禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢「禁書目録」   作:幻想大好きっ子

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前書いた物ですが、
実は最後の曲を歌わせたかっただけでした。
本当ならここにもう二人加えて
レベル0とレベル5二人ずつの四人で
歌わせたかったのですが…
まぁ、色々あってデュエットに
落ち着いた懐かしい話です


英雄
一話類は友を呼び、変態は変態を呼ぶ


とある日の街中

 

上嬢「不幸よ…まさか、参考書如きが

3600円もするなんて」

上嬢は補習が理由で本屋まで参考書を

購入しに行っていた

 

禁書「とうまぁ!3600円あったら、何ができた?」

 

上嬢「言わないで…分かってるから。

こんな事なら日ごろから勉強しておくんだった」

 

禁書「わぁ!」

おいしそうなアイスが描かれた看板に

インデックスは目を奪われ

 

上嬢「何見てるの?…いや、3600円分も

アイスは食べれないからね…普通」

 

禁書「とうま!僕は一言たりとも

暑いツライ疲れたなんて、

言ってないよ!僕は男のだから

これくらい平気なんだよ!

まして、アイスを食べたいなんていってないよ」

 

上嬢「はいはい、もう素直に

冷房の利いた店内で、

アイスを食べたいといえばいいのに」

 

 

禁書「とうま!この服は主のご加護を

視覚かしたものであって

僕はただの一度も暑苦しいとか、

恥ずかしいとか、鬱陶しいとか…」

 

上嬢『この良くしゃべる神父さんと

私は以前からの知り合いらしい。

らしいとは分け合って私は記憶喪失中だからだ。

このことを知るのは医者以外だと

インデックスともう一人だけ。』

 

上嬢『そして、この事は私と4人だけの秘密だ。

理由としては、記憶を失う前の私は

人助けが趣味のような人間で、

結構な数の人間に感謝されているらしいが

同じくらいに人から恨まれているかもしれない。

だからすでに知ってしまった人間以外には、

恨んでいる人間に情報が載れるかもしれないから、

秘密にしとけと友達にアドバイスされたからだ』

 

禁書「とうま!無視はひどいんだよ?」

 

上嬢「ごめんごめん。でっ、結局食べたくないの?」

 

禁書「修行中の身だから、

禁じられているけど食べたいです」

 

上嬢「すなおでよ…」

 

青ピー「うひょー嬢ちゃん可愛らしい

女の子とラブラブかいな?」

 

土御門「嬢ちゃん、ちなみにその子誰なんだい?」

 

サングラスにアロハシャツという女として

それでいいのかという

ファッションセンスの少女と

青い髪にピアスというこれまた

ファッションセンスを疑いたくなる少女が、

上嬢に声をかけ

 

上嬢「え!はぁ?」

声をかけてきたこのいかにも怪しい二人組みは

上嬢のクラスメイトであるが、

そうだと知らずに、対応が送れ

 

青ピー「どうしたん?ボケッとして!

暑さにやられて記憶でもとんどんかいな?」

 

上嬢「なっ!」

 

青ピー「冗談やがな、記憶喪失なんて

召喚系主人公か

不思議系電波少女の特権やで」

 

土御門「で、だれぜよ?そのちっこいの?」

 

青ピー「もしかして、ボクっ子少女?

男の子にしては、なよなよしてるしー」

 

禁書「ムカッ!」

 

上嬢「さすがに言いすぎよ…

お子様をからかわないの!」

 

禁書「僕はお子様じゃないんだよ」

グルグルお子様パンチがぽかぽかと上嬢を襲う

 

上嬢「あははは、ゴメンゴメン。

あれ、あそこにいるのは?

ビリビリ久しぶり」

 

御坂「ビリビリ言うなぁ」

 

土御門「アハハハ、賑やかだにゃー。

そうだ、どうせ暇なら

そこの子達もつれて来ていいから、

カラオケ何て、どうだにゃー?

奢るぜよ」

 

禁書、御坂「カラオケ行く(んだよ)」

 

禁書『正直歩く教会は暑かったんだよ。

やっと涼めるんだよ』

 

御坂『コイツとカラオケ…記憶なくしてるし、

親切にして

好感を良くしたり、友達なんだし

デュエットなんかしたりして…』

こうして、カラオケ行きが決まった

 

 

-- 

カラオケ

 

土御門「到着だぜい!

