艦娘幼稚園   作:リュウ@立月己田

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※告知通り、1月5日より「ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記」の方でコラボ更新中ですっ!

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※本日は昼から用事があるので更新作業を早めにさせて頂きました。


 ヲ級の助けによってコンビニでのトラブルから何とか脱出することが出来た主人公。
結局観察はバレてしまい、二人手をつないで鎮守府に帰ることになった。

 そして、鎮守府の門前に着いた主人公に、あの時の記憶が呼び覚まされる……?


その6「事実は電話で知ることに」完

「ヲッヲ~、ヲッヲヲ~♪」

 

 結局後をつけていたことがバレてしまった俺は、その罰ということでヲ級と手を繋いで鎮守府まで帰ることになった。

 

 別に罰じゃなくても手を繋ぐくらい構わないのだけれどなぁ。

 

 ただし、変な事をしないという条件付きではあるが。

 

「結局、オ兄チャンハ僕ノコトヲ心配シテクレテイタンダヨネ?」

 

 上目づかいで俺を見上げながら問うヲ級。俺は少し恥ずかしくもあり気まずさもある表情を浮かべながら、「あぁ……」と呟き頷いた。

 

「ヲッヲ~♪」

 

 そんな俺を見て、ヲ級は鼻歌交じりでスキップしながら進む。

 

 機嫌が悪い訳ではないし、無理難題を吹っ掛けられた訳でもない。ただ単に、兄弟で手を繋いで帰宅する――それだけの話である。

 

 姿形は違うし、種族だって変ってしまったけれど、それでも俺とヲ級は兄弟なのだ。少々困ったことはあったとしても、仲良くやっていけるのは非常に嬉しいし、これからもこういう関係でありたいと思う。

 

「ソレデ、オ兄チャンハ僕ノコトヲ調ベテドウダッタノカナ?」

 

「別に……俺が心配してるようなことはまったくなかったさ」

 

 ただし、変態に襲われそうになったり、いつの間にかブログで紹介されてたり、お姉な店員と顔見知りだったりなど、驚くことは多過ぎたけどね。

 

 特に変態作業員はどうにかしないといけない。その為にも、俺は電話でお願いをしたのだから。

 

「直接聞ケバ、苦労モシナカッタノニネ」

 

「その場合、お前は猫を被ってそうだからな」

 

「フッフッフー。確カニソレハ、アリエルカモシレナイネー」

 

 ニヤリと笑みを浮かべるヲ級。

 

 そんな仕草も昔のまま。

 

 やっぱりこいつは俺の弟なんだな――と、思う瞬間だ。

 

「まぁ、息抜きになったと思えば良いさ」

 

「ドウセナラ、一日中僕ト遊ンデクレレバ良カッタノニ」

 

「ははっ、そうだったかもしれないなぁ……」

 

 俺は真っすぐ空を見つめながら笑みを浮かべる。釣られてヲ級も同じように見上げる。

 

「良イ天気ダネ」

 

「ああ。お出かけ日和だよな」

 

 そう呟いた時、ヲ級の握る手がほんの少しだけ強くなった。

 

「オ兄チャンノ手、アッタカイネ……」

 

「お前の手は少しヒンヤリしてるよな」

 

「深海棲艦ノ特徴、ソノ3……カナ」

 

「ははっ、それって遠足の時のやつか?」

 

「フフ……バレタラ仕方ガ無イネ」

 

 そんな他愛のない兄弟の会話をしながら、俺達は鎮守府に帰ってきた――のだが、

 

「……っ!?」

 

 正門の横には見覚えのある、門衛が一人立っていた。

 

「貴様何者だっ! ヲ級ちゃんの手を握っているとは……まさか誘拐犯かっ!?」

 

 門衛はそう言って、あろうことか俺が初めてここに来た時と同様の動きで拳銃を俺に向けた。

 

「ちょっ、いきなり向けるヤツがいるかよっ! しかもこれ、2回目だぞっ!」

 

「なにっ! 貴様以前にも誘拐をっ!?」

 

「なんでそうなるんだよっ! つーか、鎮守府にいる人間の顔くらい覚えておけよっ! 俺はヲ級の兄で、幼稚園の先生だっ!」

 

 銃口を突き付けられながらも突っ込みを入れる俺。

 

 というか、ル級に初めて会った時と比べたら、そんなに大したことじゃ……なくはないね。

 

 撃たれたらやっぱり死んじゃうし、こっちに向けるんじゃねぇよっ!

