禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢「禁書目録」   作:幻想大好きっ子

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ハッキリ言ってしばらく投稿するのは前に書かれたものと変わりありません


二話物語の始まりは衝撃的だった

7月20日夏休み初日

上嬢『昨日雷による停電のせいで私の部屋は

うだるような暑さに支配されていました。

それは冷蔵庫の中身が、全て絶滅しているという事でして、

この暑さの中で、自分一人が食べるだけに

料理をする気も起きずに

カップ焼きそばを作れば流し台に全て流し込んでまい。

コンビニで、何か買おうかと思い財布を捜してる中に

キャッシュカードを踏み割ってしまい。

担任の先生から、上嬢ちゃんオバカだから補習ですと、

ラブコール』

 

上嬢「不幸よ…天気もいいし気分でも入れ替えて

布団でも干しましょう」

 

上嬢「空はこんなに真っ青なのにわたしのお先は真っ暗…ん?」

 

上嬢「あれ?もう干してあるて…えっ?えっ?えぇ?」

 

私の目の前には、白い服を着た男の子が干してあった

 

上嬢「この服神父さん?…外国人よね」

 

?「おな…」

 

上嬢「え?」

 

?「おなか減った」

 

上嬢「はぁ?…もしもし」

 

?「おなか減った」

 

上嬢「はぁ?日本語うまいね…」

 

?「おなか減ったて、言ってるんだよ?」

 

上嬢「えっと?あなたはひょっとしてこの状況で、

自分は行き倒れですとか言っちゃたりするんでしょうか?」

 

?「倒れ死にとも言う」

 

私は無言で、ベランダを後にし

布団を元の位置に戻しベランダに戻った

 

?「無視はひどいんだよ…

おなかいっぱい食べさしてもらうと嬉しいかも」

 

もしも、私が男なら、

「この子にはどこ遠いところで、幸せになってもらおう」

とか考えて冷蔵庫で、

死んでいる焼きそばパンを食べさせてることだろう

だが、一人分ではなくなったんだ。料理をする気がおき。

わたしは無言で、男の子を抱え部屋へと招き入れた

---

 

禁書「あむあむ…おいしいよ…これ」

 

上嬢「そ…そうかな?」

 

『無事だったパスタと調味料と缶詰で、作った適当パスタなんだけど

こう美味しそうに食べられると、嬉しいものがあるわね』

 

禁書「僕のために無償で、作ってくれた料理なんだもん

美味しくないはずがないんだよ」

 

『この笑顔作ったかいがあった気がする』

 

上嬢「それで、なんでうちのベランダで干されてたの?」

 

禁書「落ちたんだよ。本当は屋上から、

屋上に飛び移るつもりだったんだけど」

 

上嬢「えっ?ここ10階建てよ?」

 

禁書「仕方なかったんだよ…追われていたからね…あっ!

それより自己紹介しないとだね?僕の名前は、

インデックスって言うんだよ」

 

上嬢「てっ、どう聞いても偽名じゃない?

インデックスて何よ?目次?」

 

禁書「うーん、禁書目録のことなんだけど。

あっ!魔法名なら、DEdicatu545。

献身的な子羊は強者の知恵を守るて意味だね」

 

上嬢「そのインデックス君が、何で、追われてるの?」

 

禁書「僕の持ってる十万三千冊の魔道書が狙いだと思う」

 

上嬢「魔道書?」

 

禁書「うん…エイボンの書死者の書ネメトロン代表的なのは

こういうのだけど」

 

上嬢「中身はともかくあなた手ぶらにしか見えないけど?」

 

禁書「ちゃんと持ってるんだよ!十万三千札」

 

上嬢「十万三千札て…どこかの倉庫の鍵でも、持ってるの?」

 

禁書「ううん」

 

上嬢「まさかお馬鹿には見えない本とか言わないよね?」

 

禁書「ううん、馬鹿じゃなくても見えないよ

勝手に見られると意味がないもの」

 

上嬢「で?誰に狙われてるの?」

 

禁書「魔術結社だよ」

 

上嬢「はぁ?魔術?」

 

禁書「あれ?日本語がおかしかった?マジックだよ。マジックキャバル」

 

上嬢「それて、新興宗教か何にか?」

 

禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね?」

 

上嬢「うーん…」

 

禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね」

 

上嬢「悪いけど…無理」

 

禁書「へっ?」

 

上嬢「わたしもいろいろと異能の力は知ってるけど、魔術は無理ね

この学園都市じゃ超能力なんて、珍しくもなんともない

科学の力で誰だって開発できるし」

 

禁書「超能力は信じるのに魔術は信じないて、変な話」

 

上嬢「じゃ、魔術て何よ?軽く見せてみてよ…」

 

禁書「無理…僕には魔術がないから仕えないもん」

 

上嬢「ガックリ…使えないなら、魔術があるかどうか

分からないないでしょう」

 

禁書「あるもん!魔術はあるもん」

 

上嬢「まぁ、私にも生まれたときから妙な力があるんだけど」

 

禁書「妙な力?」

 

上嬢「この右手で触ると、異能の力なら、電撃だろうと

レーガンだろうと…多分神様の奇跡でも打ち消せます…はい」

 

禁書「プー」

 

上嬢「何よ?その怪しい通販見てる反応は?」

 

禁書「だって、神様を信じてもいなさそうな人に、

神様の奇跡でも打ち消せますといわれても」

 

上嬢「イラッと来る…こんなインチキ魔法少年に

小ばかにされるとは」

 

禁書「インチキじゃないもん」

 

上嬢「なら、何かを見せてみて…それを右手で打ち消せば、

右手のことも信じるしかないよね?」

 

禁書「いいもん見せてあげる。これこの服これは、

歩く教会という極上の防御結界なんだから」

 

上嬢「何…それ?先から聞いてたら

わけの分からない専門用語ばっか言って…意味わかんない」

 

禁書「キー」グルグル

 

禁書「だったら、論より証拠!

