現代人のお気楽極楽転生ライフ(修正版)   作:Amber bird

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リクエスト三部作

波濤のエムさん私は生まれ変わった!

 

 トリステイン王国にも幾つかの伝説と言うか、七不思議的なお話が有ります。

 チェルノボーグ監獄には、悲劇の最後をおくった王女の幽霊が出る。

 トリスタニア王宮のワルド子爵双子説。

 モット伯、突然の改心。

 エレオノール違う意味の女王様伝説。

 烈風のカリン、実は女性だった?

 

 タルブ村の竜の羽衣と言う、村人が言うには船でもないのに空を飛ぶ変な物。

 

 そして齢三百とも言われる、タダのエロ爺……

 

 これも、そんな変態が輝くお話です。

 

 

 トリステイン王立魔法学院。

 

 ハルケギニアでも有数の伝統と格式を持つ、貴族の子弟が通う全寮制の学院だ。

 そして、そのトップたる学院長には代々優秀なメイジが歴任する……筈だ。

 

「オールドオスマン……幾ら夏期休暇で学生の殆どが居ないからと言ってもだらけ過ぎですぞ!」

 

 色々と問題を起こすツアイツからの賄賂。それは、学院長室の隅に設えた四畳半の和室。それと本棚に満載の「男の浪漫本」だ!

 オールドオスマンは、畳に寝っ転がり尻をボリボリと掻きながら本を読んでいる。

 

「五月蠅いぞ、コッパゲール君。ワシは今忙しいのじゃよ。

このハナマル幼稚園じゃが……この年で新しい性癖に目覚めようとしている快感!分かるか、ツルッパゲール君?」

 

 このエロ爺、ロリコンへシフトシェンジを考えているのか!

 

「違います。王室勅使のモット伯がみえられましたぞ!また何か問題を持ってきているのでは?」

 

 アンリエッタ姫は、何度か学院に来ては問題を起こしている。警戒するに越した事は無い。

 

「おお!同士モット殿がか?さぁこの癒やしの間にお通しするのだ」

 

 自ら卓袱台を用意し、お茶の準備を始める。ヤレヤレと溜め息をつきながらコルベールはモット伯を呼びに退出する。

 

 暫くして「おお生涯現役さん、久しぶりですな!」「これは波濤のエムさん、チクショー上級会員おめでとう!そして羨ましい……」いきなりファンクラブネームで呼び合っている。

 

「お二方?真面目にやって下さい」

 

 コルベールの髪の毛が、数本……ハラハラと空を舞う。彼は東方の魔神河童に着実に近付いていた。

 

「「炎の独身ヘビくん?先輩方に失礼ではないかね?」」

 

「なっ何故それを?」

 

「いや、炎の独身ヘビくんは秘書の物語がお好きだとか?」

 

「いやいや、ロングビルが辞めた時の悲しみときたら……デコが1センチ後退しての?」

 

 顔と、かなり後退したオデコ迄を真っ赤に染めて後退る……

 

「かっかかか関係無いですよ!別にミス・ロングビルは……それより大切な話が有るのでは?」

 

「コッパゲール殿、落ち着きなさい」

 

「ツルッパゲール君、落ち着くのじゃ」

 

 2人並んで卓袱台に座り、紅茶を啜りクッキーをかじりながら適当に窘める。

 

「ふぉ?美味いのう、このクッキーは」

 

「煮出した紅茶を練り込みミルクを多めにいれているのです。学院のメイド達にも差し入れをしていきましたぞ」

 

 ワザと?ワザとなのか?名前を間違えて呼ぶのはワザとなんだな!

 

「おっお前ら……」

 

「それで今日訪ねたのは……勿論、トリスタニアで開かれる男の浪漫本ファンクラブ!

 

「君はスク水かビキニか?紳士の装い夏・トリステイン支部討論会」へのお誘いだ。オールドオスマンにも、討論会に出席して欲しい」

 

 したり顔で何を言い出すかと思えば!

