EBA 一番と四番の子供達   作:アルポリス

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 この話は幕章のお話です。








 始まります。


幕章としてのαⅡ
封印の始まる頃に 前編


 慌しく数多の人種の行きかうオーブ本土国際空港、その場所に二人の少年少女がトランク片手に降り立った。少年の見た目は純粋な日本人と呼べる黒髪に黒い瞳、少女の方は茶髪に青い瞳だが、顔立ちは日本人のものである。

 

 二人は迷いの無い足取りで入国手続きの場所まで行くと少女の方が徐に懐から一枚の書類を取り出して監査官に差し出した。それを見た監査官は目を見開かせ、二人と書類を見比べ、手元にあった通信機で誰かと会話し出した。やがて、通信で呼び出されたのだろう空港関係者の男性が二人を丁重に連れて行く。

 

 本来向かうべき審査場所とは違う、俗に言うVIP対応の通路を男性の先導で歩き続け、近代的な空港に似つかわしくない豪勢なヨーロピアンな扉の前で止まるとその扉は開かれ中に促される。

 

 中もまた豪勢な装飾の施された旧時代の貴族が住んでいるような部屋だった。その場所に立つ、金髪の少女は二人の登場に心からの笑みを浮かべ、金持ちが持っているような豪勢なソファーに座るよう招いた。

 

 二人と金髪の少女が豪華なソファーに座ると音も無く扉が開き、空港スタッフが飲み物などを持って現れ、綺麗な動作でテーブルに置くと深くお辞儀して立ち去っていく。部屋に三人だけとなると金髪の少女が改めて二人を見つめる。

 

「久しぶりだな、二人とも。戦艦と違う空の旅はどうだった?」

 

 金髪の少女――オーブ代表の娘にして対外的には先日某コロニー留学を終えて帰ってきたとされる、カガリ・ユラ・アスハは太陽のような笑みを浮かべてそう言った。

 

「ファーストクラスなんて、中々体験できないものでしたよ。僕が日本人だからなのか、至れり尽くせりで逆に緊張してしまいました」

 

 黒髪の少年――対外的には日本で一般的な中学に通うごく普通の男子中学生、碇シンジが苦笑を浮かべて感想を述べた。

 

「バカシンジったらオドオドしっぱなしで、終始笑わせてもらったわ。まあ、あたしは快適に空の旅を楽しませてもらったけど。ホント、姉御のおかげよ」

 

 茶髪の少女――対外的には日本で少年と同じ中学に通うごく普通の女子中学生、惣流・アスカ・ラングレーは隣の少年を鼻で笑いながら感想を告げた。それにシンジはジド目で睨む。

 

「酷いよ、アスカ。笑ってないで助けてくれればよかったのに」

「あんたも男なら女に頼るんじゃないわよ」

「そこは助け合いだから」

「都合の良い言葉ね」

「その言葉、そっくり返すよ。そんな時ばかり自分を女の子だと引き合いに出す」

「言ってくれるじゃない、バカシンジ」

「素直に言葉に出せないアスカとは違うから」

 

 旗から見れば不穏な会話に聞こえ、そのままケンカに発展しそうな雰囲気に見える。だが、カガリはそれを止めることなく見守っていた。カガリに言わせればこれが二人のじゃれ合いのようなものだと理解しているからだ。

 

「懐かしいな、あの戦いから一年か」

 

 バルマー戦役と呼ばれる戦争から役一年程が過ぎていた。そして三人が再開するまでの期間でもある。

 

 カガリが述べた言葉に驚きを見せるアスカは口を開いた。

 

「ちょっと、姉御。この部屋大丈夫なの?」

「盗聴や監視、その他丸々全て調査済みだ。当然部屋は防音、外に立っているスタッフもあたしが選別したからな、安心しろ。むしろ、あたしの屋敷やホテルの方が危険だろう。ここオーブでは姫だからな、あたしは」

 

 顔を晒した覚えは無いが、それでも何処に目があるか分からない。自分も含め、かつてエヴァパイロットだった三人は一人を除いて平穏な生活を送る、そういう設定なのだ。

 

 普段日本で生活するシンジやアスカには監視がついている。一年経った今でもそうだ。今回、この国に来るのときも、監視者がついている。今は別室で大人しくしているだろう。

 

 そうなるとこの秘密裏の会談は三人にとってよろしくない状態なのだが、そこにはからくりがある。二人を監視する存在は日本の裏を司る存在、惣流家の配下がこれに当たっているのだ。これによりその殆どのことに目を瞑ってくれている。もちろん、世界政府に報告する書類も改竄済みだ。あくまで彼らは私的な旅行を楽しむ、と言うのが今回の目的だ。

 

 もっとも、彼らが一年ほど日本で大人しくしていたからこそ、今回の旅行が許可されたのである。流石に数ヶ月での接触は日本政府も許可してはくれなかった。

 