この包丁で、僕のおなかを刺してみる」

 

上嬢「何…それ?」

 

禁書「これは、教会として必要祭典減の要素だけを詰め込んだ

服の形をした教会なんだから、包丁で刺したぐらいじゃ

傷一つ着けられないんだよ」

 

上嬢「じゃぁ、グッサリ刺して見ますなんて、

酷い事できるわけないでしょう」

 

禁書「とことん馬鹿にして!

これはトリノ聖骸布を正確にコピーしたものだから

強度は絶対なんだよ!物理魔術全ての攻撃を問わず

吸収しちゃうんだから」

 

上嬢「ふーん、つまりあれね?それが本当に異能の力て言うなら

私の右手が触れただけで、木っ端微塵てわけね」

 

禁書「ふふん♪あなたの力が本当な・ら・ね♪」

 

上嬢「上等よ…そこまで言うなら、

やってあげようじゃない」ガシッ

 

上嬢「あれ?」チラッ

 

禁書「ふふん♪別に何もおきないんだけど?ふふん」ストン

 

仁王立ちしていた神父さんの白い服が、プレゼントのリボンを

解くようにストンと落ちて、年齢相応の小さな象さんが露になった

私は、突然の光景に目線をはずすこともできずに硬直してしまい

 

禁書Jr「パオーン…なんだよ」

 

上嬢「イ!?…イヤー//」

 

禁書「うん?イヤーなんだよぉ//」

 

自分の状況に気づいた神父さんが送れて悲鳴を上げて、

ショックのあまり視線をそらせずにいた私へと

グルグル手を回してパンチをしてきた。

思わず私は可愛いなとか思いながら、されるがままに攻撃された

 

上嬢「全く色々なところをたたいて、合宿のときの蚊かよ…あなたは?」

 

禁書「どよーん」

 

上嬢「先のは、私が悪かったから//だから…キャッ」ボコン

 

禁書「あれだけのことがあったというのに、

何で普通に話しかけられるんだよ」

 

上嬢「イヤー私だって大変ドキドキしてるというか何と言うか//」

 

禁書「馬鹿にして!もう」フン

 

上嬢「あっ!」

 

『あのカソックわたしの右手に反応したてことはあの子が、

異能の力にかかわってることは間違いない』

 

禁書「ふふん♪出来た」バン

 

上嬢「何?そのアイアンメイデン…」

 

禁書「日本語では針のむしろと言う…はぁあ」

 

上嬢「あっ、そういえば、補習…

私これから学校に行かないと駄目なんだけど…

あなたどうするの?ここに残るなら、鍵渡すけど?」

 

禁書「いい…出てく…いつまでもいると、連中ここまで来そうだし

あなただって、この部屋ごと爆破されたくないよね?」

 

上嬢「あっ!待ってよ」

 

そう呟いた瞬間私はこけかけて自分の携帯を踏み割ってしまった

上嬢「うっ…うぅ」

 

禁書「あなたのの右手。幸運とか、神のご加護とか…

そういう物まとめて消してしまってるんだと思うよ」

 

上嬢「はぁ?」

 

禁書「その右手が空気に触れてるだけで、

バンバン不幸になるてわけだね?」ニッコリ

 

上嬢「あぁ…不幸よ」ガックシ

 

禁書「何が不幸て、そんな力を持って生まれてきたのが、

もう不幸だよね♪」

 

上嬢「あなた…あなたここを出て、どこか行く当てでもあるの?」

 

禁書「ここにいると敵が来るから」

 

上嬢「敵?」

 

禁書「この服は魔力で動いているからね。それをもとに

サーチ掛けてるみたいなんだよ。でも大丈夫教会まで逃げ切れば、

匿って貰えるから」

 

上嬢「ちょっと待ちなさいよ!それが分かってて放り出せないわよ」

 

禁書「じゃぁ…僕と一緒に地獄のそこまで落ちてくれる?」

 

上嬢「それくらい!一緒に落ちてあげる!

あなたみたいな子供を危険だと、分かってて一人に出来ない」

 

禁書「冗談だよ僕一人だけなら、簡単に逃げられるから」ガチャッ

 

上嬢「困ったことがあったら、また来ていいからね…」

 

禁書「うん♪おなか減ったらまたくる。キャッ!

なにこれおかしいよ?」

 

お掃除ロボットに囲まれ追いかけられ神父さんは消えていった

 

上嬢「はぁ…あっ!やばい補習」

 


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