カンピオーネ!~風変わりな男(仮)   作:八雲さん

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2話目なのに遅くなってしまった。次からはだいぶ時を飛ばします。

急いで書きましたので誤字などありますがそれでもよかったら見てってくださいな。




プロローグの続きって何ローグ?

???side

 

 

 あれから、小さな祠を見つけひとまずの寝床を確保した男であったが祠は岩でできておりいたため寝ようとしたらもちろん寝心地が悪かった。がこの男ははよほど眠たかったのか眠りたかっのかある程度平らな場所を見つけると、

 

 「ここでいっか。それにしても寒いなあ、どうにかならんかねコレ。ふあぁ~」

 

 「あ、寒いって思ってたんだ」と、思わせる発言をして寝る態勢に入ってしまった。。これからどうするつもりなんだろうかこの男は。餓死にはなりずらいとはいえ腹は人並みに減るし、気力は衰える。・・つまりこの男には一切危機感がないということだ。・・大丈夫なんだろうか?

 

 「まっ次起きた時にはどうにかなってるでしょう。いやなってるはずだ、うん。」

 

 だめだこいつ早く何とかしないと。もうこれ大丈夫じゃないよね?

 

 「おやすみー。zzzzz」

 

 本当に寝てしまったよ。彼の言うとおり次起きた時に何とかなってればいいのだけど。まあ彼は面白い力を持っているようだ。そう簡単には死なないだろう。いや、死ねないのかな?

 

 いやはや本当に面白いことをしてくれるね彼は。僕が目を付けたとおりだ、ここに呼んでよかったよ。○○ない程度の能力と○○する程度の能力か、ありゃ?おかしいな無理やり送ったせいか異物が混ざっているようだけどいっか。服もちゃんと一緒に来てるね。でも一着だけで出足りるかな?何個かプレゼントしておこう。記憶は消しておいたけど、なさ過ぎても困るから少しだけ戻しておいてあげよう。

 

 それにしても妖狐いや尻尾が9本だから九尾か、大物を引いたようだね、それにしてもこの僕でさえ能力見ることができないだなんてすごいな、ふふっだからこそ呼んだかいがあるってものだ。だがまだ目覚めてはいないようだ。どんな力なんだろうか気になるなあ。ああ気になる気になる、けどこれは後の楽しみにとっておくことにしよう。ついでに少し加護を授けておこう、僕が加護を与えるとはおかしな話だけどももし死んでしまったら困るからね。

 

 ・・・選ばれたのはこの男。僕はついに見つけることができたのだろうか?悲願を達成するためには仕方がなかったとはいえ少々無茶をしてしまったようだね。いくら大きな力を持つ僕であってもこの儀式はつらかったようだ。ぶっつけ本番でやるべきではなかったかな?今までの苦労を考えるとこの疲れもまあいいかな。

 

 賽は投げられた、もう後戻りすることはできない。こんなことをやってしまったとしても・・・

 

 ナイーブになってしまうなんて僕らしくないな、本当に疲れているらしい。  

 

 とにもかくにも寝てしまったので僕も寝ることにしよう。またね次ぎ合うときはおそらく考えるのをやめてしまうほど遠い後のことだろうね。なんでわかるかって?それはひ・み・つ♡

 

 ・・・まあ言ってしまえばそういう予感がするんだよ、信じるか信じないかは君次第だけども、僕の予感は結構当たるんだぜってやっぱ信じてないだろ。

 

 まあいいさ、どちらにせよ何時か分かることだ。では一度さようならだ。Good-bye until we meet again.(訳:また逢う日まで、さようなら)

 

 

 

☆★☆★☆★

 

 side男 

 

 

 「ふぁ~~よく寝た。ん~?」

 

 男が目覚めてから目に飛び込んできたのはこの世界で初めての輝かしい光であった。吹き荒れていた風も穏やかになり、心地よい風が吹いていた。太陽が地表を照らし、過ごしやすいことは言うまでもない、寝る前の天気とは雲泥の差であった。特にやることもなかったのでとりあえず外に出で散歩してみることにした。

 

 辺り一面緑が広がっていた。The自然である。足を踏み出してみると「さくっ」と草を踏みしめる音がしてリズミカルな雰囲気作り出す。

 

 「これはまた壮観だな。いやラッキーラッキー。」

 

適当に歩き回っていると透明に透き通った川を見つけた。男はこの世界に生まれてから何も口に入れていないので、長い間寝ていた分も合わせて腹が減っていた。 とりあえず水を飲んでみた。

 

 「うん、冷たくてうまい。水飲んだら次腹が減ってきたな・・んっ?」

 

 暗いなと思い上を見てみると。そこには体長約18mの大きな恐竜がいたのだが。これを見て、

 

 「うまそう。でもこれでたりるかな?まあ足りなかったら別のやつ食えばいいか。」

 

 といった。どうやって食おうかなあと余裕感たっぷりで考えていたのだが、むこうも腹が減っていたのか大きな声を出して襲ってきた。いまだまともな戦闘を行ってきたことはなかったのでとりあえず、思いっきり殴ってみた。

 

 「あ、やっちゃった。」

 

 ぶつかったその拳はドンとと大きな音をだして一撃でノックアウトさせ、周りの木々こと吹っ飛ばした。

 

 まあ、いいかと思い直し、調理法などというものは一切思いつかなかったので、いや思いついても結果は変わらなかったけど。とりあえずそのまま食べてみることにした。

 

 かぶりついてみると肉から次々とこってりとした油があふれてきた。筋があったけれどこの男は人に非ず妖怪であったので。むしろ歯ごたえがあっておいしかった。あまりにもおいしかったので体が汚れるもいとわず食べていった・・・

 

 なんやかんやできれいさっぱり食べきりおなかが膨れた後、川に浸かって体を洗うことにした。

 

 川に浸かりながら男はこれからについてゆっくり考えていた。(食糧はいっぱいいるし水もあるよなあ、困ることといえばさしずめ、暇ってことかな。な~にするかな~・・・・・思いつかん、やることないしとりあえず適当にあるきながらなんかすればいっか。問題なし!)

 

 と結論?を出したところでいったん祠に戻ることにした。

 

 戻って日が沈みかけてたので一晩寝てから、祠を一目見てあ意外と風化してるなーと感がつつ荷物といっても置いてあった一見普通そうで普通じゃない服とかををさっきの恐竜の皮でつくったリュックポイものに入れて、出発する前に一応いままでありがとねーと祠に礼をしつつ昇りはじめた太陽の方向・・とは逆の方向に歩いて行った。まるで旅立ちを見送るように太陽は赤々と輝き、風は穏やかに吹き、空は青く澄み渡っていた。

 

 

 ・・・そして時は去ってゆき、かくしてこの男の長い冒険の始まりを告げたのであった。人類が現れてくるまではまだ何千年もの時間が存在する。長いこの道のりは男をどうするのだろう?この男になにをもたらすのだろう?この先、生き残れるのか?どんな生物と出会うのか?どんな現象と出会えるのか?何を見出すのか?それはまだ誰にもわからないけれどこの男ならばきっと・・きっと・・・

 

  

 

 




最後までありがとうございます。  

さてリクエストですが三つほど活動報告の方で募集しています。よければかならず活動報告またはメッセージにてお願いします。

ではでは~次一週間以内かなたぶん。

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