「綾波カガリは以前行方不明、ですか。この様子だと日本では既に死亡扱いになっているかもしれないですね。僕としてはまた現れて欲しいところですが」

「残念だが、もう半年ほど様子見するつもりだ。下手に現れてこの国に要らぬ疑いを掛けられたくない」

 

 この国、オーブはカガリが思っていた以上に闇を抱えている。きっと、彼らと一つの戦争を経験していなければ気づけたかどうかも分からない。仮に気づけたとしても姫と言う立場を忘れ、碌な配慮もせず、旗から見たら短慮な行動をしていただろう。それ即ち、この国の首を絞めることになるのにも関わらず、だ。

 

「けど、あたしの選択とお前たちの意思は別だ。今回この国に呼んだのは再会だけでなく、お前たちの意思を確認するためでもある」

 

 そう言ってカガリはテーブルに置かれた端末を手に取ると部屋の正面に掲げ、ボタンを一つ押した。

 

 天井から自動で降りてくる大きなスクリーン、部屋が僅かに暗くなり、そこに光りが反射される。

 

 映し出されたのは国営放送だった。アナウンサーが声を詰まらせながら状況を世界に伝えている。望遠カメラが捕らえていたのは、大気圏上空に突如現れた大きな大陸だった。

 

「あれが現れたのは今から十分前、もう少し早ければあたしたちの再会は成されなかっただろう」

 

 飛行機が既にオーブ圏内に入っていたからこそ、この国に降り立つことが出来たのだ。現にシンジたちを乗せた飛行機を最後に全ての便が先ほど運休になった。

 

「大気圏に現れたあの大陸はこの星の守護防衛の根幹となる空中要塞。名をバラルの園と言うらしい」

 

 かつてアダムと呼ばれたある少年がそう教えてくれたことによると、あれは外敵からこの星を守るために存在すると言う。一見して地球人にとって喜ぶべき代物であるが、早々美味しい話は落ちていないと言うもので、あれは酷く守備範囲が狭いらしい。

 

「そして、あれを動かす正統な操者は傲慢だとカヲルが言っていた。あたしもそう思う」

 

 カガリが神妙に告げる。それに対してシンジやアスカは眉を顰めた。何が傲慢なのか、理解できないようだ。その時、緊急速報の音が流れ、怯えたアナウンサーが驚愕の事実として大陸から謎の攻撃が発生、コロニーや新たに現れた異性人の宇宙要塞を攻撃し始めたと告げてきた。これにより二つのコロニーが壊滅状態に陥ったようだ。

 

「あれにとって、宇宙を拠点とする人類や共存の意思を持つ異性人は排除すべき存在というわけだ。それを唯一人の人間が決めている。これを傲慢と言わずして何とするか、と、言うのがあたしとカヲルの共通する見解ってわけ」

「その、唯一人の人間って言うのは誰なのよ?」

 

 アスカ問いかけた。シンジもそれが気になるらしく、頷いて問う。それに対してカガリは再び端末を操作する。映像が切れて部屋が明るくなった。

 

「ま、当然それを聞きたくなるわな。そこで、先ほどの意思確認を必要とするんだが」

「なるほどね、読めたわよ。姉御も粋な計らいをしてくれるじゃない」

「え? どういう意味さ」

 

 理解できないのか、シンジが首を傾げる。

 

「数ヶ月前、旧ロンドベル隊が突如行方不明になった折、あたしはもちろん、お前たちも心配しただろう?」

 

 エヴァチームが最後に所属したロンドベル隊が行方不明になったのは割りと有名な話だが詳細は世間にあまり知られていない。彼らには宇宙怪獣との戦いで創ってしまった負の遺産、巨大な重力波から地球圏を守るという使命があった。特機、俗に言うスーパーロボットの動力をエネルギーにして巨大な盾を作り出し、迫り来る重力波から地球圏を守るという作戦遂行前に部隊ごと失踪してしまったのだ。

 

 その後、月で開発中のムーンクレイドルに突如現れ、箱を閉じようとする重力の魔神と戦いを繰り広げ勝利、後僅かで迫り来る重力波から何とか地球圏を守ることに成功する。

 

 全てが終わってから詳細をカヲルの口から聞いたとき、カガリは自分の不甲斐なさに歯痒い想いをした。それはきっと、彼らも同じのはずで。

 

 カガリから語られた先の行方不明の詳細を聞かされ、シンジやアスカはカガリと同じような表情を浮かべていた。

 

「あたしは別として、お前たちは今回こそ、と思わないか?」

 

 悪戯っ子のような表情でカガリが問いかければシンジとアスカは不敵な笑みを浮かべて頷いた。

 

 

 

 端から意思は決まっていたようなものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

++++++++++++++++

 

 

 