 

「ビキニ一択……と言いたい所じゃが、マイクロビキニやパレオ装備などバリエーション豊かなビキニが有利じゃろ?」

 

「はははっ!何を言うかと思えば……スク水には、新型と旧型の二種類が有りますぞ。

そしてペッタンコからバインバインまで着れる。ビキニ……それはチッパイ派をどう説得するので?」

 

「むむむむ……難問だよコレは……」

 

 真剣な表情で、何を話し合っているかと思えば……

 

「「ヌケゲール君はどっちなのだ(じゃ)?」」

 

 モット伯は、元ロリコンから少し守備範囲を広げ6歳から20歳迄を得意とする。

 対するオールドオスマンは、元チチシリフトモモ大好きお姉さん系から、かなり年齢層を下げてきている。具体的には12歳から36歳までだ!

 どちらも己の性癖にプライドを持っている、トリステイン支部が誇る三大変態だ。

 

 因みに後一人は、ワルド子爵だ。

 

 彼はオンリーロリコンキングの称号を持つライトなペドだが、見た目が幼くチッパイなら年齢を問わず食い付く強者でも有る。

 最近、吸血鬼の情報を密かに集めている。エルザを見て亜人に対する考え方を改めたのだ。

 

 そして現在、トリステイン支部長をも勤める。

 

「私は……やはり胸は母性の表れですし大きめの方が。

ああミス・ロングビル。何故、学院を辞めたのですか?てか、アンタのセクハラのせいじゃないのか?」

 

 コルベールが、オールドオスマンに泣きながら詰め寄る。何故かモット伯も渋い表情だ。

 

「オールドオスマン?貴殿はセクハラはもうしないと誓ったのでは?だから、上級会員になれないのですぞ!」

 

「いや、そのアレじゃ!まだ入会する前の話じゃって。しかもミス・ロングビルはツアイツ殿に雇われたんじゃ。だから無効じゃよ!」

 

 いまやモット伯とは、トリステイン国内で有数のフェミニストだ。そして紆余曲折を経て、ツアイツを唸らせる程の変態紳士として変貌。

 因みに彼はソフィアがフィギュアシリーズとして発売された後、再度彼女の下に訪れて詫びを入れている。

 そこで、購入したソフィアフィギュアに直筆サインを貰い、上級会員マントは彼女のネコミミメイドバージョンを注文!

 亜人達との交渉も積極的に行っている。因みに彼は、年下の(翼を持つ)彼女が出来た。

 

 お見合いや気に入ったから攫って来た訳で無く自由恋愛だった。

 

 この年は、あははうふふ!待てぇーコイツゥー!捕まえてごらんなさーい!

 

※飛翔して逃げる彼女をフライで捕まえようとしてます!

 

 と周りが目を背ける程、気を使うバカップル振りだ!

 

 ツアイツも「男の浪漫本・亜人シリーズ」を次々と出版!

 

 いまやネコミミ・シッポ・ニクキューは、ハルケギニアに受け入れられている。

 

「オールドオスマン?貴殿はセクハラが引っ掛かり上級会員昇格を止められているのですぞ!

そもそも私でさえ改心出来たのに、教育者たる貴方がその体たらく。今日はミッチリと漢道を教えて差し上げましょう!」

 

 モット伯の教育的指導が始まった!

 

 

 

 

 元気なお爺ちゃん生涯現役じゃ!

 

 

 ここは、トリステイン王国の最高学府、魔法学院の筈だ。

 なのに何故、東方の内装仕様の和室が学院長の部屋に設えてあるのだ?

 しかも本棚には、私が買えずに悩んでいた本が雑然と並んでいるし……

 全て売り払えば、末端価格でトリステイン郊外に屋敷が買える金額だ。

 

 これは、公然とした賄賂じゃないのか?

 

 本人は、生徒の手作り本だと言っているが……何故、この学院のTOPと王宮勅使の会話が私の脳の処理速度を超えているのだ?

 そもそも、この2人仕事の話をしていないのでは……コルベールの毛髪は微風(そよかぜ)にも耐えられない程、毛根にダメージを与えられた。

 

 ハラハラと数本が床に落ちる。

 

 私が、妻を貰う前に髪の毛が生き残っているか?コルベールは真剣に、親戚筋か知り合いに見合いのセッティングを頼もうと考えた。

 出来れば、ミス・ロングビルの様な知的美人が良い。オッパイが大きければ最高だが、高望みはしまいと思う。

 チッパイだって、こんな研究馬鹿に嫁いでくれるなら喜んで貰おう。

 

「いやしかし、尻は心のオアシスじゃから」

 

 何か変な声が聞こえたが、もう此処に居る必要を微塵も感じないコルベールは学院長室を出た。

 これから、親戚に手紙を送る為に……僅かに残った頭髪で、ブリミルっぽい電波を受信した!