好きに歌って食べてくれだぜい」

 

禁書「では、遠慮なく!

から揚げ、たこ焼き、おつまみセット」

着くや早々注文をはじめ

 

御坂「神父気が利くのね?

みんなの分まで、注文してくれてる」

 

上嬢「いや、違うの…

あれで、一人分だから…はぁ」

 

青ピー「いや、もう十人分は頼んでるやん?

カービーじゃあるまいし

あんなの一人では食べれるはずないやん!」

 

上嬢「まぁ、これ以上は何も

言えないのことですよ」

 

土御門「とりあえず、歌うんだにゃー」

--

 

青ピー「ふふんふん♪」

青ピーがまるでこれが彼女の思いだとばかりに

彼氏がほしいと言う古い曲を熱唱している中

他のメンバーはというと……

 

禁書「美味しいんだよ!」バクバク

次々に運ばれていく料理だが、

運ばれるのが早いか食べるのが早いか

次々と小さな口の中に消えていく

 

御坂「もう5人前は食べてるわよ!見てるだけで、

お腹一杯になってくるんだけど!」

 

 

上嬢「はぁ、おかげで上嬢さんの家計簿は

真っ赤かですよ」ピッピ

 

青ピー「ふんふふん」

他のメンバーがマイペースにやっていると

青ピーが私の歌を聞けとばかりに見つめてくる

 

上嬢「次はわたしの番ね♪」

モチロン鈍感で定評がある

この少女に伝わるはずもない

 

御坂「苦労してんのね…あれ?

なんかアンタの音楽聞き覚えが!」

 

上嬢「♪♪」

 

御坂「何で!あんたがその歌歌ってんのよ?!」

 

土御門「確か、とあるレベル5が

そのネームバリューを見込まれて

とある事務所に頼まれて出したって

歌だっただにゃー」

 

上嬢「♪♪」

 

青ピー「そうそう、そんで、譲ちゃんが、

歌番組で聞いて、

気に入ったからて毎回歌ってたんやったな」

 

上嬢「この世界♪暗闇を駆け抜ける♪」

 

御坂「自分の歌を歌われるの…恥かしい…

こうなったら私も!」ピッピ

仕返しのため御坂は新しい曲をいれ

 

上嬢「私らしくそれがすべてだから♪」

 

禁書「お疲れなんだよ。げっぷ」

1時期はテーブルの上にも

乗り切れなかった料理の数々が

今では皿だけになっていた

 

上嬢「あの量食べたんだ…はぁ…

聞き覚えはないけど…

なぜかすごく恥かしいんだけど…御坂が選んだ曲」

 

御坂「♪」

 

土御門「これはとある事務所が、

有名な都市伝説を元に作った歌だぜい

ちなみに、理事会のトップが

手を回し内密に何故か嬢ちゃんが

歌わされただにゃー」

上嬢ファンクラブなる者の

トップまでしている人が以前

上嬢に依頼したという話を

土御門は当たり前のように知っていた

 

御坂「不器用なやり方じゃ♪」

 

青ピー「えぇな、譲ちゃん!

歌なんて出したらアイドルみたいで

もて放題やん」

 

上嬢「覚えててないけど不幸よぉ」

 

--

 

土御門「♪」

 

PSI-missing と言う曲を熱唱する中

御坂と上嬢も熱くなっていた

 

上嬢「あっ、それ歌おうと思ってたのに」

御坂が、上嬢の歌いたい曲を先に入れた

 

御坂「早い者勝ちよ」

 

上嬢「そんなこといわず、譲ってよ?」

 

御坂「嫌よ!これ気に入ってんだから」

 

青ピー「喧嘩なんかせず

デュエットしたらどうや?」

 

土御門「ついでに、デュエットで勝負して、

点数が低い人が、

罰ゲームなんてどうだにゃー」

歌い終わった土御門が面白くなってきたと

笑みを浮かべた

 

上嬢「面白そうだけど…一人余るわね…

どうする?」

 

御坂「それならあたしに任せて!