 

「何を訳の分からないことを言っているんだっ! 今すぐヲ級ちゃんから離れて地面に伏せろっ! さもなくば撃つぞ!」

 

「だ、だから俺はこの鎮守府にある幼稚園の……」

 

 俺はなんとか自分の所属を伝えようとしたのだが、それよりも早くヲ級は手を解き、スタスタと門衛の前に歩いていく。

 

「ヲ級ちゃん、早く私の後ろに下がって! ヤツはこの銃でコテンパンにやっつてしまうから……」

 

「五月蠅イッ!」

 

 

 

 ドゲシッ!

 

 

 

「あうっ!?」

 

 あろうことか門衛のスネをつま先で思いっきり蹴り、痛みで油断したところを触手を使って拳銃を取り上げた。

 

 あれはマジで痛い。何度も食らっているから良く分かっている。

 

「な、何をするん……ひっ!?」

 

 門衛の襟をもう片方の触手で掴み、ヲ級の目線まで顔を引きずり下ろしてガンを飛ばす。そのあまりの迫力に、門衛は身体を震わせながら愕然とした表情を浮かべた。

 

「オ兄チャンガ言ッテイルコトガ、分カラナイノカナ?」

 

「あ……あわ、あわわわわ……」

 

「お、おいっ、ヲ級、ストップストップ!」

 

 すぐにでも門衛の顔面を殴ってしまいそうなヲ級を止めるべく、俺は急いで傍に駆け寄って宥めすかせることにした。

 

 

 

 

 

「あ、あなたは命の恩人です……」

 

 門衛はペコペコと頭を何度も俺に下げてお礼を言っていた。

 

「そ、それは良いんですが、お願いしますから俺の顔くらい覚えてくださいよ……」

 

「ほ、本当に善処します……」

 

 善処って……覚えますとは言ってくれないんだね……

 

「オ兄チャンモ甘々ダヨネッ! 一度クライ身ヲモッテ思イ知ラセレバイイノニッ!」

 

「暴力でなんでもカタをつけようとするんじゃない。大概は話せば分かって貰えるんだから……」

 

「ダケドコイツハ、イキナリオ兄チャンニ向カッテ銃ヲ突キ付ケタンダヨッ!」

 

 それも2回目なんだけどな――と言ってしまうと更にヲ級が怒りそうなので黙っておく。

 

「まぁ、分かってくれたんだから良いじゃないか。それに、門衛としてヲ級を気遣ってのことなんだし……」

 

「いえ、それは違いますっ!」

 

「……は?」

 

 俺に横やりを入れた門衛は、ビシッと背筋を伸ばした敬礼をして大きく口を開いた。

 

「ヲ級ちゃんファンクラブ会員として、任務を全うした為でありますっ!」

 

 お・前・も・かっ!

 

 今日出会った男性全員がファンクラブ会員かよっ!

 

 いったいどうなってるんだよこの世の中はっ!

 

「更に言えば、新たなヲ級ちゃんの魅力を感じられて感激でありますっ!」

 

 いや……思いっきり睨みつけられたのが魅力に感じるって……

 

 もしかして、ファンクラブ会員って全員Mなの……?

 

「ソレジャア、間違ッテモオ兄チャンノ顔ヲ忘レテ銃ヲ向ケタリシナイヨウニネ!」

 

「必ずやっ!」

 

 断言してるし。

 

 俺の時は善処するしか言わなかったじゃないかよっ!

 

 どんなけ差別するんだよっ! やっぱりファンクラブだからかっ!?

 

「はぁ……もういいです。それじゃあそういうことで……」

 

 げんなりした表情を浮かべた俺は、敬礼をしたままの門衛の横を通り過ぎて鎮守府に入ることにした。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

 結論。

 

 ヲ級はドS。ファンクラブ会員はドM。

 

 とりあえずこんなんで良いんじゃね?

 

 ――とまぁ、そんな冗談はさておいて、ヲ級の行動を観察する件は終了した。

 

 色々あったものの、ひとまず俺が心配するようなことは無かったみたいなので少し安心したのだが、知らなくても良かったことが多過ぎた為に心の消耗は激しかった。

 

 とりあえずはこのまま様子を見ていくことにして、何かあればまた対処しようと思ったのだが、ふとあることを思い出して、自室にあるパソコンを立ち上げた。

 

「………………」

 

 起動音が鳴り、OSロゴが表示される。パスワードを入力してログインし、暫くすると操作が可能になった。

 

 俺が気になったのは、ヲ級がブログに載っていたということだ。どこからそんな情報が流れ、誰がブログを作っているのか。まさかとは思うがヲ級本人がやっているとは思えない。

 