 アイツに頼むのが最短距離だと……しかし、何故だろう?彼には二つの意味で貸しが出来ている気がする。

 

※原作ではキュルケをゲット出来たし、彼女の実家のバックアップでオストラント号も作れたからだろう。

 

 しかし脱毛と引き換えに得たカンが、彼に係ると匂いフェチを押し付けられそうなビジョンを思い浮かばせた。

 

「私は普通が良いのです……なかった事にして下さい」

 

 敬虔なブリミル教徒の彼が、ブリミル様を否定した!

 

 元白炎×炎蛇!ラウラさんとのフラグは立たなかった。

 

 この後、暫くして親戚からの見合いに全滅した彼は……数年後に教え子に手を出す事になる。

 

 この淫行教師め!

 

 それは別のお話で……

 

 

 話をオールド・オスマンとモット伯に戻す。

 

 

「黙りなさい!大体何ですか?上級会員たる私でさえ、中々ツアイツ殿と話が出来ないのに。

この学院で3ヶ月近くも一緒に居て、彼の漢道に影響を受けないなんて……アンタ少しオカシイんじゃないのか?」

 

 さらっとセクハラ好き発言にイラッときたのか、モット伯が吼える。

 

「お前、自分が親子程の年の離れたツバサっ娘とラブラブだからって言い過ぎじゃ!」

 

「ああ……私のマイエンジェル!ツアイツ殿と知り合えて、まさかこの歳で恋愛経験をさせてもらえるとは……天にも昇る気持ちだ」

 

 しかし惚気で返された!

 

「そもそも何故、波濤のエムさんは……あのロリ巨乳のツバサっ娘を口説けたのじゃ?」

 

 急に真面目な顔をするオールド・オスマン。

 

「ふっ……私と彼女との出会いは、そう!彼女の一族がトリステインの在る村からの依頼で、森の伐採の件で揉めていると訴えがあった。

たまたま知った私が、勅使として……別に人間以外と交渉してはいけないと、決まりも無いので赴いたのだ」

 

 まさか、モット伯が亜人との交渉に自ら出向くなど!

 

「お主、かわったな。昔なら考えられないぞ、貴族以外の連中の為に働くなど」

 

 ふっ、と男臭い笑みを浮かべる。

 

「全ての女性に貴賎はないのです、生涯現役さん。貴殿の悪い所、それは自分だけが楽しめば良いと思っている事ですぞ。

女性にも喜びを与えなければ、漢では無いのです。そもそも尻を触るなど、その前に踏まねばならぬステップが幾つかあるでしょう?」

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 こやつ、本当に変わったのう。昔の面影が全く無い、訳でもないか。

 相変わらずロリコンだし、ツバサッ娘はロリ巨乳だし……ワシ、なんでこんなリア充に説教喰らってるの?

 

「聞いていますか?貴殿に足りないもの……それは相手を敬う事と思いやりの心。欲望丸出しだから、相手に不快感を与えるのですぞ!」

 

「女体への飽くなき渇望が有るから長生き出来るんじゃ!欲望なくして、何が人生楽しいんじゃ?」

 

 全く、ワシが長生き出来るのも内なる煩悩を精神力に昇華しているから肉体が活性化しておるのじゃ!

 尻を撫でられぬ位なら、潔く性犯罪者になるわ。

 

 こやつ、溜め息をつきよったぞ……

 

「嫌がる女性を撫でて憎しみの篭った目で見られるのと、撫でられて恥かしがるが照れながら怒るのと、どちらが良いので?」

 

「むう?それは……いやーん、マイッ○ング!の方が百倍ええのう……」

 

 ワシが撫で捲くると、黄色い歓声があがる訳じゃな?

 

「それは素晴らしいのう……しかし、そんな状況が作り出せるのか?ワシ、エロを取ったら何も残らんのじゃが?」

 

 何だ、今度は卓袱台に伏せおって……

 

「私の屋敷には、私が手を出しても構わないと言うメイドが何人かいますぞ。

先ずは女性の好感度を上げ捲ってから、自分がエロエロでしょうがない男なんだと告白するのです。

それでも愛してくれる女性なら、撫でても問題無いのです」

 

 うーむ?難しいのう……好感度か。ミス・ロングビルは最初は尻を撫でても怒らなかったんじゃが、何が悪かったのか?

