禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢「禁書目録」   作:幻想大好きっ子

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はい、また話は進みませんでした。
ノリで行動をしました。
またオリジナルの子です。
やりたい事をやっている自己満足なので後悔はしていません


六話 妹とおとうとでしょうか?いえ、来るのはペットです

「アンタラ!一体どうしてこんな所でブラブラしてんのよ!!」

今まで黙っていた美琴が爆発音のような怒鳴り声をあげた。だけど、それはどこか…気のせいだろうけど…泣いているような…何かを恨むような表情に上嬢は思えた

 

美琴は怒鳴りつけると黙り混む。まるで自分の不安が嘘だったと否定して欲しいような不安そうな顔で二人のミサカを見つめる

 

ミサカ妹「何かと問われれば研修中ですと、ミサカは簡潔に答えます」

 

ミサカ弟「その付き添いですとミサカはチャッカリ着いてきた事を暴露します」

 

美琴「けんしゅ…う」

彼女から何かが抜け出たように力が抜ける。彼女はブツブツ呟いているが私には聞こえなかった。

 

上嬢「研修中って、妹さんはジャッジメントにでも入ったのか?」

もしも、ミサカに何かが起きてたとしても彼女は多分誰も巻き込まないようにするだろう。彼女と接してきた記憶は無く短い間の思いでしか無いが私はそう思った。

 

だから、私は尋ねる。もしかすればお節介かもしれないが何か出来るかもしれないから…

 

美琴はまるで気合いを入れるように顔の前でパンと、合わせると何故か私から目を反らして

 

「あー、そうジャッジメント?それよそれ。そうゆうことでこうなって色々大変でねー。むしろボロボロ」

 

上嬢「そうなんだ?大変ね…相談できる事もあるだろうし愚痴なら聞くから…」

素敵なくらい嘘臭い声に私はタスケタイという気持ちを込めて答える

 

美琴「ありがとう…全て終わったらきっと話すから約束する…」

何故か私はその約束に不安になったけど静かに頷く。

 

美琴「色々積もる話があるから行くね…妹に弟…ちょろっとお姉ちゃんに着いて来ようか?」

二人のミサカが反論するがミサカは有無を言わさず二人を連れて歩いていく

 

上嬢「複雑な家庭なんだろうね…」

あの美琴の表情…そんな訳無いと思う。でも、今私は何も出来ないだろう。それよりもどう行動するにしても

 

上嬢「この大量のジュースをどーすんのよ?」

ベンチに置き去りにされたジュース。とりあえず何をするにしてもこれを運ぶしか無いと、上嬢は抱えあげた

 

上嬢「おっと…」

しばらくジュースを運んでいると足元にテニスボールが落ちている事に気づく。子供が遊んでいた物だろう。

 

多分あれだこれを踏んで不幸よぉとか叫んでるパターンだけど、そうは問屋が下ろさないと不幸慣れした彼女は足を擦るようにして歩く。

 

上嬢「上嬢さんは不幸に慣れてるからこれくらいはね?」

併し彼女は分かっていない本物の不幸とは…

 

?「トウマァァア」

1つをぶち殺しても次の不幸が訪れ逃げられないのだ…

 

上嬢「えっ?」

上嬢は名前を背後から呼ばれて振り返ろうとし

 

?「トウマァ会いたかったぁ」

振り替える前に背後から来た黒いシャツと単ズボンを履いた人影にラグビーのように腰に飛び付かれ吹き飛んだ。ジュースも吹き飛び拾うの大変ですねとか思いながら倒れ込む

 

通行人A「犬みたい」

上嬢に飛び付いた黒髪ポニーテールを見た感想だ。もしも尻尾があれば激しく振ってるなとか思いながら微笑ましく見つめている

 

知り合いA「可愛い神父さんだけやなくあないに可愛いペット系にまでフラグを立てるなんてぇ」

通り掛かった青髪がスーパー地球人になりそうなくらいの嫉妬を目に込めて呟く

 

通行人B「…肌色」

何が肌色かは分からないが捲れたスカートの中身を見た通行人は鼻でも打ったのか地を吹き出しながら貧血で倒れた

 

上嬢「えっと…」

上嬢『名前を呼ばれてるし知り合いよね…と言うか凄い力何ですけどぉ!』

上嬢は仰向けの状態で黒髪ポニーテールに押し倒された状態なのだが抜け出そうにも凄い力で押し付けられ身動きが出来ない

 

クロ「クロはトウマに会いたかったぞぉ」

顔をペロペロ嘗められて上嬢は冷静に思った

 

上嬢『私の知り合いにはマトモに挨拶できる子はいないの?不幸よぉ』

挨拶がわりのビリビリにタックルの後の顔を唾液まみれ。不幸を感じながらも声をかけようとし

 

クロ「ん?トウマの匂いなのにトウマと違うような臭い?」

クロと名乗った少女の言葉に記憶喪失がバレタと声が出なくなる

 

クロ「うっ…折角会えたのに…もうクロ行かないと!」

上嬢『あら?私はいつの間にか寝たのでしょうか?』

 

炎がクロへと飛び掛かってきた光景を眺める。クロはそのまま上嬢から離れて逃げ去っていく

 

黒い神父「逃がさないよ!」

これは夢だと思いなからも目の下にバーコードを着けた変態がクロを追っていく。その光景を倒れたまま見つめていた上嬢だが…

 

上嬢「あっ!」

えらく不自然な時間飛んでいたジュースが上嬢の額に落ちてきて意識を刈り取った

 




あとがきと言う名の雑談会

土御門「美人スパイにして多重スパイの土御門さんだにゃ。今回は入手した情報の公開だにゃ。と言っても殆ど分かってないのだがにゃ」
羽が取りついたワンピースにお団子ツインテールな白髪の女の写真を取り出し

土御門「まずはオリジナルキャラ1号にして、変態ストーカー。目には目を変態にはレールガンを出てきた変態だにゃ。名前は不明。魔術サイドに属し好物はと、聞けば上嬢さん、趣味は上嬢さんの観察(ストーキング)と答える変態さんだぜよ。自称上嬢さんの影だそうだにゃ」

続いて出された写真は上嬢を押し倒しペロペロ顔を舐めているクロ。と言うかその写真はどうやって取ったのだろか?

土御門「続いてクロの紹介だぜよ。学園も把握していない原石らしいぜよ。能力は不明。年は嬢ちゃんの一つ下だにゃ。特技は色々壊すこと、好物ははお肉、大好物はトウマのお肉らしいにゃ。やられて嬉しいことはトウマに頭を撫でれて貰うことらしいにゃ…と言うか何も分かってないぜよ。」

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