 それと、ファンクラブに関しても少し調べておいた方が良さそうである。正直に言えば、見なかったことにしたいんだけど。

 

「えっと……とりあえずブラウザを立ちあげて……っと」

 

 インターネットは寮に完備されているので問題なし。サクサクと画面に表示された検索サイトに、どういった文字を打ち込むか迷ったのだが……

 

「まずはファンクラブから調べた方が早いかなぁ」

 

 そう一人で呟いて、『ヲ級 ファンクラブ』と入力して検索ボタンを押した。

 

「………………」

 

 そこで俺が目にしたのは、紛れもなく言葉のままであるヲ級ファンクラブのホームページが一番上に表示され、

 

 そこを開いた先には、もの凄く可愛らしくデフォルメされたヲ級の絵が所狭しと飾られていた。

 

 あ、頭が……痛くなってきたぞ……

 

 まず配色がドがつくピンク。目がシバシバする。

 

 そして、ちょっとどころではないエロさを醸し出す半裸状態のヲ級の絵が……ってちょっと待てやゴルァッ!

 

 確かにヲ級はいっぱいいると思うけど、いくらなんでもそのうちの一人を弟に持つ俺としてはこの状況を見逃すことができない。つーか、半数以上がエロいやつばっかりじゃねぇかっ!

 

 誰だよこんなファンクラブを経営してる奴は――と叫びながら、ホームページにある管理人のページを開くと、

 

 

 

 ヲ級に頭突きを食らって喜んでいた、作業員の顔写真が載っていた。

 

 

 

 会員番号1番。ファンクラブ会長。

 

 うん。分かった。こうしよう。

 

 とりあえず、ちょっと前に電話をした件を、もう一度しっかりと話しておかなければならない。

 

 俺はポケットの中に手を入れて、携帯電話を取り出そうとした時だった。

 

 

 

 ピリリリリッ、ピリリリリッ……

 

 

 

「うおっ、タイミングがドンピシャだけど……誰だこの番号?」

 

 見覚えが無い数字の羅列に頭を傾げながら、とりあえず通話ボタンを押して電話に出た。

 

「もしもし、どちら様でしょうか?」

 

「やっほー。Guten Tag」

 

「この声に言葉は……ビスマルク!?」

 

「そうよー、愛しのリープスター。元気にしてたかしら?」

 

「え、ええ。一応元気ですけど……いったいどうしたんですか?」

 

「あら、電話したらダメとかそういうこと? 貴方ってそんなに冷たかったかしら?」

 

「い、いやいや、そういう訳じゃないんですけど……」

 

 どうやって電話番号を調べたんだと聞きたいんだけれど、聞いたら聞いたで嫌な予感がするんだよなぁ。

 

「ところで……み、た、わ、よー」

 

「……は?」

 

「ヲ級をコソコソと追いかけて、コンビニ店員に捕まったんですってねー」

 

「んなっ!?」

 

「しかもお姉って……本気で大笑いしちゃったわよー」

 

「な、ななな、なんで知ってるんですかっ!?」

 

「なんでって……今日の舞鶴鎮守府広報にバッチリ載ってるじゃない」

 

「はぁっ!?」

 

 あまりの信じられないビスマルクの言葉を聞き、俺は急いでパソコンを操作してそのページを開いた。

 

「ほ、本日のヲ級日記……?」

 

「あれ、貴方って本当に知らなかったの? てっきり協力して作ってると思ってたんだけど……」

 

「み、見たことも聞いたことも無いんですけど……」

 

「あら、それは勿体ない。せっかくだからキッチリと目を通してみたらどうかしら……うぷぷ……」

 

 電話越しに聞こえるビスマルクの含み笑いに若干気分を損ねながらも、俺は急いでマウスを操作して最新のページを開いてみた。

 

『本日はコンビになう。新作デザートを買いに行ったら、兄がお姉店員にガッチリハグッ!』

 

「………………」

 

 額に汗をかきながら、俺は恐る恐るそのページの下へと目を移す。

 

『女子高生と記念撮影っ☆ 僕の人気も徐々に上昇中♪』

 

「………………」

 

『なぜか後をつけてきた兄が不審者と間違われ、お姉店長に捕まってたYO!』

 

「………………」

 

『門衛に顔を覚えられてなかった兄。さすがに存在感無さ過ぎて凹んじゃう(泣)』

 

「今日一日の外出したこと全部書いてあるじゃねぇかっ!」

 

「そうでしょー。しかも写真もバッチリだし、光景が丸分かりなのよねー」

 

 そう言って、またも電話越しに笑うビスマルク。

 

 少々イライラしてきたんで、切っちゃって良いですかね?