 オーブアカツキ島の最下部には密かに作られた基地が存在する。これを知るのはオーブ五大氏族の中でもアスハ親子とその部下たちだけだ。本来ならそこにはオーブと愛する娘を守護するべきモビルスーツを開発、それを安置するはずだった。しかし、当の姫が既に最高の守護を手にしたことでその予定は頓挫することになった。地下基地が作られた直後の話である。

 

 カガリはその話を父ウズミから聞かされ、何処に隠すか模索していたエヴァ三機をその場所に安置することに決めた。バルマー戦役直後の話である。

 

 その後、世界政府の要望を叶えるべく、ダミー機体を乗せたロケットを太陽に向けて打ち上げ、秘密裏に三機をこの場所に持ってきたのだ。それだけでなく、レイを同志と呼んでいた旧ネルフの腕利きスタッフを挙って買収、この地下基地のお抱えスタッフとして向かい入れることに成功した。全てカガリのポケットマネーで賄われている。流石は姫と呼ばれるだけの資産を持っているようだ。

 

 高速エレベーターで地下に降り立つ三人を懐かしい面々が向かい入れた。その筆頭は泣き黒子の博士であろう。

 

 彼女は立場上、旧ネルフでも深い位置にいたこでその進退が危うかった。世界政府は旧ネルフの行ってきた罪を全て生き残りの冬月コウゾウと赤木リツコに被せようとしたことを察知した日本の暗部はエヴァの整備、研究に関して貴重な存在である赤木リツコを表向き暗殺することを決定する。旧ネルフに反感を持っていたとされるダミー組織をでっち上げ、その組織の犯行に見せかけて暗殺、裏ではオーブに亡命させ、この場所で日陰の生活を送らせる事にしたのだ。

 

 残念ながら二人とも暗殺すれば怪しまれると言う事で冬月コウゾウについては本人の了承の下、デコイになって貰うべく、暗殺阻止という設定で世界政府に身柄を拘束させてもらった。

 

 三人の姿を見つめ、ネルフ時代に考えられない朗らかな笑みを浮かべる。

 

「そう、この場所に来たということは意思を固めたのね?」

 

 その言葉に三人は頷いた。

 

「なら、行きましょうか、私たちの新たなる戦いの拠点に」

 

 

 そう言って三人を促し歩き出す。複雑な通路を迷い無く歩くと地下基地にしては巨大な施設に到着した。

 

「こ、これは……」

 

 その場所に鎮座するものを見て言葉にならない驚きを見せるシンジや、目を輝かせて興奮するアスカ、そんな二人を見てリツコは苦笑を浮かべて同じく苦笑を浮かべるカガリを見た。カガリも最初見た時は同じような反応を見せたのだ。

 

 そこにはアメリカ政府が所持するフォード級空母より巨大な空母艦が静かに、しかして圧倒的な迫力で鎮座していた。

 

「驚いているようね。これが私を含め旧ネルフ、いえ、今は新組織エバーズのスタッフが心血を注いで作り上げたエヴァ運用空母艦Lilinよ」

 

 リリンと呼ばれた空母艦を前にしてリツコが説明を開始した。

 

 全長、約680メートルを誇り、空母としては世界最高峰の大きさを持つLilinはかつて特務機関で培った技術を余すと来なく盛り込んだ代物である。

 

 すべての制御を新たに作り出した第四世代型コンピューターMAGI・Secondによって行う事で最少の人数で運用が可能、しかし、操作に関しては特殊な方法で行われる。それの主な理由が動力源だ。

 

「この艦はね、エヴァにも搭載されているS2機関が三基搭載されているわ。これによって本来海上移動が当然の空母艦を対宇宙運用に成功したの。姿勢制御から重力制御なんかはMAGIの範囲内だし、そう難しいことでもなかったわ。けど、宇宙運用となると空間把握の問題から当然剥き出しのブリッチが無防備に晒されることになる」

 

 そう言いながらデッキ最後部にあるブリッチに視線を合わせた。三人もそれに習う。

 

 確かに宇宙という空間ではあの場所は狙ってくれと言っているようなものである。当然、宇宙でも稼動できるのだから装甲などは最高クラスのものが使われているが、それでも狙い撃ちにされれば何時かは破壊されるだろう。それはこの空母の終わりを意味する。

 

「だから、私たちはこの艦がATフィールドを発動出来るよう、あるものを搭載させることにしたのよ」

 

 そう、Lilinにはエヴァの心臓とも呼ぶべきコアを搭載したのだ。

 

「ちょっと待って、リツコ。エヴァは量産型を最後にどの国も開発はされていないはずよ。一体何処から持ってきたわけ!?」

「あら、アスカ。その答えは酷く単純なものよ。こ・の・わ・た・し・が、ここにいるのよ。それが答えにならないかしら」

「まさか、新たに作ったわけ!?」

「ええ、そうよ。ここには三機のS2機関搭載のエヴァがあるのだからそれを模して作り出すことは可能でしょう」

 

