永琳に呼ばれた太一は部屋で行っていたリハリビを中断し、永遠亭の玄関へ向かった
来てみると射命丸と…椛が立っていた
そのあと、妖怪の山に来てくれと頼まれたが永琳が却下した
まだ怪我が完治してない他いろいろあるようで退院にはまだ時間が掛かると射命丸に伝えた
射命丸や他の天狗たち的には一刻も早く銀狼の力を借りたいとか
まあ、無理なものは無理らしいので射命丸と椛は大天狗に報告をしに戻った
太一はつまらなさそうに部屋に戻った…遊び相手が居ないのでまあ仕方ない
永遠亭の姫と格ゲーで遊ぶようになったのはそれから時間がそんなにかからなかった
~妖怪の山~
射命丸と椛が大天狗に報告をしに妖怪の山に戻ってみると、いまだに吸血鬼襲撃事件の噂が絶えなかった
青い髪の色で剣を使い、背中の翼にクリスタルを付ける吸血鬼なんてこの幻想郷にいるのか、という人や吸血鬼の幽霊じゃないかと言う者が後を絶たないとか
その噂を無視して射命丸と椛は報告をするため、大天狗の居る場所に行った
~妖怪の山 ???~
「射命丸と椛か、入りたまえ」と大天狗が部屋に入れるため呼んだ
射命丸が最初に椛が後に「失礼します」と言って部屋に入った
そして、今回の連れてこれるかの件について大天狗に伝えた
退院したら迎えに行くと永琳にも伝えてあることも伝えて、2人の仕事はひとまず終了した
2人は偵察部隊2人と一緒にまた永遠亭に行って向かいに行って合流してから妖怪の山に戻るという護衛任務も控えていたり
それはまた違う話…
~一週間後 永遠亭~
太一の怪我や右腕の腫れ等は治っていたので、そろそろ退院できる
外出しようとすると、永琳に「カラス天狗が来るまで大人しくしてなさい」と言われたので、「な、なんでだよ」と抵抗を兼ねて言ってみるが…その後に帰って来た言葉の圧力が強すぎて何も言葉が出なかった
そして輝夜と
護送するとのことで太一も飛んでくれとのことだったが、吸血鬼だと襲撃事件の件で問題になるので銀狼で飛んでくれとのことだった
銀狼で飛ぶ場合、妖力が少ないので
かといってダガーを振り回しながらだと、守っている偵察部隊に当たってしまうとのことで断念
このことについて射命丸と話し合って40分後に歩いていうとのことで妖怪の山に向かった
え?ケンプファーはどうしたかって?妖力で修理してないのでボロボロです…どのくらいの損傷かは読者にお任せします
銀狼になって歩いている時に、現在の人里の状態を射命丸に聞いていると阿求のとこもやばくなっている様子らしかった
~???~
所変わってここは???。
ここではある会議が行われていた
会議の内容は”地球の穢れをどうやって排除するか”というものだった
会議をしている人たちは数時間にわたる会議を行い、地球に隕石を落とすことが決まったらしい
~妖怪の山~
太一達は無事に妖怪の山に着いたが太一が体を動かしたかったのかいきなりダガーを振り回し、ジャンプやダッシュを組み込んで先に山の中に入った
現在の妖怪の山は厳戒態勢に入っており、銀狼が1人で山に入ってしまうと殺される危険があるので護衛と一緒に入らなければいけないが、1人で山に入ってしまったので椛や護衛部隊が焦っていた
射命丸はこの後すぐに追いかけたが、追い着けるかどうかはギリギリだった
が追いつくこともなく姿が見えなくなってしまった
~妖怪の山 天狗の里~
ここは天狗たちが生活する場所で森に隠れているが人間や妖怪が入ってくることを考慮して防衛しており、迷い込んだら最後、殺されるしかないとか
そして、緊急の鐘が鳴った
理由は何者かがすばやく森の中を移動してるのを第一防衛ラインの白狼天狗第3小隊が確認したからだ
目標ポイントへ白狼天狗の増援を送ろうとしたときにトラブルが発生していた
素早く移動するものが第二防衛ラインを軽々突破していったからだ
厳戒態勢と言っても森の中は地上部隊だらけというわけもなく、地上部隊は全体の2割ほどしか用意されていない
白狼天狗の部隊をひとまず第三防衛ラインと最終防衛ラインに送り込んだ
第二防衛ラインで護衛任務のある射命丸を確認しており、第三防衛ラインに向かったのは銀狼だと第二防衛ラインの白狼天狗は推測し、第三防衛ラインに無線機で伝えた
無線機で伝えられた後、銀色に光る素早く動く物体を地上部隊が確認し、素早く切りかかった
素早く切りかかったことにより、銀色の物体から赤い液体が飛び出した
宙に舞う赤い液体の正体は”血”だった
白狼天狗やカラス天狗はこの銀色の物体に付いている耳の位置や尻尾などを見て銀狼であることに確信を抱いた
銀色の毛の一部が赤く染まっていった頃に射命丸が追いついた
射命丸が近くに居たカラス天狗に聞いてみると、銀色の狼の左腕を白狼天狗第4地上部隊隊長が銀狼の左腕を刀で切ったことなどの一部始終を話した
離されて数分が経過し、カラス天狗が大天狗の下へ連行しようとした時、右手で左腕を押さえていたので右腕には血が多量に付着していた
本人もさすがに嫌になり、舐めとろうとして血をなめた瞬間、急に銀狼が銀色の光に包まれた
そして、光が消え中から出てきたのは左腕の切り傷の消えて目が死んだ人のような銀狼だった
つづく
5月に訂正すると言ったな、時間とやる気があればやります