今回から見えやすくして行こうと思います
リメイク等もやっておきます
ケガが治ってない状態で幽香の手伝いをして右腕が持たなくなっていた
何をやっていたのかというと、水やりと戦闘ぐらいだったが気が付くと俺の右腕はガッタガタになっていたのだった
俺は
仕方ないので今回は耐えた…
数日後に射命丸が飛んできたのだが、俺の後ろに幽香が立っていたからなのか妖怪の山方向へ逃げて行った
俺は心の中で「あのカラスは役にたたないな」と思ったのは言うまでもない
さらに数日が経過した…
幽香も満足したのか「そろそろ解放してあげるわ」と言っていた
本当に開放してくれるのかどうかは怪しいが…
その頃、妖怪の山では太一をどこの家に住まわせるかの会議が開かれている
太一は過去に魔法の森に家を出したがその家は妹紅によって灰にされていた(太一は知らない)
そして文が貴重な資料から情報をかき集め、会議で大天狗、天魔、白狼天狗とカラス天狗の地位が上の方たちに内容を伝えた
今それ必要あるのか、と聞きたくなるような情報を伝えてから他の情報を伝えていった…
「最後にこれだけは注意してほしいです!」と射命丸が強めに言った
「ほお、一体何を注意するんだ」大天狗が言うと射命丸は「銀郎は少し恐ろしい特徴があるんですよ」と伝えた
大天狗が説明を求めたので射命丸は説明を行った
「実は最近分かったことですが、彼らは何らかの血を口に含むことで精神が狂います。」
「「な、なんだと!」」白狼天狗、カラス天狗の偉い人は驚く
「具体的には何の血なんですか!」天魔が射命丸に聞いた
「いえ、そのことはまだわかりません」と帰って来た
「うーむ」と大天狗は考え始める
白狼天狗に置いておく方が良いのだが、人間の肉を食う者も居るためどこの家に置いておこうか考えていた
「それで大天狗様、考えがあるのですが…」
「聞かせてみろ」
~さらに数日後の向日葵畑~
「ようやくあのドSから解放される」と思っていると、後ろから「誰がドSかしら」と笑顔で幽香が聞いてきた
幽香さん、殺気が隠れてないんですけど
向日葵畑を出て、真夜中の草原を人間の姿で歩いた
「やっぱり夜風は当たっているだけで気分がよくなる」なんて心に思っていたが、妖怪がうろついていることを察知できなかった
「おいそこの兄ちゃん、こんな夜中に外出していると妖怪に殺されんだよォ!」ブン
「!?」気づいたときには遅かった
妖怪が爪を立てて、襲ってきたが気づけなかったので躱しようがないので右腕を出した
千切れはしなかったが、右腕に激痛が走り、血が飛び出てきた
「グへへへへ、今日も人を食うことができるぜぎゃははは」と妖怪は勝ち誇っていた
「さぁて、問題です…今の月はどうなっているでしょう」と太一が立っていた場所から聞こえた
妖怪は「あァ?月なんて出て無いだろ」と答えた
「ブッブー、不正解でーす…消えろ!」
妖怪が太一を見ようとしたとき、妖怪自身のの首が取れて、グシャグシャになっていた
「…あれ?俺は一体…ま、良いか」と思ったが何が起きたのかはわからなかったという
人里はここから近かったので向かうことにした
が、着いたのが12時手前だったためか寺子屋以外のほとんどの家から明かりが見えなかった
寺小屋は慧音が使っている部屋の明かりのみとなっているのでわかりづらかった
ひとまず障子を”コンコン”とノックして反応を伺ってみようとしたが、障子が”ビリッ”と破れた
その音に気付いて慧音が障子に近づく
障子が開いて慧音が太一を見る…そして最初の言葉が…「こんな夜中に何の用だ…後、玄関でノックしなさい」、これが第一声明である
太一は「ま…まあそこは謝っておこう…すみません」と言って謝った
慧音は「今回は許しておこう」と述べて何の用があるのかを聞いた
聞かれたので、「寝床が欲しいから一晩寝かせてくれ」と言った
慧音は「別にかまわないが」と言って空いている部屋に布団を敷いて太一を案内した
太一は「罠でもあるんじゃないか?」と、慧音を疑っていた
人里は太一を人間の姿でも受け入れられないくなっている状態で、捕まえた場合…最悪殺されるのだ
また、かくまった人間や妖怪にも罰則を受けなければならない状況にまでなっていた
そして自警団の導入なども考えられている
そういう状況なので、慧音は「朝早くに出ていくことをお勧めする」と伝えた
「ああ、わかった」と言い返して布団に潜った
~人里 午前4時~
「フワ~ア、目が覚めたのか」と言って起床した
布団をたたんで出る準備等をして寺子屋を後にした
~人里 道~
寺子屋を出る前に慧音からローブと多少の幻想郷で使えるお金を少しもらっていたのでローブを着てお金を貰っておいた
出て行動してみると人里が以前よりも多少は広がっていた
そして見回りをしている男が「おい、そこのお前」と呼んできた
太一は「……」無言のままで止まった
「ちょっとローブを脱いで顔を見せてもらおうか」と言われた
太一は「…あ?」と言い返した
「もう一度言おう、ローブを脱いで顔を確認させろ!」見回りをしている男が怒鳴った
「なんで?君ホモなの?」と言い返す
「理由はある妖怪を探しているんだ、見つけたら殺すのだよ…ついでにホモとは何のことだ」男は強く言った
「お前には関係ないな…あとホモとはホモなのだよ」こちらも強く言い返し、走った
つづく
感想あればご自由にどうぞ
次回もお楽しみに!