 作り方は内緒よ、とウインク付きで言葉を締めた。当然のようにエヴァを作り出す目の前の博士の凄さにシンジとアスカは呆気に取られるしかない。カガリも苦笑を強める。

 

「まあ、それはいいとして、そうなるとこの空母はエヴァと同じくチルドレンが必要になるわけよ。でも、今存在するチルドレンは三人、トウジ君の登録は既に抹消されているから数に入れないとして、あなたたちが仮に戦闘に出たらこの空母艦は盾を失う。そこで考え付いたのが完全なダミープラグを作り出すこと。そこで役に立ったのが――」

「僕と言うわけだね」

 

 リツコの言葉を引き継ぎながら三人の前にカヲルが歩いてきた。

 

「元々量産型には僕のダミーシステムが使われていたからね。施設さえあれば新たなダミーシステムを作り出すことは可能だった。まさか、本当にその施設を作り出すとは思わなかったよ。それも一ヶ月でね。ホント、リリンには叶わないな」

 

 苦笑を浮かべ、カヲルは清ました表情を浮かべるリツコに視線を合わせた。

 

「彼のおかげでMAGI直結での完全制御可能、加えて暴走の心配の無い安全なダミーシステムを作り出せたわ。これでMAGIに登録されたスタッフなら順位による区別で操作が可能になったことになる。ちなみに空母操作の第一位はカガリさん。この施設を含め、多くの意味でのパトロンだし、エヴァの操作に関しては右に出るものはいないもの。第二位は僭越ながらこの私が勤めさせてもらうわ。事実上の艦長と言う立場ね」

 

 残念ながらシンジやアスカは順位に入っていない。彼らはエヴァを動かすと言う大きな立場があるからだ。では、同じ立場のカガリを何故入れたかと言えばこの空母を最高の状態で動かせるのがカガリだからである。

 

「まあ、そういった細かい部分に関しては追々教えていくわ。さて、説明の続きを行うわよ」

 

 ATフィールドが発生できるようになり、大気圏突入などに必要な諸々が必要なくなった。もっとも空母に使われているほぼ全ての装甲はエヴァを押さえ込む強制具の改良版であり、厚みと強度が増したものである。不測の事態でフィールドが発生できなくても大気圏突入可能なぐらい頑丈だ。

 

 次に武装についてはエヴァ運用甲板の両端に五基の陽電子砲が搭載、逆に対空火器などはATフィールドがあるので搭載されていない。あれは全てを拒絶出来る代物だからである。そして最大の武装は甲板デッキに収納された巨大ポジトロンスナイパーライフルだ。発射体系になると甲板が開き、全長100メートルの巨大な砲門が現れるようになっている。一時的に三基のS2機関を直結、そこから繰り出される膨大なエネルギーから撃ち出される一撃は最大級の攻撃力を誇れるだろう。ただ、強度の問題で連続掃射は不可とされている。

 

 そして最後にどうして支流の宇宙船艦ではなく、モデルを空母艦にしたかという理由だ。

 

「そこはやっぱりこの艦がエヴァ運用を旨としているからよ。そうね、実際見てもらった方が早いでしょう」

 

 そう言ってリツコは携帯でどこかに電話し始めた。やがて、旧ネルフ本部で聞いた警戒音のようなアラームが鳴らされた。

 

『これより、エヴァ三機を発艦させる。甲板にいるものは作業を止めて指定の位置に待機せよ。これより、エヴァ三機を発艦させる。エヴァ、リフトアップ』

 

 甲板の一部が開きレールが延びるとエヴァ初号機、弐号機、4号機の順でリフトアップされた。甲板という大地に堂々と立つ三機のエヴァ、大地のように揺ぎ無いLilinの姿は壮観である。

 

「もしかして、エヴァのリフトアップのためだけに空母艦にしたとか……」

「その通りよ、シンジ君!! エヴァと言えばリフトアップ、あの大地に始めて立つような姿はエヴァの醍醐味と言っていいわ。だからこそ、私たちは敢えて広い甲板のある空母艦を選んだのよ!!」

 

 先ほどからの説明などモノともしない声を張り上げ、シンジに迫るリツコの姿にアスカは口を半開きにして呆然する。迫られたシンジは顔を引き攣らせながら同意するよう取り敢えず頷き、そんな三人をカガリとカヲルは微笑ましそうに見つめるのだった。

 

 

 

 こうして、秘密裏に創られた彼らの新たな活動拠点、新生エバーズがこうして日の目を見ることに相成った。

 

 




 次回は封印の始まる頃に 後編をお送りします。





次回もサービス、サービス……カガリ姫のポケットマネーに夢を見た話でした。

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