Angel Beats! 星屑の記憶   作:刻焔

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第29話 いざ球技大会へ

俺たち日向チームも人数が揃い、ゲリラ参戦すべく野球会場へ来ていた。

 

「おぉー、我らが戦線チームはどこも順調に勝ち残ってますよ!」

 

トーナメント表を見上げながらユイがそんなことを言ってきた。

 

俺もトーナメント表に目をやるが、ユイの言うとおり戦線チームの勝ち上がり具合が目に見えて分かった。

 

「こうしてみるといろんなチームが参加してるな」

 

軽音部や山岳部、部活チーム参加が多いが、チーム応援団にガルデモ親衛隊などどういった部活じゃない集まりも大会に参加している。

 

「コレなら別に戦線メンバー全員で大会に挑んでも良かったんじゃないのか?」

 

「メンバーの信頼の確認も兼ねてるんじゃないのか?そんな事より、俺たちもいっちょ行きますか」

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「またか…」

 

NPCの生徒がうんざりしている。

NPCって言ってもホント人間にそっくりだな

 

「この次に進めるのは俺たちのチームに勝ったほうって、じゃんけんで決めてくんない?」

 

「どんどんチームが増えてきやがる」

 

「だって俺たちもこの学校の生徒だぜ?ほら、お前もお願いしろよ」

 

「本気で来いやゴラァ!」

 

日向はユイに肘を突いてお願いするよう頼んだが、ユイは思いっきりドスをきかせていた。

 

「ドスきかせてどぉすんだよ!」

 

予想外の言動にキレた日向がユイに卍固めを決めていた。

 

「関節が砕けます! ホームランが打てなくなりますぅ…」

 

「んな期待誰もしてねぇよ!」

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

 

色々あったがようやく試合が開始されるらしい

 

「ここで負けたら罰ゲーム決定だかな、初戦は気合入れていくぞ。一番お前な」

 

日向は音無を指差し打順を教える

 

「俺はっ!」

 

一番を音無に取られたからだろうか、野田が勢いよく聞いてきた

 

「まぁまて、二番が俺で椎名が三番

 そして四番が――お前だ。走者一掃しねぇとオメェの負けだからな」

 

「フン、いいだろう。容易い事だ」

 

口車に乗せるのが上手いなと思っていると、残りのメンバーの打順も発表された。

 

一番 音無

二番 日向

三番 椎名

四番 野田

五番 ユイ

六番 岩沢

七番 月斑

八番 NPC

九番 NPC

 

っといった感じで打順が決定した。

 

「七点以上でコールドだ、天子が来る前に片付けちまおうぜ

 よしいくぞ、ファイットォオオオゥ!!」

 

「「…お、おー」」

「「「……ぉぉ、おー」」」

 

俺と音無だけが返事をし、NPCの女子がそれに続いた

 

「……驚くべき団結力の無さだな」

 

流石に今のは突然すぎたんじゃないのか?




はい、今回はここまでです。(ジャスト1000文字

燕「何でここで終了なんだよ」

キリが良かったのと他にもやることが沢山あるからです…

燕「何をやってるのかは知らないが、あんまり引っ張るのもどうかと思うぞ
  折角読んでくれてる読者さん達に申し訳ないだろ」

……そうなんですけどね

燕「まぁそんなこと話してても仕方ないか
  入江は今回も休みなんだな」

入江ちゃんは球技大会終了までお休みの予定です
ヒロインなのに申し訳ないです

燕「って事は後二話くらいか」

そうですね。一応予定では後二話で原作第四話を終わらせる予定です。
さて、今回はこの辺で閉めますか

燕「そうだな、それは皆さん」

『次回もお楽しみに~』

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