 

「しかも、その都度ヲ級のコメント入りなのよね。正直、ヲ級のことはこの前の一件でいけすかないとは思っているけれど、ここまでやられちゃったら嫌いにはなれないわね」

 

 そんなことを言いながら、ビスマルクは今まで見たブログの内容をペラペラと喋り、何度も笑い声を上げていた。

 

 

 

 

 

「それで……貴方も踏んだり蹴ったりな状況に嫌気がさしているだろうから、早く佐世保に来ないかしら?」

 

「いやいや、そんな毎日でも楽しいんです。それに、子供達を置いてそちらに向かうことはできませんから」

 

「そう……か、残念ね。こっちにきたら、毎日可愛がってあげようと思っているのに……」

 

「か、からかわないでくださいよ……」

 

「あら、からかいなんかじゃないわよ。最後の時も、ちゃんと伝えたじゃない」

 

「うっ……」

 

 そうビスマルクに言われてあの時の事を思い出し、思わず耳まで真っ赤になってしまった。

 

「ふふ……貴方が今、顔を真っ赤にしているところが目に浮かぶわよ?」

 

「そ、それは気のせいですよっ!」

 

「そうかしら?」

 

 ふふふ……と笑う声が耳元で聞こえ、俺は恥ずかしさですぐにでも電話を切りたくなる。

 

「まぁ、その件は気が向いたら連絡して頂戴。この番号なら、戦闘以外は出れるはずよ」

 

「わ、わかりました……」

 

「それじゃあ……そろそろ出撃だから切るわね。名残惜しいけど……」

 

「分かりました。気をつけてくださいね」

 

「ふふ……Danke」

 

 ビスマルクは静かな声でそう言って、プツリと電話を切った。

 

「ふぅ……びっくりしたなぁ……」

 

 いきなりのビスマルクからの電話。ましてやドンピシャのタイミングで、知りたかったヲ級のブログについてのことだったのだ。

 

 もしかして、どこかに監視カメラでもついてるんじゃないだろうな……?

 

 見に覚えが無いという訳ではないだけに、思わず心配になるが……まぁ、それはさすがに大丈夫だろう。

 

 俺みたいなヤツの部屋を監視して何が面白いと言うのだろう――と思ったが、よくよく考えればヲ級の行動が載ったブログの写真をどこの誰が撮ったのかと考えれば、それはなきにしもあらずなのかもしれない。

 

「……とはいえ、誰が撮影したのかは間違いないだろうからな」

 

 そう呟いて、俺はパソコンの電源を落とす。

 

 天龍の件についてもまだ終わってないし、このブログの写真についても少しばかり悪意が感じられる。

 

 というか、明らかにヲ級だけを狙って撮影した訳じゃないし、コメントに関しても脚色されている感がムンムンとしているのだ。

 

 いざ向かうは艦娘の寮へ。入ることはできないが、愛宕と高雄に事情を説明すれば捕まえて渡してくれるだろう。

 

 それに、電話をした件についても追加の話をしないといけないし。

 

 俺はもう一度携帯電話を開いて電話帳を開く。

 

 そうして、最も信頼できる二人にメールを送った。

 

 

 

 

 

 艦娘幼稚園 ~ヲ級の観察日記~ 完




※告知通り、1月5日より「ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記」の方でコラボ更新中ですっ!

※BOOTHにて書籍のサンプルがダウンロードできるページを開設しました。
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 今章はこれにて終了しました。楽しんでいただけましたでしょうか?
感想等を頂けると喜びます。宜しくお願い致します。


 さて、次章のお話ですが……ここで変則更新とさせていただきます。
今章にてついに舞鶴へとやってきてしまったヤン鯨。
次回はそのお話となるので……そう、艦娘幼稚園ではなく、ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記の方を更新とさせて頂きます。

 次回はなんと全3話構成の章区切り。
1話目は、ヲ級観察日記の2話におけるヤン鯨側の視点をお送りいたします。

※ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記終了後は、艦娘幼稚園へと戻ります。


次回予告(ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記)

 ある艦娘から連絡を頂いた私は、早速舞鶴鎮守府にやってきたんです~。
まずは打ち合わせをしてたんですが、私の頭の中はこの鎮守府にあるという幼稚園の子供達のことでいっぱいですっ!

 そして、お仕置きする人物を探すべく臭いにつられた私が辿り着いた食堂で……

ヤンデル大鯨ちゃんのオシオキ日記 ~舞鶴鎮守府編 幼稚園児をお助け……です?~ その1「発見! 幼稚園児と先生……の巻」


 乞うご期待!

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