くろこぉぉぉぉお」

防音設備の整ったこの部屋で、

外に音が届くはずも無いのに、

腹のそこから声を出し叫ぶ

 

上嬢「いや、ここ防音だし、

呼んでも「おねぇさまぁ」

来てるし!」

レベル4のテレポーターが、

いきなり室内に現れた。

その本人ときたのが当たり前という

表情の御坂以外全員が驚愕し

 

白井「お姉様の女神とも思える声で、

名前を呼ばれたら

不肖白井黒子どこにいようと聞きつけられますの」

御坂をうっとりと見つめる視線に

青髪ピアスが気づく

 

青ピー「あの目は変態の目じゃない

訓練された変態や」ボソボソ

 

土御門「なるほどにゃ」

目をパチパチしてモールス信号を

白井に送る土御門

 

土御門『こちらコードネームショタコン。

御坂上嬢に

罰ゲームをさせたい。

話に乗ってくれることを願う』

 

白井『これは!なるほど了解ですの』

目をパチパチ

 

御坂「まぁ、というわけで、

カクカクシカジカ黒子とは

同じチームじゃないけどいいよね?」

 

白井「はい、かまいませんの!

では、私はそこの神父様と組めばいいでのね?」

 

土御門「俺は青ピーとだにゃー!

一人目は俺たちからいくだにゃー」

 

青ピー「♪」

土御門「♪」

 

--

土御門「94点だにゃー」

 

御坂「やるわね!」

 

白井「それでは、次は私たちの番ですの」

白井『お姉様が、

高い点数を出せないように揺さぶりを!』

 

禁書「♪」

白井「♪」

 

御坂「何、歌ってんのよ!」

何を歌っていると言われると

ギラギラNOW!

 

御坂と白井が、頼まれて出した

デュエット曲が流れ

恥ずかしさで顔を赤く染め

 

--

禁書「89点なんだよ」

 

御坂「すごく疲れた」

 

上嬢「私たちの番ね?いくわよビリビリ」

 

御坂「ビリビリ言うな!」

音楽が鳴り出すと自信にあふれる様子で

マイクを構え

御坂「♪」

 

上嬢「♪」

この二人の生き様をあらわすような歌を

まるで何度も二人で歌ってきたかのように

呼吸を合わせ歌っていく

 

土御門「ウマイ!なにこの息のあいぷり?」

 

黒子「キー!お姉様のベストパートナーは

黒子ですのに!嫉妬で…嫉妬で…

黒子は発火能力に目覚めてしまいそうですの」

 

禁書「短髪!とうまのベストパートナーは

僕なんだよ!」

 

御坂・上嬢「♪♪」

二人を象徴するかのような単語の曲

そう英雄を二人を熱唱している

 

青ピー「まるで、カップルか夫婦みたいやな」

このまま行けば満点も夢ではないんじゃないかと

思える歌だったが、

この一言が展開を大きく変えた

 

御坂『コイツと夫婦!いや、女同士だし?

コイツはライバルみたいなもんだし

でも、夫婦なら…」

 

御坂「『おかえりなさい桃摩。

ご飯にする?お風呂にする?

それともあ・た・し?』

それで、アイツが

『もちろんミコトに決まってるじゃない//』とか?」ビリッパン

 

この時土御門だけは気づいていた漏電した電気が

カラオケマシンへと当っていたことに

--

上嬢「今のは自信あるから…得点は?

0点!ふこうよぉ」

 

土御門『途中で、電気流してたから

壊れたんだにゃー

今日は上嬢ファンクラブに卸す商品も

大量に手に入ったし

罰ゲームで譲ちゃんをからかえるし実

に運がよかったにゃー』

 

青ピー「さてと、罰ゲームを

この箱の中から選んでや」

 

御坂「ルールだし、仕方ないわね!

て、これ?凄く恥かしいじゃない//」

 

上嬢「御坂は良いじゃない?

短パンがあるんだし、私なんか//」

 

罰ゲームと少女が交わる時物語は大きく変わる

 




知らない事を教えていただいたため
少々変更してみました

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