 

「分かった!好感度を上げてからセクハラすれば、ええんじゃな?」

 

 しかしセクハラにはトコトン拘る。

 

「好感度が上がったら、セクハラでなくスキンシップですぞ!兎に角、女性に優しく!これに尽きますぞ、良いですね?」

 

「モチのロンじゃ!生まれ変わったワシのセクハラ人生はこれからじゃ!」

 

 どうしてもセクハラは譲らないオールド・オスマンにモット伯はヤレヤレといった感じで苦笑いを浮かべた。

 こうして少しだけオールド・オスマンのセクハラ被害が減った。彼もまた教え子や学院の使用人の女性に優しくなった。

 しかし下心が見え見えの為に、イマイチ成果は上がらなかったそうな。

 

「ワシからセクハラを取ったら、只のジジィじゃからな!生涯セクハラは止めんよ!」

 

 まだまだ先の長い、彼の辞世の句だった。

 

 

 

 

 中継トリステイン支部討論会

 

 男の浪漫本ファンクラブの集い

 

「君はスク水かビキニか?紳士の装い夏・トリステイン支部討論会」

 

 解説は私、最近は風サイコー!から一皮向けた、疾風のギトーがお送りします。

 会場は異様な熱気に包まれています。ここトリステイン魔法学院内特設リング。

 

 既に観客の興奮は最高チョー!

 

 因みに私の好みはムチムチなお嬢様キャラですので、知り合いに該当するレディが居たら、ご一報をお願いします。

 

 では、参加者の説明から始めましょう。レギュラー討論会のメンバーは……

 

 今やハルケギニアのチッパイ派では知らぬ者が居ないほどの漢!

 トリステインが誇る上級会員にして、ミスタ・ツアイツに傾倒っぷりも凄まじい閃光のワルド。

 今、漆黒のマントを翻してリングに登ったぁ!

 

「ジョゼット殿、我が勇姿を特とご覧あれ!」

 

 誰だぁジョゼットとは?情報によりますと、彼はガリアからの留学生であるミス・タバサに振られたそうです。

 ツアえもん、いえミスタ・ツアイツに泣き付いたそうですから、彼絡みの美少女でしょうか?

 会報への情報をお待ちしております。

 

 続きましては……

 

 もう一人の上級会員にしてロリコン且つ巨乳に目覚めし漢。

 トリステインで亜人の彼女をいち早くゲットし、今まさにラブラブな漢の夢の実現者、波濤のモット。

 ロリ巨乳のツバサっ娘とトリステインの空で、毎日ラブラブ追いかけっこに興じるリア充で有ります。

 彼は上級会員昇格を危ぶまれたが、不屈の闘志で条件をクリアーしたトリステイン一番のフェミニスト!

 

「全ての女性に貴賎無し!愛は奇跡を起こすのだ」

 

 流石は奇跡の変貌を遂げ、亜人の美少女を捕まえた漢!台詞一つに殺意が沸きます!

 男の浪漫本ファンクラブ会員の皆、この収録が終ったら裏口に集合だ!

 さて此処で皆さんご存知とは思いますが、この2人の説明を……

 

 レギュラー上級会員のワルドは、ロリコンのチッパイ。モットはロリコン且つ巨乳好き。

 

 この2人、ロリコンに共通の趣味を見出しているがオッパイは対極だ!

 

 そして、彼ら2人に対戦するゲスト会員は……トリステインの生きる伝説!

 歩くセクハラ爺で有り、トリステイン魔法学院の学院長を務める、オールド・オスマンです。

 因みに彼の性癖はセクハラ一筋300年。特に尻の撫でっぷりには定評が有ります。

 

「フトモモ3年シリ8年じゃ!300年に渡り培った性癖を思い知るがよい小僧たちよ!」

 

 ここでオスマン老、上級会員の2人に宣戦布告かぁ?小指を立てて挑発しています

 

 それでは残り2人の挑戦者!

 

 男の浪漫本ファンクラブ会員の中から、無作為な抽選で選らばれた漢達……炎の料理人、マルトー!

 これが料理対決なら、ブッチギリの優勝だが!今回は分が悪いかぁ?

 

 なんと中華鍋とオタマを持って入場です!

 

「料理もチチも愛情だ!」

 

 成る程、料理人の貫禄を見せ付けられるか?そして最後に、ツアイツ殿のたっての要望でコンビ参加を認められた……性剣デルフと、そのお供の青銅のギーシュ君だー!

