謝った。何か虚しい雰囲気が、2人の間に流れる。とにかくソルは、マドカを助け起こそうとした。
「おい……大丈夫か?」
「こんな……はずでは……」
「……最初から出来る奴なんていないさ。また次頑張ればいい……。今度は、オレも一緒に台所へ立とう。オレ達で2人3脚しながら、上手になっていこう」
「ソル……」
「マドカ、愛している」
「ば、馬鹿者が……!」
完全に復活したソルは、当初言うつもりであった台詞でマドカを励ます。その言葉はマドカにとって、かなりの救いであった。キュッと唇をかみしめた後に、差し出されたソルの手を取る。
引き起こされたマドカは、いの一番にソルへと抱き着く。ソルはマドカを優しく包み込むと、愛おしそうにマドカを見つめる。マドカの方は、ソルに顔を埋めているせいか気付いていない様だ。
「さて、今日は外食でもしなくてはな」
「賛成だが、コレの後始末はどうしてくれようか?」
「勿体ない……等とは言っていられんな。このまま食べ進めれば、これが最後の晩餐になるだろう」
「……博士に頼めば、処分してくれるかも知れんな」
もはやマドカは、自分で作ったにも拘らず『カレー』とすら呼ばなくなった。2人してカレー?の入った鍋を忌々しそうに見つめると、『困った時の束さん』で解決する事にしたらしい。
もちろん処分と言っても、食べて貰う訳では無い。どういった方法になるかは解からないが、もっと科学的に処分する事となるはずだ。
「ならば、出かけるか。マドカ、オレの財布は何処へ仕舞った?」
「ああ、それなら……。……………………」
「おい、何故黙る。……もしや、何処へ仕舞ったか忘れた……とでも言うまいな」
「フッ……もしそのまさかなら、どうするつも……りぃ!?いふぁい……ふぉふぉを捻るなぁ!」
外食するために、ソルは自身の財布の在処をマドカに尋ねた。誤魔化す為かどうかは知らないが、マドカは何故か格好を付けながら忘れた事を肯定する。
素直に忘れたと言えば、難は逃れただろう。しかしマドカの格好付けが癪に障ったのか、マドカの頬を手加減しつつも上へと捻りあげた。
マドカは涙目になりながら痛いと訴えるが、なかなかソルは離してくれない。というのも……ソルが涙目のマドカもまた可愛い……とか思ってしまっていたからである。
ようやく解放してもらったマドカは、う~……と唸りながら頬を撫でる。そしてすぐさまソルの財布大捜索が開始されるが、見つかった頃には……何がとは言わないが、振出しに戻ったとだけ言っておこう。
織斑家女子に対する熱い風評被害。
いやぁ……今回ですが、この2人のほのぼのは書いてて滅茶苦茶楽しかったですね。とくにマドカが悶絶とか、カレーで繰り広げられる夫婦漫才とか。
これはもしかすると、同棲を始めたソルとマドカのほのぼの&ダラダラな日常を描いたスピンオフ作品なんかも……真面目に検討しても良いのかも知れない……。
まぁ需要があればの話ですけども。さて……次回も引き続き、リクエストの消化をしていこうかと思います。ネタは……誰のにしようかしら?
それでは皆さん、次回もよろしくお願いします。