まぁ、私が元々書いてた二次小説からのコピーですがね。
少ししか手加えてないし。
第38話 戻って来た日常
祐一「なぁ、もういいだろ? ファントムが仕掛けてきたことが原因なんだからよぉ、俺等に非は無いぜ?」
「規則ですので」
ファントム撃破して直ぐに、騒ぎで駆けつけて来た評議院お抱えの騎士団、ルーンナイトがやって来て、俺達フェアリーテイルの魔導士は事情聴衆の為、軍の駐屯地に連行された。
それぞれバラバラに分かれて、取り調べを受けている。
俺の取り調べ担当がこの2人だ。
祐一「なぁ、良いだろラハール? 俺とお前の仲じゃねぇか」
ラハール「ダメです」
祐一「ドランバルドも、ラハールに何か言ってやって」
ドランバルド「諦めるんだな」
祐一「俺に味方はいないのか・・・・・・」
ドランバルド「評議院にいる訳ねぇだろ」
祐一「世知辛い世の中だぜ・・・・・・ま、いいや。取りあえずビール持って来い」
ラハール「お酒は出せません」
ドランバルド「こんなのが聖十の一角とはな・・・・・・」
この2人とは、評議院から回されてきた仕事で何度か一緒に行動したことがある。
まぁ、ドランバルドはそれ以前に、記憶を消して評議院に潜入している元ギルドの一員だったりするんだが・・・・・・。
祐一「どうせ取り調べられるんなら綺麗なネーちゃんに取り調べられてぇなぁ・・・ルーンナイトにいねぇか?」
ドランバルド「いない」
祐一「若い嬢ちゃんでもいいぞ?」
ドランバルド「だからいねぇっての」
ラハール「・・・・・取り調べを続けますよ」
◆◆◆
それから1週間。
ようやく取り調べも終わり、俺達はギルドを建て直すため、木材を運んだりしていた。
ナツとグレイが木材を運びながら喧嘩していたから、
祐一「おい、チンタラしてんじゃねぇ」
魔導シャベルカーで踏み潰す。
いや、避けられた。
グレイ「あっぶねぇな! 何すんだよ!?」
祐一「お前らがノロノロと遊んでるからだろーが」
ナツ「遊んでねぇよ、グレイがトロイんだ!」
グレイ「んだとコラ?」
ナツ「お? やんのかぁ?」
祐一「これ以上揉めるようならエルザを呼ぶぞ」
グレイ「さ、仕事に戻るぞー‼」
ナツ「早くギルドを建て直さねぇとなぁ‼」
エルザの名前出すと聞き分けいいんだよなぁ、コイツ等。
ハッピー「1週間で建たないかなぁ」
レッド「さすがにコンクリも乾かねぇと思うぞ」
皆忙しなく働いており、作業は順調だ。
この分なら完成に1ヶ月も掛からないだろう。
祐一「そろそろ昼だな」
エルザ「そうだな・・・・よし、一旦作業中止! 各員昼食を取ったら集合だ‼」
ギルドマスターのジジイを差し置いて、みんなにエルザが指示を飛ばす。
つか、アイツ換装に作業着とか用意してんのかよ、準備良すぎだ。
さて、飯どうすっかなぁ・・・どっか定食屋にでも行くか。
祐一「お?」
シャベルカーから降りた瞬間、ビュンと何かが俺の前を通り過ぎて行った。
今のは・・・・・・。
レッド「祐一、どうしたんだ?」
祐一「ん? コレ」
通り過ぎていった奴が俺の手に置いて行った箱を開ける。
その中に入っていたのは・・・・・・
レッド「それ弁当か!?」
祐一「ああ、さっき貰った」
その箱・・・弁当箱の中は、何ともまぁ女子の手作り感たっぷりの随分可愛らしい弁当だ。
祐一「ま、折角貰ったんだし、頂くか。レッドも食うか?」
レッド「おう!」
後で弁当箱洗って返さないとな。
.
あんまり話が進まない・・・・・・