禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢「禁書目録」 作:幻想大好きっ子
一話その少女不幸につき取り扱いご注意
7月19日
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上嬢「はぁはぁ不幸よぉ」
不良A「待ちやがれ!このアマァ」
上嬢『わたし上嬢桃麻は、不幸に愛されているとしか思えない青春を
送っているのでした』
止まれば犯されると、
普通に思える形相の10人ほどの不良と追いかけっこの最中
いつもは、気だるそうにしている目を大きく開き、
背中まで伸ばした黒髪と男を誘惑する大きな胸を揺らしながら
少女は心の中でつぶやきため息を付いた
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上嬢『そう7月19日明日から夏休みとテンションをあげて
ファミレスに入って、
ゴーヤとエスカルゴの地獄パスタなんてのを頼んでてたら
不良に絡まれてる女の子を見つけて、
助けてあげようかなと、思ったのが運のつき
トイレに行っていた不良のお友達が帰ってきて今に至る
何なんですかぁ?この不幸はぁ?』
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10分後橋の上
上嬢「はぁはぁ…やっと巻けた…」
御坂「何やってんのよ?アンタ不良を守って善人気取りか?
相変わらず!アンタて!熱血教師ですか?」
上嬢「もしかしてあの人たちがお掛けって来なくなったのて?」
御坂「うん。めんどいからアタシが、片付けておいた」ビリビリ
上嬢「やっぱり…」
御坂「レールガンて、覚えてる?」
上嬢「レールガン…てもしかして、あれ?」
御坂「覚えててくれたんだ?
そう!別名超電磁砲こう言うのを言うらしいのよね?」シュバン
御坂「こんなコインでも音速の3倍で、飛ばせばそこそこ威力が出るのよね」
上嬢「まさか…あの人達を追い払うのにそれを?」
御坂「馬鹿にしないで、レベル0の無能力者の
調理法くらい心がけてるわよ…それにアンタが、
あんな事言ったからじゃ無いけど…手加減してしびれる程度に
しておいたし//それに、アンタ以外アタシの全力受け止められないし」
」
上嬢『そう…私はこの子を助けようと思ったわけじゃない
不用意にもこの子に近づいた少年たちを助けようとしただけ』
上嬢「あなたが、この学園都市に7人しか居ないレベル5なのは、
分かってるけどね…人を見下すような言い方やめたほうがいいよ。
あたし以外友達できないから…」
御坂「いつアタシとアンタが友達同士になったのよ//」
上嬢「あ…わたしだってレベル0…きゃっ」
向かってきた電撃を避けるなんて、出来るはずもなく
わたしは、思わず右手を前に突き出し防いだ。
『異能の力』を使うものなら何でもそれが、
神様の奇跡でも問答無用で、
打ち消す異能力『幻想殺し』≪イマジンブレイカー≫
それが、異能の力であるなら、
彼女の『超電磁砲』にしたって例外ではなく。
パリンと何かを砕く音ともに打ち消した
御坂「で、そのレベル0のアンタが!何で、傷ひとつないのかしら?」
上嬢「何ていうか、不幸というかついてないて言うか…
アンタ本当についてないわよ」
そして桃摩は不敵な笑みを浮かべ相手を見つめた。
対する超電磁砲は全身に電気をまとい見つめ返していた
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