Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ EXTRA   作:白狐

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ツヴァイが始まったのでなんとなく書いてみた

初投稿なのでお手柔らかにお願いします


1話

自分、『岸波白野』は月の聖杯戦争を勝ち抜き『ムーンセル・オートマトン』の所有者となった。

 

しかし、自分はムーンセルによって作られた過去に生きていた人物を再現したNPCが何らかのエラーにより自我を得た存在。

生身の人間でないではない自分は聖杯に接続した瞬間不正なデータとみなされ分解・削除されるだろう。

 

 

今まで数多くのサーヴァントとマスターと戦い打ち破ってきた。

 

 

間桐慎二と二丁拳銃ライダー

 

 

ダン・ブラックモアと緑衣のアーチャー

 

 

ありすと黒いドレスのキャスター

 

 

ランルーくんと名乗る女性と黒いランサー

 

 

臥藤門司と白いバーサーカー

 

 

ユリウス・B・ハーウェイとオレンジのアサシン

 

 

遠坂凛と青いランサー

 

 

ラニⅧと赤いバーサーカー

 

 

レオナルド・B・ハーウェイと白いセイバー

 

 

トワイス・H・ピースマンとセイヴァー

 

 

そして、記憶に入ってくる月の裏側での戦い。

 

 

赤いランサー

 

 

巨大な爪を持つアルターエゴ

 

 

ジナコ・カリギリとランチャー

 

 

剣の形をした足を持つアルターエゴ

 

 

殺生院キアラと青いキャスター

 

 

そして、自分を月の裏側に呼び込み、消える運命だった『岸波白野』を救おうとした存在

 

 

様々な戦いがあったがそのどの戦いも、とても厳しい状況での戦いだった。しかし、そのいくつもの厳しい戦いの中で自分を勝ちへと導いてくれたのは他ならない自分のサーヴァントである。いつも支えてくれたこの相棒がいなければ『岸波白野』という存在はここまで勝ち残ることはできなかったであろう。

 

 

 

そう、最後に頭に浮かぶのは今まで自分と一緒に戦ってきてくれたサーヴァント。

しかし、もう分解が始っているのか、その姿もあやふやでよく思い出せない。

 

 

我が儘で身勝手だが、明るく無邪気で情熱的な皇帝だった気もするし

 

 

皮肉屋で現実主義だが、お人好しで世話好きな正義の味方だった気もする

 

 

腹黒で嫉妬深いが、陽気で良妻賢母を自称する呪術師だった気もするが

 

 

傲岸不遜で唯我独尊、傍若無人でありながら最後には自分のことを認めてくれた黄金の英雄王だったかもしれない

 

 

そんな大切な相棒に「こんないたらないマスターと一緒に戦ってくれてありがとう。」と感謝の気持ちを抱きながら、自分は襲ってきた強烈な眠気に身をまかせながら、ゆっくりとその目を閉じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……せ…ん。」

 

 

 

 

 

「……させ…ません。」

 

 

 

 

「絶対に、消させません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コエガキコエタ

 

 

 

声が、キコエタ

 

 

 

声が、聞こえた。

 

 

 

自分を呼ぶ声が、聞こえた

 

 

 

 

 

「う、ん………ん?ここは、一体どこだ」

 

 

まどろみから覚めたら、そこは廃墟でした

 

 

 

 

 




皆さん始めまして白狐と申します

文才無し、計画性無しの自分ですが完結できるように頑張ります


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