 

 

「ちょっと待てぇー!何で僕が、オマケみたいな扱いなんだ?付属はインテリジェンスソードの方だろう?」

 

「けっ!俺っちを舐めるなよ兄ちゃん?これでも6000年は生きてるんだぜ。ビバ・オッパイ!」

 

 えー手元の情報ですと、デルフには漢力を測定する機能が備わっているミスタ・ツアイツの愛剣。

 彼からオッパイの何たるかを上書きされた……言わば、ミスタ・ツアイツの代理人!

 

 いや代理剣?どう見ても小物臭いギーシュ君の方がオマケだー!

 

「そっそんな……」

 

 さて参加者も出揃った所でぇ……トリステイン支部討論会、レディーゴー!

 

 

 さて始まりました「君はスク水かビキニか?紳士の装い夏・トリステイン支部討論会」ですが、此処でもう一度戦力比較をしてみましょう!

 

 閃光のワルド ロリコン且つチッパイ派

 

 波濤のモット ロリコン且つ巨乳派

 

 オールド・オスマン 幅広い年齢層且つ巨乳派

 

 炎の料理人マルトー 取り立てて好みが無し?

 

 デルフ&青銅のギーシュ デルフ、巨乳一択 ギーシュ、主体性無し

 

 何ともカオスなメンバーだぁ!

 

「私はスク水だな。チッパイにビキニだと?笑わせる」

 

 おーっと、先制攻撃はワルドだぁ!

 

「それは、オッパイの可能性を潰しているぞ!チッパイでもビキニの形状を変えれば似合う。例えば、帯状に胸の部分を巻くとか」

 

 流石はフェミニストモット!大きさの違う乳にビキニと言う可能性を見いだすのか?

 

「ふん!ビキニとはボディのメリハリを楽しむのが最大の目的なのじゃ!巻き付けてストンでは、ビキニではないのう」

 

 主目的でキター!これは正論だが、下心が満載だー!

 

「そう言えばシエスタが、ツアイツ様はスク水好きだって言ってたぞ」

 

 マルトーの爆弾発言キター!ミスタ・ツアイツは巨乳娘にスク水を着せるのかぁ?

 

「兄貴は言っていたぜ!はちきれんばかりの巨乳を包み込んで、健康的に泳ぎ回る美少女。ペタンもバインバインも同じ条件でも楽しみ方が有るって」

 

「ポロリも有るぜよ!」

 

 流石はデールフ!奥が深い剣だー!ギーシュ、サイテーだ!女性に優しく無いぞー!

 

「ちっ違うぞ!僕はポロリを期待していないぞ」

 

「黙れ、小僧!成る程、住み分けを提案するツアイツ殿らしい考え方だ。しかし、それでも私はスク水を愛している。チッパイにはスク水だ!」

 

 自分の主張を譲らないぞワルドー!

 

「そもそもビキニの定義とは何だ?ブラ形状の水着で乳を包み込みパンティタイプのアンダーウェアなら良いのか?」

 

 難しい話をこねくり回すなモーット!

 

「うむ。布は薄く面積を限りなく少なくするのがビキニじゃ!漢なら、真っ裸よりも僅かながらの着衣が有った方が萌えるのじゃ!」

 

 欲望だだ漏れだー!アンタ、本当に教育者か?

 

「シエスタはビキニも持ってるぞ。水玉の可愛い感じのに、お尻部分に大きなリボンが付いているヤツだ」

 

 マルトーお前、シエスタのストーカーかぁ?安産型のシエスタには、お尻にリボンのアクセントは素晴らしいぞ!

 

「兄貴ならスク水とかビキニのどっちかじゃなく、両方だぞ!オッパイには遠慮も自重もしない漢だぜ。ビバ・オッパイ!」

 

 んー、流石はミスタ・ツアイツ!全ての乳を愛せよ!

 

 さて、残念ながら放送時間の方が……あと3分を切ってしまいました。この続きは次週総集編にてお送りします。

 

 尚、スポンサーはトリステイン支部及び男の浪漫本販売ギルド。

 

 フィギュア販売ギルドとツアイツ財団の提供でお送りしました。

 

 それでは、次週をお楽しみに。

 

 合い言葉は、ビバ・オッパイ!

 


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