禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢「禁書目録」   作:幻想大好きっ子

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ソロソロオリジナルキャラを出そうかなと企む
今日この頃



三話ナナメ四五度は不幸の呼び水

8月20日

 

夏休み真っ只中。

上嬢の寮では

夏休みも平日も関係ない

上嬢家のペット枠の

可愛い神父さまは

ぐったりしていた

 

テレビの中では町中で

炎を使う能力者と謎の能力者が争っていた跡があったと

ニュースがあったが

神父ことインデックスは

そんなのは興味がないとばかりに、麦茶をストローで

飲みながらテレビを

直接歩いて近づき切る

 

リモコンの操作の仕方が

よく分からないのだから

仕方がない

 

禁書「凄く暇なんだよ…

とうまがいないとつまらないよ」

本人に自覚はないが

インデックスは

ヒモと言って良いだろう

 

それでもヒモだとしても

私ナレーションは言いたい

インデックスたん萌だとぉ

 

禁書『寒気がするんだよ…

あっ!』

禁書は上嬢家のペット

その2スフィンクスに

何かを見つけた

ーー

 

午後6時10分

上嬢桃麻もぐったりしていた

何故なら、よく分からない内に

自分が補修をサボっていて

なんだが知らない内に

そのツケを支払わされる事に

なっていたという訳である

 

そんな上嬢は公園に設置されたジュースの自販機の前で

呆然と立ち尽くしていた

 

上嬢「不幸だぁ」

疲れた体を癒すためジュースでもと、

思い二千円札を投入したのだが…

自販機はそれをペロリと飲み込み吐き出そうとしない。

 

しかし、この憎い自販機に

八つ当たりをしようものなら

警報がなるのは分かっている

何故なら、彼女は

不幸なのだから

それを経験で分かっていたが

まだ読みは甘い

 

御坂「ちょろっとー。

自販機の前でボケッと突っ立てんじゃないわよ」

 

知り合いの声に振り向く

自分の秘密を知る彼女の

名前を思わず上嬢は呟いた

 

上嬢「あぁ、ビリビリか?」

 

御坂「わったしっにはー

御坂美琴って名前があんのよ

いい加減に覚えろド馬鹿!」

 

黄色い電気ネズミのように

放たれた電撃を右手で

打ち消すとそのまま近づき

頭を右手で撫で撫でし

 

上嬢「分かってるわよ。御坂」

 

御坂「ピィ!頭を撫でるな!

子供扱いするなぁ!」

顔を赤くしながら御坂は

上嬢の右手を弾くと

自販機の前に立ち

 

上嬢「あー、その自販機ね

どうもお金を飲み込むっぽいよ」

友人のがっかりする顔なんて

見たくもないので口を挟み

 

御坂「知ってるわよ。

裏技があんのよ、お金をいれなくてもジュースが

出る裏技が」

 

上嬢「裏技ね?

そんな便利な技があるんだ」

どんな裏技か

興味が出てきたので

見つめていると

 

御坂「常磐台中学内伝

おばーちゃん式ナナメ

四五土からの打撃による

故障機械再生法!ちぇいさ」

短パンが見えた。

スカートのままの御坂は

自販機の側面に上段蹴りを

叩き込んでいた。

ズドンと言う派手な音の後、

ジュースが一つ落ちてきた

 

上嬢『あぁ、上嬢さんには

真似できないな…

私がやると…凹むからな…』

等と聖人の弟子は見えた光景に

対して現実逃避をした

 

御坂「何のジュースが出るのが

選べないのが弱点だけどー

てっアンタどうしたの?」

 

上嬢「内伝て事は常磐台の

お嬢様はみんな

こんなことをやってんの」

 

御坂「女子校なんて どこも

そんなもんよ

お嬢様に夢見ないの」

 

上嬢「いや、そうじゃなくて

毎日よってたかって

こんなことをしてるから

自販機がぐれたんじゃないかと 訪ねたい」

 

御坂「いーじゃん別にアンタに害がある訳じゃ…えっ、

飲まれた?ひょっとして飲まれたの?」

目を輝かせながら訪ねてくる御坂

可愛いんだけど…何か悔しい

 

御坂「それで幾ら

飲み込まれた訳?」

キラキラ輝く目が眩しい

 

「言わない。言えない。

言いたくない」

友達だとしても

教えたくない事はある

と言うか御坂なら笑う

私の心を折りに来る

 

御坂「笑わない。約束する。ついでにお金を

取り返してあげるから」

 

上嬢「…にせんえん」

笑わないと言うなら

友達を信用して正直に呟く

 

御坂「待て、二千円札?

ひょっとして二千円札!?

まだ絶滅してなかったんだ二千円札!アハハ

そりゃ自販機だってバグるわよ」

 

上嬢「うそつきー」

涙目で御坂を睨んでいると

 

御坂「約束は守るから

そんな顔しないでよ」

真っ赤に御坂はなり

 

「けど、どうやって自販機から

お金を取り戻すの?」

 

御坂「どうやってって、

こうやって」

キョトンとしていた御坂の手のひらからビリビリと

 

御坂「あれー?オカシイワネ、二千円札出てこなかったけど

間違いなく元は取れたよね」

 

自販機から煙がモクモク吹き出しているのをヒーローは確認。 ジュースも次々に出ている

御坂「これでOKよね?って何脇目もふらずに逃げてんのよぉ」

上嬢にはオチが見えたので

全力で逃げた

 

やはり予想通り自販機は騒ぎ出した




あとがき
上嬢「はい、作者が気まぐれで
あとがきをすることになりまして
黒子の人達に連れてこられました…
その時セクハラされて
不幸よぉ」

上条N「何か知らんが俺もやることになって
自販機で買い物をしているところを
ジュースを出す前に連れてこられて
不幸だぁ」

上嬢「というか、男の私のNは何なの?」

上条N「あぁ、これか?
本来のとあるの登場人物はNを付けるらしいぞ


ダブルカミジョウさん「てっ!出番これで終わりなんて不幸(だぁ)よぉ」

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